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楽園(2019日本)監督/脚本:瀬々敬久原作:吉田修一「犯罪小説集」製作:二宮直彦、橋口一成、千綿英久製作総指揮:井上伸一郎撮影:鍋島淳裕編集:早野亮音楽:JoepBeving主題歌:上白石萌音「一縷」出演:綾野剛、杉咲花、村上虹郎、片岡礼子、黒沢あすか、石橋静河、根岸季衣、柄本明、佐藤浩市①美しい田園風景と、そこで展開される地獄冒頭、明るい光に照らされてキラキラと輝く田んぼの風景が美しい。本当に絵画のようで。「楽園」と言うならば、まさしくこの風景の場所だろう…と思
新聞小説「国宝」まとめ2017/1/1~2018/5/29(1~500)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧1234567891011121314151617181920朝日新聞朝刊で連載されていたもの。世襲が一般的な歌舞伎の世界で、ヤクザの息子から人間国宝にまで上り詰めた男の人生を描いた。全体感想ヤクザの家系に生まれ、数奇な運命で歌舞伎の世界に入り、世襲の壁を越えて「人間国宝」まで昇りつ
新聞小説「国宝」(4)吉田修一3/19(76)~4/13(100)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧1234567891011121314151617181920全体まとめのあらすじはこちら感想最近、家事多忙でちょっとご無沙汰。半二郎の厳しい稽古を、全く辛いとは思わずどんどんのめり込む喜久雄。半二郎が喜久雄と俊介に見出した女形の素質と、小野川万菊との出会い。ずっと喜久雄を見守って
吉沢亮×横浜流星、李相日監督映画「国宝」きたーー喜久雄役に吉沢亮俊介役に横浜流星流星くんの追加キャスト情報解禁きたぞーーめざましテレビでは6:48ながれたーhttps://publications.asahi.com/feature/kokuhou/吉田修一作家生活20周年記念作品『国宝』公式サイト日本文学の伝統に脈々と流れる芸道小説の金字塔にして、『悪人』『怒り』に次ぐ文句なしの最高傑作!作家生活20周年記念作品publications.asahi.com
新聞小説「国宝」(10)8/20(226)~9/14(250)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧1234567891011121314151617181920全体まとめのあらすじはこちら感想出奔して生死も定かでなかった俊介の出現で、ちょっとダレていたドラマに流れが戻って来た。必死で丹波屋を支えて来た喜久雄とは裏腹に、俊介の復活劇演出のため、喜久雄を悪役に仕立てる計画が着々と進む。しかし
吉田修一の『キャンセルされた街の案内』を、積読の山から、無事に発掘できました。笑前回、このブログに書いたように、なかなか見つからず、ブックオフで買い直そうかと思った矢先、やっぱり思わぬところから出てきました。キャンセルされた街の案内(新潮文庫)Amazon(アマゾン)さて、依頼された、冒頭作「日々の春」について、改めて解析したことを以下に書きます。前置きを入れると、ややこしいので、いきなり感想と解析結果で、ハードな書き方ですが、お許しください。文体は敬体で客観的
1992年の作品。装画は谷地恵美子さん。耽美系というかJUNE系を読みたい波が来ると、手持ちの栗本薫さん・山藍紫姫子さん・江森備さんを繰り返し読んでますが、たま~に新規開拓欲が涌きます。とはいえ30年も昔の物を開拓するのはなかなか大変。そもそもレビューが極小。しかしなんとか古い情報を漁り、なんとな~く自分に合いそうな気がした花郎藤子さんを購入。いつも思うけど…純度の高いJUNE系って時に苦行です。主人公がご無体な目に合いまくるのが常だしバッドエンドも多い。承知の上とはいえ時々辛さ
2016年の日本映画です🇯🇵原作は吉田修一先生の同名小説です。監督は李相日。八王子で起きた凄惨な殺人事件の現場には『怒』の血文字が残され、事件から1年が経過しても未解決のままだった。洋平(渡辺謙)と娘の愛子(宮崎あおい)が暮らす千葉の漁港で田代(松山ケンイチ)と名乗る青年が働き始め、やがて彼は愛子と恋仲になる。洋平は娘の幸せを願うも前歴不詳の田代の素性に不安を抱いていた折り、ニュースで報じられる八王子の殺人事件の続報に目が留まり……。未解決殺人事件から1年後の千葉、東京、沖縄を舞台に
