釣りバカ日誌6を観た。こんなに面白いとは思わなかった。それは主演二人がもうこの世に居ないのも関係してるかも知れないが、何よりも、まだ松竹に映画を作るチカラが残っていて、"寅さんとの二本立て興行がこの先も続くだろう"という、楽観的な空気が作品にも見事に現れているからだ。寅さんシリーズと違い、ヒロインが美形の久野綾希子と喜多嶋舞なのも良い。本シリーズが軌道に乗り始め、監督の栗山富夫も自信を持って作り上げているのが分かるし、若く元気いっぱいの主演二人がアドリブだらけのやり取りを繰り広げ、現場でものびの