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皆さん、こんばんは〜夜中の竜雲です。唐突ですが、書いておきたい感想を思い出しながら書こうと思います٩('ω')و今月の歌舞伎座「九月大歌舞伎」の夜の部で、私の大好きな演目の「俊寛」を中村吉右衛門さんがされるので楽しみにしてました〜とっても面白かったです吉右衛門さんの俊寛僧都は、かなり島の暮らしで弱っている感じで。しかし少将と千鳥の恋話を聞くところなどは、今まで見た俊寛僧都の中で一番無邪気で素直にニコニコされていましたほんとに、ほんとに嬉しそうでした吉右衛門さんて、心根がとってもピ
今回は市村座の筋書を紹介したいと思います。大正5年4月市村座三代目中村時蔵襲名披露演目:一、伊賀越道中双六二、嫗山姥三、戻り橋四、時鳥雨夜の簑笠タイトルにもある様に初代中村吉右衛門の実弟である三代目中村時蔵の襲名披露公演です。丁度この1年前に六代目坂東彦三郎の襲名披露公演をしたのを紹介しましたが、田村成義は彼なりに菊吉のバランスを取ろうと腐心すると同時に菊吉に続く売れっ子若手役者たちを作ろうと考えていた節があり、この後も既に立派な名跡を襲名済みだった三津五郎・勘彌
こんばんは。今日は仕事帰りにスーパーへよったら、めずらしくかぶとほうれん草が安かったので、平日なのにクリームシチューなんていう手の込んだ料理をしてたら遅くなってしまいました。でも、最近野菜不足だったので、今日はちょっと満喫!!(←食べ過ぎやわ!!笑)そして今、鬼平犯科帳の録画をみながらブログ更新してるんですが・・・吉右衛門さんは全然年取らないね~テレビでアップになってもこの若さはすごい!!そして・・・菊之助さん・・・歌舞伎では女形もやってめっちゃきれいなのに・・・テレビ映り
「心中天網島」(しんじゅうてんのあみじま)心中天網島プレビュー1969年5月24日公開。近松門左衛門の人形浄瑠璃『心中天網島』の映画化。第43回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位。脚本:富岡多恵子、武満徹、篠田正浩監督:篠田正浩キャスト:紙屋治兵衛:中村吉右衛門おさん/小春:岩下志麻(二役)叔母:河原崎しず江お杉:左時枝河庄の女将:日高澄子孫右衛門:滝田裕介太兵衛:小松方正煮売屋の主人:陶隆心中した男:中村吉三客:牧田正
今回は久しぶりに新富座の筋書を紹介したいと思います。大正10年6月新富座演目:一、ひらかな盛衰記二、醍醐の春三、新樹四、玉藻前曦袂五、大森彦七六、伊勢音頭恋寝刃3月を以て市村座を脱退した吉右衛門一座が柏木多七の手を借り(た態にして実際は松竹が)新富座で開いた公演となります。参考までに脱退時の様子『大正10年3月帝国劇場吉右衛門の脱退』今回は大正の歌舞伎の歴史に残る一大事となった吉右衛門の市村座脱退が起こった時の帝国劇場の筋書を紹介したいと思います。
大阪松竹座での、團十郎白猿の襲名披露と新之助の初舞台披露興行。昼の部に続いての、夜の部は、「義経千本桜」から、荒事の味をたっぷりと楽しめる、「鳥居前」。静が藤太に連れ去られようとするところに、待ぁてぇ、待ちやがれぇ、のひと声。お馴染みの、仁王襷の四天姿、菱皮の鬘に、びんびんの火焔隈の隈取。小柄でも役はでっけえ。型がしっかりして絶対に乱れない。声量があり台詞がくっきり。これぞ歌舞伎なのが、右團次の佐藤忠信。軍平を蹴散らし、藤太を踏みつける。豪快な中に、ちらほらと妖
1年ぶりの歌舞伎座へ9月の歌舞伎座は秀山祭秀山祭は、吉右衛門さんが初代中村吉右衛門の芸を次代へと継承していくことを目的とし、平成18年より行われてきたものです。吉右衛門さんが亡くなってからもそのゆかりの方達が受け継いで、今年も行われました。今年は特に80才で弁慶を演じたいという吉右衛門さんの夢をゆかりの配役で上演されました。久々に見た幸四郎さん以前は全然思わなかったけどどことなく吉右衛門さんに似てたな。妹背山も、よく見た演目で日本版ロミオとジュリエットのような二人