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昨年10月に、めでたく開館40周年を迎えた東京都庭園美術館。さらに、その本館である旧・朝香宮邸は、竣工からちょうど90周年を迎えました。それを記念して、現在、東京都庭園美術館では、“開館40周年記念旧朝香宮邸を読み解くAtoZ”が開催されています。こちらは、日本を代表する“アール・デコ建築”で旧朝香宮邸の見どころを、「AidaandoCarumen」など、AからZを頭文字に持つキーワードで紹介する展覧会です。東京都庭園美術館では過去にも、建物の魅力
10年ぶりくらいに、宇都宮美術館に行ってきました。現在、こちらで開催されているのは、“イヴ・ネッツハマーささめく葉は空気の言問い”という展覧会。スイスを代表する現代アーティスト、イヴ・ネッツハマー(1970~)の日本初となる大規模個展です。展覧会は、展示室に入る前、ガラス張りの廊下からすでに始まっていました。ガラスに貼られているのは、コンピューターによる線描画。動物だったり、顔にも見える何かだったり。どの線描画も、奇妙でどこかユーモラスな風合い
こんにちは☺️先日愛媛県松山に日帰りで行ってきました✨道後温泉別館飛鳥乃湯泉の中庭に、写真家で映画監督の蜷川実花さんの作品がありました💖飛鳥乃湯泉インスタレーション令和6年7月10日(水曜日)まで見れるそうです☺️✨松山といえば坊っちゃん列車実際走ってるのもみて大興奮時間が限られてたのでゆっくりできなかったですが坊っちゃん列車にのったり、この時計も仕掛けがあるようでタイミングがあえばからくり時計みたりまたしたいとおもいました🥰続く
こちらの続きです『カタール旅行アル=ズバラ考古遺跡』こちらの続きです『カタール旅行カタール北部へ』こちらの続きです『カタール旅行羽田〜ドーハ』こちらの続きです『カタール旅行伊丹〜羽田』今日から私の春休み🌸…ameblo.jpアル=ズバラから少し車で走ったところにある場所へ行きました。周りには何も無いところにポツリとある遠くに見えているこちら↓ShadowsTravellingontheSeaoftheDay-byOlafurEliassonオラファーエリア
東京都現代美術館の続きです。TCAA受賞記念津田道子の「LifeisDelaying人生はちょっと遅れてくる」とサエボーグ「IWASMADEFORLOVINGYOU」まずサエボーグの《IWASMADEFORLOVINGYOU》から、この人の作品は多分初めて見ます。入り口に「PSYCHATRIC(精神科の)HELP」、中は鏡。意味深です。中に入るとほぼ実物大くらいの家や木、そこにビニール製の巨大な動物のフンにたかるハエ。2種類のスケールが存在する混沌と現実感のな
横浜トリエンナーレの続きです。絵画や版画や写真といった平面ものが多くて現代アート展らしくないなと感じていたのですが、ここから一気に増えます。丹羽良徳のインスタレーションはどこで見たっけ?「ウィーンで手持ちのお金がなくなるまでATMで入出金を繰り返す」とか「商品を使用せずに期限切れまで持ち歩く」など意味ないことを考えて実行し、その映像などを作品として展示するパフォーマンスアーティストです。バカバカしいんですがアイロニーにもなっていて、特にここまで政治や経済格差など取り上げたシリアスな作品を数
三条新町の、八竹庵にやって来ました。京町家らしく、奥が深い中に入っていきましょう。今年も、京都国際写真祭が開催中。ここは、インフォメーションセンターを兼ねています。玄関のお庭で、しばし息を整えます。では、奥の広間へ。過去の資料が並べられて、その映像が映されています。床の間に、写真のアート。ここにもアート。ゆっくり寛げるのが、いいですね。木のオブジェが和室に馴染んでいます。雨模様の中庭に、初夏の風が。奥に向かうと、小さくても印象的な写
美術と映像アヴァンギャルド映画からインスタレーションまで(初稿,2009)(本稿は、松本俊夫編『美術×映像境界領域の創造的カオス』(美術出版社,2010)のために書かれた「美術と映像の100年アヴァンギャルド映画からインスタレーションまで」(同書pp.114-137)の未発表の初稿である。書き出し部分や冒頭の章をはじめ、ですます調の最終稿とは全体にかなり異なっており、加筆され注(一部は編集者によるもの)をつける前の初稿もきちんと記録しておきたかったので本サイトで掲載することにした
原宿Jingで開催中のヴーヴ・クリコ創業250周年を記念した企画展「VeuveClicquotSolaireCulture(ヴーヴ・クリコソレールカルチャー)~太陽のように輝く250年の軌跡~」へ行ってきました。アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、イギリスでの巡回に先駆け、東京からスタート。こういう世界的な企画展開催地に東京はたいてい入っていて、いつもこういう時に住んでいてよかったなと思います。草間彌生をはじめ世界の女性クリエーター10名によるアート、マダ
「蜷川実花展EternityinaMoment瞬きの中の永遠」オープニングパーティーにお招きされ、伺って参りました。会場はもちろん蜷川実花ワールド。足元から天井まで、あの世界が!!花の森の中を歩いていくと、写真撮影していくうちに、肉眼で見るより写真で見る方が蜷川実花さんらしく映る気がするのは何故?そんな不思議な気持ちに、さいなまれつつ進んでいくと、大きなインスタレーションがあったり、まったりとできる。ソファークッションがあったりと多様な楽しみ方ができます。ほんの1部ですが、
京都国際映画祭の会場、三条室町の帯問屋、誉田屋源兵衛さんです。意味深な暖簾をくぐっていきます。今日は、いつもと違う、竹院の間に案内されます。ソン・タオとジ・ウェイユィによるアートユニット、「Birdhead(鳥頭)」の作品が並びます。写真画像を、木材に直接シルクスクリーン印刷する手法。その「BiggerPhoto」シリーズに、技法を超えて感情に響く影。奥に進むほど、何かが見つかる京町家。そこには、光に満ちたお庭が。コラージュの細かなところがおもし
森美術館の「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」の続き、今回は文章多めです。以下の写真は「クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止4.0国際」ライセンスの下で許諾されています。「第3章大いなる加速」では産業革命以降加速度的なスピードで進む技術革新と環境破壊について。最初はジュリアン・シャリエールというオラファー・エリアソンの研究所にいたこともあるアーティストの《制御された炎》というビデオインスタレーション。撮影NGの表示があるのですがスマホで撮ってる人が何
フオリサローネ2024その1今年もまたやってきました、サローネ週間。毎年、ミラノ市内の各地で展開されるフオリサローネを楽しみますが、私の祝祭週間、今回は会期より一足早く、金曜日をもって終了しました。もうね、疲れきっちゃたのと、次の週末に予定している旅の企画が全然まとまらないとか、色々あってね、まだ行きたいイベントが数か所あったけど、もう無理、となりました。今回は、他の用事の兼ね合いもあって、会社も一日お休みしたんだけど、思ったよりは全然回れず。そうは言いながら、それなりに見たと思うんだけ