シーツーWEB版に戻る「パレード」「悪人」「横道世之介」「怒り」など、数多くの小説が映画化されてきたベストセラー作家・吉田修一と、多様なジャンルの話題作・問題作を世に送り出してきた大森立嗣監督が、『さよなら渓谷』以来、10年ぶりにタッグを組み、福士蒼汰と松本まりかを主演に迎えて映画化!琵琶湖近くの介護施設で起きた不可解な事件を発端に、人間の醜さと湖の美しさを対比し、言葉では表現できない人間における“生”の部分に迫る比類なきヒューマンミステリー。圧倒的な没入感で、あなたは<真実の目撃者>
文藝春秋2016年3月第1刷発行435頁2014年の東京春ビール会社の営業課長、明良部下からも友人からも信頼され平穏に暮らしている彼の家に謎めいた贈り物が…夏都議会議員の夫と息子を愛する篤子思いかけず夫やママ友の秘密を知ってしまいます秋TV局の報道ディレクター、謙一郎香港の雨傘革命や生殖医療研究を取材するなど仕事は充実しており、再来月には結婚も控えていますそして、冬2085年の日本ごく緩い繋がりがあった2014年の明良と篤子の子孫が登場
よろぶん、アニョハセヨ♪来ました!ロウン。じゃなくって、「NUMEROTOkYO4月号増刊」!いや、昨日ブログ記事で「届くかどうか心配」って書いた、すぐ後に「発送しました。2月28日配送予定です。」との連絡が。もうね、朝からそわそわ(←最近、ちょっとお寝坊気味だったのですが、昨夜は11時に寝て、朝5時には起きてしまった!←興奮し過ぎ?)11時前に届きました!佐川のお兄さんを抱きしめたかったくらい、嬉しかった!(←抱きしめてませんよ?セクハラになっちゃう!)さっそ
愛に乱暴Amazonあらすじ:夫の実家の離れで、夫婦二人暮らしの桃子。手作り石鹸教室の講師をしている以外は、義母の機嫌を伺ったり、残業や出張で忙しい夫を待つ毎日。それでも平穏であったはずの日常は、義父の入院や夫の浮気の影により、徐々に崩れ始める・・・。読者も騙される、狂乱の愛。おすすめ:★★★★だいぶ前にブロ友さま方が読んでらしたこの本。やっと読みました~♪そしてご多分に漏れず騙されました!ああ。騙されるって楽しい・・・!!
電車に乗る時間が出来て、本を読めるぞ!と思っていたのであるがいまどきなので私もついスマホの画面を見ている。ゲームはしないけれどもどうでもいいような情報やら画像やら好きなねこさんやらいぬさんやらパンダさんやら色々な動物の動画やら画像を見てしまう。そんな風であったが先日出たお気に入りの吉田修一さんの新刊・・・文庫本だけれど『湖の女たち』が出たので読み始めた。やはりこの人の作品は一気に読めてしまう。面白い。吉田修一の作品は映画やドラマになる作品がほかの
仕事終わりに近くのコンビニに寄ったらちょっと美味しそうな「たべっ子どうぶつ」が売ってたので買ってみたんですよ。で、味自体は超美味しい!いつもは半分残すのに、一袋一気にやっちゃいましたからね。……ただ一つ、どーしても「解せないこと」がありまして、それは全然そのどうぶつに見えないっていう。ライオンとかオックスはまだしも、ウサギとかトラとか酷くない?って。猫ってもう「どういう形態?」って。でも、味は抜群に美
ムビステ!特設サイトに戻る「パレード」「悪人」「横道世之介」「怒り」など、数多くの小説が映画化されてきたベストセラー作家・吉田修一と、多様なジャンルの話題作・問題作を世に送り出してきた大森立嗣監督が、『さよなら渓谷』以来、10年ぶりにタッグを組み、福士蒼汰と松本まりかを主演に迎えて映画化!琵琶湖近くの介護施設で起きた不可解な事件を発端に、人間の醜さと湖の美しさを対比し、言葉では表現できない人間における“生”の部分に迫る比類なきヒューマンミステリー。圧倒的な没入感で、あなたは<真実の目撃
吉田修一著「湖の女たち」を読みました湖の女たちAmazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}湖の女たち(新潮文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}あらすじそこは、憎悪が沈澱する場所――。吉田修一が悪を描き尽くしたメガノベル!映画化決定!福士蒼汰、松本まりか主演、『さよなら渓谷』以来のタッグとなる大森立嗣監督湖畔の老人介護施設「もみじ園」で、寝たきりの男性が人工呼吸器を外
学生におすすめする大学生が主人公の青春小説を厳選しランキング形式で紹介します。今回は、学生におすすめする青春小説を厳選してランキング形式で紹介します。学生の時は、一番読書をする時間がある時期だと思います。そんな学生時代に同世代の主人公が描かれた小説を読むと、非常に得るものが多いと思います。是非、参考にしていただければと思います。1位宮本輝『青が散る』多数の作品を残す宮本輝の屈指の名作『青が散る』。宮本輝氏は昭和22年生まれ。1977年、『泥の河』で第13回太宰治賞を受