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前回は『ANALOG』誌の企画のスタジオ録音の“音のいいレコード”を取上げましたが、今回は同じ『ANALOG』誌の2025年夏季号、“音のいいレコード(ライブ編)”について。前回(スタジオ録音)はクラシックの比率が高かったですが、今回はライブ録音のためジャズが最も多く次いでロック、2つのジャンルで全体の75%を占めています。“むき出しの生の音をありのままに記録”と書かれていますが、実際に見聞きした追体験なら“ありのまま”で良いと思いますが、それでは意外に感動が薄いということを
アナログオーディオ・マニア向けの季刊誌『ANALOG』はハイエンド向けのオーディオ機器の紹介が中心で、私のようなハード(オーディオ)よりソフト(レコード)を重視するレコード・コレクターにとっては基本的に書店で立ち読みレベルの雑誌です。ただ時々、目を惹く企画があり、そういう時にだけ購入しています。2年ほど前になりますが、2024年夏号もプロが選ぶ名盤”音のいいレコードBEST100”に興味が湧きました。選出された100枚の内訳はクラシックが最も多く、ジャズもフュージョンや70年代以
「東京ないとクラブ」歌:フランク永井・松尾和子1959年(昭和34年)7月、フランク永井と松尾和子のデュエットで、日本ビクターからレコードが発売された。夜の都会の雰囲気が漂うムード歌謡の代表曲でもあり、また、デュエット・ソングのスタンダードとしても人気のある定番曲である。レコードでは、この歌はB面に収録され、A面は松尾和子と和田弘とマヒナスターズがデュエットした「グッド・ナイト」であった。松尾にとっては、このレコードがデビュー盤であったが、当時のビクターのスター歌手
StatusQuoDogOfTwoHead1971年11月★LPコンプリートが売りの僕のブログですがステイタス・クォーは通算4枚目からLP貼らしてもらいます。理由はブログ最後のほうで明かします。クォーを初めて知ったのは、あのライブエイドなんです。1985年7月13日英国と米国で同時開催したアレこれは、もう、かなり曖昧な僕の記憶15歳と言えば高校生か、まだ夏休みでもないのに、朝TVをつけたら、英国のライヴ会場であるウェンブリースタジアムと家が直結した‼️なんだ、このおっさん
先日、スタバ中央店に寄ったら商品が秋のものになっていて、マロンパウンドケーキとオータムブレンドをいただきました。まだ暑くて秋の実感はありません。熱い録音を。JOHNCOLTRANE(ジョン・コルトレーン)SUNSHIP(impulse!1965年8月26日録音)ジョン・コルトレーン(ts,1926年9月23日~1967年7月17日)は、今年生誕100周年にあたり、ジャズ批評誌9月号にマイルス・デイヴィス&ジョン・コルトレーンの特集が組まれました。本作は、その特
レコード鑑賞で気になるのはチリチリ・パチパチのノイズ。CD時代に育ちレコードにあまり詳しくない人に言わせると「あれが、いいんですよね」・・・・そんな訳はなくノイズは無い方が良いにきまっています。新譜しか購入したことがなかった若かりし頃は、チリチリ・パチパチの原因は静電気で、取り除くために最初に購入したのがナガオカのスプレー式のクリーナー。あの甘ったるい匂いが嫌でたまりませんでしたが、確かに静電気除去には効果がありました。その後、中古盤、更にはオリジナル盤の蒐集が主力になると、静電気で
ジャズ批評2026年9月号の特集は、「マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンの生誕100周年」です。マイルスとコルトレーンが共演しているレコードを聴きます。MILESDAVIS(マイルス・デイヴィス)MILESTONES(COLUMBIA1958年録音)マイルス・デイヴィス(tp,1926年5月26日~1991年9月28日)は、今年生誕100年ということで、雑誌での特集や、ライブ現場でマイルスやコルトレーンの曲が取り上げられたりしていて、ファンとしては嬉しい
