ブログ記事319件
前回に続いての話題です。ゾレアも在宅自己注射可能になりました。ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体製剤「ゾレア®皮下注75mgシリンジ、150mgシリンジ」、「在宅自己注射指導管理料」の対象薬剤に追加|ノバルティス|NovartisJapanPublishedon2021年8月11日www.novartis.co.jpでは、ザックリと薬剤情報です。○ゾレア皮下注75mgシリンジ・150mgシリンジ【効能・効果】○気管支喘息(既存治療によっても
とりあえず、重要性の高いものを優先します。9月1日に潰瘍性大腸炎治療薬のコレチメントが発売されました。成分名はブデソニド。アンテドラッグ型のステロイドです。ブデソニドと言えば、吸入薬のパルミコートの成分で、他の吸入薬にも使用されています。そして、クローン病に使われるゼンタコート、潰瘍性大腸炎に使われる注腸薬のレクタブルの成分もブデソニドです。コレチメント(ブデソニド)の作用機序:レクタブルとの違い【潰瘍性大腸炎】-新薬情報オンライン(passmed.co.jp)潰瘍
デュピクセント300mg(ペン・シリンジ)には、昨年9月に小児のアトピー性皮膚炎の適応が追加されました。それにともない、200mgシリンジが承認され、昨年12月に発売されました。効能等追加~デュピクセント(アトピー性皮膚炎・小児の用法追加)|「服薬指導のエッセンス」~薬剤師のための患者さんへの接し方と服薬指導~(ameblo.jp)そして、今年2月に、300mgペン・シリンジ、200mgシリンジに、特発性の慢性蕁麻疹の適応が追加されています。すでに、かなり混乱している
6月18日の新規ジェネリック医薬品薬価収載にともない、ドボベットフォームが薬価収載されました。6月18日収載即発売となっています。これで、ドボベットには軟膏、ゲル、フォームと3つの剤型が存在することになります。https://medical.kyowakirin.co.jp/site/infopdf/notice/1347.pdf使用上の注意点です。・本剤は振ってから使用すること。・本剤に触れた手で、顔面、傷口等に触れないように注意すること。・目に入らないように注
実は、最近、初めて原稿の依頼をいただきました。詳細は書けませんが、発売時期が決まりましたらお知らせします。その仕事の過程で、昨年11月にメトジェクトが発売されていることに気付きました。いつも、「ClinicalCloud」さんの新発売情報をチェックしていますが、なぜか未掲載。成分が、リウマトレックスと同じメトトレキサートだからでしょうか?メトジェクトは、関節リウマチに使用されるメトトレキサートの注射製剤です。自己注射も可能なので、避けて通ることはできません。では、紹介ペー
2024年3月末に経過措置期間が終了する薬剤をまとめてみました。外用薬は、繁用されるものはなかったので掲載していません。消化酵素薬のエクセラーゼ、タフマックEがなくなります。残るは、ベリチームのみ(のはずです)。すでに出荷調整となっていますが、永遠に続く気がします。でも、薬価が低すぎて、採算が取れないのでしょうね。これは国の責任ですね。経過措置終了(20240331まで).pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com
忘れないうちに書いておきます。SGLT2阻害薬のジャディアンスにCKDの適応が追加されました。これで、2型DM、慢性心不全に次いで3つめの適応症となります。CKDに適応があるのは、フォシーガに次いで2例目です。では、追加内容です。○ジャディアンス錠10mg(25mgも存在するが適応は2型DMのみ)【効能・効果】〈ジャディアンス錠10mg・25mg〉2型糖尿病〈ジャディアンス錠10mg〉慢性心不全ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。慢性腎臓病た
6月8日に新規抗菌薬の点耳薬、コムレクス耳科用液が発売されました。すでに販売されている抗菌薬の点耳薬は…フルオロキノロン系・オフロキサシン:タリビッド耳科用液・ロメフロキサシン:ロメフロン耳科用液セフェム系・セフメノキシム:ベストロン耳鼻科用ホスホマイシン系・ホスホマイシン:ホスミシンS耳科用などがあります。コムレクスの成分はフルオロキノロン系のレボフロキサシン。お馴染みの成分です。では、薬剤情報です。○コムレクス耳科用液1.5%(成
こんにちは、エスマイルです10月1日(日)に2023年度(2024年入社)「内定式・懇親会」を行いました。コロナ禍ではオンラインで開催していましたが、今年度は久々の対面開催で、内定者の皆さんが初めて顔を合わせる一大イベントです社長からの祝辞や先輩社員からのビデオメッセージなど1年前は同じように内定者だった先輩からのお話は国家試験までの過ごし方や社会人になってからの自分の姿を想像するのに参考になることが多かったのではないでしょうか内定式の後は、スズケングループの保険薬局でオ
4月6日に、新規慢性特発性血小板減少性紫斑病治療薬、タバリス(成分名:ホスタマチニブ)が発売されました。処方するのは、専門医のいる病院だと思うので、扱う可能性は低いかも知れません。ポイントを絞って押さえておきましょう。ではいつも通り、他の解説ページを紹介します。タバリス(ホスタマチニブ)の作用機序【ITP】-新薬情報オンライン(passmed.co.jp)慢性ITPに対する血小板破壊抑制薬:日経メディカル(nikkeibp.co.jp)日経メディカルから抜粋さ
少し遅い情報ですが、ヌーカラが在宅自己注射ができるようになっていました。実は、近くの病院が採用したので知りました(苦笑)。ヒト化抗インターロイキン5モノクローナル抗体薬「ヌーカラ皮下注用100mg」の液剤「ヌーカラ皮下注100mgシリンジ」および「ヌーカラ皮下注100mgペン」「在宅自己注射指導管理料」対象薬剤に追加のお知らせ|GSKグラクソ・スミスクライン株式会社グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ポール・リレット、以下GSK)は、ヒト化抗
