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A-1[新問扱い](超古い(H22年)過去問同じFK201A-2)13年前の過去問はありますが、もう新問扱いでいいでしょう。ついでにH22年の過去問も上げておきます。全く同じ問題です。それでは解いていきましょう。アンペアの周回路の法則「任意の平曲面を仮想するとき、平曲面周囲の微小区間dsと微小区間の磁界の強さHtとの積Ht×dsを平曲面の周囲について線積分したもの(足し合わせた値)は、平曲面を通過する電流Iに等しい」①問題文中の四角形abcdについてアンペアの周回路の法
<過去問類似FA501B-5、FA401B-5など>(1)与えられたグラフより、理想矩形フィルタ(α=0)の場合最小帯域幅はfT=0.5であることが分かります。従ってf=0.5/T=1/(2T)ですね。ついでにα=0.5のロールオフフィルタの場合は最小帯域幅はfT=0.75(f=0.75/T=1.5/(2T)=(1+α)/(2T))、α=1のフィルタならfT=1(f=1/T=2/(2T)=(1+α)/(2T))となります。くれぐれも注意したいのはこれらはデジタル・ベースバンド信号の最
問題は後日、日本無線協会より公表されるのでご参照下さい。5ちゃんねる有志による問題文アップロードはこちら≪7/20追補・・・日本無線協会より問題が公表されましたので掲載しました≫A-1(新)・・・【4】問題としては新傾向ですが、内容としては(1)ではOFDMの原理が問われており、過去問をやりこんでいればそれ程難しくはない問題です。(2)(3)は単なる計算問題なので、(1)が解ければ楽勝です。(1)OFDMサブキャリアの有効シンボル長Teはサブキャリア間隔ΔfとするとTe=1
A-1(過去問同じFB308A-1)【解説省略】偏波の問題ですね。A-2(過去問同じFB308A-3)半波長ダイポールアンテナの電界強度E1=7√(GP)/d、微小ダイポールアンテナの電界強度E2=√(45GP)/dであるからE1/E2=7/√45=7/3√5=7/(3×2.24)=1.04である。A-3(過去問数値違いFB307A-4)題意よりアンテナと受信機の間には整合が取れているので、受信入力電圧Vrはアンテナの誘起電圧Ehe(E:電界強度、he:実効長)の1
B-1(過去問同じFK302B-1など)頻出の、磁界を通るコイルに生じる誘導電流の問題ですね。B-2(過去問類似FK308A-7、FK401B-2など)四端子回路(二端子対回路)の問題です。(1)ア:四端子定数といいます。(2)①式において、I2=0(出力端開放)のときとなる。ここでなのでこれを代入すると(3)①式においてV2=0(出力端短絡)のときとなる。ここでであるからとなる。従ってなので、数値を代入すると(4)②式において、I2=0(出力端
<過去問数値違いFB401A-4>与えられたアンテナの電流分布について考えるとき、題意(給電点で最大の正弦状)より以下の図(横向きではあるが)のようにλ/4の垂直アンテナの線量分布と同等として考えてよい。電流分布は図中赤線のようになり、給電点を原点として給電点電流をI0とすれば電流分布はI0cosθで表される。ここで逆L形アンテナで電波の放射に寄与するのは垂直部分だけであるから、実効高の計算には図中で給電点からλ/12までの部分のみについて電流分布I0cosθで囲まれる面積S(灰色
<過去問類似FA407A-6>FA407A-6で出題された内容に、若干の追加があったような問題ですね。(1)前回FA407A-6(3)では問題に「C/N=3Eb/N0」とはっきり書かれていましたが、今回はビット数から自分で考えなくてはなりません。まずBPSKのC/NをC/NB、QPSKのC/NをC/NQとすると、題意よりBER=1×(10^-8)=(1/2)erfc(√C/NB)=(1/2)erfc{√(C/NQ)/2}であるからC/NB=(C/NQ)