RodStewartAnOldRaincoatWon'tEverLetYouDownUKオリジナル1970年2月リリース★初期VERTIGOレーベルのカンパニー・スリーブにレコード1面側にして収めた写真ブリティッシュ・ロック好きはこの目が回りそうな渦巻きに萌える?笑★ロッド・スチュワートの1stアルバムUKオリジナル最初期盤の見分け方紹介します。・先ずVERTIGO渦巻きが大きい・ので、VERTIGOのロゴがアルバムタイトルとアーティスト名の下にデザインされてい
前回で指摘したようにPRESTIGEの10インチの201~206番は何故かNEWJAZZレーベル(NJLPナンバー)で発売され、207番からPRESTIGEに戻ります。NJLP1101(PRESTIGE201)・・・JIMMYRANEYQUARTET所有盤にはシールが邪魔していますが右上に「PRESTIGELP201」の記載あり、DISCOGSには同じところに「NEWJAZZLP1101」の記載のあるジャケが掲載されていて、どちらがオリジナルなのか、何故PREST
前回の続きです。201~206はNEWJAZZがオリジナルでPRESTIGEが再発?と言われているため、別途“NEWJAZZの10インチLP”として取上げます。*以下の10インチLPで特記が無いものは、全てRVGの録音・マスタリング(DEAD-WAXに手書きのRVG刻印)です。207HEYTHERE/JONEARDLEYこの作品の注目すべきところは主役のJONEARDLEYのトランペット以上にJ.R.MONTEROSEのテナーです。但しこのテナーマン、
最高音質orプラシーボそれが問題だNote記事で、Beatles究極の聖杯とも称される、AbbeyroadExportYellow/Black盤(PPCS7088)を取り上げました。鼻歌で20万円を超えてくるこの盤、一説にAbbeyRoad最高音質盤とも言われますが、本当なのか。ただのプラシーボなのか。じっさい買った経験にもとづき、ぶっちゃけ話をこっそりお教えします。UKExport盤こそ、BeatlesのAbbeyRoad《最高音質》か
前回の続きです。*以下の10インチLPは全てRVGの録音・マスタリング(DEAD-WAXに手書きのRVG刻印)です。190SONNYROLLINSANDTHELONIOUSMONKオリジナル盤、オリジナル盤と何度も言及する当ブログに嫌悪感を抱いている方もいらっしゃると思いますが、この10インチLPくらいオリジナル盤の凄さを感じさせるものも少ないと思います。のちの12インチ化に際してはRVG本人のリマスタリングが施されていますが、残念ながらオリジナル10インチの持
第3話「オリジナル盤を10秒で見抜く方法。」~RVG、Ear、Lexington、その瞬間を逃すな~ある日、リサイクルショップの片隅に、一枚のBlueNoteがありました。値札は2,000円。店員さんは言います。「古いジャズですよ。お好きならどうぞ。」私は、そっと手に取りました。表紙を見る。次に、裏ジャケット。そして、ラベル。ここまで約5秒。さらに盤を取り出し、デッドワックスを見る。その瞬間。「あっ!!……。」思わず声が漏れました。そこには
第2話「ヤフオク必勝法。」~なぜ、人は終了5分前に本気になるのか~夜の10時。私はパソコンの前に座っていました。画面には、一枚のBlueNote。開始価格は1円。残り時間。「4分58秒」その時点で、入札はわずか3件。価格は5,500円。正直、少し不安になります。「失敗したかもしれない。」「安く終わったらどうしよう。」そんなことを考え始めます。しかし、経験者は知っています。本当の勝負は、ここから始まることを。残り3分。12,000円。
第3話なぜBlueNoteは高いのか。~一枚のレコードが、なぜ数十万円になるのか~「先輩、このレコード、どうしてこんなに高いんですか?」私は何度、この質問を受けたか分かりません。確かに、不思議です。黒い円盤が一枚。CDでもありません。ましてや、デジタルデータなら数百円で聴ける時代です。それなのに、一枚のBlueNoteが数十万円。時には100万円を超えることさえあります。では、なぜでしょう。答えは、単純です。「二度と作れないから。」なのです。
