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俵万智さんといえばあまりにも有名であまりに素晴らしいこの短歌。この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日大好きで、今でも7月6日は必ずあ!サラダ記念日🤍とサラダを作る。そしてもうひとつ。大好きな歌がある。そしてそれを、ここ最近は何度も心の中で唱えている。自然と思い出されるのだ。長女も息子も『お友達とお昼食べるね』今ごろ食べてるかな、ちゃんと食べてるかな。そんなこと考えながら、次女とナポリタン。最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育てこの歌が何度も浮
先日、入院中に俵万智さんの『生きる言葉』を読み始めて、あっという間に1冊読了しました。万智さんの思いを言葉に紡ぎ出す才能に改めて敬服。今度、言語学者の立場から書評論文を書いてみたいと思います。今日は余談をひとつ。こんな問いを立ててみました。「言」(こと)はなぜ「葉」なのか?やまとことばでは、もともと「言」(こと)だけでlanguageやwordsを表していたのを、なぜ「葉」を添えて言うようになったのか。これには諸説あるのですが、やはりある種のメタファー(比喩)が慣習化したも
生きる言葉簡潔で奥深いタイトル今の、生きた言葉という意味と今を生き抜くための言葉の意味の両方が込められています互いの背景や文脈が読み取りにくいSNSの時代だからこそ言葉の重要性は増していると俵さんは説いています本書では自身がSNSで経験した炎上を振り返ったり、クソリプについて考察したりするしかし、取り上げられるのはトラブルに関する事例ばかりではない俵さんは持ち前のポジティブさと探求心で様々な言葉と向き合う私が特に惹かれたのは俵さんがコロナ禍に沼