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「妹背山婦女庭訓」どうして子どもたちを犠牲にしなければいけないのか、理解し難いお話しで、いつも?マークが飛び交います。「吉野川」の舞台は美しく、両花道もごちそうですし、好きな演目ではあるのですが、毎回首をひねっております。で、采女の局はどうなったん?「勧進帳」八十歳の吉右衛門さんの弁慶も、それは観てみたかったけれど、すごい運動量ですよね。若い元気な弁慶を拝見して、気分はスッキリです。気づいていながらも、関を通す富樫にも、良い気持ちにさせていただきますが、後で上司に叱られないか、余計な
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます秀山祭九月大歌舞伎2024夜の部歌舞伎十八番の内勧進帳二代目播磨屋八十路の夢幸四郎、菊之助、染五郎が挑む二代目吉右衛門八十路の夢【勧進帳】播磨屋の教えを大切にしている歌昇、種之助の出演が嬉しい友右衛門が初役で常陸坊海尊吉右衛門本人に居て欲しかった休演でもしていて復帰してくれるんじゃないかともまだ思ってしまうくらいだが白鸚・吉右衛門の兄弟が昼夜で新作と古典と歌舞伎の色んな魅力を伝え若手も中堅もベテランたちも共
時代劇に登場する泥棒や盗賊の事なのですが、子供の頃から不思議な事があります。鼠小僧などは、てぬぐいを鼻にまいて顔を見られないようにしてるのでそれはわかりますが、時代劇の盗賊などは、手ぬぐいをあごに巻いてるので顔バレし放題だと思います(;´・ω・)子供の頃から、思っていて、不思議で仕方が無かった。変装なのかな??でも意味がないと思う(*‘ω‘*)鬼平犯科帳の鬼平にバリバレてるしwあの巻き方はどうなのだろうか??ふしぎでしゃーなしでしたwいやー時代劇
1年ぶりの歌舞伎座へ9月の歌舞伎座は秀山祭秀山祭は、吉右衛門さんが初代中村吉右衛門の芸を次代へと継承していくことを目的とし、平成18年より行われてきたものです。吉右衛門さんが亡くなってからもそのゆかりの方達が受け継いで、今年も行われました。今年は特に80才で弁慶を演じたいという吉右衛門さんの夢をゆかりの配役で上演されました。久々に見た幸四郎さん以前は全然思わなかったけどどことなく吉右衛門さんに似てたな。妹背山も、よく見た演目で日本版ロミオとジュリエットのような二人
秀山祭九月大歌舞伎中村吉右衛門の追善。彼の芸の継承を意識している松本幸四郎と尾上菊之助のバトルでもあり、また協力でもある時空間。播磨屋の若人も参加。芸の継承は現在進行中。松本幸四郎はセリフの"節"を完全に意識していた。尾上菊之助も播磨屋とおとっつぁん、御両人のお手本を踏まえているのだろう。ただ、"追善"ばかりを意識してはいられない。「勧進帳」そのものも見たいし、感じたい。これはこちらの都合かもしれない。舞台とのシンクロが切れる瞬間があっ
↑↑↑今回のブログテ-マは、コレ---------------------------------【懐かしいにゃんた】・今ではもう懐かしい、なクルマを挙げてください→→→GMのサターン(・∀・)---------------------------------【鬼平犯科帳TVドラマ時代劇】テレビドラマ「鬼平犯科帳」だねぇ(*‘∀‘)鬼平(長谷川平蔵)役は、言わずと知れた、中村吉右衛門さんだねぇ。原作は勿論、池波正太郎。鬼平、火付盗賊改方長官なんだよねぇ。盗賊など
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます鬼平犯科帳シーズン1第14話あきれた奴脚本:保利吉紀監督:大洲齊主演:二代目中村吉右衛門(放送日1989年10月25日)八代目中村芝翫(当時三代目中村橋之助)出演回ということで視聴しました※ネタバレあり⚠見慣れぬ頃の芝翫さんを見るのはどこかお若い芝翫さん想像していた以上にしっかりとしたお芝居をなさっていました。お声が今と随分違うように聞こえます。もちろん面影はあります。台詞の響きなのかな。今の芝翫さんとはちょっ
