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拙ブログの紹介文に記載してあるように基本的にジャズは40年代最終晩から60年代まで、ロックは62年から73年(ベトナム戦争終結)くらいまでが守備範囲(もちろん例外はあります)のため範囲外の優れたレコードを聴き逃しているケースが多々あります。THEGENEVACONNECTION/JOHNNYGRIFFITH(GENEVAST-GE-101)MADABOUTRECORDSからの再発です。これは70年代中期に発売されていたのに全くその存在すら知らなかったレコードです。
(前回の続き…めちゃ長いですよ)GreatestHits店を後にして、大須方面に駒を進める。この辺りは過去に何回か来たこともあり、グーグルマップを使用することなくスムーズに最寄りのレコ屋"ZOO"へ5分程で到着。どう見てもレコ屋の入り口とは思えない(笑)。行く前から分かってたんですが、このお店はあまりRockClassicが強くないんですよ。なので、その周辺のプログレもあるにはあっても一箱(もちろんレコが)ぐらいでしたかね?比較的新し目…というか、自分が良く分かってない
中森明菜Stock[WPCL-11733盤]2014.01.29.発売〈2012年リマスター盤〉(1988.03.03.発売〈CDオリジナル盤〉)前回このアルバムを記事にしたその直後、2014年盤が届いた。2012年、専用プレーヤーで再生する高音質盤発売にあたってのリマスター音源。それを通常盤廉価盤にして発売したのがこの2014年盤のよう。私は音にこだわりがそれほどないので、あまり詳しくないのだけれど。けれど、2012年リマスター音源が聴いてみたくて安価だっ
かつて横浜は、桜木町のマンションの一室に「DEE-BEES」というジャズ・レコードの廃盤専門店がありました。品揃えは豊富でしたが日本一高いと噂された他、エントランスのオートロックを開錠してもらい、スリッパに履き替えて部屋に入るシステムは先客がいる場合はともかく一人だけだと緊張を強いられ、何か買わないと帰れないような雰囲気が漂っていました。その日もなかなか購入レコードが決まらず、以下痺れを切らした?店主との会話です。店主「どんなのをお探しです?」私「テナーサックスで珍しいものを・・
長いことオリジナル盤を蒐集している同好の士には、特に高価なレコードでもないのに何故か綺麗なものが見つからない、そういうレコードに限って愛聴盤という経験が少なからずあると思います。ここで取上げたレコードも過去に3枚以上購入して、ようやくチリチリ・プツプツ音に邪魔されず、気持ちよく鑑賞ができる状態のものに巡り合えました。FIRSTPLACEAGAIN/PAULDESMOND(WARNERW1356)同じJIMHALLとのコンビでもRCA盤の研ぎ澄まされた美しさに比べ
中森明菜不思議三回聴いて、『謎』深まる。[32XL-155盤]1986.08.11.発売復刻盤を聴いた今、フィルターのような壁ひとつ隔てたような、お風呂場のような、水の中、海の中にいるような、そんな音の旧盤。くっきりせず、モヤッとしてる。だからこそ『不思議』。「Labyrinth」の木魚のモコモコ感がやっぱりたまらない!!明菜さんのメインモニターは、自身愛用の赤いラジカセだったそう。(✻『CRIMSON』復刻盤2代目ディレクター藤倉さん解説よ
(前回の続き)BOOKOFFPLUS熱田国道1号店のレジで(BOOKOFFのHPによれば徒歩1分の)駅の入り口を教えてもらい、退店する。実際にはそれでも1分では着かなかったけど、何とか地下鉄の入り口を見つける。何駅かは分からぬものの地下鉄の入り口を見つけ、とにかくレコ屋が集中する金山&栄方面へ移動(ハァハァ…)光の速さで3駅先の金山駅に到着!駅前ビルの2F?にある名古屋レコ屋1件目、バナナレコード金山店へ。10年ぶりくらいでしたが、無事営業していた(ホッ)。
