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はあい!基本的に邦画は観ないカイルです。映画に「非日常」を求めるので、基本はSF、ファンタジー大作、そのほか、アカデミー賞系の映画が好きです。ですが、さすがに話題になっていたのと、なんといっても米国アカデミー賞の外国語作品賞に日本作品として選出されたので、状況が変わってきました。もしかしたら、米アカデミー賞の作品賞にノミネートもあるかも!…ということで、感想です。凄かった…原作もすごいのでしょうが、歌舞伎の世界を・映像化・それを演じた役者が凄い…観客
小説『国宝』「最後が気になる・・・」小説『国宝』のラストシーン、芸に魂を売った喜久雄は最後にどうなった?未回収やった伏線を途中までは書いておいて、最後は解釈の余地を残す吉田修一。上手いですね…読まれた方、どう思いますか⁉あの2人は会えましたか?映画化で割愛された要素歌舞伎役者に焦点を当てられた映画版3時間の尺に収めるためバッサリ切られた名脇役1.徳ちゃんと弁天「敵討ちの後、徳次どーなった⁉」って思いませんでした?原作の小説では喜久
「映画『国宝』がいいですよ」と私に教えてくれたトモダチは、なんと、もう5回も映画館に足を運んだそうです「『国宝』ですか?原作は誰なんだろう?」と調べたら吉田修一だというではありませんか!!それはみないわけにはいかないよね?好きなんですよね〜、このヒトの人間の描き方が!!で、私も本日、二度目の映画館となりまして原作も読み終わりまして映画「国宝」についてほんの少し書いてみようと思います。あ、ネタバレはあるかもしれませんので、悪しからず。ともかく大人気のこの映画
小説『国宝』(吉田修一/朝日文庫)Audible版についての追記です。▼Audible版の感想文はコチラ『『国宝』Audibleが絶品すぎる』2025年下半期話題沸騰の映画『国宝』原作小説を読了後に聴いたオーディオブックについて。Audibleの朗読は尾上菊之助(当時)今年5月の襲名を経て現在は…ameblo.jpAudibleには特典として本編終了後に続くかたちで「特別音声版」が収録されている。▼Audible作品ページの説明特典音声として、
午前は病院にいつもの薬を貰いに行き、何もする気になれない休日の午後。そうだ、『国宝』をもう1回観ようっ!映画『国宝』。興行収入60億というのも、吉沢亮さんと横浜流星さんの演技力、構成、カメラワーク、どれもが大絶賛で話題。『国宝』に魅せられたら、映画→原作→映画とあったので、もちろん原作も購読。映画だけでは主役以外の登場人物や背景、そうなった理由みたいなストーリーがかなり省かれていて、原作読んで初めて、なるほど、そーゆーことかぁと納得。映画チケットがシニア割で1,300円。ア
吉田修一著「国宝(上・下)」は歌舞伎を題材にしているだけに、歌舞伎用語が多く、そうでない言葉も含めて分からない言葉が沢山ありました。ですので、ある程度ピックアップして調べてみました。「婀娜」「あだ」と読み、女のなまめかしく色っぽい様子。「晒木綿」「さらし」と振り仮名がありましたが、「さらしもめん」が一般的なようです。小幅の生木綿地を漂白したもの。「薄鼠地」「うすねずじ」と読み、薄い鼠色の生地。「関の扉」「せきのと」と読み、歌舞伎の演目「積恋雪関扉(つもる
本日も訪問してくださりありがとうございます先日、映画「国宝」を観てきまして、ブログにも上げていましたが、映画だけでは足りずに原作も購入してきました。気に入った映画、気になった映画は原作も読みたくなるのが私なのですが、今作はそう思わせてくれる映画でした。ちなみに時間差で「国宝」を観に行った娘の感想は、「『ジョーカー』でホアキンに感じた凄みを、吉沢亮にも感じた」とのことでした最初、図書館で予約して読もうかと思いましたが(買えよ~)、「きっと他にも予約の方いるだろうな」と
