ブログ記事2,945件
めちゃめちゃ久しぶりに晴れたので(大型犬フランのシャンプーが終わって外に出たら晴れていた)MGC6888を撮影しました。白鳥座の胴体付近にあり、複雑な形をしていて好きな天体です。いつもの年だと梅雨に入っていて撮影できないことが多いのですが、今年は好機に恵まれました。Siiも80分露出しているのですが、途中雲が通ったりして「なんだかなー」な画像だったのでHOO合成しちゃいました。Hii=1分×59枚Oiii=1分×30枚+5分×8枚計129分GS300RC+TOA/RDf=200
フラットナー・レデューサーの代替目的でBorg45EDⅡに装着するクローズアップレンズについて、5月19日掲載の実験ではケンコー製のACクローズアップレンズNo.3が最もバランス的に優れていると結論したところです。前回の実験では、センサーに一番近い装着場所(バックフォーカス最小)として、マウントホルダー(Borg7000)にクローズアップレンズを装着し、延長筒S(Borg7602)にクローズアップレンズを内蔵させ対物レンズ側と接続しました。この時のバックフォーカスは、焦点からレデュー
前回のブログ記事で、コリメーターを使って102SSの光軸を確認してみました。前回のコリメーター写真は大きめの穴から撮った写真なのでよく分かりませんが、眼でよく見てみると未調整なところが幾つかありました。前回のコリメーター写真(覗き穴部分を外している)未調整の部分は①対物レンズ(微調整が必要)②鏡筒下部全体の向きと思われたので調整してみました。(ただ、そもそも調整できる構造ではないので最小限の調整です)なお、接眼レンズ取り付け部は取り付けネジが1本の
結局、5月は3回しか走りませんでした。最初は6キロ、そして4キロ、最後は2キロと走る距離もしだいに短くなってゆき、さぼり始めました。見て見て、すごかろ?おなかを見せて笑いを取っていましたが、最近、みんなそんなもんだよ。って。みんなってことはないだろうけど、俺、慰められてんじゃん。つづく🤣🤣🤣さて、半年ぶりに天体撮影をしました。いて座のM17(オメガ星雲)とへび座のM16(わし星雲)です。ツースターアライメント(基準星の導入)は、アンタレス、ドッシュバ。ポーラーアライメン
102SSの屈折鏡筒については光軸がズレていることが分かり、以前のブログ記事のとおり、ちょっと調整したらかなり改善されました。しかし、どの程度良くなったかは分かりませんでした。そこで、光軸を確認してみることにしました。私は反射望遠鏡の光軸を調整するために低価格のコリメーターを持っていますが、ネットなどを見てみると、屈折式でもこのコリメーターを使えそうだったので試しに使ってみました。使用したコリメーターこのコリメーターは簡単な構造で、接眼鏡と同じようなところに覗き穴があり、
天候は回復しつつあり、昼近くになって絹雲が掛かる状況ではありましたが、陽射しが強くなったところで太陽観望・撮影を楽しみました。活動域が広く多数の黒点を有する地域、白く輝くフレア現象、大きなダークフィラメント、活発なプロミネンスなど、とても賑やかな太陽面の状態を観望することができました。6月1日の太陽(Hα光による拡大撮影)2024年6月1日11:44コロナドPST(口径40㎜:f10)Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメートcanonP
光軸ズレでお休み中の長焦点鏡筒鏡筒に変わって、大型連休後半のバンビ撮影時から、FSQ106鏡筒セットをAXP赤道儀に乗せました。バンビ撮影の翌日は、縦構図も撮ってみようと、M16(イーグル星雲)&M17(オメガ星雲)のコラボ画像を狙って見ました。LRGB画像をまず提示しますね。F3.6の明るさで、比較的短時間の50分間露出合計でも、結構綺麗に写っていますね。でも、思った画角とは、ちょっと違っていました。なんだか、向きが傾いているような。。。北を上に縦構図としたつもりなのに、40度ほど傾
