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原油相場は3営業日振りに小幅反発です。前日引け後の時間外取引は動意が薄く、ニューヨーク時間帯の朝方に一旦下げたものの、$57/bbl台半ばで支えられ切り返しています。12月10日のNYMEXWTI原油先物の終値は前日比21セント高の$58.46/bblで、引け後の時間外取引は$58/bbl台後半です。市場の空気が弱気に傾いているわけではないため、下げが続くと安値を拾う展開となります。ただ、需給バランスの大幅な供給過剰が続く限り、下げトレンドの転換には全く新しいストーリーが求められ
原油相場は続落です。特に目新しい材料は無く、需給バランス見通しも緩和寄りに修正されて頭重い展開です。12月9日のNYMEXWTI原油先物の終値は前日比63セント安の$58.25/bblで、引け後の時間外取引は$58/bbl台半ばです。米国エネルギー情報局(EIA)の12月短観によると、2025年の世界の石油需要見通しは日量1億394万バレルで前月予想から同20万バレルの下方修正、2026年の需要予測は日量1億517万バレルで前回から同3万バレルの下方修正でした。一方、20