エンジンブロー

エンジンブローしたGRヤリス。エンジンを開けてみると…ピストンがバラバラになっていました！果たしてその原因とは？前回の動画まで、前編：https://www.youtube.com/watch?v=a8Wj2Sr6kKE中編：https://www.youtube.com/watch?v=6pmk_p_UyWo1.残る要因として3.ピストン自体の製品不良について検証します！そして、このエンジンの可能性を含めた考察も？

旧車に最適なエンジンオイルはノンポリマー製法鉱物オイル。旧車、古くなったエンジンには流動性が高いオイルを使うより、鉱物のノンポリマーの方がエンジンには優しい。鉱物オイルにも様々なものがあります。単純に鉱物を入れれば良いと言うものではありません。粘性が違うからです。大事なのは粘度特性。オイルがタレるって経験ありませんか？ポリマーを使うオイルはすぐにオイルがタレてしまいます。それが原因です。タレると燃焼室にオイルが入り込みやすくなり、カーボンが発生したりスラッ

ボアアップしたらわざわざハイオクを入れるのは皆さんご存じですよね一部を除いて例外無くハイオク指定ですがこれは圧縮が高いのでそうしないとデトネーションが起こり破損するのは皆さん理解しているのですがQがいつも思うのは圧縮が上がった時に注意しないといけない事がまだあるのです一番命取りになると思うのはシフトダウンによるエンジンブレーキですこれ案外普通にやってしまうんですが圧縮の高い50㏄ベースではあれだけ拡大され高い圧縮比用に造られてませんLクランクやSクラ

月曜日パブリカの車検に行ってきました。特に不具合はなかったのですが、フロントタイヤの溝が微妙だったので後輩のタイヤ二本を借りて付け替えて車検に臨みました。排ガス検査は前回プローブが刺さらなかったので、検査員の方に申告して丸投げ(笑)CO0.8%、HC85ppmと問題なしでした。60年物の東芝シールドビームも光量は十分です。旧車検証だと今まで走行距離数が10万キロ超えていても申告に基づいて記載されましたが、小さくなった新車検証の場合はあくまでメーターの桁数を記載するらしく今回距離が10万キ

先日行われたCTACでのヒトコマ。いい写真や😊まさかこのあととんでもない事件がおころうとは、、、走行中にチェックランプ点灯＋ブーストかからず、全然パワーがない症状が発生😥すぐさま診断機を繋いだところ、インテークカム角異常エキゾーストカム角異常のエラーコードを確認😥おいおいおいマジかよBM3にてパワーをあげて3ヶ月。走行回数もパワー上げてからは5回くらいのみ！まさかまさかこれって噂のクランクハブの滑りではないか、、、でも流石に早すぎるやろ😑まだ走行距離だって2万kmもいってない

新規のお客さんのCB750Fですが、エンジンからもの凄い音がします。明らかに何か壊れている音です。早速エンジンを開けてみました。すると・・・まずオイルパンを外したのですが、真っ黒です。大量の金属粉があります。アルミの破片もあります。ストレーナーは完全に詰まっています。次に、左側のクランクケースカバーを外しました。クランクケースの底にあったのは、なんと曲がったコンロッドボルト！この時点で、もの凄い異音の原因が分かりました。コンロッドナットが緩み、コンロッドボルトが抜けて、クランクケー

昨年からのご予約頂いいているF82M4大変お待たせしております先日、ご入庫頂いてクランクハブ交換の作業ですこちらは関東からご入庫頂いいておりますこの頃は色々なところからご依頼頂きますありがとうございますクランクシャフトのフロントダンパープーリーがつくハブ部を対策品に交換ですエンジンカム側結構手間が掛かる作業ですエンジンO/Hに比べれば、まだ･･････クランク側外した純正クランクハブ・フリクションプレート・スプロケット純正は組み立て

サーキット走行でエンジンブローしたエンジンを分解し、原因の究明と再発防止に向けた対策を施すため検証します。今回のエンジンはコンロッドが折れることで幕を閉じましたが、コンロッドが折れる原因は何だったのでしょうか。分解した各部品を観て検証します。コンロッドが折れるとダメージは大きく、腰下は使い物にならなくなります。クランクシャフト、シリンダーブロック、オイルポンプ、オイルパン等の大物部品はことごとく破壊されます。コンロッドが折れる原因で多いのはコンロッドメタルの焼付きですが、

台風の影響で、今朝の強風はスゴかったですねご予約の方々が無理して来てくださるの心配していましたが…何とか雨と風の合間に納車やご予約作業などを済ませることができて何よりです😓💦お足元の悪いなかのご来店ありがとうございました。さてそれでは作業のご報告を少しばかりお伝えします。走ってて急にエンジンが止まったとご入庫いただいたI様アクシスZまずはプラグの火花を確認しようと外してみると何とも嫌な焦げ方…😰良くないことが起きてそう…クランキング時も圧縮が弱いような感じだったので…嫌な予感

