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串間市民病院と「医師が残っている」ことの意味地域医療と自治体病院の現状一昨日、宮崎大学で開催された臨床研修および医学部学生の臨床実習に関する会議に出席しました。その席で、宮崎県内の地域医療に詳しい有識者と意見を交わす機会を得ました。話題は自然と、串間市民病院、そして串間市の医療行政の問題に及びました。その有識者の言葉を紹介します。>自治体病院では、首長と病院長の意見がぶつかることは珍しくない。しかし、多くの場合、対立が表面化すると医師が次々と病院を去り、「医
今日は、今後、串間市の地域医療を語る上で、重要な日になっていくのかもしれません。串間市議会で島田市長が新年度における江藤事業管理者兼院長の勤務を、「全く考えていない」と答弁しました。ただ、串間市民病院の開設者であり、また串間市民病院の事業管理者を任命する権限を有する市長とはいえ、一人の医師として江藤先生が勤務することを妨げることが法的に可能かどうか検証する必要があると思います。新年度において、常勤または非常勤で江藤先生が勤務する意向を示した場合、その採用の可否を判断するのは新
松戸市の五香病院が、7月31日で閉院となった。病床数60を超える民間総合病院で、職員が閉院と解雇されることを知らされたのは数日前。詳しい理由は説明されていないという。約90人の入院患者は31日までに転院したが、一夜明けた1日も病院を訪れる患者の姿も。職員は7月分の給料も支給されておらず、不安と戸惑いが広がっている。県医療整備課によると、28日に五香病院から「7月末で閉院する」という連絡があった。同課は「入院患者の転院に最善の努力をしてほしい」と要請。県医師会と松戸市医師会などにも協
2025年11月26日、串間市民病院医局一同が市長宛てに提出した嘆願書は、単なる現場からの要望ではありません。これは、病院の診療体制を揺るがす構造的な問題、制度的な不備、そして行政判断の誤りについて、具体的かつ詳細な「事実と論拠」を突きつける正式な文書です。この嘆願書によって、串間市長は病院運営の問題点——とりわけ医師確保機能の喪失、事前説明なき病床再編、誤った起債手続きによる財政負担、制度趣旨を無視した貸付処理など——について、明確かつ公的に「知らされた」立場となりました。言い換えれば、今後
🌟🏥年末年始の診療スケジュールのお知らせ🏥🌟年末年始の診療スケジュールを以下の通りご案内させていただきます:📅年末最終診療日:12月27日(土)📅年始診療開始日:1月5日(月)休業期間中にお困りの際は、🚑地域の休日・夜間診療所や救急医療機関をご利用ください。📞お問い合わせ先:083-902-2071🌐詳しくはクリニックホームページをご覧ください:大正通りクリニック新着www.taishoudouri-clinic.net
ChatGPTに聞いてみた。「なぜ地方から東京に通院してまで東京で医療を受けるのか。」という私の問いに対して、下記回答。1.高度専門医療(ハイボリュームセンター)を求めるため東京には全国的に有名な専門病院や大学病院が多く、難病がん(特に希少がん、先進医療)小児の複雑疾患心臓・脳血管・移植・血液疾患などにおいて「その分野の第一人者が東京にいる」ケースが少なくありません。県内でも高度医療はありますが、症例数の限界から、より多くの症例を扱う病院を求めて東京へ行く人が一定
公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院様100周年記念式典に参加させていただきました先日、公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院様の創立100周年記念式典に参加させていただきました。張り切って、着物で参加致しました。久々のお着物。ヘアセット20分着付け20分ほどで準備できました!会場ニューオータニ大阪にはたくさんのお祝いのお花が並び、長い歴史と伝統を感じる、まさに圧巻の雰囲気でした✨このような節目の記念式典に参加させていただけたことを、心より光栄に思
以下、串間市長に提出された嘆願書全文です。同日、取材に訪れたマスコミ各社にも配布されています。**********************************************串間市民病院事業管理者復帰に関する嘆願書串間市長殿私ども串間市民病院医局一同は、現行の病院運営体制が地域医療の持続性に深刻な影響を及ぼしている現状に鑑み、現事業管理者下での体制継続は困難であるとの判断に至りました。つきましては、地域医療の安定化のため、江藤敏治前事業管理者の復
●新潟大学医学部地域枠推薦2026年度の変更点まとめこんにちは!白水(しらみず)一郎です。2026年度から新潟大学医学部の地域枠は一本化され、全国の高校生が対象となります。地域医療への志が重視される制度変更の内容と、今から取り組むべき準備のポイントを解説します。今回の変更点は大きく、これまでの「県内高校22名+全国18名=計40名」という内訳が廃止されました。その結果、地域枠40名すべてが「新潟県を含む全国の高等学校」を対象とする一本化に改められたのです。出身高校エリアで区切らな
音楽。それは私にとって、苦手分野の一つとなります。学生時代の通知表も、「2」が定番だったと記憶しています。そのような私が、なぜタイトルのような質問を議会でしたかと言えば、利用者の方から「かみす防災アリーナ音楽ホールには、音楽に詳しいスタッフがいないので、何とかならないか?」とのご意見があったためです。市からの現状説明は、音楽ホールには責任者1名と担当職員2名を配置しているが、専門資格を持つ職員はいないというもの。そして今後は、音楽ホール利用者と協議を重ね、意向を確認
医師不足で深刻な影響…串間市民病院の医師4人が前の事業管理者の復帰求める嘆願書を市長に提出(2025年11月26日掲載)|UMKNEWSNNN串間市民病院の医師たちが、前の事業管理者の復帰を求める嘆願書を串間市の武田浩一市長に提出しました。news.ntv.co.jp以下、上記サイトよりテレビ宮崎串間市民病院の医師たちが、前の事業管理者の復帰を求める嘆願書を串間市の武田浩一市長に提出しました。串間市役所を訪れたのは、串間市民病院の高屋剛副院長や永田豊春医局長など医
2025年3月8日・事業管理者の交替および江藤先生の勤務も「全く考えていない(串間市島田市長発言)」。→新しい事業管理者は医師なのか?一般職なのか?これは不明です。市長および市長部局幹部は知っているのかもしれません。・また、4月1日に新院長を招聘することはできないようです。それ以降にも招聘できるか疑問ですが。**********************・上記内容で、現時点で決定的なのが、①時間外診療の中止②当直体制の維持困難①は先日のブログでは、継続が困難
皆さま、お変わりございませんか。酷暑からの残暑があったのかなと思いたくなるほど、10月半ばから気温がぐっと下がりましたね。11月に入ると、さらに朝晩の冷え込みが一段と厳しくなることと思われます。また、インフルエンザに罹患される方も増えております。当院ではインフルエンザ予防接種を受け付けておりますので、希望される方はお気軽にお問い合わせください。本格的な冬を迎えるこの時期は、感染症や体調不良が増える季節でもあります。万一の際にも安心して受診していただけるよう、12月の休日当番医の日