5/29~6/1福岡訪問の続きです。5/31の昼は時間があったので、たまたまホークスPaypayドームのところで「KAGAYA星空の世界展」をやっており、以前勤めていた会社の人と一緒に見に行ってきました。←この会社の人上海駐在中ですが、只者ではなく、すでにSeestarとかを買っていて、天体写真沼に引き入れ中...私は河童です!KAGAYA星空の世界展|BOSSE・ZOFUKUOKA(ボスイーゾフクオカ)公式サイトみずほPayPayドーム横のエキサイティングに五
リッチークレチアンや、光学補正ダルカーカムなど、最近は視野周辺まで収差の少ない望遠鏡が低価格で販売されています。造りも良くてコスパにも優れているのですが、やはり光学機器ですので、使っていると光軸が狂ってしまうのは必然です。最近、レーザーコリメーターやセンタリングスコープなど、より高精度に光軸を修正できるツールがあり、便利なのですがちょっとした落とし穴にはまってしまうことがあります。というか、自分がハマってしまったのですが(-_-;)画像1画像1は、3年(4年?)ぶりに赤道儀に乗せ
今日の九州北部地方は早朝から薄い雲に覆われています。今朝の宵月ですが、どこに出ているかお判りですか?アソコですよ。ほらアソコ。うっすらと見えるでしょう。朝日も昇り始めて明るいので今朝の宵月も見えにくいですね。福岡県某市にて
EOS6D(赤外改造)で撮影していたバラ星雲を画像処理しなおしました。望遠鏡は今は亡きTOA1504年前、フランの脚の手術費用のために売ってしまいました。今まで使った望遠鏡の中では最高の性能でした。TOA150+645RDEOS6DISO20003分×33枚
皆さん、お元気ですか?カメキチです。カメキチは生来の無精者で、天体写真も野鳥写真も撮りっぱなしで放置しておくことが多いのですが、今年の1月に撮影した「バラ星雲」の画像処理を今頃になってやっているうちに、50年前にカメキチがまだ高校生だった時代のことがひしひしと思い出されて、思わず感慨に浸ってしまいました。このブログでも、初回に自己紹介を兼ねて50年前の天体撮影事情について少し書かせていただきましたが、その頃は、そもそもバラ星雲を撮影しようなどとは、思いもよりませんでした。オールドファ
移住しての日々の暮らしお庭や自然の風景時事や歳時記・猫たちの事綴っております今年令和6年1月1日に発生致しました能登半島地震にて被災された全ての方々に心よりのお見舞いを申し上げますそして1日も早い復旧と被災された地域全域の完全なる復興を切に願いお祈り致します2022年新型コロナと円安の影響を受けショップ&ラウンジ経営継続を断念仕事と預貯金全て失いました取り敢えず猫たちと田舎に移住田舎暮らし始めました猫と犬と馬料理や手工芸ハンドメイド習い事が好
天気が下り坂で雲が空一面に広がっていたのですが、陽射しが強くなったところを狙って太陽観望・撮影を楽しみました。5月26日の太陽(Hα光による拡大撮影)2024年5月26日10:18コロナドPST(口径40㎜:f10)Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメートcanonPowerShotS120ISO8001/10秒11mm(35㎜換算50mm)f3.5固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台)Microsoftフォトで調整・トリ
5月25日は雲のない状態で太陽観望・撮影を楽しむことができました。5月25日の太陽(Hα光による拡大撮影)2024年5月25日8:52コロナドPST(口径40㎜:f10)Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメートcanonPowerShotS120ISO8001/13秒11mm(35㎜換算50mm)f3.5固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台)Microsoftフォトで調整・トリミング同じ撮影画像の調整バランスを
