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ハヤカワミステリマガジンのミステリベスト10で堂々1位となった前作「ハウスメイド」。刊行当初からシリーズ化が予告され、ミステリファン界隈をざわつかせていた待望の続編がついに登場しました。本作の舞台は前作から4年後。裕福なギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリーは、雇い主のダグラスから「何があってもゲストルームには入らないこと」を強く言い渡されます。「静養中の妻ウェンディを煩わせないため」という説明に納得したミリーでしたが、ある日、血に染まったガウンを見つけたことで夫の虐待を疑い始め
小説紹介のけんごさんがオススメしていたので読みました。織守きょうやさんの『ライアーハウスの殺人』。内容は、ミステリ小説の王道=館×クローズドサークル×計画犯罪といったものになっております。さっそくですが、以下にあらすじと見どころをレビューしていこうと思います!<注意事項>二度読み必須の結末!表紙と裏表紙、そして帯にも重要な意味が隠されている!登場人物みんな嘘つきという筆者からのヒントを忘れずにお読みください※表紙の絵を担当されている平尾アウリさんのキャラクターカードを
40年近く前の衝撃的な「十角館の殺人」から始まった綾辻行人さんの人気ミステリ「館シリーズ」を今年の初めから再読し始め、3月末までにシリーズ第6作まで読み終えたことは以前紹介した。『十角館の殺人と「館シリーズ」』昨年、インターネット情報で綾辻行人さんのデビュー作である「十角館の殺人」がドラマ化されたことを知った。十角館の殺人|日本テレビ定額制動画配信サービスhuluで…ameblo.jp6作目まではほぼリアルタイムで読んでいたので再読であったが、2007年刊行の7作目「暗黒館の殺人」は文庫
青山文平さんは、1948年生まれで横浜市出身の時代小説家。早稲田の政経学部出身で、経済関係の出版社に18年勤務。その後、1992年にフリーライターとなり、2011年に『白樫の樹の下で』が松本清張賞を受賞してデビューしました。62歳のデビューはかなり遅い方ですが、2014年『鬼はもとより』で大藪春彦賞、2015年『つまをめとらば』で直木賞、2016年『半席』で日本推理作家協会賞、2022年『底惚れ』で柴田錬三郎賞。時代小説の第一人者となり、年に1~2作のペースで現在も作品を発表
森バジルさんの『探偵小石は恋しない』のレビューになります。こちらは今年流行った本格ミステリということで読んでみることにしました。かなり話題になっているのと、各SNSでも絶賛コメントで溢れているのを見て気になっていたんですよね〜。ざっくりとしたあらすじはこんな感じ・ミステリ小説オタクの小石は、自らがスカウトしてきた蓮杖と探偵事務所をしている。しかし実際の依頼の9割9分は色恋調査ばかりでやる気が出ない。・プロローグ+第四章からは、照屋、春風、一吾、ニ斗、藍沢姉弟、雪村先生という謎のメ
す⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。原作との比較が多いです。青列車の秘密、名探偵ポワロでは第10シリーズ54作目、後半のドラマ化です。まず最初に私が原作感想でテンション高めに語った恋愛展開、全て採用されず詳しくはこちら↓『ネタバレポアロ感想「青列車の秘密」』⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。ポアロシリーズ感想。今後はメインで書いていく予定です。ただただ自分の思いだけを書いていき…am
特捜部Qシリーズの映画版を第4作まで見ました。順番に「檻の中の女」、「キジ殺し」、「Pからのメッセージ」、「カルテ番号64」までです。10巻で完結予定の小説の方は、大団円寸前の第9作「カールの罪状」まで出版されています。シリーズの結末を早く読みたい!という切なる願いはいつかなえられるのでしょうか。本国デンマークでは既に出版されているので、そんなに待たされることはないと思っているのですが、早川書房さん、ぜひぜひよろしくお願いします。さて、映画版、北欧の暗い街並みと美しい風景、北欧らしい小
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。原作との比較が多いです。⚠️⚠️さらに注意部分的にかなり辛口感想です。ドラマが好きな方はご注意ください。アクロイド殺し、名探偵ポワロでは46作目、シリーズ中盤でのドラマ化です。原作再現度は星五つ中、二つか三つというところでしょうか…冷静に見ればトリックとか登場人物とか、まあまあ原作通りなのかなあと。ただ私が原作感想で語った辺りのことは、全て改変されてましたね…(合ってたのはカボチャ(冬瓜?)投げるとこ位かな?)『ネタバレ
10月7日は「ミステリー記念日」です。1849年のこの日、ミステリー小説(推理小説)の先駆者であるアメリカの小説家エドガー・アラン・ポーが亡くなったことに由来しています。世界初の推理小説は、エドガー・アラン・ポーが1841年に発表した短編小説『モルグ街の殺人』であることから、ミステリー小説の生みの親ともいわれています。以下HPよりミステリー記念日(10月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介|PRTIMESMAGAZINEprtimes.jpエドガー・ア
