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南座での吉例顔見世興行、たっぷり5時間の昼の部のキリは、「平家女護島」から「俊寛」です。吉右衛門亡き今、修行中の役者が挑む中で、これぞ俊寛だと感じるのは、仁左衛門だけ。役を確実に演じながら、その奥に人間・仁左衛門を感じさせる。何より、周りの役者たちを引き立たせる。それが、仁左衛門の芝居への向き合い方。共演する役者はみんな、臆せず大きくのびのびと。鬼界ヶ島の浜辺に現れた俊寛。杖を頼りにによろよろと、哀愁たっぷり。それでも奥に、生きる希望が。訪れた隼人の成経と橘三郎の康
南座での吉例顔見世興行、昼の部の続きは「一條大蔵譚」から、「檜垣」と「奥殿」です。播磨屋か高麗屋かで、ほぼ決まりのこの狂言。両方を受け継ぐ幸四郎が、去年の松竹座に続いて挑みます。白鸚の磊落と鷹揚、吉右衛門の愛嬌と気品にはまだまだ。声が弱いのがつらいところ。それでも今回は、父と叔父の影を追わずに、新しい大蔵卿を幸四郎が見せてくれたよう。鬼次郎とお京が申し合わせたところへ、能会が引けた白河御所から、女小姓や腰元らを連れて、大蔵卿が登場。口をぽかんと、扇を振り振り、ひょこひょ
鬼平犯科帳で長谷川平蔵を演じていました、中村吉右衛門さんの墓参りです。中村吉右衛門とは東京都出身。八代目松本幸四郎の次男として生まれ、その後、母方の祖父・初代吉右衛門の養子となる。1966年(昭和41年)に二代目中村吉右衛門を襲名し、初代の芸を受け継ぐ正統派の立役として幅広い役柄を演じ、源平の戦いの悲劇を描いた「熊谷陣屋」の熊谷や、過酷な運命をたどる僧侶「俊寛」など、時代物の重厚な演技で圧倒的な存在感を見せた。テレビの時代劇でも活躍し、NHKのドラマ「武蔵坊弁慶」では、主人公・弁慶役を演じた
第九回研の會へ我慢できず駆け込み3等席無かったら諦める予定が昼夜観劇😅大丈夫かわたしでも限られた一生ならば想い出が大切それにパワーを貰いたかった彼等の姿や彼等のつくってくれる芝居の空気に触れて初心に還りたかった病症もあるにしてもひどい自分から変わっていきたくてさて何を書いても言い訳なのかもただただ芝居の国に居たかった!盲目の弟(昼)(夜)初めて観る演目。イヤホンガイドせっかく借りたのに(機械の方。アプリ版の方がガイド特典が多かった😅)スイッチ入れ忘れてて物語の後半に気づい