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NHK交響楽団第2007回定期公演Aプログラム(初日)を聴いてきました。第2007回定期公演Aプログラム|NHK交響楽団www.nhkso.or.jp【指揮】マレク・ヤノフスキMarekJanowskiシューベルト:交響曲第4番ハ短調D.417「悲劇的」ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68Schubert/SymphonyNo.4CMinorD.417,Tragische(Tragic)Brahms/SymphonyNo.1C
2020年は、楽聖=ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250年にあたりました。小学校高学年の頃からオーケストラを聴くことに強い興味を持つようになった私にとって、ベートーヴェンの交響曲の交響曲全曲を聴くことが先ず最初の目標でした。カラヤン指揮:ベルリン・フィルの来日演奏会で、ベートーヴェンの田園と第5というプログラムを聴いた時の情景は、まだ脳裏に鮮明に残っています。それでは、今日から9曲の交響曲を番号順に探訪していきましょう。写真:第1番&第2番ホグウッド指揮&アカデ
午後2時東京芸術劇場池袋「ブルックナ-生誕200年記念」都響第991回定期演奏会C・モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491・ブルックナ-交響曲第1番指揮/下野竜也ピアノ/津田裕也・モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491安定した技巧でモーツァルトの美感の美しい響きをピアノから出していた。解釈も素直で今後に期待ができる日本の若手ピアニストの一人。ブルックナ-交響曲第1番WAB101(1891年ウィーン稿)第1楽章の出だしの低弦に刻ま
シューベルト「交響曲第4番《悲劇的》」でのN響は12型。コンサートマスターは東京・春・音楽祭の「トリスタンとイゾルデ」と同じくドレスデン・フィル第1コンサートマスター、ウォルフガング・ヘントリッヒ。ヤノフスキN響はきりりと引き締まった演奏。終楽章の転調の綾も繊細。ブラームス「交響曲第1番」は16型。ヤノフスキは序奏の8分の6拍子を二つ振り(2拍子)で指揮したが、その速めのテンポを聴いて、2017年9月28日内藤彰指揮東京ニューシティ管弦楽団(現パシフィックフィルハーモニア東京)で聴いた速
4月14日(日)、マレク・ヤノフスキの指揮によるN響第2007回定期公演(4月Aプロ定期2日目)を聴きにNHKホールへ。第2007回定期公演Aプログラム|NHK交響楽団「ハ短調(伝統的に「究極の悲しみ」を表現する調)」「ウィーン」「青春の炎」「ロマン派」……。完成年については60年の隔たりがあるものの、フランツ・シューベルト(1797〜1828)の《交響曲第4番》とヨハネス・ブラームス(1833〜1897)の《交響曲第1番》との間には、いくつもの共通点……さらには連続性が存在する。ルー
だんだんと、存在が薄くなっていったマリナーですが、録音が注目されなくなっていっただけで、いくつかのオーケストラの音楽監督や各地への客演で、活躍はしていました。ただ、古楽器演奏が、どんどん進歩していった中で、旧態依然としたものを多く残すマリナーの音源の存在価値は低くなっていきます。が、それでも、レアな作品や、よく知られていても録音に恵まれない作品は、レベルの高い演奏によって、注目に値するものが、少なくありません。この、ウェーバーの交響曲も、ウェーバー自身が、あまり高く評価しなかったこと
今年はアクロス福岡の開館30周年記念の一環としてLSOを招聘、記念でなくても全国でも数少ない勢いがある都市なので、毎年LSO級のオケぐらい楽しみたいなあ2024年9月24日アクロス福岡シンフォニーホールロンドン交響楽団来日公演2024Cond:A.パッパーノPf:ユジャ・ワン【第1部】ピアノ協奏曲第2番Sz.95、BB101(バルトーク・ベーラ)第1楽章Allegro第2楽章Adagio第3楽章Allegromolt【第2部】交響曲第1番ニ長調
