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台湾ドラマ「模仿犯」(模倣犯)を視聴しました。NetflixのLanguageReactorが気に入ったので、Netflixで視聴可能で評判の良いもの、ということでチョイスしました。1話が少々長い(1時間程度)のが個人的に辛いのと、諸々突っ込みどころがありましたが、評判通り見応えのある作品でした(宮部みゆきさんの原作小説は未読です)。※ドラマ全体の内容に踏み込んでいます。サスペンスということもあり、未視聴の方は見ない方が良いと思いますので、ご留意ください。あらすじ舞台は199
3連休が終わり、今日からまた仕事ですがさすがに打ち合わせも少ないです。お休みの延長気分もありながら、なんだかんだメールは来るのよね。とはいえずっとやれていなかったマイナンバーカードの更新手続きに行ったり、色々と合間で出来ることもあり仕事落ち着いているの助かる!仕事していると、平日昼間の役所ってまず行かれなくないですか?(笑)今日は連休明けだからか混雑はしていたけど早めに行ったのでスムーズでした。市役所ってさ、なんか色んな人の人生というか、生活が見える場所でもありますよね。なんか、あの独
宮部みゆきのベストセラー小説を異才大林宣彦監督が映像化した作品ドラマWでWOWOW放送後、映画化された。監督曰く、賛否両極端に分かれるであろう作品であり、まさに、「さつじんじけんがむすぶきずな」というフレーズで賛否を巻き起こした作品「理由」2004年公開/160分/日本監督大林宣彦脚本大林宣彦/石森史郎原作宮部みゆき製作金子康雄/大林恭子音楽山下康介/學草太郎撮影加藤雄大製作会
猫の刻参り三島屋変調百物語拾之続/宮部みゆき/KADOKAWA市井の人々の怪異譚を聞き続ける大店のぼっちゃまと、ふだんは誰にも話せない自分の怪奇体験談を抱えて彼の店を訪れる語り手の人々のいっとき限りの交流を描く、宮部みゆきの江戸怪談ホラー連作「三島屋変調百物語」の10巻目。今回の収録作は全3話で、怪談というよりファンタジー系の作品が揃っています。レビューに入る前にまずこれを言っておきたいんですが、私、実は5月に人生初のコロナに感染しましてね。まあそれはいいんですけど(よくはない。あ
R・P・G宮部みゆきあらすじ注意ネタバレ①犯人16歳の少女がいた。賢く、美しい娘だが思春期らしく、尖って、不倫を繰り返す父親を憎み、そんな夫を一方的に許すだけで、無気力な母親を嫌っていた。だが、もし、父親の犯した罪が、不倫、母親への裏切り・・・それだけなら、少女は両親を嫌悪しても、父親を殺すことはなかっただろう。少女の名前は、所田一美(かずみ)父親の名前は所田良介良介が犯した不倫以上の家族への裏切りとは?注意ネタバレ②不倫以上の裏切り所田良介
こんにちは普段は猫様の刺繍ばっかりやっているえざきです。読書習慣がついて、たくさん本を読んでいるので備忘録読書感想文を書いていこうと思いますネタバレ要素はなるべく含まないようにしたいと思っているので、内容を詳しく知りたい方には向きませんご理解くださいませ。今回はYOASOBI楽曲の原作となった「はじめての」はじめてのAmazon(アマゾン)日本を代表する直木賞作家4名と、小説を楽曲にするユニットYOASOBIとのコラボ作品です。はじめての「はじめての」は「はじめて〇〇
宮部みゆき他6人の作家が描く怪奇アンソロジーだ。
宮部みゆき「蒲生邸事件」一九九四年、予備校受験のために上京した受験生の尾崎孝史だったが、二月二十六日未明、宿泊している古いホテルで火災に見舞われた。間一髪、同宿の男に救われたものの、避難した先はなんと昭和十一年の東京。男は時間軸を自由に移動できる能力を持った時間旅行者だったのだ。雪降りしきる帝都では、いままさに二・二六事件が起きようとしていた――。大胆な着想で挑んだ著者会心の日本SF大賞受賞長篇!今年の2月26日、二・二六事件についてちょっと調べてみた時に出て来た本書。
随分前にNHKのスペシャルドラマとして放送された作品。最近「時代劇専門チャンネル」で放送されました。さすがNHK。財力は豊富なようで映像もキレイで劇場版でもいいくらいです。ストーリーは関ヶ原から100年後。赤穂浪士くらいの時代です。長年対立する二つの村。関ヶ原の頃、村を守るために「呪術」を使って化物を作り出した。関ヶ原も終わり、平安を取り戻した時代に国は不要になった「化物」を封印していたが封印は解かれ・・・話自体は半分も見ないうちに分かってしまうのでミステリーと
2013年に放送をしていた宮部みゆき原作・小泉孝太郎主演連続ドラマ『名もなき毒』視聴完了~。(※画像お借りしました※)最近この時代のドラマの再放送が多く見てみると面白い作品が多いので今回もそんな動機で視聴してみました(笑)ザクッとあらすじ小さな絵本出版社に勤める杉村三郎(小泉孝太郎)は偶然入った映画館で痴漢被害にあった菜穂子(国仲涼子)を助けたことがきっかけで交際がスタート。二人は結婚へと準備を進める最中菜穂子の父が日本企業のトップに君臨する大企業【今多コンツェルン】の会長だと聞かされ三
