去る1月29日にJR発足以来の期間が国鉄の存続期間を超えた。国鉄は蒸気機関車が主力だった時代に発足し、動力近代化、新幹線開業などの施策を推し進めて我が国鉄道の大きな変革を成し遂げてきたので、かなりの長期間存在していたと思いがちだが、実際は38年間(13,817日)であった。後を継いだJRもいまや民営化後に入社した社員がほとんどで、まさに国鉄は遠くなりにけりである。歴史としての国鉄は知っていても、実際の社風や裏の事情に精通した者がいなくなり、それで大丈夫なのかと心配するのは、国鉄時代を知っている僕