今回は久しぶりに新富座の筋書を紹介したいと思います。大正10年6月新富座演目:一、ひらかな盛衰記二、醍醐の春三、新樹四、玉藻前曦袂五、大森彦七六、伊勢音頭恋寝刃3月を以て市村座を脱退した吉右衛門一座が柏木多七の手を借り(た態にして実際は松竹が)新富座で開いた公演となります。参考までに脱退時の様子『大正10年3月帝国劇場吉右衛門の脱退』今回は大正の歌舞伎の歴史に残る一大事となった吉右衛門の市村座脱退が起こった時の帝国劇場の筋書を紹介したいと思います。
渡辺保著『吉右衛門』を、読み終わりました。副題に、「『現代』を生きた歌舞伎役者」とあります。慶應義塾大学出版会株式会社の発行。2023年7月25日初版第1刷発行。カバーに、「歌舞伎の世界に現代にも通じる『人間』を発見し、先人からの型を身体化すると同時に、現代的な意味を付与した吉右衛門。近代から現代へと歌舞伎の歴史的な転換を体現した。細部にこそ神が宿る吉右衛門の舞台の景色を描いて、その芸を後世に伝える。」とあります。そして、『序』にあたる部分、最初に書き出されたのは、「吉右衛門の
国立劇場の養成研修終了者による「稚魚の会」。直接役者に弟子入りした「歌舞伎会」の俳優。その合同公演も、今年で30回。建て替え中の国立劇場から、浅草公会堂に移っての開催です。まずは、「傾城反魂香」から、萬壽と又五郎の監修・指導で、「土佐将監閑居の場」です。やはり気になるのは、おとく。これには、萬壽の薫陶を受け、萬屋ならではの役割を見せる竹蝶。小柄でふっくらした体格で、小股で動きながら又平に寄り添う。時にしゃべくり、時に身支度。夫の嘆きに自分も嘆く、夫の行き場のない怒り
来年に予定されている、『八代目尾上菊五郎襲名披露』。その演目がチラシに発表されていました。来年、2025年の5月の『五月大歌舞伎』。6月の『六月大歌舞伎』。歌舞伎座での公演となります。その後、大阪の『松竹座』。名古屋の『御園座』。京都の『南座』。博多の『博多座』へと。『博多座』が、2026年の6月の『六月博多座大歌舞伎』。5代目の菊之助が、8代目の菊五郎に。彼の息子、7代目丑之助が、6代目の菊之助に。では、現在の菊五郎は、どうするのか。どうなるのか。というと、そのまま。つまり、
キリシタン大名だった高山右近(中村吉右衛門)と彼の許嫁でありながら結婚することが叶わなかったお吟(中野良子)、そしてお吟の継父である千利休(志村喬)、さらに天下を統一して朝鮮と明をも狙おうとする太閤豊臣秀吉(三船敏郎)の物語。利休は海外へ攻め入ることにあくまでも反対である。お吟を我が物にしようとする秀吉は、断れば右近と利休の命を保証できないと脅す。利休はお吟を右近のいる加賀へ送ることを決め、右近もそれを承諾するが、堺にある利休の屋敷は鉄砲隊に包囲されてしまう……。また殿山泰司に会った。出番は短
/<時代劇>『鬼平犯科帳第5シリーズ』|BSフジ(bsfuji.tv)///第5話「消えた男」(平成6年、1994年4月27日)(視聴率15.4%)高松繁太郎-渡辺裕之/六兵衛-多々良純/笹熊の勘蔵-佐藤仁哉/お杉-斉藤林子/お百-大橋芳枝/令和4年1月10日BSフジ『鬼平犯科帳』第5シリーズ第5話本放送日:平成6年4月27日/『鬼平』第5シリーズ第5話「消えた男」|虚実歴史のブログ(ameblo.jp)//<時代劇>『
鬼平犯科帳2024の松本幸四郎が演じる長谷川平蔵のこの表情が過去に長谷川平蔵を演じた松本白鸚中村吉右衛門の二人の顔が重なって見えました。↓押してくれたら嬉しいです↓にほんブログ村
今作終了後のアフタートーク。本宮泰風さん、中村吉右衛門版鬼平のファンだったとは。驚きました。↓押してくれたら嬉しいです↓にほんブログ村