新潮文庫1995年9月刊うちの本棚の隅にあったこの本。買ったのは10年くらい前。でも、全然読んだ記憶がない。『宮部みゆき「本所深川ふしぎ草紙」』近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが……。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人が…ameblo.jpしかし、しっかり読んでた!!↑記事にもしてた!!『きたきた物語』にも名前が出てくる岡っ引き、回向院の茂七が活躍する物語。面白そうだと思って読み
宮部みゆき『猫の刻参り~三島屋変調百物語拾之続~』です。私の好きさレベル5段階評価の『5』です。化け猫、河童、そして山姥――狂気に塗れた苦界を生き抜く女と、化生の者どもが織りなす怪奇譚。江戸は神田三島町にある三島屋の次男坊富次郎は、変わり百物語の二代目聞き手。飼い主の恨みを晴らす化け猫、命懸けで悪党壊滅に挑む河童、懺悔を泣き叫ぶ山姥が登場する客人の身の上話を聞いている。一方、兄・伊一郎の秘密の恋人が出奔。伊一郎の縁談を巡って、三島屋は大騒動に巻き込まれ
今日は以下の動画を見た。面白かったところ:①陰謀論みたいに、大衆から物語がどんどん生み出される時代。面白がって、不思議がる宮部みゆき。②三浦綾子「氷点」は年齢によって、感じ方が違うからまた読んで。氷点-Wikipediaja.wikipedia.orgYOUとの対談の結論:40代以上もセックスしろ。全く違うタイプの女性なのに、成田さんは上手く対談している。人の話を聞くのが上手いのかもしれない。成
宮部みゆきさんの「模倣犯」を、一ヶ月近く掛かってようやく読み終わりました。二段組の上下二巻はさすがに読み出があります。読み出というよりも、内容がおどろおどろしく本を閉じてしまうこともしばしば。それだけでなく、途中には北海道旅行で中断もありました。さらに、帰ってからも旅行記に夢中の日々が続きます。そんなこんなで、この小説を読破するのにずいぶん手間取ったというわけです。題材が大量殺人事件なので、何度も恐ろしい描写が出てきます。そんな場面を読んだ後は、イヤーな気分になって本を開く気に
2024年10月(株)PHP研究所刊待ちに待った『きたきた捕物帳』シリーズ第3作。475ページ。図書館で借りようと思ったら、予約待ちが20人以上。ちょっとひるんだけど、別に急ぐわけでもないから、とりあえず申し込んどこ、って。最近、予約状況確認したら、「後4人待ち。まだ、2-3週間先かな?」と思ってたら、もう来た!!私の後に待つ人もいるので、一緒に借りたサガンなんかを後回しにして、まず読み始めたけど…前作から、間が空きすぎて、物語の設定や前作の内容、すっかり忘れてて
角川書店2023年8月刊三島屋百物語シリーズの第9作。458ページ。第8作のレビューはこちら↓『宮部みゆき『よって件のごとし三島屋変調百物語八之続』』2022年7月角川書店三島屋百物語シリーズの第8作。523ページ。第7弾のレビューはこちら↓『宮部みゆき『魂手形三島屋変調百物語七之続』』2021…ameblo.jp江戸の袋物屋、三島屋で執り行われる変わり百物語。二代目の聞き手は小旦那こと、三島屋次男坊の富次郎。絵心のある富次郎は、聞いた話を一枚の絵
宮部みゆきの大ファンです。私の本箱にはだいたい揃っていると自負する。毎回新刊を買うことにしてるんですが読み終わるのが惜しくて惜しくて・・・Amazon.co.jp:鳩笛草燔祭/朽ちてゆくまで(光文社文庫み13-11):宮部みゆき:本Amazon.co.jp:鳩笛草燔祭/朽ちてゆくまで(光文社文庫み13-11):宮部みゆき:本www.amazon.co.jp中でもこちらはことあるごとに思い出し、反芻し自分を見つめなおすツール
宮部みゆきさんの捕物帖シリーズです。ほんとは三島屋の怪談シリーズが一番好きなんだけどな。あれは続きが書かれないのかな。このシリーズも捕物ではあれど、怪談っぽいテイストも混じっているので面白く読んでいます。主人公は、もともと超末端の下っぴきをやっていて、今は新米の岡っ引き見習い中みたいな北一さん。北一を下に見て意地悪する人たちもいるけれど、素直で頑張り屋で人情に厚い北さんの人格が、「助けてあげたい」という周りの協力を生んで、右往左往しながらなんとか事件を解決していくというほ
読書メーターに記録している読んだ本を1か月分まとめました。6月の読書は…矢のように過ぎ去った6月。実家の父の施設の移動、母の通院(ひとつは電話で長時間の問診あり)がひと段落したと思ったら愛犬のこれまでにない症状で通院、最後は義父の入院。そんな中で読む本が支えてくれた、ということが実感できました。本を読むことはほんとうに楽しいおそろし三島屋変調百物語事始【「家鳴り」再読】コミック版が終わりまで来たので、最終章を拾い読み。このシリーズの文庫版はずっと取っておこう。こうしてすぐ再読できる