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待合室には、額に傷を負い目の周りを腫らした高齢の池田さん(仮名)と奥さんが座っていました。池田さんは、急いで動物病院に駆けつけたようで、手にはまだ血のあとがありました。筆者はミニチュアダックスフンドのテルくん(仮名)を池田さのんところに連れていきました。なぜ、このような傷を負った飼い主が、診察室にいたのかを説明しましょう。【高齢飼い主】犬を抱えて転倒し頭から出血し救急車に見知らぬ人の善意で救われた犬の命(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん手術や放射線治療をしても再発した、転移したと来院されるもふもふちゃんが、数多くいます。がんは「炎症」反応だと思っている私たちにとっては、なるべく早く来ていただきたいと思っています。上記の場合だと大火事になっていることが多く、なかなか火消しができないのです。がんは自分の細胞が異常に増えた結果です。そのため、体を変えないとよくないのです。・尿のpHが7.5から8.・CRPが正常・SAAが正常・好中球/リンパ球の比が
私たちは、毎日、がんの治療をしています。抗がん剤作用のある薬を使ってもなかなかがんが寛解しない子もいます。このブログを読んでいる方は、がんのもふもふちゃんの飼い主さんも多いでしょう。そして、動物病院に行き治療をしてもらっていると思います。なぜ、がんが寛解しないのか?そのひとつの原因は、栄養不足、ミネラル不足がある推測しています。タンパク質の不足は、血液検査でTPやALBを見るとわかりますが、ミネラル不足はわかりにくいです。そのため、ミネラル不足に気がつかないので
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん先日、他院で肝臓がんで「何もすることがない」と言われてたと、来院されました。数件の動物病院を回られているようでした。確かに手術はできないかもしれません。しかし、放置しておくと、黄だんや肝性脳炎になる可能性があります。このようなことになると、・食欲不振・けいれんなどの症状を起こす可能性が高いです。そこで以下のような治療ができます。・高濃度ビタミンンC点滴・丸山ワクチン・有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)内
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん(以前は、右目が少し小さかったのですが、左右同じ大きさです)私たちの動物病院では、がんは「炎症」だと考えています。それで、以下の項目を注視しています。・尿のpHが7.5・CRPが正常値(ワンコさま)・SAAが正常値(猫さま)・好中球/リンパ球2から3その子に合わせた治療をしています。リンパ球がなかなか増えないのです。一般的にリンパ球が35%あるのがいいとされています。それで、ロシアのがん治療で使われている「チャ
私たちの動物病院では、がんの子を多く診察しています。抗がん剤作用のある薬をつかっているのに、なかなか効かないという子もいます。その場合は、以下のようにします。・尿のpHをアルカリ性にする・高濃度ビタミンンC点滴それと、デドックスをしています。・竹炭の内服(リンが含まれていますので、かかりつけの獣医師と相談してからつかってください)・EM-Xの内服多くの病気は、「不足」か「過剰」によって起こります。「不足」は栄養素などのミネラルも不足している子が多いです。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん今年になって、低分子フコイダンをがんの治療に使っています。フコダインは、海藻のぬめり成分です。がんに効果があるのは、低分子フコイダンと言われているので、以下の状態のものを使っています。・低分子フコイダンの内服薬・低分子フコイダンの軟膏鼻腔内腺腫瘍の子のワンコさまの鼻がカリフラワー状になり、カサカサした状態でした。それで、外から低分子フコイダンの軟膏を塗布すると、カリフラワー状の部分がきれいになりました。もちろん、出血
私たちは、多くのがんの子を診ています。今回、ご紹介するのは、自壊したワンコさまの乳がんです。乳がんの基本的な治療は、手術することです。しかし、何回も手術した、心臓が悪いなどの理由で、手術できないことがあります。そこで、私は以下の治療をご提案しました。・丸山ワクチン・食事療法・アルカリ性になるサプリメント・有機ゲルマニウムの噴霧・有機ゲルマニウムを患部に塗布・有機ゲルマニウムの内服などをしています。2週間で、乳がんが縮小しています。乳がんは、肺に転移しやす
↑2019.04.13猫さまこんなに男前になりました!(飼い主さんの許可を得て、掲載しています。)(下の写真は、これよりは男前ではありませんが)大阪の病院なので、この猫さまの会話は次の言葉で始まります。「男前ですか?」「今日は、もっと男前になりました。」この猫さまは、眼窩と鼻梁にリンパ腫が出出来た子です。*抗がん剤は使いたくない。*放射線治療もしたくない。ということで、ある病院から紹介で、来られました。私たちは、がんのあるところだけ疾患があるとは、取らえてい