5月24日は雲が広がり観望は難しい状況だったのですが、陽射しが少し強くなったところで雲間からの撮影を一応試みてみました。コントラストの低く見苦しい画像ではありますが、記録として掲げておきたいと思います。5月24日の太陽(Hα光による拡大撮影)2024年5月24日14:06コロナドPST(口径40㎜:f10)Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメートcanonPowerShotS120ISO8001/5秒11mm(35㎜換算50m
先日、102SS鏡筒のテスト撮影はこれでおしまいにすると書いたばかりですが、ひょんなことから、またテスト撮影する羽目になってしまいました。というのも、102SS鏡筒を架台から取り外しているときに「カタッ」という音を聞いてしまったのです。そうなんです。対物レンズがセルの中で固定されておらず動いている音です。今までにも音がしていたかもしれませんが、難聴なので分からなかったのかもしれません。これは光軸がズレているに違いないと思いました。しかし、光軸を合わせる方法が分からないのでちょっ
オタクな話なので、ご興味がなければスルーしていただき、活発な太陽の写真だけでもご覧いただくとうれしいです。コロナドの太陽望遠鏡PSTについては、以前お話しした通り、31.7アイピース差込みからわずかしか外に出ていないため通常のZWOの惑星用カメラに付属の1.25インチスリーブアダプタでは合焦できません。やむなく31.7差し込み式のガイドカメラ(ASI120MMmini)で撮影しています。本日改めてやってみましたが、やはり1.1.25インチスリーブアダプタ(ZWO)→不可(合焦せず
先日マルカリアンの鎖付近を再び観察して、長焦点鏡筒で撮って見たくなったM91銀河を、月や薄雲がある中ですが、大型連休前半に撮影挑戦しました。どうも、望遠鏡の光軸がズレてきたようで、恒星が卵形に変形してしまいました。これを最近の画像編集技術でごまかして、さらに、昨年のRGBデータと合成して、無理やりLRGB画像を作って見ました。昨年のRGB画像と今回のLum画像の向きが、縦横違っていたので、正方形に近い画角になりました。なんとかそれらしくなりましたが、流石に画像には荒さが残っています。短焦点望遠
昨夜は晴れの天気予報でしたが、案の定、薄雲がべったりかかった状態で、天体写真が撮れる状態ではありませんでした。しかし、テスト撮影なら星が写れば何とかなるので、予定通り102SS鏡筒にクローズアップレンズを付けて撮影し、画像がどの位良くなるか見てみました。なお、クローズアップレンズは+2を使いました。結果から書きますと、色々な方法でやってみましたが、クローズアップレンズの位置調整は、CMOSとの距離を長く取る必要があると思っていましたが、CMOSとの距離をかなり短くし
今は家庭菜園の植え付けで忙しいので夜はいつもヘトヘトになっていて、夜中も過ぎると居眠りをしてしまいます。来月になると大分楽になりそうですが、今は大変です。今夜は晴れの天気予報になっているので、久しぶりに天体写真が撮れるかもしれないと期待していますが、最近は天気予報も当てにならないので期待しすぎてもいけませんね。とは言っても満月期なのできれいな写真は撮れそうもないですが。そんなことから、今夜は晴れても屈折鏡筒102SSのテスト撮影になりそうです。102SSの前回の記事にも書きましたが、
昨夜は満月近くでしたが、晴れたのでミューロンで大型の球状星団M5を宅撮りしてみました。星々のつぶが大きく見た目はM13やM22には負けますが堂々とした大きさで、都会でこれだけ濃く写るとは予想していませんでした。ちなみに津村さんは「整ったM13より楕円でハエやミツバチのようなM5が好き」とビジュアル図鑑に書いておられます。(私は前も言った通りM22が好きですが...)こんどは暗い空で肉眼で見比べてみたいです。【球状星団の大きさ比べ】ところで球状星団は資料によって見かけの大きさ(視直径)の値
今日(5/21)は大きなプロミネンスが見えていた。低緯度オーロラをもたらした巨大フレアは向こう側におり、依然活発との情報もあります。(なんで裏側の様子が分かるんですかね)ところで太陽のことを少しお勉強(これが簡単で分かりやすい)ープロミネンス(炎ではない)とフィラメントは同じものということも初めて知りました。見ている分には飽きないです他の方の写真は、プロミネンスと光球面(黒点・フィラメント・プラージュなど)が同時に写っているのですが、どうやって撮るんでしょうね。普通にやるとプロミネンス