どうも日曜の昼下がり今日は家でゆっくり野球観戦ですね平日休みに洗濯も済ませたしさてまたまた更新ですANTHRAX1984年のデビューアルバムFistfulOfMetalUKオリジナル盤MFN14以前にレビューしたこれ後になって国内盤がリリースされたんですねジャケット違いボートラ付きでこれが1987年です本編の内容は同じですのでレビューはこちらを参照くださいなちなみに2019年に入手した帯付きまずまず盤はなんと1,900円現在のdiscogs相場はこれくらい
ジャズの醍醐味がインプロビゼーション(IMPROVISATION・・即興)にあることには賛同しますが、多重録音を「こんなものはジャズではない」と軽蔑する方には異を唱えます。モダンジャズ期の多重録音で有名なのはLENNIETRISTANOの諸作やMONKの『BRILLIANTCORNERS』で、私は全く問題なく聴いているどころか愛聴しています。これは多重録音など当たり前のプログレッシブ・ロックを高校生の頃にリアルタイムで聴いていたため抵抗が無かったのかもしれません。と言っても積極
(前回の続き)3/20(水・祝日)。レコ掘りに燃える男の朝は早い(…というか、前日ホテルに早々に帰ってからすることもなく、早寝早起きしただけw)。この1日で、ワイが名古屋レコ屋を征服してくれる(フーフフフッ…)とニヤニヤしながら、その日の計画を練る。ここで男は2つの問題に直面する。1つはこのまま名古屋へ移動するかどうか?である。今回は車で愛知まで来ているので、車で名古屋まで行かないといけない。移動時間を考えればさっさと岡崎を後にした方が良いのですが、どうも前日逃したバナナレコード岡崎店
新宿ジャズ館でEllaFitzgeraldSingsGershwinSongBookVol.2のステレオ盤を見つけて、つい買ってしまった。左が今回買ったステレオ、4,650円。右は以前から持っているモノラル。両方ともオリジナル盤。GershwinSongBookはジャケットの絵を仏の画家・BernardBuffetが描いている。Vol.1からVol.5まで5枚あって、それぞれ別の絵が採用されていて、どれも魅力的なジャケットになっている。BernardBuffetの絵はど
4/5(金)-4/7(日)まとめ買い色別割引セール開催!中古品3点以上お買い上げでプライスカードの色により割引いたします。※その他の色は割引対象外ですが点数にはカウント致します。※店舗受取サービスは割引対象外となります。※4/4(木)以前のお取り置きは割引対象外となります。※ジャンルやコーナーによっては対象が少ない場合もございます。予めご了承くださいませ。ガラクタ盤にアコギ価格。(;´д`)トホホ・・・でした。ヤッパシ!!!需給のバランスでの売価とは云え、ボッタくり
『WISDOMANDMADNESS』を聴き出したらやっぱり『BRAVENEWWORLD』も聴かないワケがない。そう、GIG(GoodrumInnisGaitsch)たるニュープロジェクトのアルバムが2018年にリリースされたんですよね。コレまた衝撃というか嬉しい驚きでしたね。まぁ〜当時はなんだこのジャケットは?ってのもありましたが、2022年iTunesやAmazonMusicなどに『WISDOMANDMADNESS』のリリースに合わせてこの『BRAVENEWWORLD
モダンジャズの雄、PRESTIGEは幾つもの”傍系“レーベルを抱えていました。整理してみましょう。(NEWJAZZとSTATUS)…PRESTIGEの補完的レーベルでお蔵入りしたものやPRESTIGEの再発が主。(MOODSVILL)…バラードやスローテンポの癒し系。(SWINGVILL)…中間派、スウィング・リバイバル。(BLUESVILL)…ブルーズ・リバイバル。(PRESTIGEINTERNATIONAL)…トラッド・フォーク以上のレーベルはコンセプトが、はっきりしてい
ジャズ喫茶「アンの家」のマスターから、松本市にクラシック専門の中古レコード販売店「ガラス玉遊戯」という店ができたらしいという話をうかがい、そのお店を探して、入りました。レコードやCDの品揃えがすごく、オーディオ装置も充実しています。お店のご主人から話を伺うと、半年前から営業しているそうです。珈琲だけですが、クラシック音楽の流れる喫茶店としても楽しめます。女鳥羽川沿いのビルの一階に「ガラス玉遊戯」はあります。少し進むと、縄手や千歳橋になる場所です。お店の目印がよくわからないので、隣の
