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【主な乗り物:高速バス「中央ライナー」新宿-可児線、名鉄広見線、夜行高速バス「どんたく」号、高速バス「福岡・山口ライナー」号、東海道・山陽新幹線「のぞみ」】新宿駅南口のJR高速バスターミナルを、定刻11時30分に発車した可児行き「中央ライナー」号は、明治通りから甲州街道に左折して陸橋を越え、初台ランプから首都高速4号新宿線に駆け上がった。平成19年が明けたばかりの週末の話である。車内は20名ほどの乗客が席を占め、お喋りに夢中な女性のグループ客も混じり、少しばかり華やいだ雰囲気だった
【主な乗り物:夜行高速バス「パイレーツ」号、高速バス「しまなみライナー」今治-広島線】浜松町バスターミナルから夜行高速バスに乗るのは久しぶりだった。発着する路線が少ない訳ではなく、例えば京浜急行バスが運行する夜行路線は品川や横浜を発車した後に全て浜松町を経由しているし、東北急行の仙台・山形・新庄行き高速バスの起終点であり、相模鉄道と羽後交通が運行する横浜と田沢湖を結ぶ夜行高速バス「レイク&ポート」号も乗降扱いを行っている。京成グループが運行する千葉・房総方面路線の拠点でもあり、
平成2年10月に、新宿と福岡を結ぶ「はかた」号が開業した時には、もう、これ以上、日本最長距離バスの記録更新はないだろうと思ったものだった。開業当初の「はかた」号は、新宿から中央自動車道・名神高速道路・中国自動車道・九州自動車道を経由して、走行距離1161km、15時間10分という所要時間だった。「はかた」号の開業直後には、「次は、東京-熊本線が計画されている」などという噂が、まことしやかに囁かれたことがあったが、実現には至っていない。「はかた」号は、20年間も、日本最長距離路線バスの王者と
(『平成18年寝台特急「出雲」~バトンを渡した「サンライズ」と異なる素朴な一夜~』の続きです)寝台特急列車「出雲」で東京駅から出雲市駅までの一夜を過ごしてしまえば、僕にとって旅のメインイベントは終わりである。冬の快晴に恵まれた出雲市駅前で、さて、どうしようか、と僕は思案に暮れた。のんびりした夜行列車を利用したことで、既に日曜日の午前11時を過ぎようという頃合いで、身体を包み込む空気は冷え冷えとしているものの、太陽は頭上に高々と昇っている。もちろん、遙々と出掛けて来たからには帰らなければ
僕にとって、北への旅は、圧倒的に夜行利用が多かった。一人旅ができるようになった大学時代、昭和60年代から平成の初頭にかけては、東北新幹線が開業していたものの、盛岡止まりで使い勝手があまり良くなかったし、航空機は文字通り高嶺の花で、滅多に乗れる代物ではなかった。寝台特急「はくつる」「ゆうづる」「あけぼの」や、夜行急行「八甲田」「津軽」など、僕を東北や北海道への旅にいざなってくれた夜行列車は、名前を思い出すだけでも、その時の車内の雰囲気や、旅の高揚感までがありありと心に蘇ってくる。昭和61
東京と福岡は遠いようでも、この2つの都市を結ぶ高速バスの歴史は古い。平成2年10月に、新宿と福岡を直結する「はかた」号が開業し、僕もその直後に乗車したことがある。当時の「はかた」号は、新宿から中央道・名神高速・中国道・九州道を経由して、走行距離1161.1km、所要15時間10分であった。東京と福岡の間に定期高速バスが走り始めたことには、心底、驚いたものだった。「はかた」号を超える長距離高速バスはなかなか登場しなかったが、平成22年から、高速ツアーバスの「キラキラ」号が、東京と小倉・福岡