A-16(過去問ほぼ同じFB)直接波と大地反射波の干渉を考慮した電界強度の公式は暗記必須ですね。E0:自由空間電界強度、h1:送信アンテナ高、h2:受信アンテナ高、送受信点間距離d、波長λあとは数値を代入して計算します。λ=300/150=2[m]、θ<0.5[rad]でsin≒θを使います。(注:上式のh1に代入する数値が15になっていますが、30の間違いです)A-17(新問?:易しい)スポラディックE層の問題は一陸技では少なくともここ15年は出題されていません。内容的には
B-11-2-3-9-5(既出)B-2(新傾向)6-2-8-4-10周波数分解能と時間分解能はトレードオフの関係にあり、周波数分解能を高くするには時間分解能は下げる必要がある。被測定信号からさまざまな情報が得られるが、必要とする適切な情報データに絞って効率的なサンプリングを行うために窓関数を用いる。B-31-6-3-8-4(既出)B-45-2-3-9-6(既出)B-5(新出)7-8-1-10-4回路としてプレエンファシス回路は既出だが、ディエンファシス回路は初だと思いま
A-9新問おや、1アマからの逆輸入か?と思わせるようなリチウムイオン電池についての設問です(問題は異なりますが令和3年4月期1アマ工学A-18に出題あり)。これも知識がなければ考えても解ける問題ではないので分からなければ放置でよいでしょう。1○正しい表現です。2×リチウムイオン電池に用いる定電流・定電圧充電(CCCV充電)は放電状態から充電する場合、当初電圧は低いため定電流充電となり、次第に充電量が増加してセル電圧が4.2Vに達すると定電圧充電となり4.2Vを超えないよう電
A-17過去問あり(平成31年1月期A-17)A-18過去問あり(令和1年7月期A-18に類似問題)間違いは「4」で、「実時間サンプリングで発生するエイリアシングは等価時間サンプリングでは発生しない」が正しい。A-19過去問あり(平成30年7月期A-19)π型は平成2年11月期A-19で出題されていますね。『FA211A-19抵抗減衰器の問題』与えられた条件より回路図は以下のよう書き換えることができます。ここで計算を簡単にするために右端の合成抵抗をRとして求めてみまし
A-6(過去問数値違いFB402A-6)今期の1回目(FB501A-7)では「π形」でしたが、2回目の本問は「T形」ですね。とりあえず上図の赤点線で囲まれた部分の合成インピーダンスZを求めます。従って全体の合成インピーダンスについてが成り立つので、この式よりXについて解いてA-7(過去問数値違いFB302A-6)線路の特性インピーダンスZ0(=50[Ω])、単位長あたりのインダクタンスL、静電容量Cとすると・・・・・①である。また線路の伝播速度vは・・・・・②であ
<過去問同じ古い(平成27年)FK707A-18>(3)真値IT、測定値IMのとき誤差率ε=|(IM-IT)/IT|である。(4)上式に(1)・(2)の結果を代入すると(5)(4)の結果から
<過去問同じFK307B-1>(1)(2)無限長導線Yの電流I(紙面裏から表向きとする)が作る磁場の、導線Xにおける磁場の強さHyとするとHy=I/2πrであり、その向きはXを流れる電流I(紙面裏から表向きとする)の向きと直交する。一方で導線Xにおける磁束密度Byは題意より真空の透磁率μ0=4π×10^-7としてBy=μ0Hy=(4π×10^-7)×I/2πr=(2×10^-7)×I/rとなる。このとき導線Xが受ける力Fxyは「フレミングの左手の法則」から電流Iと磁場の向きに
B-1過去問同じFA212B-2BPSK復調器の基準搬送波再生回路についての問題ですね。ア1以下の(三角関数)倍角の公式を用いて計算します。題意よりeiを二乗するとその出力eoはである。イ8問題に与えられたei(①式)中においてs(t)=0/1であるからπs(t)=0/πでありeiの位相は「π[rad]変化」します。さらに上式においてはデジタル信号がs(t)=0/1と変化すると2πs(t)=0/2πとなりeo(eiの二乗)の位相の変化は2πであり同相になることが
