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3月19日に、新規子宮筋腫治療薬のイセルティが発売されました。同効の経口医薬品としては、すでにレルミナが販売されており、両方ともGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)アンタゴニストです。一番の違いは、イセルティは食事の影響を受けないこと。レルミナは食事の影響を受けるので「食前」となっています(食後で効果減)。イセルティには食事の縛りがありません。作用機序などについては、レルミナの記事を参照してください→レルミナ|「服薬指導のエッセンス」(じほうから新版が発売中!)
Xではさんざん話題になっていたのですが、ヘパリン類似物質ローションの一般名マスターが更新され、変更になりました。今後は、以下のように表記されます(ただ、絶対これでないとダメという訳ではなく、これまで通りの表記も可能です。医療機関側のマスターの変更にも影響されると思います)。・ヘパリン類似物質外用液0.3%(乳剤性)・ヘパリン類似物質外用液0.3%(水性)先発はヒルドイドローションで、そのジェネリックとして乳剤性と水性があるのは、ご存知だと思います。・乳剤性→ラクール
先日の新薬の表に掲載しましたが、メラトベルに錠小児用が薬価収載されました。まだ発売はされていないようです。基本的な薬剤情報は、既存の顆粒と同じですが、簡単に掲載します。添付文書上には、新薬の14日制限の記載はありませんでした。○メラトベル錠小児用1mg,2mg(一般名:メラトニン)以下、顆粒と共通です。【効能・効果】小児期の神経発達症に伴う入眠困難の改善【用法・用量】通常、小児にはメラトニンとして1日1回1mgを就寝前に経口投与する。なお、症状により適宜増
今年度も残すところ約3ヵ月ですね。表題の通り、販売終了にともなう経過措置期間が3月末に終了する薬剤があります。比較的使用頻度の高いもの(おもに先発品)を表にしましたので、確認してください。まだ入手できる可能性もありますが、残ったら無駄になるので、ある時点でジェネリック等に切り替えたほうがいいでしょうね。今回も消え去る先発品があります。ジェネリックに切り替わっている現在では当然なのかもしれませんが、ちょっと寂しくなる部分もあります。EPL、イメンド、オステラック、ガストローム、クレストール
ご無沙汰しています。10月は1回も更新せずに終わり、11月に突入しました。今年もあと2ヵ月ですね。ぼちぼち進んで行きましょう。今回は、新規の緑内障治療薬(点眼薬)のセタネオです。緑内障に効果のある点眼薬は、すでにたくさん存在します。何が違うか?が気になりますね。セタネオ点眼液(セペタプロスト)の作用機序【緑内障】-新薬情報オンラインセタネオは、FP受容体作動に加えてEP3受容体作動も有する新規作用機序のプロスタノイド受容体関連薬です。ちなみに、EP3受容体作動薬は国
12月24新規新規てんかん重積状態治療薬のスピジアが発売されました。てんかん重積状態に用いられるものには、すでにブコラム(一般名:ミダゾラム)が販売されています。今回のスピジアの一般名はジアゼパム。イメージとしては、ダイアップ坐剤の別剤形のイメージでしょうか?(ダイアップの適応症は「てんかん重積状態」ではなく「熱性けいれん及びてんかんのけいれん発作の改善」です。ちなみに、先ほど挙げた3種の薬剤の使用可能年齢は、・スピジア:成人及び2歳以上の小児・ブコラム:18歳未満(18歳以
3月19日に新規うつ病・うつ状態治療薬のザズベイが発売されました。この薬、発売前からけっこう話題になっていましたよね。特徴的なのが「14日間服用」ということ。再投与までは「投与終了から6週間以上の間隔を空けること」となっています。これまで、このような抗うつ薬はありませんでした。うつ病の急性期に即効性が期待される新規治療薬:日経メディカル↑の記事では「急性期に即効性が期待される」と記載されています。ザズベイは、新規の作用機序を有するアロプレグナノロン様γ-アミノ酪酸作動性ク
ベピオウォッシュゲルが薬価収載されました。ご存じのように、ベピオにはゲル2.5%とローション2.5%があり、ウォッシュゲルは新剤形となります。ウォッシュゲルは5%というのがポイントです。なお、発売は6月のようです。※表面、裏面の両方に「5~10分後に洗い流す」と記載があります。←ここがポイントですここまで書いてくれたら、説明漏れを防ぐことができますかね。○ベピオウォッシュゲル5%(一般名:過酸化ベンゾイル)【効能・効果】尋常性ざ瘡【用法・用量】1日1回、洗
3月30日に新規神経膠腫治療薬のボラニゴが発売されました。なかなか接することがないかもしれませんが、投薬することもあるかもしれませんので、ポイントを押さえておきます。まずは神経膠腫ですが、脳において栄養供給や神経伝達物質の伝達などを担う神経膠細胞こうさいぼう(別名:グリア細胞)が腫瘍化する疾患(脳腫瘍の1つ)で、グリオーマとも呼ばれます。最近、神経膠腫の約70%にIDH1またはIDH2遺伝子変異陽性があることがわかってきました。ボラニゴ(ボラシデニブ)の作用機序【神経膠腫】
12月22日付けで、ケレンディアに慢性心不全の適応が追加されました。○ケレンディア錠10mg/20mg【追加内容】メーカーからの通達文書の一部を貼っておきます。思ったより小さかったので、改めて以下に記載します。【用法・用量】〈2型糖尿病を合併する慢性腎臓病〉通常、成人にはフィネレノンとして以下の用量を1日1回経口投与する。eGFRが60mL/min/1.73m2以上:20mgeGFRが60mL/min/1.73m2未満:10mgから投与を開始し、血清カリウム
日経DIのメルマガを確認していますと、効能等追加情報で掲載していないものを発見しましたので、ここに掲載したいと思います。実は、私はこのような情報はおもに「ClinicalCloud」さんから得ることが多いのですが、そこには載っていませんでした。○パルモディアXR錠0.2mg/0.4mg(一般名ペマフィブラート)【追加内容】LDL-コレステロールの低下を目的とした用法用量が追加【効能・効果に関連する注意】5.1LDL-コレステロールのみが高い高脂血症に対し、第一選択薬とは