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いよいよまた忙しい季節が始まりました。今年限定の仕事も入っていて最近の4月では一番忙しいかも。ウイルスで世界経済全体が相当痛んでいるし、この先私自身もどうなるのか全く見えませんが、とにかく今目の前に仕事があることに感謝したいですね。というわけで、4・5月は大河ドラマは2話分まとめて更新、映画は旧作オンリーにして、週1くらいの頻度で更新できたらいいなと思ってます。減速モードに入る前に、これだけは記事にしておきたかった『神々の深き欲望』を。『復讐するは我にあり』の記事に書いたとおり、
ズレと違和感から生まれたカイカン1981年監督/相米慎二試写を観た原作者の赤川次郎が驚いたというエピソードには、きっと誰もが頷くはず。更に言えば、驚いたのは赤川次郎だけでなく、そのセンセーショナルなテーマに関心を寄せた全国の中高生や、ブームに乗った全国の薬師丸ひろ子ファン、そして往年の東映ファンまでもが一様に驚き戸惑ったはず。だって誰もが『セーラー服と機関銃』をアイドル映画と思い劇場に駆けつけたのだから。観客や主演俳優、そして製作陣までを翻弄し、そのズレを一番楽しんだのは、本作の監督
「飢餓海峡」「飢餓海峡」予告編1965年1月15日公開。水上勉の代表作を映画化したヒット作品。1964年度キネマ旬報ベストテン第5位。受賞歴:第20回毎日映画コンクール(1965年)監督賞:内田吐夢脚本賞:鈴木尚之男優主演賞:三國連太郎女優主演賞:左幸子男優助演賞:伴淳三郎第11回ホワイトブロンズ賞(1965年)主演男優賞:三國連太郎第16回ブルーリボン賞(1965年)脚本賞:鈴木尚之第16回芸術選奨(1966年)内田吐夢日本映画技術
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます勅使河原宏監督利休(1989)視聴しました豊臣秀吉:山崎努利休:三國連太郎りき:三田佳子北政所:岸田今日子🌸見終わって振り返ると利休と秀吉のラブ・ストーリーだったのだと思える。エンディングはSFのようなホラーのような緊迫感を強く感じた。序盤から秀吉の茶の湯の作法に利休がやや渋い雰囲気を見せたり黒を否定する秀吉がいたり(三國連太郎さんの含みのある表情表現の絶妙さ、山崎努さんの秀吉がそれを繊細にもしくは神経質にそれをくみとって
「あゝ野麦峠」「あゝ野麦峠」予告編1979年6月30日公開。明治時代の女工哀史を描いた大作。同年キネマ旬報ベストテン9位。配給収入:14億円(1979年ランキング第2位)。原作:山本茂実『あゝ野麦峠』(ノンフィクション)脚本:服部佳監督:山本薩夫キャスト:政井みね:大竹しのぶ篠田ゆき:原田美枝子三島はな:友里千賀子庄司きく:古手川祐子足立藤吉:三國連太郎政井友二郎:西村晃政井辰次郎:地井武男足立春夫:森次晃嗣川瀬音松:赤塚真人お助け茶屋
昭和の俳優・女優って驚くほど美男美女がいますよね。三船敏郎(1920〜1997)昭和俳優の中で一番好き。カッチョいいよなー。1961年と1962年にヴェネツィア国際映画祭男優賞受賞。日本では世界のミフネ、英語圏では、TheWolfやTheShogunなどと呼ばれ、世界中の映画関係者に影響を与えた(Wikipedia)三国蓮太郎(1923〜2013)目が息子の佐藤浩一とそっくりですね。個性派俳優として日本映画界を牽引し、圧倒的存在感をスクリーンに残した日本を代表する名優の1人。
ゴールデンウィーク真っただ中だけど、暦の上ではディ...いや、日曜日なのでね、いつものように洗濯機を回し、いつものように午後はウチで映画鑑賞という流れに。ここ最近あまりまともに映画やテレビドラマに触れていないのでね、久し振りに腰を据えて。いや、本当は毎週土曜日にBSジャパンで放送されている「男はつらいよ」シリーズだけは観ているので、厳密に言うとまったく触れていない訳ではないんだけど、前にも言ったようにこのシリーズだけは私の中では少し「別物」という気持ちが強い。まあそ
彦根藩井伊家の上屋敷に津雲半四郎と名乗る浪人が現れ「切腹のためお庭拝借」と申し出た生活に困窮した浪人が「切腹する」と言っては、庭や玄関を汚されたくない人々から金品を巻き上げることが流行っており、家老の斎藤勘解由は数ヶ月前にやってきた千々岩求女という浪人の話を始めた家老が切腹の場を設けてやると言い出すと、求女は狼狽したあげく、竹光で腹を切った上に舌を噛んで絶命した、と話を聞いた半四郎は、求女は自分の娘婿であることを告げた。こちらは1962年制作の松竹映画で
「マルサの女2」(1988)マルサの活躍を描いた続編を観ました。監督・脚本は伊丹十三。予告編はコチラ。時はバブル期。高層ビル建設を巡って、政財界が結託して暴利を貪ろうとしていた時代。利権に群がっているのは、政治家、銀行、商社、建設業者、ヤクザなどなど。その中に新興宗教団体の鬼沢(三國連太郎)もいました。大物政治家の漆原(中村竹弥)の子飼いの代議士猿渡(小松方正)を通じて、地上げの実務を依頼された「天の道教団」管長・鬼沢。宗教ビジネス以外にもソープランド等のビジネスを手広く展
「釣りバカ日誌7」「釣りバカ日誌7」予告編1994年12月23日公開。シリーズ第7作。妻・みち子役が浅田美代子に交代。脚本:山田洋次、高橋正圀、関根俊夫監督:栗山富夫出演者:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、名取裕子、山岡久乃、寺尾聰、谷啓、加藤武、前田武彦、竜雷太あらすじ:鈴木建設社長の通称スーさんこと鈴木一之助(三國連太郎)は、福井県へ出張の折り、釣りの師匠である営業三課のダメ社員、通称ハマちゃんこと浜崎伝助(
WOWOWで佐藤浩市主演の新作ドラマ「石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」の放送が開始されるのに合わせて、過去の出演映画の特集放送が組まれたんだけど…その中に気になる作品が!今から約21年前に、同名の人気コミックを実写化した「美味しんぼ」だ。劇中で“長年確執のある主人公親子”の役を…リアル親子の佐藤浩市と三國連太郎が演じたことでも当時話題になった。むかしレンタルか何かで見た記憶はあるんだけど…実写作品には唐沢寿明主演のドラマ版もあったりするので、内容がごっちゃになってるところも…