先月19日、野暮用で豊橋市(愛知県)に行くことに。翌20日が春分の日で休日ということもあり、掘り師としては当然帰路に就く前に『レコ屋へ行くんや!』と計画を立てる。愛知と言えば、名古屋。名古屋といえば最近は新規レコ屋の出店が相次ぐと聞く。更に、名古屋はやたら掘れると皆が言うではないか?『レコ屋巡りin名古屋』タイトルを見て、私が名古屋に出撃したとお思いの皆さま!行きたいのは山々ですが、そんなお金がどこにある?金があるならハードなオフでレコ墓場(=ジャンク)掘りなん…ameblo
生涯50枚ものリーダー作を有するRAYBRYANT、そのピアノの特徴は小気味よく、またブルースやゴスペルの影響が感じられるアーシーな面が強調されたものですが、代表作とされるアルバムには意外にも別の一面が強調されています。RAYBRYANTTRIO(PRESTIGELP7098)RAYBRYANTのピアノからは繊細さや哀愁、上品さはあまり感じられなくて、どちらかというと快活で、厚かましくグイグイと押し込んでいくタイプだと思いますが、ほぼ唯一、繊細な面が感じ取れる作品がこ
メンバーに、この人が入ると、曲そのものが途端に重苦しくなるトロンボーンのJULIANPRIESTER、リーダー・アルバムの紹介の前に彼を有名にしたアルバムから入りましょう。THELITTLEGIANT/JOHNNYGRIFFINSEXTET(RIVERSIDERLP12-304)SUNRAやMAXROACHグループに在籍していたJULIANPREISTERですが、世間一般に存在が知れ渡ったのはGRIFFINのこのアルバムです。漆黒のジャケットの影響もあり
1963年3月22日、イギリスでビートルズのデビュー・アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」が発売されました。プリーズ・プリーズ・ミー(アルバム)-Wikipediaja.wikipedia.orgプリーズ・プリーズ・ミーAmazon(アマゾン)日本でこのジャケットで発売されたのは1976年、1960年代当時は日本編集のアルバムを聴いていたので、このアルバムはあまり馴染みがありませんでした。当時は輸入盤やオリジナル盤の存在さえ知らなかったと思います。
過日、拙ブログにコメントを戴いた方がROLANDKIRKが変名で一曲だけ参加しているEDDIEBACCUSの『FEELREAL』について触れられていましたが、現存するBACCUSのレコーディングは多分、これ一枚だけだと思います。今回は同様にリーダー作が一枚あるだけでサイドマンとしては起用されず、生涯一回だけの録音で終わったジャズマンを取上げて見ました。CHETBAKERINTRODUCESJOHNNYPACE(RIVERSIDERLP12-292)標題から分
(前回の続き)都内近郊に散らばるD店の中でも、自分にとっては相性が悪い池袋D店。その証拠に、このブログのサイドバーにある『池袋』タグ内の数を見れば、一目瞭然である。そこで偶然とはいえ、狙っていた"Arrival"国内盤帯付きが手に入ったのだ。嬉しくないわけがない(掘り師歴30年以上でも、未だにこの瞬間は嬉しい♪)。レコ屋巡りって買えないときは全く買えませんが、買える時(欲しいレコが出てくるとき)は買えますよね?そういう意味では、レコ掘りって釣りに似てますな。年末ってそういう魔力があるの
お気に入りのミュージシャン、いますよね?その人のレコードなら、どんなレコードでもすべて持っていたいと思う。身がすくむような高額盤でも、なんとかして買いたい。苦労して入手したレコードが、たとえ内容的にイマイチであっても処分なんかしない。理屈じゃなく、誰が何と言おうと、好きなものは好き。そんなミュージシャンがいればいるほど、レコードライフは豊かになっていくと思います。先日JazzTokyoで、PeeWeeErwinが入ったレコードを見つけて小躍りした。ワタクシ・CottonClu