森昌磨さんの『あの日、タワマンで君と』のレビューになります。本書は、絶対に事前情報を見ずに読んでください!とのことで、本当に何も調べないで読みました。といっても、さすがにそれだけでは読む気になれないですよね。なので、以下に公式のあらすじに書かれている範囲でのプチ情報をまとめていきたいと思います。<あらすじ>主人公の山本創一はウーマイーツ(ウーバーイーツだと思ってください)の配達員をしながら生計を立てている。ある日、六本木のタワマンの最上階に住む「多和田」という男から依頼が
11月25日発売のハヤカワミステリマガジン1月号で、恒例のミステリベスト10が発表されました!毎年、これと、週刊文春のベスト10をチェックして、読んでいなかった傑作を年末年始に読むのが楽しみでした。海外編について、思いつくまま感想を書いてみます。ベスト10冊のうち、8冊はブログにアップしているので、リンクを貼っておきます。最後に私的ベスト10も挙げてみました。1位『ハウスメイド』フリーダ・マクファデンこれはすごく意外でした。面白かったのは間違いないのですが、ベスト1かとい
名古屋の大須に開店したばっかりのミステリー本専門店「謎解き生活」に行きました☆東海地方最大級で、新刊から絶版古書まで、国内外のミステリ作品が多数集められておりました。単なる本屋さんというだけでなく、展示品やお店の装いなんかが、ミステリのテーマ館のようで、本屋さんというより、ミステリのイベント会場に紛れ込んだような感じなところが面白かったです。こういうお店があるというだけでも嬉しいものです。さっそく、前から買おうと思っていた新刊の、城平京『虚構推理忍法虚構推理』を購入しましたが、本屋さ
シュレディンガーの殺人者市川哲也東京創元社#架空書店251215⑤シュレディンガーの殺人者[市川哲也]楽天市場楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見る#251218on#Kindle#書籍新刊情報#本#予約受付中#予約#読書#シュレディンガーの殺人者#東京創元社#ミステリ#読書好きな人と繋がりたい#読書好きさんと繋がりたいテストで実力を出し切る7つのルール:学生から社会人まで使える本番対策の決定版(STUDYU
以前テレビドラマとして再放送されていたものを途中まで鑑賞していて、ミステリの定番話のようなもの(だと私が勝手に思っている)として最後まで鑑賞したいと思っていたので機会を見つけて最後まで鑑賞しました随分前に鑑賞し終わっての今感想を書いているので、内容は薄くなるかもしれません最初の辺りは少し悲しかったですねエルキュール・ポアロが年老いて周囲からかつての対応をされなくなった、(かつてをあまり知らないですがおそらくそうかなと思いました)その部分が悲しかったのと、長年バディを組んでいた?警察官が
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。ポアロシリーズ感想。今後はメインで書いていく予定です。ただただ自分の思いだけを書いていきます!青列車の秘密(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)「ぼくがあなたに好意を持っていることはご存じでしょう。あなたは――あなたはぼくに好意を感じますか」「わたし――分かりません」アガサ・クリスティー「青列車の秘密」青木久惠訳早川書房200
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。原作との比較が多いです。コックを捜せ、名探偵ポワロシリーズ、記念すべき1作目です。原作再現度は星五つ⭐⭐⭐⭐⭐あくまで個人的な評価ですが、ほぼ原作通りだったと思います。制作スタッフの皆様、ありがとうございます逆にシリーズ1の第1作目から原作ガン無視でオリジナル展開されてたら、制作陣の正気を疑ってしまいますが…ともあれ、そんな冒険はしないでくれて良かったページ数の少ない短編なので、話を
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。とっても久しぶりのポアロシリーズ感想。まだ初夏だけど、気温的にはもうすっかり真夏ですね。エッジウェア卿の死(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)「なに、わたしが豚頭だとは怪しからんことを言うね。〜〜略〜〜」アガサ・クリスティー「エッジウェア卿の死」福島正実訳早川書房2004年365ページよりおなじみジャップ警部と電話中のポアロのセリフ。
⚠️ネタバレありです。原作との比較が多いです。他のポワロシリーズの感想が入る場合もあります。「ポワロと私デビットスーシェ自伝」原書房上記の図書より、引用している箇所があります。三幕の殺人、名探偵ポワロでは第12シリーズ1作目、通算62話目のドラマ化になります。小説における前作、オリエント急行の殺人と同じく、かなり後期での映像化になりました。原作を踏襲したストーリー展開女優のアンジェラさんがいなくなっていましたが、まあこの人は原作でも空