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初盤道究極のアナログレコード攻略ガイド2023年真保安一郎(著)2,750円やっぱねぇ、オリジナルなんだよオリジナル!初盤なんだよレコは初盤!再発?CD?配信?オリジナル・レコ以外は全てF**********CK!こんな意味のないレコ・ブログを見ているそこの君!持っているCD&再発レコを全て捨てよ!Spotify?AmasonMusic?今すぐ解約せよ!オリジナル盤以外はレコではない!断じてない!オリジナル盤以外は全てF*CKだ!!(ハァハァ…)。…というような過
CHARLIEPARKERの全盛期が、DIALやSAVOY時代にあることに異論がある方は少ないと思いますが、オリジナルのほとんどはSP盤の時代に録音されたもので、10インチLPは再発になります。ところがSP盤を嫌ってスル―するリスナーが、10インチを目指すため高騰、(ベレー帽の)DIALの10インチ盤の状態の良いものは、洒落たジャケット・デザインの人気もあって昔からとんでもない高値が付いていました。結局、DIALとSAVOYのPARKERは、SP盤の方が遥かに安価(SP盤ほぼ全部で10インチL
ジャズレコードコレクターを止めても、やっぱりレコードにコダワリがある。ホンネを言えば、今もオリジナル盤が好きなことに変わりはない。ただ、収入が半分になった以上、昔と同じことはできないから、廃盤セールとか高額盤コーナーは見ない。昔は見向きもしなかったCDコーナーとか格安盤セールに足を運ぶ。以前と同じなのは、検盤・試聴させてもらうこと。安い盤ばかりなので、店員さんにはイヤな客だと思われていることだろう。TheDukeBoxにVol.2が出ているとは知らなかった。エリン
(前回の続き)都内近郊に散らばるD店の中でも、自分にとっては相性が悪い池袋D店。その証拠に、このブログのサイドバーにある『池袋』タグ内の数を見れば、一目瞭然である。そこで偶然とはいえ、狙っていた"Arrival"国内盤帯付きが手に入ったのだ。嬉しくないわけがない(掘り師歴30年以上でも、未だにこの瞬間は嬉しい♪)。レコ屋巡りって買えないときは全く買えませんが、買える時(欲しいレコが出てくるとき)は買えますよね?そういう意味では、レコ掘りって釣りに似てますな。年末ってそういう魔力があるの
メンバーに、この人が入ると、曲そのものが途端に重苦しくなるトロンボーンのJULIANPRIESTER、リーダー・アルバムの紹介の前に彼を有名にしたアルバムから入りましょう。THELITTLEGIANT/JOHNNYGRIFFINSEXTET(RIVERSIDERLP12-304)SUNRAやMAXROACHグループに在籍していたJULIANPREISTERですが、世間一般に存在が知れ渡ったのはGRIFFINのこのアルバムです。漆黒のジャケットの影響もあり
今日は、午前中で仕事を切り上げて、ALTEC6041スピーカーに加えたFostexT500AMkⅢの調整をしていました。導入してまだ20時間程しか鳴らしていませんから、現時点における所感です。こちら側のオーディオセットは、ALTECサウンドらしい全帯域に渡った明るく快活な音質のなかに、ジャズの熱気やピリピリとした緊張感も味わえるような音場再生となる様に調整しています。T500AMkⅢを加えた変化は、全体的な音楽の浸透力や楽器の響きが良くなって、凛々しい空気感となりました。品位と
ROCKに比べオリジナル盤判定が、なかなか進まないJAZZ。「レコード・コレクターズ」誌には「初盤道」なるコラムがあって、それこそ重箱の隅を楊枝で、ほじくるような細かなチェックをして、主にROCKのオリジナル盤を特定しています。ただ取上げている盤のほとんどが、私の全く興味の外のものばかりなのが残念です。もっとも、それが可能になっているのは、圧倒的な発行枚数とコレクターの年齢にあって、検証可能な枚数が少なく、高齢化の進んでいるJAZZの場合は無理なのも、やむを得ないのかもしれません。ダブ
