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紅雲庵あかね塾茶の湯に、和のしつらえにご興味のある方は随時ご入会いただけます「お茶をしたいな、どうしようかな」と迷っていらっしゃる方は多いと思います稽古日が決められてると通えないかも…夜しか時間が取れないけど…それでもお稽古予約制の紅雲庵なら大丈夫です詳細はこちらご一読ください『茶の湯のすゝめ紅雲庵あかね塾のお稽古』2010年から自宅で茶の湯の手ほどきのお手伝いをしています。現在の名称は紅雲庵あかね塾、他のお稽古場とは随分違った内容ですのでここであらためて概要のご
紅雲庵あかね塾茶の湯に、和のしつらえにご興味のある方は随時ご入会いただけます「お茶をしたいな、どうしようかな」と迷っていらっしゃる方は多いと思います稽古日が決められてると通えないかも…夜しか時間が取れないけど…それでもお稽古予約制の紅雲庵なら大丈夫です『茶の湯のすゝめ紅雲庵あかね塾のお稽古』2010年から自宅で茶の湯の手ほどきのお手伝いをしています。現在の名称は紅雲庵あかね塾、他のお稽古場とは随分違った内容ですのでここであらためて概要のご案内をし…ameblo.
5月後半は運びの点前をしています。掛物は「清寂心茶味甘」堀内不仙斎筆で短冊の軸装。花入時代箙、香合出雲大社鰹木古材。雲龍釜、釣瓶水指の取り合わせで掻立鐶の扱い(釜)釣瓶水指の蓋の扱い広間、風炉、薄茶、運びの場合の中仕舞い以上3つのポイントをおさらいです。今回盛りだくさんだね水指が四方(四角)だから釜の敷板は丸です。雲龍釜の蓋の摘みはちょっと変わってますね。こういうのを掻立鐶(かきたてかん)といいます。突起を伏せて置いて点前スタートです。鉄釜共蓋は
お菓子を器に盛る時先輩や師匠方から「ざんぐりとですよ」と教えていただいていますざんぐり①垢ぬけがして、さっぱりとしたさまを表わす語。②大まかで茶味のあるさまを表わす語。茶器を鑑賞するときに用いる表現。これがなかなか難しくって、定規で計ったようにキチキチでなくかといって本当に放り投げたような乱雑でなく大好物岐阜の奈良屋本店製かがり焼鮎と芳光製かるめら2種の干菓子を右奥と左手前にいただくときは右奥から手で取る(流儀によって違います)夏越の祓の干菓子
紅雲庵あかね塾茶の湯に、和のしつらえにご興味のある方は随時ご入会いただけます「お茶をしたいな、どうしようかな」と迷っていらっしゃる方は多いと思います稽古日が決められてると通えないかも…夜しか時間が取れないけど…それでもお稽古予約制の紅雲庵なら大丈夫です詳細はこちらご一読ください『茶の湯のすゝめ紅雲庵あかね塾のお稽古』2010年から自宅で茶の湯の手ほどきのお手伝いをしています。現在の名称は紅雲庵あかね塾、他のお稽古場とは随分違った内容ですのでここであらためて概要
大方の世捨て人には心せよ衣は着ても狐なりけりおおかたのよすてびとにはこころせよころもはきてもきつねなりけり大綱和尚遺詠白蔵主宗旦狐狐のお話に二つあって「白蔵主」と「宗旦狐」どちらも面白いので読んでおいていただきたい。ふたつはまったくの別のお話なのに、混同されていることも多くて、大綱和尚の遺詠は「宗旦狐」のことを指していると思うのだけど題が「白蔵主」になっていたりする。これは違うと思っていたんですけど、最近見つけた本歌の解説には元伯宗旦の伯を取って「伯蔵主」とす
表千家の略点前は戦後即中斎宗匠が定められたものです。表千家では正式にお茶をお客に差し上げることを重んじ茶道の正統を伝えたいと思うのでお盆点ては決めていなかった。戦火で家が焼けた蔵が焼けた道具が焼けた、一般のお宅に炉を切ることも少なくなったのでお盆点ての点前を定め、略点前と名付けました。「水屋からの点て出しよりはいいでしょう」とおっしゃってます。(即中茶記)先日「自宅では薬缶で稽古してます」という方がいらしたので、それではと数年ぶりに略点前のお稽古をいたしました。柄杓のあるな
大板おおいた大板(おおいた)は、風炉の下に敷く敷板のひとつで、台子を元にした大きさの板です。大板は、台子の板幅を四角にした一尺四寸四方のものと、長板を半裁した大きさの長さ一尺四寸、幅一尺二寸のものがあり、後者は特に「半板」(はんいた)ともいいます。表千家は一尺四寸四方(一尺三寸五分)の大板を常据えとし中置には用いず、裏千家は長さ一尺四寸、幅一尺二寸の板を大板と称し中置に、武者小路千家は長さ一尺四寸、幅一尺二寸の板を半板と称し中置に用います。大板と同じ名前でも各お流で寸法も置