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が3年半以上寛解しているいちごちゃんの噴霧の様子私たちの動物病院では、少量の抗がん剤や分子標的薬を使っての治療もします。それ以外に、伝統医学も取り入れています。ひとつが、雲南イチイのお茶です。一般的には、紅豆杉茶として使われています。錠剤も出ているようですが、お茶の方が効果的なので、私たちは思っています。その理由は、以下です。・飲ますこと・噴霧もできる□なぜ、噴霧がいいのか?噴霧すると、鼻に入り気管に入り、肺に行き血流に乗るからです。胃
私たちは、毎日、がんの子を治療しています。そのなかで、寛解する子とそうじゃない子がいるわけです。がんは「炎症反応」だと考えて治療をしています。そのため、尿のpHを7.5から8にしないと、私たちの治療では寛解しないです。そして、いくら魚のフードを食べさせていてもそれでかんになったのでしたら、そのフードはよくないので、かかりつけ医と相談して、魚だけのタンパク質のフードに変えてあげてください。基本的には、私たちは、アレルギーの処方食をおすすめしています。食事は大切です。病
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん9月4日のブログで多中心型リンパ腫のワンコさまのことを書きました。【がん】食べているのに痩せてきたおかしいと思って病院通いをしていたらリンパ腫#リンパ腫このワンコさまの飼い主さんは、多中心型リンパ腫の飼い主さんと交流があるそうです。ワンコさまは、治療効果もよく1カ月少しで体表のリンパ腫はほとんど腫れていません。もちろん、元気で食欲もあります。私たちの治療は、がんは「炎症反応」であると思っている点が他の動物病院と
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん私の動物病院では、紅豆杉を噴霧や内服で使っています。厚生労働省の通達より、抗腫瘍活性物質で入っている「パクリタキセル」ことが確認されたことにより、10月24日から紅豆杉が「医薬品(医薬品リスト)」指定を受けることとなります。簡単にいうと、販売が中止になります。そのため、私たちの動物病院で販売することはできません。医療機関だから、紅豆杉を売れるのではないか、ということです。パクタキセルは、処方することができますが
ワンコも年を重ねていくと体に腫瘍が出来ることもありますよね。トリミング中に見つけることもあります。放置しておいても大丈夫な物もありますが細胞診や切除手術が必要な場合もあります。家の歴代のお空組🌈ワンコは総勢11頭いるのですが、悪性腫瘍に罹患した子は今までに2頭いました。4歳の頃、首筋に出来たイボが急に大きく変異、自壊しだして、肥満細胞腫の疑いが濃厚になり切除手術をしたボクサー犬のアポロ(術後は元気に暮しました)と、マリノアのジャックは肝臓ガンを患いました。ジャックは気付いた時、す
私たちは、がんの子を多く診察しています。がん細胞は、低酸素状態になり、従来の細胞が使うATP回路を使わず、解糖系を使います。それで、がんになれば、糖質のものはよくないといわれているのです。がんになれば、がん細胞のまわりがアルカリ性になり、酸素がうまくいけば、悪化しにくいのです。そのために、水溶性の珪素を飲むと血管を作る材料になります。血管の内皮細胞に活性化して、新しい血管を再生する力があります。若々しい血管が再生されるのです。このため、人では脳梗塞、高血圧、心
私たちは、毎日、がんの治療をしています。がんは、高齢になってからなる子が多いので、フードを変えるのは難しいですね。そのうえ、猫さまは好き嫌いがはっきりしています。そのため、魚だけのタンパク質のフードを選ぶことはたいへんです。猫さまは、慢性腎不全を持っている子がいるので、余計にフード選びには、頭を悩ませますね。それで、市販で買える魚だけの腎不全用のキャットフードを今回は、紹介します。フォルツァディエチ(FORZA10)リーナルケアもし、購入が難しい場合はご相
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院では、サプリメントを出しています。多くは、人用のサプリメントでドクターサプリメントです。一緒にがんの治療の勉強をしている人のドクターがいいよ、というものを教えていただき、それが犬や猫に適用かどうかを考えてあげています。このブログの読者もサプリメントを与えている人は多いと思います。本当にそれは、信頼できるか難しいところですよね。今回の紅麹のサプリメントは、コルステロールを下げるもので、それは紅麹に含
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃん眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃんが、毎日、フルボ酸を飲んでいます。最近では、がんの子には、私たちの動物病院ではフルボ酸を出しています。いちごちゃんが元気なので、フルボ酸をいろいろなものに使っています。それは、シャンプーに入れることです。【フルボ酸をシャンプーにいることで効果】・高い保湿作用乾燥によって起こる頭皮のかゆみやフケを抑えることができます。頭皮に水分を十分に与えることで、
私たちは、毎日、がんの治療をしています。他の動物病院と違って、がんは炎症反応だと考えています。・尿のpH7.5から8・CRP正常・SAA正常・好中球/リンパ球の比が2から3これに入ると炎症が収まって、がんは寛解に持っていけます。【EM-Xとは?】EMは、開発者である比嘉照夫(ひがてるお)琉球大学名誉教授が、好気性微生物と嫌気性微生物の共存という形で実現しました。それは、土壌が地球環境につかれています。EM-Xは、そのEMを清涼飲料水にしたものです。【飼