みなさんこんにちは(^^)/REVEL水野です(^^♪【お知らせ】3/23土曜日REVEL走行会美浜サーキット絶賛エントリー受付中それでは本日ご紹介させていただきますのは、12月の筑波でエンジンブローしてしまったデモカーZN8(^-^;お陰様で日々の業務で手一杯で、2か月越しにようやく着手です<m(__)m>まだ復活した訳では無いですが、順にご紹介させていただきます('_')エンジンを降ろす手順はZN6と特段変わりがないので、サクサク進めてい

今週末に開催される予定の筑波スーパーラップ...例年だと気温が一番低い予定の2月開催なのでタイム更新が期待できるシーズン...のハズなのに、ここ数日の春のような気温ではスーパーラップは難しそうですが参加される車両の検討を祈る。タイトルの「も。ファク、アンドモア号」はユーザー車両なので、このような呼び名だけど、これもまぁまぁのパワー車両...仕様はデカイF5をNOSで回して220psオーバー、しかしこちらも練習走行中にヘッドガスケットが抜け急遽CADオリジナルで組み「も。ふぁく」で秒でエンジン搭載

昨日予定変更で外装メンテナンスを実施していたフォレスターSTI（SG9）本当は本日は屋外でとある作業を実施する計画だったのですが、予報が外れて雨模様（涙）計画通りには行かなかったので、SG9のEJ25エンジンを降ろそうと思いますEXカムスプロケットが破損してレッカーでディーラー入庫当然その段階では止まってしまった理由が分からなかったので、タイベルカバーを外すまでは作業を実施この段階で作業を当社で実施するというオーナー様の判断があったので、作業途中の状態で入庫しましたさて、降ろ

少し前からお預かりしている1台インプレッサSTI（GDB）のエンジン修理です今回とは別件で先日入庫したピッカピカなGDBなんですが、、、引取り数日後にエンジン故障でレッカーにて再入庫となっておりましたレッカー到着してエンジンルームを覗いただけで何が壊れて今がどうなっているかは直ぐに分かりました稀ではありますが、宝くじよりは確率高いような気がするEX側カムプーリーの経年劣化破損してのタイベル破断からのバルブ突いてのエンジンストップ（ブロー）で間違いないと思いますこれがその状

皆さまお疲れさんでごあす🙇‍♂️早速ですがご覧ください。究極のエンジンブローというのは軽い冗談でコンロッド焼き付きのエンジンです🥲ピストンピンを抜くためにグラインダーで切りました🥶硬い硬い😇ゔぃぃぃぃぃという音を立ててこんな感じこんな無惨なピストンはメカニック人生初です笑そしてピストンピンを抜き、コンロッドのピンのホールをホーニングこれで完了です♡これはのちのちボアアップ用に使います！！シグナスxのボアアップ、常時受け付けております🙇‍♂️その他、aracer取り付

現在のCBR250Rの前私が乗っていた09年に買った08年式モデルの逆車フルパワーヤマハYZF-R1（4C8）2008年モデル乾燥重量177キロ最高馬力190馬力（ラム圧時）最高速度299キロ（リミッター作動時）解除すると速度330キロ程小遣いを注ぎ込みアクラ同じくアクラの触媒無し中間パイプフェンダーレス​この他に段付きスクリーンPIAAHIDビレットレバーその他小物パーツを交換東日本大震災後からCBR250Rへ

どうする❓🥲🥲🥲２Ｕ-Bエンジンブローバイガス大気開放タイプ画像上図上画像下図、ミニエース後期２Ｕ-Cのブローバイガス還元タイプ下図の左側下向きパイプよりブローバイガスがエアーエレメントケースとキャブレターエアーホーン間のパイプにリターンされてます、更に画像上下図の青色部分よりオイルキャッチタンク部分からのオイルがクランクケースへリターンする設計ですが大半の場合未清掃ですからこの細いパイプでは、カーボンがカンカンに詰まってます。😭タンクの

みなさんこんにちは(^^)/REVEL水野です(^^♪本日ご紹介しますのは、先日よりメカニックKAZUMASAが出向にて実施しております作業(*^^)vコチラご新規様ISF(｀ー´)ノ詳細は記さないですが、FSWでのエンジンブローによりご入庫(^-^;ISF搭載の2URはリビルトも滅多に出回らず、新品パーシャルは余裕の100万オーバーという事で最悪の場合かなりのご出費となってしまいますが・・・今回は運よく、REVELにあります状態の知れた中古

こんにちは！ＴＯＯＬＢＯＸの室本です。みなさんの評価が頼りです！下のボタンをポチッとお願いします♪にほんブログ村車整備・修理ランキング人気ブログランキングへ２０２１年３月６日車種：スバルインプレッサWRXSTI型式：CBA-GRB年式：平成２０年式作業依頼内容：エンジン異音修理前回の続きです。今回はシリンダブロック側の作業ですが…クランクシャフトまで被害が及んでいて費用がかかりそうでも、折角お金を掛けるならもっとパワーアップしたい

エンジンブローなインプレッサSTI（GDB）早速エンジンをバラしていきますが、タイベルによって突き破られていたカバーを外してビックリしましたタイベルカバーの中に鳥が巣でも作ったの？というような見た目です壊れたカムプーリーはカバーに食い込んで外れませんでしたしかし、この状態でベルトが破断してない事には驚きました。まぁ、この場合は切れてくれていた方が内部ダメージ軽減できたかも知れないので何とも微妙ですねさて、内部ダメージをチェックしようとばらし始めたのですが、、、IN側のカムプ