ピアニストのリーダー作を作る際には、最初がベースとドラムを従えたシンプルなトリオ構成だったら、2作目はサックスやギターを加える等、趣向を変え、ピアノトリオを続ける場合でもドラマーやベーシストを替えるのが普通です。ところがREDGARLANDは初リーダー作から3作目までリズム隊をPAULCHAMBERSとARTTAYLORに固定します。それだけ、このメンバーは息もピッタリだったのでしょう。AGARLANDOFRED(PRESTIGELP7064)MILESDAVI
MERCURYの子会社、SMASHレーベルはR&Bやソウル系のレコードがほとんどですが、中に数枚の素晴らしいジャズ・アルバムが紛れ込んでいます。代表的な3枚を紹介します。THISISBILLYMITCHELL(SMASHSRS67027)BILLYMICHELLは表に出るのが嫌いなのか、トロンボーンのALGREYとのコンビでも目立つのはALGREYの方で、両者が参加した中では最も有名な『DIZZYATMOSPHERE』(SPECIALTYSP5001)にして
WADELEGGEは29歳で夭折したため僅かな録音しか残していませんが、BUDPOWELL直系の白人ピアニストの中では、ALHAIGほどパーカッシブではなく、またCLAUDEWILLIAMSONより軽快かつ洗練された演奏でファンを魅了しました。WADELEGGETRIO(BLUENOTEBLP5031)10インチ盤です。LEGGIE唯一のリーダー作、DIZZYGILLESPIE楽団在籍中に訪れたフランスでVOGUEへ録音。幸運なことに当時VOGUEはBLUE
今日、ご紹介するのは、FleetwoodMacのLive(DeluxeEdition)です。ハイレゾではオリジナル盤よりも15曲多くて、価格はほぼ同じです。2時間47分と長尺ですが、彼らの全盛期の素晴らしい演奏を楽しむことができます。YouMakeLovingFun(LiveatBOKCenter,Tulsa,OK5/19/77)ProvidedtoYouTubebyRhino/WarnerRecordsYouMakeLovingFun(L
2月に入ってもあまり買えていないので、比較的買えた昨年末の話を。以下は2023年末のラスト・レコ掘りツアーの話。年末を迎えて、リンク先のレコ友さん達も『今年の収穫』企画をやられるわけですよ。で、自分もその真似した企画を始めた手前、何か…皆が腰を抜かすようなレコを入手せねば!(ハァハァ…)となり、またもや都内近郊から出撃しD店(DiskUnion)を中心にレコツアーを敢行と(笑)。いつものように土曜日に出かけたんですが、『年末+D店=レア盤セール』がデフォルト。お金がある人は、死
以前に取り上げたクリスマス・アルバムやサウンドトラックと同様に超一流アーティストたちはビッグバンドを従えて演奏したくなるようです。CHARLIEPARKERBIGBAND(CLEFMGC-609)同趣の『WITHSTRINGS』はPARKERのソロが浮かび上がってきて素敵でしたが、これは脇役のブラス陣と主役のPARKERがほぼ同音量で聴こえるため、あの轟音で鳴るPARKERですら目立ちません。もう少しビッグバンドは控えめにすべきで、明らかにプロデュースの失敗と言わざるを
振り返れば、例年共に1~3月ってあまり買えないんですよ。例に漏れず、本年も1月は不作でした。4枚しか買いませんでしたし(笑)。驚くべきはその合計金額=2,800円!オオオッ!ワイもやれば出来る!自分の中にレコ的人間性(=自制心)がまだ残っていることに驚きました(笑)。そもそも昨年後半(全てここに書いているわけではないですが)11~12月に買い過ぎたので、バランスが取れて良いかなと。閑話休題。最近知ったレコ屋的ニュースを下記に:1.HMVRecordShop大阪心斎橋に、3
おいらは、ヘッドフォンは使わないので、使用者の話ではないがあるヘッドフォン製造メーカーの技術者を知っている彼は、美しい信州の自然の中で、JENSENのスピーカーで、しかるべき、レコードプレーヤーを用いて古いアナログ・レコード10インチなどのオリジナル盤を、聴いているそんな彼が、ヘッドフォンの音決めをしているというT.K.氏おいらは、幸い、音楽環境に恵まれているので、もっぱら、ヴィンテージ・スピーカーを、用いたレ