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どんな本?急スピードで恋愛へと発展し、付き合い、わずか1ヶ月半で別れたカップル。しかし、その後彼氏の方がストーカーになってしまうというイヤミスもの。被害者と加害者の視点が交互に書かれています。ストーカーのはじまり主人公の河口さくらはマッサージ師をしていて、そこのお客さんである松原という男に好かれ、付き合うことになります。しかし付き合ってすぐに松原はさくらを束縛するようになり、電話帳にあった男性の連絡先すべてを消去してしまいます。また、さくらの手料理と自分の母親の料理を比較し
イヤミスって、読後嫌な気分になるミステリーと定義されますが、真梨幸子さんはその第一人者。ドロドロした心理や、闇の部分を引きずり出し晒すような(言い過ぎかな)描写や、それがもとになっている事件など、見たくない、でも気になる…そんな心の奥底をくすぐる内容が癖になる作家さん。こちらの『ふたり狂い』でも、ちょっと病的な心理にクラクラさせられつつ、頭の中が整理できないまま終わってしまい、「いったい真相は何なんだろう」と、振り出しに戻る…事件解決して憑き物が落ちるようなスッキリとは程遠い、一癖も二癖もあ
6月31日の同窓会真梨幸子2018/02/12読了★ひとことまとめ★ドラマを1シーズン見終わったような疲労感(悪い意味ではない)↓以下ネタバレ含みます↓作品読みたい方は見ないほうがいいかも【Amazon内容紹介】「さて、同窓会を下記のとおり開催することとなりました。……日時六月三十一日場所ホテルニューヘブン」――神奈川県の伝統ある私立女子校・蘭聖学園の卒業生・柏木陽奈子(28歳)のもとに、突然届いた同窓会の案内。「あれ、6月に31日ってあっ
母を墓参りに連れてって、いつものようにあちこち買い回りに付き合った。とあるスーパー内の本屋が広く新しくなったので寄ったんだが、書店の売れ線ランキングみたいなのがあって、母が興味津々で色々聞いてくる。「ねえこの雨穴って人の変な家って本どんなん?」「めっちゃ面白いねんけど読み終わったら背筋が寒い」「そしたらこの、背筋って人の、近畿地方のある場所について、って本は?」「それもむちゃくちゃ面白いねんけど、読んでる最中から背筋が寒くなって後ろ振り向けなくなる」「
ながらく積読になっていた『殺人鬼フジコの衝動』(真梨幸子・著)を読みました。さすがイヤミスの女王!これでもかと心の闇を救い上げ白日の下に晒すグロテスクさ。そして作品全体に仕掛けられたトリックに舌を巻きます。主人公の置かれた立場が、あまりにも息苦しくて、だんだん正気を失っていくさまが恐ろしくて、一気にラストまで読んでしまいました。これ、舞台・ドラマ化もされているそうで…、この後味の悪さをどう昇華したのか、気になるところです。読んだのはこの本殺人鬼フジコの衝動(
この本はいつも通りインターネットで面白そうなミステリー小説を探すために検索して、見つけました。作者の芦沢央さんの作品を読むのも初めてなのでどんな作品なのか分からないまま、ワクワクしながら読み始めました。読み終わって、久しぶりに人の業を題材にした作品を読んだ気がします。ここまで人の業を描いた作品は連城三紀彦さんの「戻り川心中」以来です。そしてイヤミス感たっぷり!しかも短編ごとに違うテイストのイヤミス感・・やるせなさ、切なさ、息苦しさがあり味わい深い作品に仕上がっています。
こんにちは!福岡市を中心に活動しているレンタル彼氏の青石彩人(あおいしあやと)です。青石彩人(31)|【人気No.1レンタル彼氏】恋かれ★RENKARE×KOIKARE青石彩人のプロフィール・詳細ページをご覧下さい!www.kareshihaken.com今日はオススメの小説を紹介します!!僕が好きな小説のジャンルはミステリーで特にイヤミスが好きなんです!読み進めていくうちにドキドキしたり、続きが気になって、気になって仕方のない感じがたまりませんね〜。そんなとき
待ちきれなくなり、オンデマンドでラストまで観てしまいました😅ネタバレ満載です。このお話、どのように解釈したら良いのかしら?編集者の橋本涼(桐谷健太)は、18年前に起きた両親殺害事件の共犯者で死刑囚の大渕秀行(橋本良亮)の自叙伝に、以前編集者として関わっていた。その自叙伝は、かなり話題になり売れたが、それも18年近く前の事。そんな彼の元へ、18年前の事件をモチーフに小説を書いたという小椋沙奈(倉科カナ)が訪ねてくる。彼女は、数年前に作家デビューして話題になったが、それ以後パッとしない。
ある時、エリートサラリーマンの一家が殺害され、世間を震撼させる。犯人が見つからないまま1年が過ぎ、改めて事件を追おうと決意した週刊誌記者の田中は取材を始める。関係者へのインタビューを通して、被害者一家や証言者自身の思いがけない実像が明らかになっていき、事件の真相が浮かび上がってくる。(映画.comより)普段小説を読まないオッパッピーな私ですが、貫井徳郎さんの小説は好きで何冊か読みました。この「愚行録」も数少ない読んだ小説の中のひとつ。ある日、住宅街で一家惨殺事件
こんばんは🌃今日はWOWOWで放送されたドラマ、湊かなえさんの【贖罪】を紹介です🎒【贖罪(しょくざい)】は元は湊かなえ先生による日本の小説です。著者の第3作目になります。デビュー作【告白】と同じく章ごとに主人公が変わる独白形式で書かれています。2012年にWOWOWの連続ドラマW枠でテレビドラマ化され放送されました。ドラマの予告編から。【贖罪】の概要です🎒映画『告白』の原作者・湊かなえ先生による衝撃のミステリー。田舎町で起きた美少女惨殺事件に遭遇した少女たちが15年の歳月を経てそれぞれの
図書館で、真梨幸子さんの小説を3冊借りました。新しいのを見かけるたびに借りたり買ったり、ほぼほぼ網羅しているはずの、真梨さんの本。筆が速い作家さんなのか、流石にもう全作品読んだはず、と思ってもちょっとするとまた、未読の作品が並んでる。真梨さんの作風は、ずばり「イヤミス」。おそらく、「嫌な気持ちになるミステリ」の略?真梨さんのイヤミスは、とにかく人生が転落する話。裏切られたり、恨まれたり、呪われたり、全部失ったり。なぜ、私はイヤミスを読むのか??「イヤミス好きの心理」について
「あなたに似た人」全16話演出:イム・ヒョヌク(ライフ)脚本:ユ・ボラ(秘密、ただ愛する仲)原作:チョン・ヒョソンあらすじ資産家の優しい夫に嫁ぎ二人の子供に恵まれ趣味で始めた絵でも世間に認められ公私ともに順風満帆まさに人生の春を謳歌していたチョン・ヒジュ(コ・ヒョンジョン)ある日、長女のリサが校内トラブルに巻き込まれ加害者である教師と対面したヒジュそこにいたのは彼女の封印した過去を知る女へウォン(シン・ヒョンビン)だった…感想(熱くて長いけどゴメンやで)突如現れ