このレコード、30年くらい愛聴盤でした。当時は一生聴き飽きることはないだろうと思っていましたが、10年前くらいから全く聴かなくなりました。何故でしょうRM399セカンドプレス(モノラル)やっぱり私はモノラルの方が好きです。ステレオ盤はオルフェウム。こちらもオリジナルの綺麗なものはハードル高し。最初(40年前)に購入したのは、もちろん国内盤でした。それで十分満足していました。CDが世の中に出現して、暫くした頃「ジャズ批評」に『WALTZFORDEBBY』はレコードではなく、C
一時期、ハマったJAMESMOODY、ARGOやPRESTIGEの12インチLPは、ほとんど処分しましたが、玉石混交の10インチ盤は手元に残してあります。JAMESMOODYHISSAXOPHONEANDHISBAND(DIAL209)MILTJACKSON、HANKJONES、HOWARDMcGHEE、RAYBROWN、J.C.HEARDとのSEXTETセッション。演奏は良好ですが、猛者揃いのため、彼らのソロ・スペースを確保するためか、あまりMOODY
DUKEWITHADIFFERENCE/CLARKTERRY(RIVERSIDE12-246、1108)例えば『サキ・コロ』。カリプソの「ST.THOMAS」に始まり「YOUDON’TKNOWWHATLOVEIS」~「BLUE7」と続く・・・・この世紀の名盤の曲順は、完全に私の頭の中にインプットされていて、曲の後半には、次に続く曲のイントロが自然に脳裏に浮かんで来ます。ROCKで言えばKINGCRIMSONの『宮殿』・・・強烈な「21世紀の精神異常者」でスタート、
すこちらの記事も参照『ローリングストーンズアルバム紹介』今回からはローリングストーンズのアルバムの紹介(僕が持っている物に限りますが)をしていこうと思います。暫しお付き合い下さい。さて、初回となる今回は1964年発…ameblo.jp前にも紹介しましたローリングストーンズのイギリスファースト・アルバム”TheRollingStones”のオリジナル盤(1964年/モノラル)を入手しました。このアルバムは1964年にイギリスで発売されたファースト・アルバムです。ジャケットの基本的なデザ
今回はBLUENOTEです。WYNTONKELLYは、サイドマンとして15枚のBLUENOTEのアルバムに参加しています。多くはMILESDAVISグループのメンバーだった時期と重なり充実した演奏が続きますが、金管楽器の音は秀逸でも、ピアノの音に問題があると言われるRVG録音のため、COLUMBIAやRIVERSIDEのような眩いばかりのKELLYは聴けません。THEEMINENTJAYJAYJOHNSONVOL.2(BLUENOTE5057)3枚あるJ.J
VERVEの『TRANQUILITY』や『INSIDEHI-FI』は大好きですが、LEEKONITZが、最もLEEKONITZらしかったのは10インチ盤の時代、レーベルだとPRESTIGE、PACIFIC、STORYVILLEだと思います。LEEKONITZQUINTET/LENNIETRISTANOQUINTET(NEWJAZZNJLP101)のちに『LEEKONITZWITHTRISTANO、MARSHANDBAUER』として12インチLP化さ
先に結論を書いてしまった方がわかりやすいので、まずは端的に各レーベルがどうしてRIAAカーブ以外のを使い続けたのか、いつまでかです。以下、この問題に詳しいアコースティックリバイブ石黒社長のコメントから引用します。コロンビアは1980年でようやくRIAAカーブに切り替えです。マイケル・ジャクソンでいえば79年発売のオフ・ザ・ウォールはコロンビアカーブ、82年発売のスリラーはRIAAカーブになります。Capitol盤は生涯RIAAカーブに変更せずにCapitolカーブで80年代後
数多くのジャズの名盤の録音を手掛けたルディ・ヴァン・ゲルダー(RVG)。録音だけでなくリマスタリングでも素晴らしい作品を残しています。今回はその辺りをちょっと・・・。でも、タイトルのような仰々しいものではなく、単なる聴き比べです。前回取上げたHANKMOBLEYが参加している『BYRD’SEYEVIEW』(TRANSITION4)にRVG刻印があり長年、本人がレコーディングを手掛けたと思い込んでいましたが、付属のブックレットを見たら、RVGは、リマスタリングでレコーディング・エンジニ