2018年は、アメリカが生んだ天才的音楽家、レナード・バーンスタインの生誕100年にあたりました。バーンスタインは、1918年8月25日、マサチューセッツ州で、ウクライナ系ユダヤ移民の二世として生まれました。ハーバード大学・カーティス音楽院で研鑽を学び、指揮の分野ではディミトリ・ミトロプーロスに刺激を受け、フリッツ・ライナー、セルゲイ・クーセヴェッキーに師事し、作曲の分野ではウォルター・ピストンに師事しました。1940年代から、クラシック音楽界での作曲家としては、交響
シューベルトの「交響曲第1番」の第4楽章の続きです。
【名曲解説】マーラー!交響曲第1番「巨人」!マーラーの交響曲の魅力がここに!車田和寿‐音楽に寄せて#マーラー#交響曲第1番#さすらう若人の歌チャンネルを応援して下さる方はぜひメンバーシップへ!/@kazuhisakurumada声楽オペラに興味がある人はセカンドチャンネルへ!/@kurumada-vocal-academy【車田和寿-音楽に寄せて】クラシック音楽の魅力を伝えるチャンネルです。“音楽に寄せて”を見
シューベルトの「交響曲第1番」の続きです。
昨日の記事で予告した通り、マーラーの交響曲についての私見をこれから綴っていこうと考えています。暫くの間、このブログに断続的にアップしていきますので、ご精読いただければ幸いです。ベートーヴェン以降の作曲家の交響曲を、作曲年代順に聴き進めていくと、その作曲家の音楽家としての彫琢が深まって行く様が浮き彫りになっていきます。ベートーヴェン然り、シューベルト然り、メンデルズゾーン然り、シューマン然り、ブラームス然り、ドヴォジャーク(ドヴォルザーク)然り、チャイコフスキー然り、ブルッ
クラシック音楽界最大のジンクス、「ベートーヴェン以降のシンフォニストは、交響曲を第9番までしか書けない。」という大きな大きな壁を颯爽と乗り越えて二桁台番号交響曲を書き上げて行ったショスタコーヴィチも、この第15番が最後になりました。これは私的な見解ですが、交響曲らしい交響曲は、全15曲の中の11曲と考えられます。第2番と第3番はソヴィエト体制を讃美する単一楽章交響詩ですし、第13番と第14番はオラトリオやオーケストラ伴奏歌曲集のような様相を呈している作品と捉えることができま
ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(DmitriiDmitrievichShostakovich/1906-1975)の交響曲(全15曲)の探訪を先週からアップしています。弱冠19歳で書いた<交響曲第1番>(1926)が大評判となって、国際音楽界に衝撃的なデビューを果たしたショスタコーヴィチは、その後はソヴィエト体制の中での葛藤の中でしたたかに創作活動を続けていきました。国威発揚讃歌的な作品で単一楽章構成による<第2番「十月革命」>と<第3番「メーデー」
ブラームス:ドイツ・レクイエムAmazon(アマゾン)ブラームス:ドイツ・レクイエム(SHM-CD)Amazon(アマゾン)ドイツ・レクイエム/ブルーノ・ワルター&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、イルムガルト・ゼーフリート、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1953)(Brahms:EindeutschesRequiem/BrunoWalter,ViennaPhilharmonicOrchestra,Irmgard
モーニングコーヒー(☕•᎑•☕)BGM:ブラームス/交響曲第1番~第3楽章UnpocoAllegrettoegrazioso
3月はシベリウスの交響曲を聴いてみましょう①シベリウスの交響曲は第2番以外はあまり聴いていませんでした。かつてはひと通り聴いてはみたこともあるのですが、きっと頻繁に聴くほどには惹かれなかったのですね。そんなシベリウスの交響曲なのですが、時折CDを買ったりします。ところが、ファーストチョイスで聴かないものですから、たまってしまったのです。ということで、ひと月分は余りある在庫になっているので、再び聴いてみることにしました。きっと新しい世界が開けるでしょう。第2番は外しますので、3月のブログ初登場
