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今回は、SeestarS30で土星を撮影してみました。もちろん、SeestarS30は口径30mm、焦点距離150mmという小さな望遠鏡なので、土星がきれいに写るとは思っていませんが、どれくらい写るか確かめておきたいと思ってやってみました。撮影は、画像を4倍に拡大して30秒の動画を撮影しました。画像編集は2種類の方法でやってみました。(SeestarS30の動画はMP4ファイルなのでAVIファイルに変換したものを使いました)❶ASIVideoStackでスタックしてGI
私のスカイウオッチャーBKP130鏡筒(13cm反射)は、同じ名前の写真用鏡筒であるBKP130PDSでは無くセットもののGoTo望遠鏡の鏡筒で、中古でバラ売りされていたのを一年前に9,800円で購入しました。再掲この望遠鏡、接眼部は2インチ対応ですが剛性に乏しくドロチューブを出し入れすると結構なガタや首振りがあります。これまで縮小コリメートで写真撮影を楽しんでいましたが、先日NEX5で直焦点撮影をしてみたら星像が膨らんだ写真が撮れたので、まぁこれはこんなものだよな、と思いました
🔭馬頭星雲と燃える木星雲―色が語る星雲の正体オリオン座の東側に広がる領域は、星形成が活発に進む巨大な分子雲が複雑に重なり合う場所です。今回SeestarS30で撮影した馬頭星雲(IC434,Barnard33)と燃える木星雲(NGC2024)は、その中でも特に象徴的な二つの星雲で、どちらも同じ分子雲の一部でありながら、まったく異なる色と質感を見せてくれます。🌑馬頭星雲―赤い色を背景に闇が形をつくる「暗黒星雲」馬頭星雲は、背景に広がる電離水素(HII)領域の赤い光
新年のヘビ以来2回撮ったおおいぬ座の散光星雲Sh2-310、ようやく全景を撮ったのでこれで終わりとします。実に荒々しい迫力のある巨大な星雲だと思うのでこだわってみました。【Sh2-310全景(おおいぬ座)】SHO合成画像おおいぬ座のSH2-310星雲は、天の川銀河で最も大きなHⅡ領域の一つです。淡い星雲ですが視直径は8度もあります。中央に北の宝石箱(NGC2362)も見えます。その右下の青い天体は何でしょうね。(青いOIIIの筋は星図に記載がないのですがゴースト?彗星?)→他の方の写
今回は、とも座にある惑星状星雲NGC2452です。この惑星状星雲は大きさが0.48’、等級が12.2等で、地球から15000光年のところにあるようです。写真を撮ってみると、恒星のピンボケかと思うような写真にしかなりませんでした。そこで、ネット上にきれいな写真があるか探してみました。しかし、ほとんどは私の写真より少し良い位のものしかなく、きれいな写真はハッブル宇宙望遠鏡のものばかりでした。(探したら綺麗な写真があるかもしれません)●NGC2452惑星状星雲1
ASI224MCよりもう少し広く撮れるカメラとして、ASI585MCを買いました。値段は大手の望遠鏡ショップで68,000円のところ、55,800円で売ってるネットショップがあったので、ご予算5万円を少しオーバーしますが迷わずそこから買いました。(笑)センサーサイズは1/1.2インチでASI224MCの4倍になりますので、散光星雲や散開星団といった対象が少し撮影しやすくなると思いますが、まだこのカメラは惑星向けカメラの範疇になります。星野を撮るならせめてフォ
5月4日は、宵のうち曇り空だったので油断していました.就寝前に、よせばいいのにベランダに出て空を見上げると、星空が広がっていました。深夜かつ冷え込んでいたので、これまでならそんな時には、せいぜい双眼鏡で観望する程度でした。暗がりの中で望遠鏡をセットし、計画外に星空撮影を開始するのは、かなりの胆力が必要なことでした。が、スマート望遠鏡のおかげで、これまでとは環境が大きく変化しています。Seestar-S30ならば、望遠鏡のセットから撤収までが本当に楽なのです。そして望遠鏡設