少し前になりますが、2月9日に、エンレストに「慢性心不全に対する1歳以上の小児の用法」が追加されました。○エンレスト錠50mg、100mg、200mg【効能・効果】[錠50mg・錠100mg・錠200mg]成人慢性心不全ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。小児慢性心不全[錠100mg・錠200mg]高血圧症【用法・用量】〈慢性心不全〉通常、成人には1回50mgを開始用量として1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2
6月2日に、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病治療薬のケレンディアが発売されました。慢性腎臓病に対するMR拮抗薬が登場2022年3月28日、慢性腎臓病(CKD)治療薬のフィネレノン(商品名ケレンディア錠10mg、同錠20mg)の製造販売が承認されました。medical.nikkeibp.co.jp近年、CKDの適応を有する薬剤がたくさん登場してきました。以前から繁用されているのが、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)。2021年
2020年に発売された原発性腋窩多汗症治療薬のエクロックゲル。6月1日に「ツイストボトル」が発売され、現在、全部で3種類あります。発売時の記事はこちら11月26日に原発性腋窩多汗症治療薬のエクロックゲルが発売されました|「服薬指導のエッセンス」~薬剤師のための患者さんへの接し方と服薬指導~(ameblo.jp)最初は、アプリケーター付きボトル20gのみ。次にアプリケーター付きボトル40gが発売。さらに6月1日に、ツイストボトル40gが新発売。この前、初めて処方
4月14日に新規アルツハイマー型認知症治療薬のアリドネパッチが発売されました。アリドネパッチの成分はドネペジル。内服薬であるアリセプトの貼付薬となります。注意すべき点は、アリセプトと違ってレビー小体型認知症には適応がないこと。これについては、保険薬局では判断しかねるので、参考程度で良いと思います。また、アリセプトと同様に、他のコリンエステラーゼ阻害薬との併用は認められません。アルツハイマー型認知症に適応のある貼付薬には、他にイクセロン/リバスタッチパッチがありますが
9月25日、デュピクセント皮下注300mgペン/シリンジに、「既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎」に対する小児の用法が追加されました。【効能・効果】(変更なし)既存治療で効果不十分な下記皮膚疾患○アトピー性皮膚炎○結節性痒疹○気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治の患者に限る)○鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)【用法・用量】〈アトピー性皮膚炎〉通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に
最近、あまり新発売の薬剤がなく、ブログから遠ざかっていました(苦笑)。あ、Twitterにはちょこちょこと書き込んでますので、よろしければご覧ください。鹿嶋直純@服薬指導のエッセンス(@nao_z_3)さん/Twitterさて、今回は4月17日に発売されました、筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬のラジカット内用懸濁液についてです。保険薬局での取り扱いは、一部に限られそうなので、掲載するか迷いました。ただ、「ひとまず投薬できる体制を整える」のが私の方針なので、書こうと思います。
3月15日に、厚労省から、変更調剤のルールについて通達がありました。必ず、本文をお読みになって各自の責任で運営してください。簡単に書くと…1)ジェネリックの銘柄処方(変更調剤可)で、それが出荷調整のため入手できない→疑義照会せずに先発に変更可能2)ジェネリック→ジェネリックの変更で薬剤料が上がる場合→①これまでは変更不可だったが変更可能→②これまでは類似する剤型への変更のみ可能だったが、別剤型への変更も可能例)錠剤→散剤など※1)、2)ともに患者さんの同意を得る。
久々の新薬情報です。4月6日に新規抗真菌薬のクレセンバ(成分名:イサブコナゾニウム)が発売されました。適応症は「アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症、慢性進行性肺アスペルギルス症、単純性アスペルギローマ)、ムーコル症、クリプトコックス症(肺クリプトコックス症、播種性クリプトコックス症[クリプトコックス脳髄膜炎を含む]の真菌症の治療」。市中のクリニックからは処方されない薬剤ですね。では、深在性真菌症について、日経メディカルから抜粋させていただきます。深在性真菌症に対する新たな
12月に新規の配合薬が発売されていましたので、表を掲載します。※類似薬剤も掲載しました表4-2主な配合薬一覧ー12月.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.comアトルバスタチンの配合薬→アトーゼットロスバスタチンの配合薬→ロスーゼットピタバスタチンの配合薬→ピタ-ゼットやろ!!残念ながらリバゼブリバゼブの注意点を掲載しておきます。【用法・用量に関連する注意】・原則として、ピタバスタチンカルシウムとして2mg及びエゼチミブ10
Twitterは見ていたら、いきなりタイトルの話題が目に入りました。医療関係者向けサイト|エーザイMedical.eisai.jp医療関係者の皆様へmedical.eisai.jpエーザイの告知から抜粋します。室温保存から冷所保存に変更されますが、有効期限は短くなります。長くなるなら分かりますが…。ちなみに出荷予定日は、2022年10月となっています。また、メーカーが交換を行うと告知しています。まだメーカーには確認していません。おそらく説明に来るのが普通だと思