ブログ記事931件
ひとつ前の当ブログで書いたように、八千草薫さんは「宝塚歌劇団」を退団後、東宝に入社、特撮映画でも活躍されます。そして、円谷英二さんが特撮を担当した『乱菊物語』(1956谷口千吉監督)で出会った谷口千吉監督と結婚されます。当時、八千草さんは25歳。谷口監督は44歳でしたから19歳の年の差がありました。しかも、谷口監督には若山セツ子さんという妻がいましたから、不倫、あるいは八千草さんの略奪愛、という感じでスキャンダルになりました。結局、谷口監督は若山さんと離婚、『乱菊物語』公開の翌年、1957年
ゴシップ新聞に掲載された『ヅカの壁』。映像の世界で大成した往年の俳優では、音羽信子さん、淡島千景さん、八千草薫さん、扇千景さん、加茂さくらさん、浜木綿子さんでしょう。みなさん芝居達者だし、『ヅカの壁』を越えた、宝塚じみた雰囲気はないもんね。いまの目指してジェンヌOGは、悪い意味で宝塚のシミが染み込んでいて映像では使えないですよ。
昨日夕方テレビで亀戸天神の藤まつりやってた東京一だって藤のこと頭になかった私の前のチャリ通勤路がほぼ境内を通る勢いなので珍しくはなかったでいい時期にあんまりちゃんと見たことなかったああしょぼくなっちまったなあなんてのが多かったで行ったという次第この白い橋昔は白くなかったこの橋の上で八千草薫が寅さんにふられるのだたまに出る不甲斐ない寅なのだあとねテレビでも言ってたけど藤の匂いするのね
寺山修司原作・脚本・監督ポスター画は「ガロ」出身のイラストレーター・花輪和一さん。ちびまる子ちゃんの花輪君(和彦)はこの方から頂いたお名前なんだそうですね。こういう前衛映画はほんとは全く苦手なんですけどこの映画だけは好きなんです。お話。青森県の下北半島恐山のふもとの寒村。父に早く死なれた「私」は母と二人きりで暮している。少年時代の私(高野浩幸)我が子をあくまでも自分の中に閉じ込めようとする重すぎる母の愛情。そんな母親から逃げ出し
「不毛地帯」「不毛地帯」プレビュー1976年8月28日公開。二次防の主力戦闘機買い付けに暗躍する商社と政財界の黒い断面を描く。ロッキード事件真っ最中の公開映画!配給収入:5億7700万円。原作:山崎豊子『不毛地帯』脚本:山田信夫監督:山本薩夫キャスト:近畿商事壱岐正-仲代達矢大門一三社長-山形勲里井専務-神山繁小出航空機部員-日下武史松本航空機部長-高城淳一与謝野外国部長-仲谷昇山本繊維部課長-滝田裕介兵頭繊維
映画スター名鑑、日本の女優編や!『婦人画報』1958年1月号より。コメントはWikipediaから。【ア行】青山京子(1935生)小林旭の奥さん。新珠三千代(1930-2001)元宝塚有馬稲子(1932生)やはり宝塚出身。淡路恵子(1933-2014)元SKDやて。淡島千景(1924-2012)元宝塚。安西郷子(1934-2002)元大阪松竹歌劇団。三橋達也の奥さん。江利チエミ(1937-1982)サザエさんや!乙羽信子(1924-1994)元宝塚。【カ行】香川京子(193
山田太一・原作・脚本鴨下伸一・堀川敦厚・演出1977年・TBSで放送された連続ドラマ。『岸辺のアルバム』の爽やかなタイトルと八千草薫×杉浦直樹・夫婦の配役からしてこれはアットホームなホームドラマね、と思いお茶の間で家族そろって見始めたら放送一回目から思わぬ展開が予想され回を重ねるにつれお茶の間の視聴者はその衝撃にバタバタと倒れたのです!オープニングはジャニス・イアンの「ウィル・ユー・ダンス」をバックに大雨による多摩川氾濫で