久しぶりのブログ更新となりますが、今回はカメキチが最近使いだしたSHARPSTARの50EDPHをご紹介してみようと思います。去年の春に発表されてそれなりの注目を集めた小型・軽量・高性能の天体望遠鏡ですが、ネットには意外なほどレビュー記事が見当たりません。カメキチはこの望遠鏡を、天体の電子観望と野鳥撮影の両方に使おうと思って購入しました。それなりの値段がしますが、直輸入業者を通じて買いましたので、代理店経由よりもかなり安く手に入った次第です。スペックは三枚玉EDアポクロで、口径5
昨日は唯一雪のないすさみへGo!到着時は暖かく快晴で最高と思いきや夜半過ぎからは薄曇りと強風でダメダメでした。南天低空シリーズも3連勝でストップ、カノープスやω星団は何とか見えましたが...。マンドリル星雲(NGC2467)は以前から気になっており、アップで撮りたかった対象です。南中26度と高いので何とか撮影できました。銀河用の構成(MT-160+533MC)で少しはみ出て窮屈な構図になったのが残念!ものすごく明るくOIIIも豊富な星雲なので、次回チャンスがあればSHOにしてみたい感じです
燃える木星雲NGC2024—星々が炎をまとう場所🌌オリオン座の三ツ星のすぐそば、宇宙の夜に赤く燃え立つような輝きを放つNGC2024。通称「燃える木星雲」と呼ばれるこの散光星雲は、約1,500光年の彼方に広がる星のゆりかごです。その炎のような姿は、実際には水素ガスが若い星々の紫外線によって電離され、赤く輝いているもの。暗黒帯が星雲の中心を縦に裂くように走り、まるで炎の中に影が差すような、印象的な構造を描き出しています。この領域では、今まさに星が生まれつつあり、ガスと塵の雲の奥深く
大阪の望遠鏡はスコープテックのラプトル50と60しか無く、楽しむ対象は今の時期、月、太陽、木星となりますので、おのずとそれらの組み合わせとなって変わり映えがありませんが、なにとぞ悪しからずでお願いします。昨日の朝も、月を狙って早起きしました。それでは、いってみましょう、月日記。16日の月スコープテックラプトル60+0.75フォーカルレデューサー+ASI585MC露出45.3msゲイン300200フレームスタックUV/IRカットフィルター
今更ですが、ネット上で多くの紹介がある330円のダイソーガリレオ式望遠鏡が私も欲しくなり、買い物ついでに最寄りのダイソーに行ったら見事に売り切れでした。(笑)ダイソーのネットショップやアマゾンでも既に品切れなので、夏休みも終わり頃に探してみても遅すぎるということでしょうね。仕方が無いので、フリマに出品されてた680円の未開封品がありましたので購入しました。これはガリレオ式望遠鏡ということで、望遠鏡のしくみを学びながら組み立てて景色を見て楽しんだ後は、自由研究のレポートが書
NGC891は、アンドロメダ座にあるエッジオン銀河です。エッジオン銀河といえばNGC4565(かみのけ座)が有名ですが、他には今回のNGC891とNGC5907(りゅう座)が視直径が大きく(10'以上)見映えがします。1000mmの光学系で撮影を楽しめるのはこの3天体くらいでしょう。(それ以外は小さすぎてシミです)かなり明るい銀河で、都会でも撮像できるので優先度が低く、郊外で撮るのは今回(9/27大塔)が初めてです。空き時間に撮影したので2時間しか露光できていません。中央の暗黒帯をもう少し
銀河の果てに漂う球状星団ーーーNGC2419(C25)🌌NGC2419は、やまねこ座に属する球状星団で、別名「Caldwell25」や「IntergalacticWanderer(銀河間の放浪者)」として知られています。その名の通り、太陽系から約30万光年という驚異的な距離にあり、銀河系の外縁部にぽつりと浮かぶように存在しています。まるで銀河の境界を見守る孤高の番人のようです。✨NGC2419は、1788年にウィリアム・ハーシェルにより発見され、見かけの明るさが9等級ほどで、望遠
南天の暗い大塔で、地の利を活かしとも座の美しい散開星団(NGC2451・2477)を撮影することにしました。バックにはガム星雲西部の荒々しい背景を...ということでMinicat51、HO3nmで狙ってみました。ちなみに同じとも座ですが、M46・M47(冬の二重星団)のはるか真南で、NGC2451・2477は南の二重星団と呼ばれているらしい。(関西での南中高度は17度)結果は...やはりガム星雲東部(ほ座超新星残骸(Velaremnant)あたり)と違い、Hαが支配的なので真っ赤で少し面