※※この本を読んで一言※※若者による群像劇で、5人のキャラクターが立っていてその関係性がとても面白い。そして切ない!普段はミステリ読みの私には新鮮でした。※※※※※※※※※※※※※※※吉田修一さんの作品を読むのは「湖の女たち」に続き2作品目です。この作品は「湖の女たち」とはテイストは違いますが、人間というものを鋭く描いていると思います。良介→琴美→未来→サトル→直輝の順番で視点(主人公)が切り替わり物語が進行していきながら、時間も同時に進行しているので、新たな出来事
小説『国宝』上、読了。映画と同じ流れですが、大分違います。どっちやねんww原作本は、主人公「喜久雄」の次に出番が多いのは「早川徳次」なのだと私には思えました。第一章からずっと影のように健気に喜久雄を支え続けます。でもその徳ちゃんは映画では最初の方しか出て来ません。確か、、そう、それを確かめたいから2回目観ます。本を読むと、徳ちゃんのシーンは見方が変わると思います。徳ちゃん登場だけでスクリーンが曇りそうです。喜久雄は青春篇では吉沢亮とは少し違う印象でした。もっとワル...京都で
映画「国宝」見てまいりました。もともと原作が大好きで上映を心待ちにしていたのですがなんせド田舎、映画館がない!封切りされても見に行く時間がなくもどかしい思いでしたがようやく昨日高速1時間飛ばして(あぁ田舎)行ってきました。本当に素晴らしかった!ストーリーや演技の凄さは他の方がたくさん書いているのでそちらを見ていただくとして私がハッとしたのは丹波屋の付き人「源吉」出てきた瞬間に思いました。げ、源造さんっ!あなたなぜここに!?源造じゃなくて源吉ですよmiakkiさん
映画で大ヒットしている「国宝」の原作を読みました。最初の任侠場面から面白くて止まりません。任侠から歌舞伎役者へと続き、ライバル登場、二人の対決と進みます。作者は、「悪人」の吉田修一です。本の解説は以下の通りです。「1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピッ
吉田修一国宝下花道篇国宝下花道篇(朝日文庫)Amazon(アマゾン)先日読んだ上巻に続いて、先が知りたくて止まらないという感じで下巻を読みました。『吉田修一国宝上青春篇』吉田修一国宝上青春篇国宝上青春篇(朝日文庫)Amazon(アマゾン)歌舞伎の物語らしいと知って読みました。映画も観るために予習も兼ねて。Amaz…ameblo.jp読んでいると、どうしても主人公の喜久雄、東一郎に感情移入してしまうので、俊介が歌舞伎界に戻ってきて、引き立てられて舞
また予約投稿を間違えて、今日アップ予定だったのを、昨日上げてしまっていましたつーこって、書き掛けだったコイツを本日アップ。ココさんや雅さんが記事で触れていた、映画『国宝』。『映画「国宝」』映画「国宝」を観ました。予告編を映画館で観てから、ずっと観たいと思っていた映画でしたが、約3時間という長さを全く感じさせず、最初から最後まで食い入るように観て…ameblo.jp『うちヨガで座りっぱなしが多い方へ!腰痛改善ヨガを受けてみた』「国宝」を観てきました一晩経って、やっぱり吉沢亮スゲー
先日、奥さんと休みが合いましたので映画を観に行くことになりました。個人的にはメチャクチャ面白かったトップガンマーベリックのスタッフが製作した、ブラッドピットのF1が観たかったのですが、奥さんはあまりアクションやホラー物は興味がない人なので、第二候補のコチラを観てきました。滅多に邦画は映画館で観ませんが国宝を観てきました。原作は読んでいませんが、吉田修一の作品の時点でおそらくハズレは無いハズですよね。実際かなり前評判も良かったので、少し期待していつものユナイテッドシネマへ。ストーリーの
