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6月から調剤報酬が改定されます。あくまでも自分の頭を整理する意味で、資料を作ってみました。自分に関係のありそうなことしか書いていませんので、すべての薬局で使えるわけではありません。ちなみに、もしこの資料が間違っていてあなたの薬局が損害を被っても、責任は取れません。あくまでも運営は各自の責任の元、行ってください。調剤報酬改定2026(運営)_merged.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com*************************
4月21日に化学療法歴のあるHER2陽性乳がん治療薬、ツカイザが発売されました。なかなか投薬する機会がないかもしれませんが、ひとまず投薬できるように準備したいと思います。HER2はhumanepidermalgrowthfactorreceptortype2(ヒト上皮細胞増殖因子受容体2)の略語で、細胞の増殖に関与するとされるチロシンキナーゼの1つ。同じような構造と機能を持つものにHER1(EGFR)、HER3、HER4があり、HERファミリーと呼ばれます。HER2陽性率が
新規片頭痛予防薬のアクイプタが発売されました。片頭痛治療薬もどんどん増えてきており、開発が活発ですね。アクイプタは、片頭痛発作の予防に用いる経口CGRP受容体拮抗薬です。この分野で1番新しい作用機序の薬剤が、抗カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)関連薬で、抗体製剤としてガルカネズマブ(エムガルティ)、エレヌマブ(アイモビーグ)、フレマネズマブ(アジョビ)の皮下注射製剤が先行して発売されました。その後、急性期治療および予防薬として経口CGRP受容体拮抗薬リメゲパント(ナルティーク)
4月15日付けで効能等追加情報が発出されましたので、掲載します。○オンボー皮下注200mgオートインジェクター/シリンジ(一般名:ミリキズマブ)【追加内容】200mg皮下注製剤の「中等症から重症の潰瘍性大腸炎の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」に対する効能等追加※オンボーには100mg製剤もありますが、これまでは100mgと200mgで適応に違いがありました。また、以前の添付文書には、「100mg製剤と200mg製剤の生物学的同等性は示されていない。20
昨日、新医薬品の薬価収載がありました。主に使用頻度の高い薬剤について、まずは投薬できるように整理しておこうと思います。今回はHIV-1感染症治療薬ですが、実はこれまで「服薬指導のエッセンス」では表などにも載せていませんでした。これは、投薬する薬局が少ないだろうと考えたからです。ただ、HIV-1感染症治療薬には、相互作用に注意すべきものが多いこと、自分が2回くらいHIV-1感染症治療薬を服用している患者さんに投薬したことから、やはり基本的なことは押さえておくべきと考えました。もし、「服薬
表題の件です。表だけ掲載しておきます。
新規ドライアイ治療薬のアバレプトが発売されました。私もドライアイなので、興味があります。アバレプトは、新規の作用機序を有する世界初のTRPV1拮抗薬です。なんやそれ!という感じですよね。すごく簡単に書くと、これまでのドライアイ治療薬は、主に角膜を保護する作用があるものでしたが、アバレプトは不快感を感じる知覚神経に作用して症状を楽にする、というイメージです。アバレプト(モツギバトレプ)の作用機序・特徴【ドライアイ】-新薬情報オンラインTRPV1はいろんな部位に存在していて
3月30日に新規神経膠腫治療薬のボラニゴが発売されました。なかなか接することがないかもしれませんが、投薬することもあるかもしれませんので、ポイントを押さえておきます。まずは神経膠腫ですが、脳において栄養供給や神経伝達物質の伝達などを担う神経膠細胞こうさいぼう(別名:グリア細胞)が腫瘍化する疾患(脳腫瘍の1つ)で、グリオーマとも呼ばれます。最近、神経膠腫の約70%にIDH1またはIDH2遺伝子変異陽性があることがわかってきました。ボラニゴ(ボラシデニブ)の作用機序【神経膠腫】
処方箋はどの薬局でも受付可能ですが、待ち時間・在庫・対応の柔軟さには違いがあります。そのため、「どこでも同じ」ではなく、利用しやすい薬局を選ぶことが重要です。川崎市中原区・武蔵小杉エリアでは薬局の数も多く、「近ければどこでもいいのでは?」と考える方もいます。制度上はどの薬局でも問題ありませんが、実際の現場ではその場ですぐ受け取れるか待ち時間がどのくらいか後日の対応が可能かといった点に差があります。この違いが、日常的な使いやすさに直結します。■処方箋はどこでも受付可能処
日経DIのメルマガを確認していますと、効能等追加情報で掲載していないものを発見しましたので、ここに掲載したいと思います。実は、私はこのような情報はおもに「ClinicalCloud」さんから得ることが多いのですが、そこには載っていませんでした。○パルモディアXR錠0.2mg/0.4mg(一般名ペマフィブラート)【追加内容】LDL-コレステロールの低下を目的とした用法用量が追加【効能・効果に関連する注意】5.1LDL-コレステロールのみが高い高脂血症に対し、第一選択薬とは
2月以降に、新たに避妊に関する注意点が公表された薬剤があります。○レキップCR錠2mg/8mg,レキップ錠0.25mg/1mg/2mg(一般名:ロピニロール)【特定の背景を有する患者に関する注意ー生殖能を有する者】本剤の投与に際し、妊娠する可能性のある女性には以下について説明すること。・妊娠中に本剤を服用した場合の胎児に及ぼす危険性。・本剤の投与中及び最終投与後2日間において避妊する必要性及び適切な避妊法。○ゼフィックス錠100(一般名:ラミブジン)【特定の背景を有