ステレオ録音に消極的だったBLUENOTEが最初に世に出したステレオ盤は『SOMETHIN’ELSE』『MOANIN‘/ARTBLAKEY&THEJAZZMESSENGERS』『FINGERPOPIN‘/HORACESILVER』の3枚で、1959年5月の発売です。(ちなみに『BLUESWALK/LOUDONALDSON』は翌6月、『BLUETRAIN/JOHNCOLTRANE』のステレオ盤は1960年6月の発売です)満を持して発売した最初の3枚には、
PRESTIGEのオリジナル盤、判定基準の1つは、7141番まではレーベル面の住所が「446W.50THST.N.Y.C」であること。7142番からは「203SOUTHWASHINGTONAVE.BERGENFIELD、NJ.」になります。7141番までで「N.Y.C」ではなく「NJ.」ならオリジナル盤ではなくセカンド・プレスとされてきました。しかし「446W.50THST.N.Y.C」ばかりに固執していると思わぬ失敗をします。以前にJACKIEMcLEANの『LIGHT
統一されていなかったころの盤を正しいイコライザーカーブで聞いている動画の一部です。急ぎの方は7分38秒あたりからどうぞ。ぴったりEQカーブでレコードの魅力がさらにアップ|田中伊佐資の“やっぱオーディオ無茶おもろい”第16回音楽&オーディオライター田中伊佐資と自他ともに認める"オー(ディオ)馬鹿"TOPWINGCybersoundGroup広報の菅沼洋介が、オーディオの色々な”面白さ”をお届けする「田中伊佐資の“やっぱオーディオ無茶おもろい”」。第16回は、EQカーブ。レコード
お気に入りのミュージシャン、いますよね?その人のレコードなら、どんなレコードでもすべて持っていたいと思う。身がすくむような高額盤でも、なんとかして買いたい。苦労して入手したレコードが、たとえ内容的にイマイチであっても処分なんかしない。理屈じゃなく、誰が何と言おうと、好きなものは好き。そんなミュージシャンがいればいるほど、レコードライフは豊かになっていくと思います。先日JazzTokyoで、PeeWeeErwinが入ったレコードを見つけて小躍りした。ワタクシ・CottonClu
BLUENOTEのTONEPOETシリーズは、高品質で盤には180gのピュア・ビニール、ジャケットにはFRANCISWOLFのモノトーンの素敵な写真を使用、コーティングの効いた丁寧な作りは高級感が漂います。さらにオリジナルがシングルなのにダブル・ジャケット(GATEHOLD)を使用し内側にもFRANCISWOLFの未発表フォトと豪華絢爛でハードバップ・ファンの心を揺さぶります。外見は完全にオリジナルを超えたTONEPOETシリーズですが、では肝心の中身(音)はどうなのでしょう?検証しま
みんな大好きBILLEVANS。私も亡くなった後に発売されたレコードを除けば、ほとんど聴いていますが、50年近くなるジャズ歴のなかで最も聴いた回数が多いベスト3は・・・。1.『WALTZFORDEBBY』2.『EXPLORATIONS』3.『PORTRAITINJAZZ』とRIVERSIDEのSCOTTLAFARO在籍中の作品になりますが、実は最近はあまり聴いていなくて・・・・ここ数年、割とコンスタントに聴いているのがコレ。NEWJAZZCONCEPTI
コロンビアは1980年でようやくRIAAカーブに切り替えと書きました。だとすれば、同じコロンビアから発売されたマイケル・ジャクソンでいえば79年発売の「オフ・ザ・ウォール‘はコロンビアカーブ、82年発売の「スリラー」はRIAAカーブになるはずです。その2枚のアルバムのEQカーブを確認すれば、1980年を境にコロンビアカーブからRIAAカーブに切り替わった証明になるということで、「オフ・ザ・ウォール」と「スリラー」それぞれのオリジナル盤をアコリバ石黒社長がお持ちになりました。レコードのレ