いよいよシリンダーヘッドの分解に取り掛かります。エンジンブローしたエンジンですが、ブローした原因は・・・カムカバーに穴が開いています・・・こっちは正常です。カバーを外した所です。ローラーロッカーアーム方式という機構が採用されています。こちらも低フリクション、低騒音を狙っての事でしょう。ロッカーアーム、ピボットの数が足りません・・・オーバーレブにより、ロッカーアームが外れ、カムシャフトとカバーの間に挟まり、カバーを突き破ってしましました。ロッカーアーム脱落は、アプライドA

ターボ車なら必ずやってほしいブーストリークテスト（圧漏れ検査）。適当なサイズの塩ビパイプエンドにエアバルブを取り付け、タービンのコンプレッサーハウジング出口につながるホースに取り付ける。ゲージ付きのエアチャックで150kpaくらいの圧をかけると、漏れがなければこのように圧をキープしてくれる。漏れ箇所があれば、シューという音と共にゲージの針は下がっていく。上の動画はスロットルシャフトシールからの漏れと、インジェクタークッション部からの漏れがあった車両の修理後の様子。ほぼ

こんにちは。今日も夏日～梅雨もすぐそばに来ていますね～（笑）ＨＡ３６Ｓアルトワークスブローエンジンの研究～（＾＾）先日、サーキットを走る、お客様のエンジンが壊れました・・・ｗどうやら、シフトミスでオーバーレブしてみたいですね。このそうなケースでは１番弱いところが、潰れるので良い研究材料になります。以前ブログでも公開しましたが、ＺＣ３１Ｓスイフトスポーツではカムシャフトが折れました・・・・どのエンジンでも、弱いところは必ずあるので、仕方が無いと思います。昔はＥ

今回からエンジンを分解していきます。プーリーを外し、フロントカバーを外します。オイルポンプ一体のカバーになっています。オイルパンから吸い上げられ、オイルエレメントにオイルが行きます。写真だと上の丸い部分から吸い上げられ、中心から右下へ向かっていきます。オイルポンプです。リリーフバルブです。リリーフバルブが改良され、低～中回転域で必要最小限の油圧に制御し、フリクションを低減し燃費を向上させているそうです。可変バルタイ機構の制御をしているコントロールバルブです

ロータリーエンジンの純正触媒(キャタライザー)を触媒ストレートに交換する事によるメリットを3つ、デメリット5つに分けてまとめてみました。メリット1:まずはパワーは格段に上がります沢山の方が言われていますが20馬力近くは上がるようです特にFDはすぐに体感出来る程、別格です2:勝手にブーストアップしますノーマルの最大ブースト圧は4000回転で0.75kg/cm2ですが車検対応スポーツマフラー触ストの組み合わせで0.9~1.0kg/cm2まであがるようです

KOSOのA/F計を付けたところ、燃調燃調なんて騒いでいましたが、とっても優秀な純正ECUさんから、触んぢゃねーよって言われました|･ω･*)。←エアクリすらいぢってないフルノーマルですから、そりゃいぢるところないですよね。でも、国内は敢えて濃いめになってるらしいので、気持ち薄めでせっちんぐしてやろうと思います。今、だいたい12.5の表示。0スタートで全開にして初めてリッチ（R）の表示。これは加速ポンプの影響と思われます。再加速での全開では12.7くらい。エンジンオフでこういう

4ストではエンジンチューニングに用いられるブローバイ、しかし2ストでは4スト同様に使用するとエンジンに破滅的ダメージを与えますので、今日は2ストのブローバイ取扱いについてお話をさせて頂きます。「俺の2ストはオイルキャッチタンクが付いているから関係ないぜ」と思う貴方へこそ一読して頂きたいと思い書き綴ります。エンジン回転上昇に依り発生するピストン下の圧力は、4ストの場合は不燃性のガスであるが、2ストの場合は可燃性の混合気⇒1次圧縮である。この1次圧縮がミッションケース内に流れた

俗に言う、「ビンテージハーレー」。サイドバルブ、ナックルに始まり、パン・アーリーショベル・コーンショベル・・・そろそろエボも、ビンテージの仲間入りを果たすかどうか。軽く３０年以上前のバイクです。よく、漠然と言われるのが、「旧いハーレーって、壊れるんじゃないの？」と。「壊れる」とは、一体ナニを指すのか。ウインカーのバルブ一つ切れても、「壊れ

どうもです。ついに重い腰を上げて着手ワタシの通勤車両、KSR110。2008年1月に購入し、14年が経過します。今年の1月、10万キロを超えました。以前、千葉市方面に通勤していた時はこのバイクのおかげで、時間がかなり短縮できました。雨の日も雪の日も、台風の日も頑張ってくれた相棒。今年に入ってからは、同居するZ650のテストライディングを兼ねての通勤が多くなったので走行距離が減ってます。タイミングチェーンのカチャカチャ音が気になっていて、そろそろ、見なきゃいけ