お馴染みのSS-oneによる赤道儀改造。入手してかれこれ6年くらい経って、ようやく自動導入改造に出しました。センサー赤道儀はモーターの取り付けが独特なのでどうしてもスリムにはなりません。競合としては、タカハシの90Sあたりになるのかな。重量は90Sより重い。耐荷重は同じか、やや劣るかも。構造がよく分からないので想像の範囲ですけど。架台に落とし込む赤道儀側のボスはSP-DXと同じ大きさですが、極軸調整ネジの位置が前後逆なのと、ネジの当たる出っ張りがSP-DXより低くないと赤道儀が持ち
🕊️カモメ星雲(IC2177)―冬の空を舞う翼のかたち冬の南天を見上げると、オリオン座から一歩降りたあたりに、まるで大きく翼を広げた鳥のような姿が浮かび上がります。これが「カモメ星雲」と呼ばれる散光星雲で、正式な名称はIC2177。淡い水素の輝きが滑らかに広がり、星々の光を受けて羽ばたくように見えることから、この愛称が生まれました。🔭今回、SeestarS30で撮影したこの領域は、見た目の美しさだけでなく、カタログ番号が非常に入り組んでいることでも知られています。天文学の歴史の中
SeestarS30で24PSchaumasse(ショーマス彗星)という彗星を撮影しました。この彗星は1911年にフランスのアレクサンドル・ショーマスという人が発見した周期彗星で、太陽系を公転しています。現在、地球に接近していて、2026年1月には最大で8~9等級に達する予報が出ているようです。写真にも青いコマ(尾)が写りました。●24PSchaumasseSeestarS30で撮ったままの恒星基準スタックです薄い雲がかかっていたので、雲が分かり難いよう
9/1に初見参したC/2025A6(Lemmon)、テールが長くなっているSNS情報にいてもたってもいられず、同好会の新鋭Iさんと晴れそうな場所を探し求め、北東方向も開けた関西屈指の撮影地大塔へGo!彗星が昇るまで、概ね天気は良好でしたが、夏場と同じように時おり上層雲の波状攻撃に襲われ、何度かASIAIRのガイドエラーのアラーム音が鳴り響く状況でした。(「ピーカンの秋晴れ」はもう死語?)北東低空もいまいちの天気でしたが、高度が高い(=撮影時間が長く撮れる)のに救われ、2時32分(高度
久し振りにニッコールEL50mm引き伸ばしレンズを出してきました。以前に一度M42システムを組んで星野撮影をしてから使ってませんでした。ニコンELニッコール50mmF4.0引き伸ばしレンズ先日、自動経緯台トラバースを購入してから小さな鏡筒やカメラで天体撮影してきましたが、小さいと言えばコレがあったなと思い出して、もう一度このレンズを今度は電視カメラに仕立ててみる事にしました。以前にも組んでいるので同じ内容になりますが、もう一度最初からそのプロセスをご紹介します。
朝から青空が広がり、風も弱く穏やかな天候の元、太陽撮影を楽しみました。シーイングは、昨日よりはよい状態でしたが、太陽高度も低く、悪条件が続いています。太陽面では、東縁(画面右側)に規模は小さいのですが、見事なアーチ状のプロミネンスが見られました。フレア爆発も確認され、輝度が大きく、かなり強度の高い爆発なのではないかと思われました。磁気活動の活発な領域を示すプラージュや小規模なフレア爆発など、東縁(画面右側)に出現してきた黒点群の周辺に見られるなど、ダイナミックな活動状況を
昨日(3/21)の篠山は快晴なるも強風でガイドが飛びまくりでした。去り行く冬の星雲のしんがりとして狙ったSh2-284はバラ星雲の南東に広がる3つの散光星雲の最も南に位置します。その形状からバラの三分咲き星雲とか海外ではSmilingCatNebula(笑いネコ星雲)とか呼ばれています。中央には柱構造が見えています。上方にはOIII領域が広がっており、SHO合成で青色を強調させました。【バラの三分咲き星雲(Sh2-284)いっかくじゅう座】SHOナローバンド合成アップにするか右