先日、保険薬局の健康フリーペーパー「健康情報紙Life」の取材をお受けしました。今回は防災関係ではなく管理栄養士としてある食材を活用した夏の栄養補給についてお伝えしました。「Life」は120万部発行の情報紙!お役に立ってくれると嬉しいです。
続きです。○ターゼナカプセル0.1mg/0.25mg(一般名:タラゾパリブ)【追加内容】遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌に対する効能等追加【効能・効果】〈ターゼナカプセル0.1mg〉○BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌〈ターゼナカプセル0.25mg〉○BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌○がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌【用法・用量】(該当部分)〈
3月23日に効能等追加情報が出ましたので、紹介していきます。○イフェクサーSRカプセル37.5mg/75mg(一般名:ベンラファキシン)【追加内容】全般不安症に対する効能等追加【効能・効果】○うつ病・うつ状態○全般不安症【用法・用量】通常、成人には1日37.5mgを初期用量とし、1週後より1日75mgを1日1回食後に経口投与する。なお、年齢、症状に応じ1日225mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として75mgずつ行
2月に高田製薬から「2026年1月31日までに、国内において、承認された用法・用量の範囲内ではあるもののコルヒチンの1日量1.8mgを超える高用量投与後に死亡に至った症例が8例報告されています。これらの死亡の要因として、高用量投与以外に高齢、腎機能障害、肝機能障害、CYP3A4又はP糖蛋白の阻害作用を有する薬剤との併用が関連している可能性もあります」との注意喚起があり、その後添付文書が改訂されています。ご確認ください。コルヒチン添付文書改訂2026年2・3月.pdfSharedw
前立腺がん治療薬のアーリーダ、イクスタンジの併用禁忌薬が増えました。CYP3A4絡みの相互作用です。抗SARS-CoV-2薬、抗HIV薬には注意が必要です。*マークのあるものが追加です。●アーリーダの併用禁忌薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子ニルマトレルビル・リトナビルパキロビッドパック本剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強するおそれがある。ニルマトレルビル・リトナビルからCYP3A阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。また、ニルマトレルビル・リトナビルの血中濃
表題の件です。以下の薬剤について変更になっています。・カルバマゼピン・バルプロ酸ナトリウム・ラコサミド・ラモトリギン・レベチラセタム(現行)眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。↓(変更後)眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがある。自動車の運転等危険を伴う機械操作の適否は、関連学会の留意事項を十分理解の上、医師が慎重に判断し、危険を
表題の件ですが、対象となる薬剤を挙げます。ジカディアはCYP3A4を強く阻害します。・トリアゾラム・クリアミン(商品名)・ブロナンセリン・ルラシドン・スボレキサント・キニジン・アゼルニジピン→アゼルニジピンはクラリスロマイシンも禁忌となりました(こちらのほうが大事)アゼルニジピンを含むレザルタスも対象なので注意が必要です・エプレレノン→コビシスタット配合薬も禁忌となりました・シンバスタチン・ジャクスタビッド(商品名)・コララン(商品名)・タダラフィル/
3月18日の新医薬品の薬価収載で、オプスミット小児用分散錠1mg,2.5mg(一般名:マシテンタン)が収載されました。昨年12月に50kg以上小児にも適応が拡大されましたが、今回の小児用分散錠発売により、さらに拡大されています。【効能・効果】肺動脈性肺高血圧症【用法・用量】通常、3カ月以上の小児には、以下に示す用量を1日1回、用時、少量の水に分散させ経口投与する。年齢体重用量3カ月以上、6カ月未満-1.0mg6カ月以上、2歳未満-2.5mg2歳以
3月19日に新規うつ病・うつ状態治療薬のザズベイが発売されました。この薬、発売前からけっこう話題になっていましたよね。特徴的なのが「14日間服用」ということ。再投与までは「投与終了から6週間以上の間隔を空けること」となっています。これまで、このような抗うつ薬はありませんでした。うつ病の急性期に即効性が期待される新規治療薬:日経メディカル↑の記事では「急性期に即効性が期待される」と記載されています。ザズベイは、新規の作用機序を有するアロプレグナノロン様γ-アミノ酪酸作動性ク
3月19日に、新規子宮筋腫治療薬のイセルティが発売されました。同効の経口医薬品としては、すでにレルミナが販売されており、両方ともGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)アンタゴニストです。一番の違いは、イセルティは食事の影響を受けないこと。レルミナは食事の影響を受けるので「食前」となっています(食後で効果減)。イセルティには食事の縛りがありません。作用機序などについては、レルミナの記事を参照してください→レルミナ|「服薬指導のエッセンス」(じほうから新版が発売中!)