そもそもお茶のお稽古の目的ってなんでしょう?究極の目標は茶事の亭主でしょうね。でもそれってとても標高の高い山のてっぺんのお話です。まずはちょっとした丘にピクニック気分で登ってみませんか?と、いうことであかね塾の最初の目標は大寄せ茶会のお客さまが出来ること茶会はお菓子を食べてお茶を飲んで終了~ではありません。初心の方のお稽古の進め方はこんな感じ基本のetiquetteアクセサリーを外す、髪をまとめるなどの茶席のこころえ、持ち物などお伝えします。基本のma
2010年から自宅で茶の湯の手ほどきのお手伝いをしています。現在の名称は紅雲庵あかね塾、他のお稽古場とは随分違った内容ですのでここであらためて概要のご案内をします。【日時予約制・チケット制・夜のお稽古OK・座学あり】あかね塾のお稽古は日時予約制です。ヘアサロンやデンタルクリニックと同じで「お稽古したいときに出来る」システムです。詳細はこちら『日時予約制のお稽古です』紅雲庵のお稽古は日時予約制です。一般の教室は「毎週〇曜日の〇時から〇時まで」といったようにあらかじめ先生の都合に
端午の頃のしつらえに槍の鞘建水と馬鈴蓋置の取り合わせがあります。蓋置を柄杓に通し、建水に掛けて運び出します。いつかしてみたいと思っていたのを、今年ようやく両方揃ったので先日の端午茶話会でお目に掛けました。槍の鞘建水やりのさやけんすい細長いので他の蓋置をいつものように仕組むと蓋置が取りにくい。手の大きな人ではまず無理。運び出す時は建水蓋置柄杓を鷲掴み、そういう様子も男子の節供らしいところかも。槍鞘建水槍鞘建水とも呼ばれます。鞘って槍の先の刃物のところの覆い
「お茶の約束は死んでも守れ」と教えをうけています。過去に茶会の前日に席主が亡くなり、でも中止にはしないから手伝って欲しいと言われ、ドレスコードは黒の帯きものは時候の茶席にふさわしいものでとのことで紋付訪問着に黒の帯でお手伝いに伺ったことがあります。たとえ席主がみまかってしまわれてもお茶会はあります!なんです。お客さんで行くときはどうでしょう。約束していたのに行けなくなっちゃった。理由はさまざまでしょうが、行けなくなったという事実は同じです。一番にはまず名代を立てる、
2023.08.17立秋(8.8)過ぎて夏越の祓(8.15)過ぎて七夕(8.22)はまだですが秋です、穐です。掛物清風万里秋徳禅寺橘了庵老師筆花入未了籠宗徧流正伝庵好花木槿芦香合ペナン土産葛家点前座は面取風炉に筒釜、三木町棚。8月後半は三木町棚でお点前してください。飾り方のバリエが豊富なので複数人で順番に点前をすると面白いですよ。三木町棚炉風炉使えます。和歌山市三木町にあった表千家の屋敷で四代江岑宗左が3種類の寄木(杉・ひのき・もみ
ときどき、茶道教室や華道教室に通う方から伺う「お稽古をお休みしても月謝は払うってヘン」てお話。そもそも「月謝を払う」という言葉が出る時点で気持ちの問題がって思います。月謝は「払う」ものではなく「納める」ものよね。ま、そこは脇へ置いといて。「お茶はいくらお金が掛かるか分からないから」と茶の湯、茶道を敬遠される方が多いのです。「お稽古をお休みしても月謝は払うってヘン」いわゆる「空月謝」お休みしても納める月謝について考えました。昔は何でも一年分、貰う方もお給料(現金じゃな
昨年のブログを再掲します。6月前半は木屋町棚のしつらえでお稽古します。木屋町棚は表千家十一世碌々斎(ろくろくさい)瑞翁宗左(ずいおうそうさ)により三井本家の別邸が京都の木屋町に建てられたときに好まれたものです。今年は面取り風炉に筒釜、古染写の水指に仏器棗の取り合わせです。木屋町棚は溜塗、三本柱で天板と中板は三角形、香狭間透かしのある脇板があります。三角形の引き出し、地板は五角形、三本柱にはひれ板がついています。初飾り引き出しの中は空。点前は三木町棚同様
毎年炉の最後の点前座は旅箪笥。大体のお教室がそうかなと思います。旅箪笥の蓋はけんどん式と呼ばれるもので襖や障子のように上下の溝に差し込む。慳貪または倹飩と書くのですがどちらも良いイメージの無い漢字ですね。意味は1物惜しみすること。けちで欲深いこと。また、そのさま。2思いやりのないこと。じゃけんなこと。また、そのさま。意味も良くないそしてそして慳貪の強力なのが突き慳貪、その変化形がつっけんどんとのこと。厭ねぇ~つまりつっけんどんの元になったの
