ブログ記事1,575件
新聞小説「国宝」(20)5/4(476)~5/29(500:最終回)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧12345678910111213141516171819全体まとめはこちら感想辻村の告白と、最終章を締めくくる演目「阿古屋」の描写。中国大陸に渡って成功した徳次は、結局皆の前に姿を見せることなくドラマが終わった。父、権五郎を殺した仇でもあった辻村。だが辻村自身は喜久雄の親代わりとして、彼の大事な
長所と短所は表裏一体。良いときは長所となり、悪いときは短所として出る。短所との付き合い方を教えてくれたのは、その人でした。婚活カウンセラーが選ぶ、結婚がわかる100冊シリーズです。20冊目愛に乱暴吉田修一愛に乱暴上(新潮文庫)[吉田修一]529円楽天愛に乱暴下(新潮文庫)[吉田修一]529円楽天この小説の著者である吉田修一さんは文庫の帯にこう書かれています。「ミステリーの要素も大きいので
怒るのは勝手やけど、他人巻き込むな!怒りDVD通常版4,104円Amazon殺人事件を犯して逃げた犯人。何処かに消えた犯人は、人混みに紛れて暮らしてる。3人の男に、スポットライトがあたり、犯人はお前だ!八王子で夫婦が惨殺される事件が発生。現場には、血で書かれた「怒」の文字が!血文字で書いて受けるのは「平気」だけじゃよ~?ワクワクBOY。(このネタ誰にわかるのさ)犯人の山神一也は逃走したまま、消息を絶ちました。★出会い★槇洋平に
新聞小説「国宝」まとめ2017/1/1~2018/5/29(1~500)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧1234567891011121314151617181920朝日新聞朝刊で連載されていたもの。世襲が一般的な歌舞伎の世界で、ヤクザの息子から人間国宝にまで上り詰めた男の人生を描いた。全体感想ヤクザの家系に生まれ、数奇な運命で歌舞伎の世界に入り、世襲の壁を越えて「人間国宝」まで昇り
新聞小説「国宝」(4)吉田修一3/19(76)~4/13(100)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧1234567891011121314151617181920全体まとめのあらすじはこちら感想最近、家事多忙でちょっとご無沙汰。半二郎の厳しい稽古を、全く辛いとは思わずどんどんのめり込む喜久雄。半二郎が喜久雄と俊介に見出した女形の素質と、小野川万菊との出会い。ずっと喜久雄を見守って
一冊紹介。「横道世之介」吉田修一。どこにでもいる普通の大学生一年生の話。長崎から上京してからの青春物語。新聞に掲載されてたものを文庫化したようです。結末はなんだかすごく寂しくなり、最終ページにあるお母さまのお手紙からには涙こらえきれませんでした。出逢えて良かったと思える。そんな人になりたい。と世之介知り改めて思いました。もしかしたら、ダメな時期だからこそ出逢える人もいるのかもしれない。そんな風にとらえたら、人生のダメな時期も捨てたもんじゃない。
本日2回目の更新です。吉田修一さんの『国宝』上下巻を読みしました。分厚い上下巻なので、1日では読みきれません。だけど何をしていても早く続きが読みたくてたまらず、最後は朝4時半まで起きて一気読みしてしまいましたよ。国宝上青春篇[吉田修一]1,620円楽天国宝下花道篇[吉田修一]1,620円楽天戦後の長崎。任侠立花組組長の権五郎は、新年会の席で、敵対する組の襲撃を受け、命を落とす。一人息子の喜久雄と幼なじみの徳次を引き取ったのは、
それは怨嗟でもなく愛でもなく…さよなら渓谷[DVD]4,104円Amazon幼児殺害事件が起きた、とある田舎で、その男女は暮らしていた。激しく求め合う二人だが、実は…。今日人類が木星についたYO~、それはさよなら人類!我が子を殺すというセンセーショナルな事件が起きた、山あいの村。我が子を殺害したと思われる母親が逮捕されていかはる。このシーン、コントラストが非常に鮮やかで、あの秋田の事件を思い出させつつも、あの事件とは違う色合い…み