先日、7月30日に、遅ればせながら、現在、話題沸騰中の、横浜流星さん、吉沢亮さん主演の映画「国宝」を鑑賞してきました。まずは、吉田修一さんの原作を読んでから、劇場に行こうと思っていたので、7月末になりました(苦笑)原作は、上下巻併せて、800頁を超える、大河小説で、映画は上映時間が、3時間にも及ぶ長編。「果たして、原作を3時間という限られた時間で、どこまで映像化出来るのだろうか?」と、思っていたのですが、幕が開くと、瞬く間に、映画の世界に魅きこまれ、3時間が、まさに「あっという間」に過ぎて
映画『国宝』を観た話題の映画、『国宝』を私も見てきました!『国宝』は原作が吉田修一さん。そして監督が李相日さん。吉田修一×李相日の作品としては、『悪人』、『怒り』があります。私はこの2作品がとても好きなので、期待を込めて観に行きました。国宝上青春篇(朝日文庫)[吉田修一]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}以下、主に感想考察ですが、内容に触れています。ネタバレにご注意ください。総括期待に反しない、前評判どおりの秀作だと思いました!ただ、観客
遅ればせながら映画『国宝』を観てきた。事前情報はまったく仕入れず原作本も未読。大ヒットしているというので「ヤクザの親分の倅が歌舞伎界で成功して人間国宝となる愛あり、友情ありの感動サクセスストーリー」…というようなわかりやすい筋を想像していた。そしたら、、思ってたのと全然違った。いや、大まかには上記のとおりであるものの描かれていたのはもっと複雑で重厚で深淵で罪深いほどの美しさと虚無が薄氷のような危うさで背中合わせに存在する世界。安っぽい思
NHKEテレでは、異なる分野で活躍する2人の“達人”が、29分×2週連続(EP1&EP2)で、ゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら、成功への道筋や独自の哲学を語り合い、それぞれの“素顔”が見えるだけでなく、通常のインタビュー番組にはない“化学反応”が醍醐味のクロストーク番組「スイッチインタビュー」を放送しています。9月19・26日に2週連続で、俳優の妻夫木聡さんと李相日監督が出演し、お二人が作品・演技にかける思いをたっぷりと語り合ってらして、興味深く番組を視させてもら
今、話題の映画『国宝』中学生の娘と一緒に観て参りました上映時間3時間🕐って長いな〜と観る前は思っていましたが観始めると映画の中の世界に完全に惹き込まれてしまい役者さん達の魂を感じる演技にあっという間のエンドロールでした歌舞伎役者さんが原作の作家さん?って思うくらい歌舞伎の世界の描写がリアルで何でかな?って思ったらやはり作者の吉田修一さんご自身3年間歌舞伎の黒衣を纏っていらっしゃった‥との事で喜久雄の子供時代を演じた黒川想矢くんって『怪物』に出ていた
おくればせながら一昨日やっと「国宝」を観た。長崎出身の作家吉田修一の原作で長崎が舞台のシーンから始まることもあってか、ほぼ満席。そのためエアコン効かせ過ぎたのか寒気がして、2回トイレに行った。温度上げて欲しいとお願いした。吉沢亮、女形の歌舞伎役者をあんなに見事に演じ切るとは!素晴らしく存在感のある俳優ですね。狂おしいほどの曽根崎心中のシーン、「鷺娘」を踊るなかで喜久雄が求めていた「景色」を見る幻想的シーンの映像は美しかった。海外でもヒットしそうですね。そして明日からこちらも長崎出身の作家カズ
龍の「血」は、わなないていた。主人公の立花喜久雄(黒川想矢→吉沢亮)は、まだ年若く、やんちゃ盛りで世間知らずの「龍」だった。すでに人を惑わせるほどなまめかしい顔立ちをしているのに本人にはその自覚がなく、それが生まれながら背負わされている罪深い宿命を、ことさら危ういものにしていた。喜久雄の父、権五郎(永瀬正敏)は戦後にのしあがった長崎の侠客、立花組の組長。1964年正月、老舗料亭で組をあげての新年会の真っ最中に敵対する組になぐりこみをかけられ、中学生だったひとり息
