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今月の展示は端午の節句に合わせ、川中島合戦、源平合戦の義経活躍を描いた作品などの役者絵や,藤,燕子花などの花を描いた作品を展示しています。館内は修学旅行生、外国人が多く観覧しています。歌川国貞の肉筆画八代目市川團十郎の助六江戸紫の鉢巻き、赤と黒の鮮やかな衣装を身にまとうのは、歌舞伎十八番の一つ「助六」を演じる八代目市川團十郎です。弘化元年の1844年に団十郎が助六を初演した際に描かれたと考えられます。話は飛ぶが稲荷寿司に海苔巻きの折詰めの寿司の事を助六と言い助六の彼女、揚巻から洒落
◇とちぎ歌麿館◇蔵が多い通り。色も形も異なる蔵を見ながらの散歩は楽しい。こちらは黒を基調としたモダンな蔵。古々磯提灯店の見世蔵として建築。素朴な風合いがカッコイイ帳場格子。当時の様子が描かれた浮世絵や箱階段など。小規模ながら蔵の魅力を存分に感じられた。
ぐるっとパスで入場できる美術館がまとまっている虎ノ門界隈。最初に訪れたのが大倉集古館。「浮世絵の別嬪さん」と銘打ったように描く対象は、吉原などで働くそういった筋の女性ばかりです。肉筆浮世絵を中心に岩佐又兵衛から始まり菱川師宣、喜多川歌麿や葛飾北斎など浮世絵の歴史を学べます。泉屋博古館といえば「ライトアップ木島櫻谷ー四季連作大屏風と沁みる生写し」は、サブタイトルにある屏風4作(「雪中梅花」「柳桜図」「燕子花図」「菊花図」)が圧倒的でした。
4月3日(水)、東京藝術大学大学美術館で開催中の『大吉原展』に行きました。(5月19日までの会期)この『大吉原展』の開催にあたっては、SNS上などでの、開催への反対や批判があり。つまり、吉原という場所が、そもそも、女性の人権を無視し、さらには、抑圧することで成り立っていた場所で。それを、国立の大学が、開催を計画しているとは、何事か、というもの。それに対して、今回の開催において、女性の人権を無視することを肯定したり、その抑圧を是認するものではないと、主催者側からの説明があり。それは、展