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「公明党タブー」への抗い公明党と創価学会の関係を論評する書の多くは組織論や社会的現象としてしか見ない傾向があるなか、本書『検証令和の創価学会』は創価学会と公明党が共有する価値観の次元で論述した文献として希少な価値がある。書名は『検証令和の創価学会・公明党』でもよかったかもしれないが、そうしなかったのは公明党を論じているときもそれを支える創価学会の宗教的価値観の方に視線を向けていたからであろう。また、創価学会を題材にした著書にありがちな蔑視の視点が全くなく、創価学会と会員に対する敬意と謙虚な
2026年1月号の「大白蓮華」で作家の佐藤優が『創価学会教学要綱』擁護の論稿を発表している。しかし『教学要綱』の中身に立ち入らず、表面的な議論に終始した内容空疎なものだ。例えば『教学要綱』について佐藤は「釈尊の位置づけを明確にするという教学的な規定をしたのだなと、私には見えました」(「大白蓮華」47頁)と述べているが、『教学要綱』が釈尊をどのように位置づけているのか、何も触れようとしない。『教学要綱』は、法華経自体が釈迦仏を始まりも終わりもある有限の仏であると説いているのを無視して釈迦仏を