A-17過去問あり令和3年1月期(1回目)A-17と数値違いでほぼ同じですね。A2S/AmaA/2=Sよりma=2S/AB50%搬送波振幅Aに対して側波帯振幅Sは-12dB(1/4)であるからA=4Sとなり、上式よりma=2S/A=2S/4S=0.5A-18過去問あり令和2年11月期(1回目)A-17と同じです。A疑似ランダムB同一のC受信パルス列A-19過去問あり令和3年1月期(2回目)B-4に類似問題、平成31年1月期A
【A-6】これも同期検波の原理については良く出題されるところですが、このような出題は初めてですね。ただ、数学的に考えていけば同期検波の知識がなくても解ける問題です。(1)は基準搬送波p(t)=2cosωctなのでこれと同相・直交成分はと表されます。(2)(3)ここはひたすら計算式で考えるだけです。【A-7】既出【A-8】既出【A-9】公式に数値を代入するだけの計算問題ですが、1アマレベルのような気がします。公式は以下で確認して下さい。『FA901A10解答』ameblo.
<過去問数値違いFK401A-19>共振周波数を求める式からコイルの分布容量C0を算出します。与えられた条件からであるから、これを解くと
<新問>文字がびっしり詰まった見たことのない新問を最初に持って来られては、ボクシングで言えばさあ試合開始だと相手に近づいたところでいきなりフルカウンターのストレートを喰らうようなものでダメージは大きいですね。はっきり言って、この問題は見た瞬間にタオルを投げるのが精神衛生上望ましい気がします(笑)。1〇CSMA/CAはキャリアセンス(搬送波(電波)が送信されているかどうかを感知する)を行い無線チャンネルが使われている(ビジー:busy)か使われていないか(アイドル:idol)を確認
A-5類似過去問有り令和2年11月期(2回目)A-7にほぼ同じ問題があります。以下ご参照下さい。『FA212A-7(令和2年11月期2回目無線工学A)』過去問ではひずみ率=m/4で解けた問題ですが、これは計算ができなければ解けない問題ですね。早速計算します。で、最後の項はcos2ωtを含み「搬送波の第2…ameblo.jp上式の第1項は直流成分、第2項が信号波成分(sinpt)、第3項が信号波の第2高調波(cos2pt)になるので信号波成分の大きさkA^2m信号波の第
こぢょこぢょ@JJ4KMEさんのtwitterに書かれているご自身のサイト経由で問題をダウンロードできたので、早速解説してみました。http://jj4kme.mydns.jp/fa301.pdf参照しながら以下ご覧下さい。なお、このリンクは問題が公表された時点で消去される予定とのことです。令和3年1月期1/19(1回目)無線工学A【A-1】一見新問題ですが過去問の選択肢を寄せ集めにしたような問題で、OFDMの基本的事項を理解していれば簡単な問題ですね。間違いは「3」で、
<過去問数値違いFK402A-14>これも等価回路で考えてみましょう。エミッタフォロワ回路はコレクタ接地回路として考えるので、以下のようになります。(1)入力インピーダンスZi=Vi/ibである。このときViは上図赤矢印の経路で考えるとic=hfe・ib=100ibであるからVi=2×10^3×ib+2×10^3×(ib+ic)=204×10^3×ibとなるのでZi=Vi/ib=204×10^3・・・204[kΩ]となる。(2)信号源の内部インピーダンスは0[Ω]である
<過去問類似FK401B-2など>FK401B-2を含めた過去問はすべてCR回路からなる四端子定数を求める問題でしたが、今回はLR回路の定数を求める問題です(初)。回路は異なりますが、算出の方法は同じなので難しくはありません。(1)四端子定数(2)出力を開放とするとI2=0であるから、与えられた式(上段)からである。(3)出力を短絡するとV2=0であるから、与えられた式(上段)からである。(4)出力を開放とするとI2=0であるから、与えられた式(下