行ってきました❣️映画「国宝」3時間と言う長尺しかし、全く長さを感じない原作者の吉田修一は3年間、自ら黒衣として過ごしたと言うかなりの熱量を注いだようです詳細は公式サイト👇https://kokuhou-movie.com/映画『国宝』公式サイト大ヒット上映中|ただひたすら共に夢を追いかけたーkokuhou-movie.com予告動画👇李相日監督は初めから、吉沢亮を主役と決めていたようです脚本や、撮影に関しての思いなども含めて長いですが、こちらをご一読いただければ👇
話題の映画見てきました。『国宝』うわさに違わず、凄い作品でした。若い頃、数年間東京勤務だった時があるんですが、ハマってしまい、毎月歌舞伎座に通っていました。なので、映画に出てくる演目にも馴染みがあって。その中の人達をクローズアップしてる映画らしいとは知っていたんですが、上演時間の長さに恐れを抱きテレビ放送まで待とうか?と思っていたんです。が、映画館で見て良かったと思える作品でした。3時間という長さを感じないほどの没入感。のっけから永瀬正敏さんの迫力にビビり少年期の喜久雄役の黒
私は、国宝病です(Threadsでは普通の事🤣)コレで満足꒰⑅ᵕ༚ᵕ꒱˖♡吉沢亮ソロバージョンカバーを見つけたのもこじんまりした書店さて、娘道成寺バージョンの下巻はどこで探そうか…💡あそこの本屋、あるかも行った見たら、ありました映画版のカバーはコレだけしかなかった(吉沢亮のソロバージョンはもうないんだな)別の文庫棚は映画版カバーの付いていない元々の装丁の吉田修一の原作本が積んでありました上下巻揃っても、直ぐには読めない😣読まなきゃいけない本がある今、図書館
以下、ネタバレあるかもしれません。映画「国宝」を観てきました。上映開始日の朝一番の回。上映時間3時間。『国宝上下青春編篇花道篇』(吉田修一毎日新聞出版)先に小説を読んでました。上下巻でボリュームがあるけど、圧倒的な没入感で一気読みでした。わたしは、先に原作を読みたい派。自分の頭で、その物語を描きたいし、登場人物を想像したいし、動かしたい
2025.4月。吉田修一作品12冊目【国宝】読了。「悪人」「怒り」の吉田修一が歌舞伎の世界を描いた小説「国宝」が映画化。吉沢亮が主演、李相日が監督を務め、東宝配給のもと2025年6月〜全国公開される。2017年から朝日新聞にて連載された原作は、吉田が3年の間、取材のため歌舞伎の黒衣(くろご)をまとって楽屋に入った経験をもとに書き上げた長編。↑との、映画情報を元に文庫本上下で読みました。映画キャストの吉沢亮、横浜流星がアタマに入っていた事もあり、映画を観ている様な感覚で読み始めて読み
現在、映画化されて、話題沸騰中の吉田修一さんの著書『国宝上巻(青春篇)』を読了しました。ネタバレしない程度に、あらすじを。1964年元旦、長崎の老舗料亭「花丸」長崎の任侠一家「立花組」の跡取りで「一度受けた恩は決して忘れない」という、猛禽類のミミズクの彫り物を背中に背負った、立花組の組長の息子、立花喜久雄は、父の権五郎が、敵対する宮地組からの襲撃を受け、自身の腹心だった、辻村の裏切りに遭い殺害されます。その後、徳次と共に行なった、宮地組への復讐に失敗し、大阪の歌舞伎役者、花井半二郎の預
監督李相日脚本奥寺佐渡子原作吉田修一キャスト立花喜久雄(花井東一郎)吉沢亮(子役:黒川想矢)立花権五郎永瀬正敏喜久雄の父立花組組長立花マツ宮澤エマ喜久雄の母花井半二郎渡辺謙喜久雄の師匠俊介の父大垣幸子寺島しのぶ半二郎の妻俊介の母大垣俊介(花井半弥)横浜流星(子役:越山敬達)早川徳次