今日は、怖~い日本映画「楽園」のお話です。「楽園」は、2019年の瀬々敬久監督のサスペンス映画です。私は、この映画の基となった吉田修一の「犯罪小説集」は読んでいませんが、酷似した実際の事件は記憶にあります。そのうちのひとつ、限界集落殺人事件は、私の住む街からそんなに遠くない村で起き、事件のその後が連日ローカルニュースで報道されていたので、とても印象に残っています。この映画のどこが怖いかって?それは、そこらに普通に暮らしている平凡な人達が、ちょっとしたことをきっかけに、知らないうちに
吉田修一さんの『横道世之介』を読了しました。PickItem横道世之介(文春文庫)[吉田修一]楽天市場880円${EVENT_LABEL_01_TEXT}横道世之介【電子書籍】[吉田修一]楽天市場785円${EVENT_LABEL_01_TEXT}吉田修一「横道世之介』大学時代、私が所属していた箏曲部に「ナオミ」という名前の女性がいました。(ナオミには漢字があてられていましたが、それは伏せさせてください)名前じたいはものすご
※※この本を読んで一言※※若者による群像劇で、5人のキャラクターが立っていてその関係性がとても面白い。そして切ない!普段はミステリ読みの私には新鮮でした。※※※※※※※※※※※※※※※吉田修一さんの作品を読むのは「湖の女たち」に続き2作品目です。この作品は「湖の女たち」とはテイストは違いますが、人間というものを鋭く描いていると思います。良介→琴美→未来→サトル→直輝の順番で視点(主人公)が切り替わり物語が進行していきながら、時間も同時に進行しているので、新たな出来事
早い。もう4月です。自分がスローすぎて時間についていっていない感覚です。3月の読書はこんな感じでした。これといってとりとめのないチョイスでした。ブログを確認したらしばらく感想を書いていなかったようです。楊花の歌Amazon(アマゾン)別のショップのリンクを追加・編集1941年、日本占領下の福建省廈門。大阪松島遊廓から逃走して、上海、広州、香港と渡り歩き、廈門に辿り着いたリリーは、抗日活動家の楊に従い、カフェーで女給として働きながら諜
私が3番目に好きな(現役的という意味で言えば2番目に好きな)小説家である吉田修一の最新刊『続横道世之介』を読み了えましたよ。この本が店頭に並んでいるのを見つけるまで、続編というその存在を一切知らず、店頭で「え、マジで?!」となって以来、ずっとずっと早く読みたかったものの、中国語試験なり他に読んでいた本なりがあったせいで読み始められず、故に先日ようやっと読み始めたらもう没入度がヤバイヤバイ。著者からのメッセージつきでございました。私は吉田修一作品の中で
愛に乱暴吉田修一の小説「愛に乱暴」を実写化したサスペンスドラマです。威圧感がある義母や自分に無関心な夫への不満を振り払うかのように丁寧な暮らしを送ることに固執する女性に、不穏な事態が次々と降り掛かる。とっても面白かったです。何だかそこら辺にありそうな不幸話なのですが、その分、リアリティーがあって、「あらら、こうなっちゃうよねー。。」みたいに思いながら拝見していました。うまく行かない時は、何でもうまく行きません。また、うまく行かない人は、何やってもうまく行かないという面
私が3番目に好きな小説家である吉田修一が四年前に書いた長編小説『湖の女たち』。この本の感想を書いたのが上記の記事なんですが、その時にも書きましたけど、まあ世の中は本当に吉田修一の映像化が好きですね!!オリジナリティないのかね!!とも思いがちなんですが、でもまあ、そうそうオリジナリティを発揮できるわけもないので仕方ないんですがね。というわけで今日のお休みは地元の映画館の遠くにある方で『湖の女たち』を見てきましたよ。このイオンシネマ、郊外にポツンと
2019年公開日本監督瀬々敬久嘔吐表現有り注意箇所は、杉咲花さんの幼馴染男性の入院にお見舞いに行ったところ。治療の副作用でトイレで。なので、お見舞い場面見なければなんとかなるかも。もうひとつは、佐藤浩市さんが、土を食べるところ。ここは目をそらすと、後の話につながりにくいので無理しないといけないかも。吉田修一著「犯罪小説集」の中の「青田Y字路」「万屋善次郎」をミックスしたストーリー。少女失踪事件と連続殺人事件が描かれています。限界集落での、偏見や差別、大人のいじ