B-1(過去問ほぼ同じFB402B-1)(1)アンテナの入力インピーダンスは「自己インピーダンス+相互インピーダンス」であるからZi=Z11+Z12である。(2)(3)アンテナAとアンテナBは動作条件は同じと考えて良いから、各アンテナに供給される電力はそれぞれ(R11+R12)|I|^2とできる。従って系全体への供給電力Pallはである。また点Oにおける電界強度はA・B2本のアンテナによる電界強度の和であるから|2E0|となるので求めるMはである。(4)(5)利得を決めるのは「
A-6過去問(令和3年1月期(2)A-6)解説はこちらをご覧下さいませ。『一陸技令和3年1月期1/21(2回目)無線工学AA-6/15/16解説速報』【A-6】これも同期検波の原理については良く出題されるところですが、このような出題は初めてですね。ただ、数学的に考えていけば同期検波の知識がなくても解ける問題…ameblo.jpA-7過去問(令和3年1月期(1)A-6)A-8過去問(令和1年7月期A-9)A-9過去問類似(平成28年7月期A-11、平成24年
<新問>私が今解いている試験問題は電験三種「機械」の問題か?と一瞬焦りました。「無線工学の基礎」ではデバイスとしての問題は出題されていますが、今回のような整流回路の問題が「無線工学A」で出題されるのは初めてですね(サイリスタの基本動作を知っていれば簡単です)。【FK107B-3】サイリスタはゲート電流が流れるとONになり、アノード電流が0になるとOFFになるスイッチング素子ですから、本題のサイリスタにおいては位相角αになるとゲート信号によりゲート電流が流れONになり、交流入力電圧が0
<過去問類似FK401A-14>前回の過去問(FK401A-14)は一般解を求める問題でしたが、今回は素子の値が与えられて数値計算をさせる問題になっています。与えられた回路のCR直列・並列部分、これらの全体のインピーダンスをそれぞれZS・ZP、Zallとするとである。このとき電圧帰還率βはこれらのインピーダンス比を用いて表すととできる。ここで発振条件より出力と入力は同相であるから上式で表されるVi/Voは実数でなくてはならない。従ってβの虚数部=0とできるのでである。上式
A-6新問デジタル変調のC/N対BER特性の問題です。解説は以下のブログをご参照下さい。『FA212A-6(令和2年11月期2回目無線工学A)訂正追補版』2021.12.23追補初回の解答に不備がありました。BPSKのグラフ曲線が不正確で、その後の計算も誤っていましたので訂正をします。(ご指摘いただいたKジロ…ameblo.jp
<過去問同じ古い(平成28年)FK807A-7>問題文を一通り眺めると、コンデンサを並列に接続すると力率が上昇しているので与えられた負荷Zは誘導性であることが分かると思います。これをもとに回路の電流についてベクトルで考えていきましょう。(1)スイッチがOFFのとき与えられた回路は以下の回路図と等しく、電流I=2[A]として抵抗の電圧VR、インダクタンスの電圧VLとするとこれらを複素平面でベクトル表記してみよう。題意より力率=0.6であるからVとIのなす角θとするとcosθ=0.
<過去問超古い平成24年FK401A-5>10年前の問題の方が、少し難しい(Δ接続の抵抗値が一つだけ異なる)ようです。『FK401A5解答』Δ-Y変換の問題ですね。難しいように見えますが、とても簡単です。ameblo.jpΔ-Y変換については『【追補】令和3年9月期1アマ無線工学A-3Δ-Y変換について』以前から記事を書こうと思っていたΔ-Y変換について説明をしようと思います。Δ-Y変換とは上図左のようなΔ(デルタ)接続と上図右のようなY接続(スター接続とも…am