主人公の松方弘樹さんと最後に戦う、生き別れの兄役綿引勝彦さん松方弘樹さんに負けた綿引勝彦さん。なんとか立っている小太刀が確実に刺さっている!そして、死に際の言葉。俺が、王!将!そう一語一個言って絶命!綿引勝彦さんの私のイメージは中村吉右衛門版鬼平犯科帳の五郎蔵、天までとどけ!の12人の父親という善人側の役を見ていたので、悪役の綿引勝彦さんは新鮮に映りました。最後の言葉が個人的には逆にツボにハマりました。↓押してくれたら嬉しいです↓にほ
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございますちくま文庫杉浦日向子:作百日紅(上・下)*杉浦日向子の全集にのみ収録された「百日紅」2作品も掲載されている別の所と同じ内容になるが↓2015年のアニメ映画公開の頃に購入、読んだ作品日向子さんのご著書はそれまでにも読んだことがあったが漫画作品をたっぷりと読んだのはこの文庫が初めてだった記憶百日紅は葛飾北斎と娘のお栄(葛飾応為)、弟子の英泉らをメーンに杉浦日向子が江戸を描き出した漫画作品“変ちきな爺ィがおりましてサ”
まだ7月始まっていないのに…!7月、8月、9月、10月と楽しみが過ぎる…!夢枕獏原作の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』一幕で!染五郎時代の新作歌舞伎の再演よな!?⏬幸四郎の空海関連歌舞伎座「四月大歌舞伎」新作歌舞伎『幻想神空海』―前篇―|歌舞伎美人松竹が運営する歌舞伎公式サイト。歌舞伎の公演情報、ニュース、俳優インタビューなどをお届けします。新しい歌舞伎座に4本目の新作歌舞伎が登場!夢枕獏の原作をもとに新たに書き下ろされた新作歌舞伎『幻想神空海』の魅力に迫るスペシャルコンテンツ。舞
おはこんばんちわ~老恋ジャーシニア成龍です曇り/晴れ今日も暑くなります熱中症のご用心鬼平復活1795年6月26日は火付け盗賊改役長谷川宣以(長谷川平蔵)が亡くなった日です池波正太郎さん原作のご存じ鬼平犯科帳で鬼の平蔵として有名に今年になり人気TV時代劇が復活しました鬼平を演じるのは十代目松本幸四郎さんお馴染みおまさ相模の彦十じいさん小房の粂八大滝の五郎蔵等の密偵達おとぼけ同心木村忠吾奥方の久
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます万全で見物できず感想おおまかです六月大歌舞伎昼の部上州土産百両首初演は初代吉右衛門・六代目菊五郎大阪松竹座で芝翫・菊之助映像で三代目猿之助・十八代目中村勘三郎で観ました今回は獅童・菊之助それぞれ雰囲気が違うものですねそして大阪松竹座は大場演出歌舞伎座は斎藤演出それで何がどれくらい変わったかはちょっとわからないけど今回は牙次郎が甘えん坊(弟分)な感じが強くてあとは舞台全体に笑わせの気分があるかな?それと!芝居全
2024年6月7日国立映画アーカイブ日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たちこの日の映画は心中天網島もちろんこの映画がお目当てでこの日に出かけた。1969年の映画である。公開当時中学1年生の私でも話題になったことは覚えている。一世を風靡したATGアートシアターギルドの製作。キネマ旬報ベスト・テンの第1位のほか同年の映画賞総なめだったとか。これはねぇ、私の嫌いな芸術映画だ。映画冒頭、キャスト、スタッフ紹介のバ
新藤兼人監督による、平たく言えば化け猫映画。侍に強姦されて殺され、家まで焼かれた母と嫁の恨みを、この2人に化けた黒猫の妖怪が果たす。妖怪退治を命じられたのは子であり夫である男だった。宙を飛んだりする場面はなくてもいいのではと思う。コントラストを強調した映像は見事に美しい。出演は中村吉右衛門、音羽信子、太地喜和子、佐藤慶、殿山泰司、観世栄夫、戸浦六宏ほか。帝(観世栄夫)の話し方は、かなり昭和天皇のそれに似ている。
