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前々から読みたいと温存していた上橋菜穂子『狐笛(コテキ)のかなた』(新潮文庫、2006.12)をやっと読み終えた。児童文学ではあるが80歳の傘寿(サンジュ)に達したオイラが読んでも充分そのファンタジーの世界を浸ることができた。作者は「書籍版のあとがき」(2003.9)で、「日々を暮らしているうちに、知らず知らずのうちに溜め込んだ多くのイメージが、心の底にしみこんで、溶けあって、深い湖のようになっていて…そういう所から生まれてくる光を、てのひらの内にくるみこんだ灯りのように輝かせ
いつもご覧頂きありがとうございます。今日は、両国駅から回向院へお参りしてきました。ボヌール朗読教室では、ただ今、宮部みゆきさんの「本所深川ふしぎ草紙」より『送り提灯』を読んでおります題名にあるように舞台は本所深川。皆さんご存知の「茂七親分」が登場する宮部さんの代表作の一つです。回向院は、1657年・明暦3年に開かれた浄土宗のお寺です。この年は、「振り袖火事」で知られる明暦の大火があり、10万人以上の命が奪われました。この時亡くなった多くの無縁の人々を葬り、冥福の祈りを捧げる