昨夜は薄雲があったものの1時間ほど星が見えていたので、色ずれの原因と思われる接眼部を調整した102SSで、調整前に撮影したものと同じペリカン星雲(部分)を撮影してみました。(接眼部の調整記事については次のリンクをご覧ください)『テスト撮影ばかり』この二日間は良い天気が続いたのですが、風が強くてどうせ綺麗な写真は撮れないだろうと思い、思ったように調整できない102SSのテスト撮影ばかりしていました。今…ameblo.jp以前の調整前の写真を含めて画像を出
朝から曇り空で太陽観望はお休みです。BORG45EDⅡの撮影テストを連休中に実施しました。周辺像の収差補正と対物レンズの焦点距離を短縮して画像を明るくする目的でレデューサーを装着したいところです。Borg純正の補正レンズに勝るものはないはずですが、いかんせんお高い値段設定になっており、おいそれとは手が出ません。お安く簡便に目的を実現する方法として、ACクローズアップレンズで代用する方法がネット上でもいくつか紹介されています。今回は、「ケンコーACクローズアップレンズNo.2
彗星撮影時に、月が横に明々と輝いていたので、そのままの望遠鏡とカメラで久しぶりに月を撮りました。シーイングはまずまずよかったです。【全景】【クレーター「ティコ」近辺】南側のクレータの多い地帯ですが、下の写真の中央上部にティコ(Tycho)という、小ぶりながらひときわ高いクレータがあります。ティコは満月近くになると大きな光条を発するクレーターとして有名で、その成因には色々な説があります。【アペニン山脈周辺】うさぎさんの腰の部分、晴れの海と雨の海の境界近辺は山脈や谷が多く、
今朝、アップロードしたブログ記事に掲載のペリカン星雲(部分)は、ほとんど撮って出しの状態だったので、青い色ずれを消して画像編集してみました。本当は、102SSの接眼部を調整したので再撮影してみたいところですが、生憎の天候なので画像編集をやってみました。青い色ずれを消す方法は色々ありますが、今回は汎用画像編集アプリのGIMP[色]=>[カラーマッピング]=>[色交換]を使ってみました。また両画像とも向きを変えトリミングしました。今回の編集では星の数がち
天気が下り坂なので、午前中早めに太陽観望・撮影を楽しみました。活発な活動が続いていて多数の現象が見られました。小ぶりですが、形の整ったアーチ状のプロミネンスが見られるなど、見どころ満載の状態です。5月18日の太陽(Hα光による拡大撮影)2024年5月18日8:31コロナドPST(口径40㎜:f10)Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメートcanonPowerShotS120ISO8001/15秒10mm(35㎜換算46mm)f3.5
大彗星になると期待されている紫金山・アトラス彗星(C/2023A3)です。一度郊外で撮影したのですが、getaさんから明るいから都会でも十分撮れるのでチャレンジしては...とのヒントをいただいたので自宅で(しかも月の明るい中)撮影してみました。前回同様ノーフィルター1分x60コマ露出、彗星核基準です。結果は、光害地でも意外と明るく撮れています。5/3に比べてあまり変わり映えはしません。尾っぽは前回(5/3)に比べ成長しているようにも見えますが、望遠鏡・カメラ・撮影地も異なるので何とも言
この二日間は良い天気が続いたのですが、風が強くてどうせ綺麗な写真は撮れないだろうと思い、思ったように調整できない102SSのテスト撮影ばかりしていました。今回は根本的に調べてみようと思い取り組んでいますが、テスト撮影した写真を見ていると問題点が少し浮かんできました。❶光軸がズレているのでは?❷外周部の星が伸びるのはクローズアップレンズの性能?❶については、画像全体に発生する色ずれが同方向なので光軸がズレているのではないかと思います。ペリカン星雲の一部です