ひさしぶりにDUさんでレコード漁り。同期入社した仲間が集まった宴会が都内で催されたので、そのついでに新宿へ。気に入っているKonitzのStoryville盤。そのEPを見つけた。キレにキレるKonitzが聴ける名盤。EPはどんな音なんだろう?45回転だから、理屈では音質的に優位なはず。そう思うと入手せずにはいられない。実際は、、、、LPの方が良かった。EPは音溝が浅くて、限られたスペースに音を詰め込んでいるせいか、音圧が低い。そのぶんSN比が不利になっていて、
COLUMBIAの次はWYNTONKELLYのホーム・グラウンドRIVERSIDEです。このレーベルの録音・マスタリングもKELLYのピアノの魅力を十分に引き出していますが、サイドマンとして参加したアルバムは30作以上あり、とても全部はフォローできません。KELLYが活躍している盤を紹介します。BLUESOUL/BLUEMITCHELL(RIVERSIDERLP1155)KELLYが参加したBLUEMICHELLのアルバムはRIVERSIDEに5枚もあって選抜
本題のお話を始めるまえに、まず前提条件があると思う。それはレコードのコンディション。もし完璧な状態のオリジナル盤を想定するなら、オリジナルの方が良いと言えるだろう。でも傷んでしまったオリジナルなら、再発盤より良いとは言えない場合もある。盤のコンディションによって大きな差があるのが中古レコードというもの。たとえば新品の再発盤なら、ホコリやキズなどによるプチ音とか一切ない。でもほとんどのオリジナル盤は、多かれ少なかれ雑音がある。内容が良いレコード、名盤といわれるレコードほど愛聴され、再生回数
エポックメイキングなアルバムは、良くも悪くも、その後のレコード制作に大きな影響を与えます。以前『KINDOFBLUE』の功罪について触れましたが、LEEMORGANの『THESIDEWIDER』についても言及します。THESIDEWIDER(BLUENOTEST-84157)ロックからジャズに軸足を移したのは、上京した頃に流行り始めたCROSSOVER(のちにFUSION)のノー天気で、ちゃらちゃらした音楽が原因でした。もう大嫌いで、その反動かBRITHISH
WYNTONKELLYはハード・バップ期にリーダーとしてよりサイドマンとして圧倒的に存在感を示していました。KELLYのおかげで名盤になったものも多数あります。今回は好録音でKELLYの魅力を十二分に引き出したCOLUMBIAレーベルを取上げます。MODERNJAZZPERSPECTIVE/JAZZLABQUINTETWITHJACKIEPARIS(COLUMBIACL1058)DONALDBYRDとGIGIGRYCEによるJAZZLAB、全6作の最
前回はBLUENOTEに特化して記載しましたので、今回は、その他のレーベルについて、録音順に検証します。ASTUDYINDAMERONIAWITHTADDDAMERON(PRESTIGEPRLP-159)下掲の167番と抱き合わせて後日『CLIFFORDBROWNMEMORIAL』(PRESTIGEPRLP7055)として12インチLP化されたため、スウェーデン録音のようなイメージを持たれがちですが、こちらはGIGIGRYCE、BENNYGOLSO
英国を代表するジャズ・レーベル、Tempo。“英国のブルーノート”と呼ばれるくらい、最高級の評価を受けている。今日はその理由についてのお話。英Tempoは米ブルーノートに似ているか?という問いがあったとすると、筆者の意見ではあまり似ていないと思う。ブルーノートは数百枚のLPを発売したけど、Tempoの大半はSPとEPで、LPはわずかに43枚。11枚の10inch盤と、32枚の12inch盤だけ。しかもTempoはトラッド・ジャズが多くて、モダンジャズのレコードは10吋5枚と12吋21枚。た
WesMontgomeryCaliforniaDreaming1966★今回はちょい、マニアックな事を記事にしたいのだけど、それは、レコード盤のレーベル部に溝が刻まれてる場合があり、レコード屋さんなんかでは、通称DGと頭文字だけ略されて、プライスカードに表記されています。オークションでもDGがあるレコードではDG推しのタタキ文が目立ちます。DGとはDeepGrooveの略称でディープ・グルーブ(グルーヴ)というのですがだいたい1950年代から1960年代後半までのLPには、レ