今日は、ひっさしぶり~に映画観賞🎥チケットはハッピー。間違いなく私のチケット。さあ、入室します。ちょっとワクワク。いろんな歌舞伎俳優さんが鬼平を演じてますが、中村吉右衛門のイメージが強すぎてどうなるかおまさも彦十も、うさちゅうもみんな気になってます。入室したら、えっ❓まさか誰もいない。上映前だから❓いやいや、始まっても誰も来ない。いくら小ホールって言っても、おかあちゃんと2人だけ。ちょっと寂しいね。みんな時代劇って観ないのかな?映像も綺麗だし、配
鬼平犯科帳新シリーズ第3弾が明日午後7時から、時代劇専門チャンネルにて放送になります。その他、AmazonプライムやHuluなどなど、いろんなところで配信が予定されているようです。\来週TV初放送🎉/#鬼平犯科帳でくの十蔵」📺6/8㊏よる7時#松本幸四郎主演🏮鬼平犯科帳SEASON1⃣第三弾ある出来事をきっかけに葛藤を抱える同心・十蔵(#柄本時生)。その結末に涙する😢豪華ゲスト✨#和田聰宏#藤野涼子#波岡一喜#窪塚俊介#橋爪功https://t.co/Q
ご無沙汰しております。昨日の朝は緊急地震速報で飛び起きました。テレビでは静岡県も危険地域になっていたので慌てましたが全然揺れを感じないし揺れの度合いを確認するための『やじろべえ』も全く動いていない…こちらは何ともありませんでした。震源地も最初は富山湾、その後は能登地方に変わっていました。元旦に起きた地震の余震が今後も続くと言われていますが能登地方の方々には本当にお気の毒としかいいようがありません。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。そして微力ながらお役に立てますよう今後
歌舞伎界の襲名なんて世間一般にはなんの関係もないことだが、芝居好きにはちょっとした出来事だ。来年の5月に、尾上菊之助が八代目尾上菊五郎を襲名するとか。若い頃の菊之助(当時は丑之助)は、のっぺりした顔立ちでイケメンだったパパ菊五郎にも美人だったママ富司純子にもイマイチ似ていないし何だかな…と思っていたのだがいやいや、なんのなんの。年を取るにつれ、菊之助は両親の美貌をしっかりと受け継いで、華といい、艶といいその男ぶりったるや、目を見張るものがある。役者
五月の閑話休題です。2024年5月のテーマ「動物から学べる本」でおすすめしてまいりました。子供の頃に関口宏さんが司会をしていた「わくわく動物ランド」というクイズ番組が好きでよく観ていたせいか、動物の生態に関する本やテレビ番組に惹かれます。そのため、動物関連の本は自然とそっち方面に偏ってしまうのですが、今月二回目におすすめした動物愛護に関する本を読んでいたら、最近では動物の命と食に関することを描いた漫画が人気になっているなあと思いました。『動物から学べる本「14歳の世渡
襲名発表の前日に、たまたま目にしてた記事。(いや、いくらビバ!なしのぶでも、眞秀に菊之助を継がすような無茶な考えはしないだろう…)寺島しのぶ息子・眞秀に託した歌舞伎の悲願を打ち砕く「W襲名計画」実弟・尾上菊之助との“跡目争い”に終止符(3ページ目)|週刊女性PRIME女性として生まれたために歌舞伎役者の道を諦めた『音羽屋』の長女・寺島しのぶ。彼女の夢は、フランス人の夫との間に生まれた愛児に託されたがその望みを打ち砕く“決定”が、ついに下されていた―。(3ページ目)www.jprime
池波正太郎原作ものでは、うちは鬼平より藤田まこと版の「剣客商売」が好きだ。藤田さんの秋山小兵衛は人生の達人というか、とても「風通しの良さ」を感じる演技で、気持ちが良かった。夫はBSで再放送がある度何度も見ていて、私もお付き合いした。時代劇は好きだが、主人公が庶民を装って最後に「実は将軍様である」とか「実は北町奉行である」とか「実は天下の副将軍である」とかアピールして、身分の高さで相手を平伏させるようなドラマはまず見ない。「剣客商売」にも三冬の父・田沼意次(平幹二郎)の力を借りる話