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「ブラームスの英雄交響曲」とも称される、ブラームスの交響曲第3番。出だしや終楽章の力強い音楽もさることながら、一方で、緊張感に支配された交響曲第1番と比較すると、随分としなやかな楽想も増え、既に大家となったこの作曲家の心の余裕が反映されているような気がします。穏やかな第2楽章の後にもう一曲、今度は泣きの旋律が支配する緩徐楽章を持ってくる演出も心憎く、聴けば聴くほど味が出てくる曲だと個人的には思っています。どっしりと構えた演奏もありますが、個人的には、「英雄交響曲」のイメージにふさわしいグイ
みなさんこんばんは🌇さて、昨日の夜に投稿した特別編と題されたマーラー通でもある私がオススメする交響曲第6番「悲劇的」の5種類のCD。毎日このシリーズができることが一番の理想ですが、仕事もしているので投稿がどうしても夜になってしまうことはご了承下さい…そして今回、特別編第二弾としてご紹介しますマーラーの交響曲は、交響曲第1番「巨人」です!マーラーが最初に作曲した交響曲であり、人気もある名曲。4楽章の終盤ホルンがスタンドアップで演奏する演出は今日の吹奏楽に近いものを感じさせられます。それ
芥川也寸志さんといえば、私が幼少の頃、NHK教育テレビの「N響アワー」という番組(現在のEテレクラシック音楽館の前身?!)で司会をされてた記憶がある。今回、その芥川也寸志さんのシンフォニーと伊福部昭さんの作品を聴くために手にした。芥川也寸志交響曲第1番伊福部昭舞踏曲「サロメ」藤岡幸夫さん指揮で東京シティフィル。芥川也寸志さんの交響曲第1番は初めて聴いた。初めて聴く曲は極力解説などは見ないで聴くようにしてるが、私にとってはちょっと重い曲だった。聴いてると、日々の仕事に追われ