第7話私が初めてオリジナル盤に出会った日~一枚のレコードが、人生を変えることがある~今でも、あの日のことを覚えています。店の名前は忘れてしまいました。しかし、その時の胸の高鳴りだけは、50年近く経った今でも忘れることができません。棚に並んだ何百枚ものレコード。その中の一枚を手に取り、ジャケットを眺め、恐る恐る盤を取り出しました。ラベルを見る。刻印を見る。もちろん、当時の私は何も知りませんでした。RVGも知りません。Earマークも知りません。47West
第6話なぜ復刻盤では駄目なのか~私たちは音を聴いているのか、それとも時間を聴いているのか~時々、こう聞かれることがあります。「同じ曲なら、復刻盤でもいいんじゃないですか?」その通りです。もし音楽を楽しむだけなら、現代の復刻盤は素晴らしいものがたくさんあります。むしろ、ノイズも少なく、状態も良く、安心して楽しめるかもしれません。では、なぜ私たちは、それでもオリジナル盤を探し続けるのでしょうか。それは、音の違いだけでは説明できません。例えば、1960年にプレスさ
第4話Earマークの見分け方~なぜBlueNoteファンは盤面を見て微笑むのか~レコード店で、一枚のBlueNoteを見つけました。ラベルは「47West63rd」。盤面の状態も悪くない。そして、私は静かにレコードを裏返し、光にかざしました。すると、そこに小さな刻印がありました。「P」まるで小さな耳のようなマーク。その瞬間、思わず顔がほころびます。「あった。」BlueNoteファンなら、この気持ちを分かっていただけるかもしれません。こ
第2話47West63rdの秘密~なぜ、たった数文字が人を魅了するのか~初めてBlueNoteのオリジナル盤を手にした日のことを覚えています。レコードを取り出し、ラベルを見た時、そこにはこう書かれていました。「47West63rdNYC」当時の私は、その意味が分かりませんでした。しかし、先輩たちは口を揃えて言いました。「おっ、47West63rdじゃないか。」「大切にしなさい。」なぜ、たった数文字が、それほどまでに人を惹きつけるのでしょうか。実は
先日、CoCo壱番屋長野箕輪店に初めて入り「チキンと夏ベジのスパイスカレー」をいただきました。トマトの酸味が刺激的で美味しい。ちょっと刺激的なアルバムを。JOEHENDERSON(ジョー・ヘンダーソン)INNERURGE(BLUENOTE1964年録音)ジョー・ヘンダーソン(ts,1937~2001年)のアルバムについては、ブルーノートレーベルのものを中心に現在でも人気が高いようです。ようやく、本作のオリジナル盤(多分)を入手したので聴いてみました。
RobertPalmerSneakin'SallyThroughTheAlley1974★4年前に国内盤レコードを中心にロバート・パーマー特集をこのブログでやっていました。それからも所有していないUS盤や12インチや滅多に見かけないUK盤が見つかれば同タイトル所有していても、こつこつ購入していたんです。やはりこのオジサン、英国屈指のヴォーカリストというしかないですねー、世界的にブレイクしたパワーステーションの時には既にオジサンだったので、オジサンイメージ付き纏いますが、その
BLUENOTEの10インチ(LP)が、ほぼ録音順に並んでいるのに対してPRESTIGEの10インチ(LP)は入り組んでいて、これだけでもレーベルの性格が良く表れています。12インチになってからのPRESTIGEの録音・マスタリングは、ほぼRVGが担当していますが、10インチは全114枚(101~214)の内、録音を手掛けたものが31枚です。しかもRVGが録音技師として登場するのは170番からで、それまでの69枚(101~169)には関わっておらず、またPRESTIGEの初期は朝鮮戦争に