お茶に興味をお持ちでしたらどうぞお気軽にご参加ください。と、いつもブログでお誘いしていますが、なかなかハードルが高いのかと推測いたします。メールで日時の予約するって、簡単なようでも、会ったことも無い人にいきなり、ですもん。出来ないわって方も多いと思います。それに、悪徳着付け教室のように「ではコレとコレとコレとコレと買ってくださいね!」ってなにやらたくさん売りつけられそうになったらどうしよう~。高圧的に「〇〇流に入門ですね!」って言われちゃったら困る。雑なしつらえで雰囲気が楽し
オムツの頃から大叔母の茶室が託児所代わりで茶道、華道、煎茶、盆景etc和モノどっぷりの幼少期を送るものの、10代中頃から洋の世界に目覚めてお洋服もロックも車も大好きで和は全く省みずそっちの世界へまっしぐら。1984年ファッション・スタイリスト、広告代理店勤務、フィニッシング・スクール講師(ジョン・ロバート・パワーズ)、グッズ・デザイン(MIDGET)、フラワー・アレンジメント講師などを務めるうちに1996年数ヶ月フランスに滞在する機会を得ます。フランス人にはもの珍しくてウケる~なんて
秋の御馳走(食べませんけど)お茶ではとくに亭主肝いりのお道具や花などを御馳走と言います。秋の御馳走は山芍薬の実。先輩方はヤマシャクって呼ばれます。8月前半はお盆の雰囲気でしつらえているので花入は経筒で山芍薬の実1種のみ入れました。薄板は真塗矢筈が基本でしょうがあまりあらたまっても好みじゃないので隅丸の変形板を敷きます。蓋付きの花入を使う場合蓋は下座に置く。山芍薬の花の開花期は初夏でこんなに儚げな優しい花姿なのに秋になっての実はなんとも・・・・
2017年にこんなブログを書きました。ずっとアクセス数の多い記事です。とくにコロナウイルス禍では随分たくさんの方に読んでいただけたようです。大寄せ茶会の濃茶席の寄付きで、お嬢さんが二人「濃茶は回し飲みよね」「知らない人の後とか厭よねぇ」とひそひそお話しているのが聞こえてきました。濃茶は回し飲みが原則です。まれに各服(一人一盌)のお流儀もあるようですが、ほとんどが三人あるいは五人くらいまでの複数人が同じお茶盌からいただきます。お稽古場でお稽古の濃茶なら同じ社中のお友達とい
お暑うございます。本日2023年8月3日まだ旧暦六月十七日水無月なんですねぇ連日あっついのでお軸は「雪夜書千巻」雪の夜には本が千冊読めるね!と。雪夜書千巻春風酒一壷せつやしょせんがんしゅんぷうしゅいっこ皆々さまにおかれましては後ろの5文字の方がお好きかもしれません。まだ先月の桑小卓が置いてあったのでお茶会帰りの中2男子は濃茶の自服をするってことに。ついでにお手を拝借して振出から金平糖をいかに上手に振り出すか、手順を画像にしました。ご参考になさって
お稽古で山里棚を使いました。利休が大坂城の山里の席で使ったとも大坂城山里丸の材を使ったともいわれていて、桐木地の本歌は利休から弟弟子の藪内剣仲に贈られたとされています。しか~し、この棚、手持ちの表千家の教本には掲載されていません。宗完宗匠の著書にも(全部持っているわけではありませんが)載っていません。表千家のHPにも載っていません。利休さんが藪内に贈ってしまわれたから藪内流の棚です。ということ?利休忌では春慶の山里棚を使いました。教本にないので点前・飾りはそれ
3月前半は抱清棚で点前のお稽古をしましょう。抱清棚ほうせいたな桐木地の二重棚で、三方を板で囲み、正面の板に香狭間透しがあり、両側の板の前方が弓形に刳ってあり、勝手付の板の内側に柄杓用の竹釘が打たれた、地板のない小棚です。抱清棚は、表千家十世吸江斎(きゅうこうさい)祥翁宗左(しょうおうそうさ)が好んだ棚です。抱清棚は、地板がなく、水の「清」すなわち水指を両袖の板が抱くような形ということからこの名称があるといわれます。抱清棚は、中板を取り外すことができ、旅箪笥の点前である「芝点
「お茶会服装洋装」「お茶会に洋服で伺う場合は何を着たらいいですか?」というご質問を何度もいただきました。きものでいらっしゃるのが一番ですがそうもいかない諸々の事情があれば「きものがお茶飲む訳じゃない」むしろ、このポイントを押さえればどんどんお洋服でお茶会に来てください!と、言えるまず迎えて下さるおもてなし側、ご亭主やお運びさんは袴付き、十徳、女性でしたら最低でも一つ紋をお召しでしょうね。その姿に迎えられて失礼に当たらない洋服、ドレスコードのマナー再確認です。画像を