「第」が略字になっているところに時代を感じる東宝「変身人間シリーズ」の第3弾。発表順は1958美女と液体人間1960電送人間1960ガス人間㐧一号『ガス人間㐧一号』は三作の中で一番出来が良いと思う。枷(かせ)、葛藤、小道具、恋愛…、上手な使い方をしている。銀行が襲われた。犯人は車で逃亡を図る。追いかけるパトカー。田舎道、夜道だ。中には警部補の岡本もいる。逃亡者の車が崖に転落する。岡本らが転落した車両に駆け付けるも、車の中には誰もいな
実は昨日発売の『TokyoGraffiti』5月号の特集「抱きたい抱かれたい「映画の男」」に声をかけていただき、記事を掲載していただいてます。昨日からTwitterに続々と他の参加者さんのツイートが上がってるんですが・・・やーもう、皆さん肉食もりもりジューシー女子!って感じ!!記事もめっちゃ熱いです。こーんな豪快なメンツの中じゃ私なんぞ羊の群れの隅っこでお口はむはむしてる草食婆もっと爪を研げ、牙をむけ、骨を砕けい!!と今どきの華麗なる肉食女子さま方に顔面殴打された感じ?やー、刺激
現代の女優さんより、美しい。ゴメンなさい……m(__)m共通点は、凛々しいこと、芯が強く感じること。ようは、おバカじゃないことです。1位:香川京子。1931年~84歳。清楚という言葉は、可憐という言葉は、香川京子さんのためにあるのです。「赤ひげ」(1965年)の狂女、愕然としました。信じられません。2位:八千草薫。1931年~85歳。「阿修羅のごとく」(1979年part1、1980年part2)NHK・TVドラマ、脚本:向田邦子、演出:和田勉。最強最良のTVドラマ。悩める主婦
八千草薫さん、名女優が書いた「まあまあふうふう」という本が有る。力を抜いた八千草薫さんの生き方をエッセイ形式で写真と共に楽しめるスタイルブック。ご高齢になるまで優雅な方だった。この馬馬虎虎(まーまーふーふー)は、日本語の『まあまあ』と同じ中国から言葉が伝わったってことを考えると不思議ではないが、同じ意味の言葉を聞くと嬉しくなる。このうんちくをブログの名前、半可通な知識で解説する。宋王朝時代に、ずさんな画家がおったそうな。虎の絵を頭から書き始めたが、虎の胴体を如何書いたら良い
ひとつ前の当ブログの続きです。『銀嶺の果て』(1947谷口千吉監督)は、三船敏郎さんのデビュー作であり、『ゴジラ』(1954本多猪四郎監督)の音楽で有名な伊福部昭さんの映画音楽デビュー作という風に映画史においても重要な作品です。その『銀嶺の果て』で出会った若山セツコさんと谷口千吉監督は結婚します。『青い山脈』(1949今井正監督)という国民的大ヒット映画で「メガネっ子」を演じアイドル的人気を得た1949年のことです。このとき若山さん20歳、谷口監督37歳ですから17歳の年の差。既に書
大河ドラマ『麒麟がくる』は6月7日の第21回「決戦!桶狭間」をもって一旦休止となりました。当面、3週間、過去の時代劇『独眼竜政宗』『国盗り物語』『利家とまつ』の3作品の名場面集が放送されます。6月14日の1回目は1987年(昭和62年)の『独眼竜政宗』、主演の渡辺謙をゲストに当時の撮影現場を振り返るようです。1月の幼少期からの2月の少年期までは子役が演じていて、渡辺謙が実際に出演するのは2月最終週から。破竹の勢いで東北の覇者にのし上がっていく政宗ですが、全国的見地から見るとしょせん田舎の
今日もご訪問いただきありがとうございます先陣切っての最終回が、まさかのこのドラマだなんて・・・・・・・8話目にして最終回を迎えた、「執事西園寺の名推理」。簡単なあらすじ(クリックorタップで拡大して読んで下さい)最終回は、西園寺に殺人容疑が降りかかりました。しかし、これまでずっとこの番組を視聴していた方なら、ほぼ大まかな推理は出来たハズ☆光弥の双子の兄貴・佑一郎の陰謀って事(笑)。