昨日のドラマ「さよならマエストロ」で、全く初心者だった天音さん(當間あみさん)が2か月で「キラキラ星」を重音で弾けるようになったとの設定があり、ドラマ内外で賞賛されていましたが・・・私はむしろプロ顔負けの弾き手の當間さんがドラマの最初の方(第3話?)で、全く弾けない素人の真似を上手にしておられたなあと、感心しておりました。聞けば3歳のころからピアノとVnを習っていたとか・・・このドラマでは、芦田愛菜さんの上手なVnの弾き真似もなかなかうまいと
ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(DmitriiDmitrievichShostakovich/1906-1975)の交響曲(全15曲)を、今日から探訪していきます。CD:ショスタコーヴィチ/交響曲第1番&15番ウラディーミル・フェドセーエフ指揮/モスクワ放送交響楽団PonyCanyon/POCL-00351昨日にもアップしたこの写真のCDに収録されている、ショスタコーヴィチの出世作となった<交響曲第1番>は、レニングラード音楽院の卒業制作とし
こんにちは、よしおです。小澤さんの演奏は、正直あまり好きになれなかった。多分、小澤さんの本領とされる作曲家と僕が好きな作曲家とは、マッチしなかったらかと思っています。僕の好きなベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーそしてJ.S.バッハに関して小澤さんは多くの録音を残されていますが、フランスやロシア音楽、そして現代音楽により本領を発揮されている思うのですが、それらに比べて何か物足りないものを感じていました。しかし、味の好みも年齢によって変化するように音楽の趣味も変わっていくよう
シューベルトの「交響曲第1番ニ長調D82」の木管八重奏用の編曲です。
【名曲解説】ブラームス交響曲第1番の魅力!どうしてベートーベンの交響曲第10番と呼ばれたのか?車田和寿‐音楽に寄せて#ブラームス#交響曲第1番#ベートーベンチャンネルを応援して下さる方はぜひメンバーシップへ!https://www.youtube.com/channel/UCfMU...声楽オペラに興味がある人はセカンドチャンネルへ!https://www.youtube.com/channel/UCvEj...【車田和寿-音楽に寄せて】
皆さま、こんばんは少し間が空いてしまいました。いつもどおりです・・・あるフォロワーさんのブログでも、「時間が足りない」って書かれていました。めちゃくちゃわかります。ただ、私の場合、「時間の使い方が下手」なのだと思いますこればかりは、どうにもしようがありません・・・さて、ザ・シンフォニー特選コンサートVol.31というお話です昨日、大阪のシンフォニーホールでの演奏会に行ってきました。妻がチャイコフスキーの「弦楽セ
前回に続きカラヤン/ウィーン・フィルの古い録音のレコード。ブラームスの「交響曲第1番」。🔶カラヤン/ウィーン・フィルへの憧憬これもカラヤンとベルリン・フィルの来日に合わせて、古いウィーン・フィルとの録音が何枚か廉価で出された中の一枚。今思うと全部買っておけばと残念です。カラヤンでも後のベルリン・フィルとの録音、またカラヤン以外の指揮者でも色々素晴らしいものがたくさんある中で、この古いカラヤンとウィーン・フィルのレコードには格別なものを感じてしまいます。恐らく、そ
昨日の記事での予告通り、プロコフィエフの交響曲の探訪を始めましょう。プロコフィエフには、サンクトペテルブルク音楽院時代に作曲したホ短調の交響曲がありました。当初はしれを「第1番」にするつもりでしたが、未熟な作品であると判断して、この「古典交響曲」を「交響曲第1番」と呼ぶことにしたという経緯があります。音楽院在学中にニコライ・チェレプニンの下で学んだ古典派のハイドンの技法を基に、「もしもハイドンが今でも生きていたら書いたであろう作品」という発想によって作曲したことにより、自身