やってきました、初めて購入するメーカーです。到着したのはサイトロンジャパンから販売されている、アキュターオプティクスの自動経緯台「トラバース」です。もちろんいつもの様に中古で購入しました。新品価格からあまり大きく下げた値段では無かったのですが、未使用で新品同様でしたので納得して購入しました。手動架台しか持っていない私としては、初めての自動導入ができる追尾架台です。このトラバースはおそらく自動経緯台としては最も低価格なもので、ローエンド機種をしかも中古で買うとい
前回に続き、皆既月食の撮影です。今回は、SeestarS30でのタイムラプス撮影です。しかし、前回にも書きましたとおり機材不良があり、SeestarS30は放ったらかしにしていたので、皆既月食に入って暗くなり撮影できなくなっているのをかなり時間が経ってから気が付きました。途中からでも、露光を変えたら良かったのにと後悔しました。そこで、皆既月食の部分は別の望遠鏡で撮影した静止画を入れてみました。なお、SeestarS30では、月が細くなってからは位置合わせが上手くいかな
ぎょしゃ座の一角に広がる二つの星雲――IC405(勾玉星雲)とIC410(おたまじゃくし星雲)🌌前回はモザイク撮影しましたが、今回は一度のフレームに収めました。IC405は、青白い変光星AEAurigaeの光に照らされて輝く散光星雲です。星雲の赤い部分は水素原子が電離して再結合する際に放つHα線によるもので、青みがかった領域は星の光を反射する「反射星雲」としての性質を示しています。つまり、IC405は「発光」と「反射」の両方のメカニズムが同居する複合的な星雲です。一方のIC410は、
ケフェウス座は前回北極星に近いTheFightingDragonsを紹介しましたが、今回ははくちょう座の花火銀河(NGC6946)とSeahorseNebula(タツノオトシゴ星雲)と呼ばれる暗黒星雲(B150・LDN1082)です。先日(6/29~30)はさそり座撮影後こちらを並列で撮影しました。構図的に花火銀河とそのそばの散開星団NGC6939を含めましたが、銀河・星団・暗黒星雲と賑やかな眺めですね。一方東側(写真では左側)にはダイオウイカ星雲(Sh2-129)のHII領域があり、
C/2025K1(ATLAS):オールトの雲からの来訪者🌌2025年5月にATLAS(AsteroidTerrestrial-impactLastAlertSystem)によって発見された長周期彗星(もしくは非周期彗星)、C/2025K1(ATLAS)。この彗星は、太陽系の最果てに広がるオールトの雲から長い年月の旅を経て、ついに私たちの星空に姿を現しました。その軌道は極めて傾斜が大きく、太陽に最接近したのは2025年10月8日。この接近の際、彗星は太陽の重力と熱により不安
おうし座の散光星雲Sh2-245は半月ほど前にブログ記事にしたばかりですが、また撮影しました。Sh2-245については以前の記事を参考にしてくださいね。『Sh2-245散光星雲』おうし座の淡く大きい散光星雲―Sh2-245🌌おうし座の一角に、ほとんど語られることのない淡い散光星雲Sh2-245が広がっています。星図にもほとんど…ameblo.jpSh2-245は長さが約12度角もある大きな星雲で、オリオンーエリダヌススーパーバブルの一部になります。これまでの撮影は
この銀河、渦状腕がカッコよすぎるので「南天のイケメン銀河」と名付けました。南天低いところ(赤緯は-37度、関西での南中高度19度)に位置し、リコリモなど南天リモートでよく撮影される超人気の棒渦巻銀河で、エリダヌス座NGC1300の好敵手です。今回低空の天候にも恵まれ、43shot(3時間35分)フルタイムで撮影することができました。11月の新月期はようやく本格的な秋晴れが続き、その日もカノープスがずっときれいに見えるほどの絶好の条件でした。サイズも11.2'×6.2'(参考M81
春は待ち遠しいですが、PMや花粉、春霞で快晴率も低く天体写真を撮るのは中々難しくなる季節でもあります。寒いけどもう少し透明度の高い冬のうちに撮っておきたいです。今日のM81・82は銀河の中でも一番撮られているものの一つでしょう。迫力があります。私もまだ2年弱の間に周りの分子雲も含めて5~6回撮っています。今回も他の主目的天体の待ち時間に撮ってみました。今回は85分ですが、前回の75分と統合したので総露出は3時間弱です。Hαの赤ポチも前回撮影分を使用しました。天体写真はどんどん撮り増ししてい