ザ・ビートルズの名盤『ラバー・ソウル(RubberSoul)』の拡張版スペシャル・エディションが、2026年10月2日に世界同時発売されることが発表されました!発売の経緯や、今回のバージョンで音がどう変わるのかを分かりやすくご紹介します。1.そもそも『ラバー・ソウル』の音ってどうなっていた?1965年に発売された当時のオリジナル・ステレオ盤は、技術的な制限から**「右側にボーカル、左側に楽器」**という、今聴くとかなり極端な偏ったミックスで作られていました。そのため、「1
その1ヤフオクは、レコードを売る場所ではありません。「欲しい」と思わせる場所です。例えば、同じBlueNote1577でも、Aさん35,000円Bさん120,000円ということは普通に起きます。違いは何か。落札価格を決める7要素①タイトル悪い例JohnColtraneBlueTrain良い例【オリジナル盤】JohnColtrane/BlueTrainBLP157747West63rdRVG耳マークMONO
第3室オリジナル盤の部屋第1話「オリジナル盤とは何か。」キャッチコピー「その一枚は、音楽ではなく、時代そのものだった。」1950年代から1960年代。ジャズが最も輝いていた時代、多くの名盤が生まれました。しかし、同じタイトルのレコードでも、「オリジナル盤」と呼ばれるものは、わずかな期間に製造された特別な存在です。BlueNoteの「47West63rd」、Prestigeの「NewYork」、そして刻まれた「RVG」や「耳マーク」。それらは単なる識別
1960年代にフルート、テナー、バリトン、ソプラノ・サックスを駆使して数多くのセッションに参加したJEROMERICHARDSON、マルチリード奏者としての活躍をチェックします。MIDNIGHTOIL(NEWJAZZ8205)初リーダー作にはミュージシャン本人がやりたかったことが凝縮されています。このアルバムではテナーサックスは冒頭の一曲のみで残りはフルート。既に群雄割拠のテナーサックス奏者の中では”ONEOFTHEM”で名を売るのは無理と判断していたのでしょうか?個
ブルーノートの5000番台5003番10インチ盤は当然1500番台よりも早い1951年リリースだオリジナル盤を求める人は当然年代の古いものを求めるそして一般的な12インチLP盤1503番は1955年リリースである同じ音源が採用されているので当然10吋の方が鮮度がいいはずなのだが・・・ここにRGVなるものが出てくるからややこしいRVGサウンドそうルビーRヴァンVゲルダーG1500番台になってからヴァンゲルダーがリマスタリングを行っているのだ僕の聴いた感覚では1503
今日も神奈川県西部は猛暑日になっていて、ハノイよりも日中出歩くのはしんどく感じます。家内と長女は横浜に出掛けたので、この週末は久しぶりにゆっくりとオーディオルームに篭って遊んでいます。HankMobley–TheTurnaround/BlueNote–BST-841861965.TenorSaxophone–HankMobleyPiano–BarryHarris(A1,B1toB3),HerbieHancock(A2,A3)Trumpet
THENOVELS/I'mBeingFollowed今年は26日が「土用の丑」なので一日早いですが近所のうなぎ屋さんでテイクアウトを食べました。今月2回目かな…ここのはタレが辛口で好みです。ワタシは甘ったるいタレは苦手だったりします。いろいろ皆さまお好みはあるかと存じます。美味しいものは瞬殺で食べちゃいますよね…カナダのLATE70'sPOWERPOPバンド"NOVELS"のオリジナル盤は激レアな8
バップ期のピアニストと言うより作・編曲、バンドマスターのイメージが強いTADDDAMERON、彼の書いた「GOODBAIT」「IFYOUCOULDSEEMENOW」「ONAMISTYNIGHT」「SOULTRANE」「OURDELIGHT」「LADYBIRD」は数多くのバップ~ハードバップ期のジャズメンに取り上げられた名曲です。THETADDDAMERONBAND(JAZZLAND68)1948年のTADDDAMERONBAND、クラブ”ROY