3月も半ばを過ぎ、今日は春分の日です。私が住む札幌も暖かくなりましたが、今晩は雪になるらしいです(苦笑)。さて、3月18日に新医薬品が薬価収載されましたので、ひとまず表を掲載しておきます。病院で使う点滴薬は削除していますので、よろしくお願いします。新医薬品(20260318).pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com
以前にもお知らせしましたが、今年の3月末で経過措置期間が終了する医薬品も挙げておきます。前回分は来年の3月末までです。今回分は今年の3月末までです。間違えないでくださいね。経過措置_20260331.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com
お久しぶりです。実は、昨年12月末に退職し(1月は有休消化)、ようやく入職先が決まり、3月から働き始めました。さすがに身体がなまっていてクタクタですが、ぼちぼち慣れていこうと思います。今回は表題の件です。経過措置期間が来年の3月末までの医薬品です。主に院外薬局で扱う先発医薬品を対象にしています。これまで馴染みのあった先発品が、たくさん終売になりますね。経過措置_20270331.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com
ふと公知申請情報を見ていたのですが、あることに気付きました。昨年の7月24日に公知申請により、メキニストに「がん化学療法後に増悪した低異型度漿液性卵巣がん」の適応が追加されています。公知申請についてはご存知だと思います。医療上必要性の高い適応外薬に関しては、例外的に保険適用を認める場合があり、このような品目を公知申請品目と言います。実は、公知申請品目というのはけっこうやっかいで、添付文書が改訂されるまでに、数年かかることがあります。つまり、添付文書に載っていない適応症に使用して
2月12日に新規アナフィラキシー補助治療薬のネフィー点鼻液が発売されました。アナフィラキシーに適応のある院外処方薬は、他にエピペンがあります。成分は両方ともアドレナリンですが、ご存知のようにエピペンは注射薬です。今回のネフィーは点鼻薬なので、簡便といっていいのでしょうね。ネフィーは点鼻薬なので、当然、鼻粘膜から吸収されないといけないわけですが、吸収促進のためにドデシルマルトシドが配合され、鼻腔内投与におけるバイオアベイラビリティが向上しているそうです。ドデシルマルトシド(DDM
今日の一言ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノあ゛〜もぉいやや〜からの..ノω・、)ウゥ・・・たしゅかったヮ〜はてこれはどっちなのョ•́ω•̀)?こんばんは('ω')ゞ言いたいことはささっと..タイトルにある通り、先週に引き続心療内科に出向いた、それについて以下述べる◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆前回、1週間前..『その913先週に引き続き医者へ..今回は?』今日の一言うう..今回もとくに..もうこれやめにしよか?なんか毎回同じこと言うてるし..こんばんは(
緑内障治療薬(点眼薬)の1日の回数って、「ほんまに合ってる?」って思うことないですか?とくに、処方されることが少ない薬剤の場合、「何回だっけ?」と思ってしまいます。暇だったので、考えてみました(Xに書いたものを再掲します)。意外に、回数はそこまで覚えられないというものではないと気付きました。・プロスタノイド受容体関連薬:1日1回・持続性のもの(LA・XEなど):1日1回・炭酸脱水酵素阻害薬は例外:エイゾプトは1日2回(効果不十分は3回)、トルソプトは1日3回・サンピロ
政調、厚生労働部会(写真)。令和8年度厚生労働関係予算案、特定技能制度・育成就労制度の分野別運用方針の設定などについて議論が行われました。日本保険薬局協会の賀詞交歓会に出席しました(写真は上野厚生労働大臣の挨拶風景)。総選挙に向けた動きが急ピッチで進められています。自分たちの訴えを定め、それを繰り返し発信し続けるしかありません。日々さまざまな出来事がありますが、一つ一つに流されることなく準備を進めていきたいと思います。
今年度も残すところ約3ヵ月ですね。表題の通り、販売終了にともなう経過措置期間が3月末に終了する薬剤があります。比較的使用頻度の高いもの(おもに先発品)を表にしましたので、確認してください。まだ入手できる可能性もありますが、残ったら無駄になるので、ある時点でジェネリック等に切り替えたほうがいいでしょうね。今回も消え去る先発品があります。ジェネリックに切り替わっている現在では当然なのかもしれませんが、ちょっと寂しくなる部分もあります。EPL、イメンド、オステラック、ガストローム、クレストール