がんの子を多く診察しています。がん細胞の周りは、化膿することが多く、抗生剤を使ってもなかなか膿が治らないことが多いです。それで、銀の力を借りることにしています。銀をコロイド化したコロイダルシルバーというものがあります。医学の父として知られているヒポクラテスは、銀で傷を治したり、病気を防いだりもして、昔から使われていたようです。高価な食器に銀食器などがあり、そのことを知っていたのでしょうね。最近では、ドラックストアに行けば、銀を使った日用品の中に、抗菌や消臭
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解してもうじき4年になるいちごちゃんがんの三大治療は、抗がん剤、手術、放射線治療です。今日、ご紹介するものは、新しくできた「センダン」と「ショウキズイセン」が入ったサプリメントが、「犬猫用センダンαプラス」という名前であります。●犬猫用センダンαプラス従来からある犬猫用センダンαにショウキズイセンが加わったもの●センダンの作用・センダンという落葉樹の抽出液センダンとは、比較的暖かい地域に自生する樹木で、日本では四国以南、沖縄ではヤン
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん私たちの動物病院は、がんは炎症反応だと考えています。・尿のpHが、7.5から8・CRPが正常・SAAが正常・好中球/リンパ球の比が2から3これになるうに、その子に合わせた治療をしています。今回、ご紹介するのは、天然の抗がん物質と言われている「低分子フコイダン」です。九州大学の研究により「低分子フコイダン」は以下の効果がわかっています。・がん細胞のアポトーシスの誘導・免疫力を正常に動かせる・血管新生の抑制
猫さまもワンコさまも高齢になってくると、慢性腎不全の子が増えます。腎臓は一回、破壊されると再生しにくい臓器です。(私たちの動物病院では、幹細胞培養上清液の治療をしています)そのことをよく理解して高齢なもふもふちゃんと暮らしてください。そこで、いちばんおすすめなのは、アゾディルです。アゾディルは、犬や猫の腎臓の健康をサポートするためのサプリメントです。【アゾディルの効果】アゾディルには、窒素老廃物を栄養源として利用できる3種の善玉菌が含まれており、これらの菌が血中から
昨日、東京で5-ALA研究会の年次総会がありました。それで、西本クリニック院長の西本真先生の講義を聴講してきました。今日は、低分子フコイダンについて。フコイダンとは?フコイダンとは、モズクや昆布、ワカメなどの褐藻類に含まれるヌメり成分です。フコイダンには、がんに対する抑制効果があるといわれ、その効果については今もなお研究が続けられております。低分子フコイダンがいい九州大学の白畑實隆名誉教授も、低分子化フコイダン研究の第一人者として、日夜フコイダンの「がん」に
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃんキャットフードを入れてと催促している!私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察をしています。がんにならないようにするためには、がんになりやすい性質を知っていることです。「がんの性質」は以下の6つになります。1、がんは慢性炎症を引き金として発生する2、がんは解糖系を使ってブドウ糖をエネルギーに変える3、がんは塩分を取り組んで周囲細胞を酸性化する4、インスリンやIGF-1の過剰ががんを勢いづかせる
一人暮らしをしていた高齢の飼い主が、施設に入ることになりました。この高齢者が飼っていた雄のスコティッシュフォールド・コパちゃん(仮名)の行き先が問題になりました。コパちゃんの元飼い主のケアマネージャーさんは「この猫は11歳と高齢で、それに加えて慢性の腸炎と心臓疾患を持っているので、保健所に行けば殺処分になる可能性が高い。なんとか新しい飼い主を見つけてあげることはできないか」と模索しました。それを聞いてある動物愛護団体が引き取ってくれたそうです。そこからの連絡で、医療従事者のHさん姉妹
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん私たちの動物病院では、がんの子にはなるべく「フルボ酸」を飲ませてもらうようにしています。食事療法をやっている私たちは、フルボ酸に入っているミネラルが大切と考えているからです。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っていました。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。【フルボ酸とは】フルボ酸は、植物などが土中の微生物により分解されたできた腐植
4月5日放送の『坂上どうぶつ王国』の『第2のさかがみ家では新入りvs問題児で大事件が!』というコーナーがありました。そこで、ギン太郎くんとレオくんは相性が悪いのですが、その2匹の犬をドッグランに放ちました。すると、ギン太郎くんがレオくんを襲うトラブルの映像が放送されてまいした。このことについてSNS上で非難が殺到しています。動物行動学的に見て、このことを回避できなかったのかを見ていきましょう。『坂上どうぶつ王国』で相性の悪い犬同士を放ちトラブル「動物行動学」から回避を考察(石井万寿
朝ドラの『虎に翼』は、伊藤沙莉の主演で日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性の実話に基づいたドラマです。このドラマは女性が道なき道を切り開いていくものなので、見ていると元気になります。第2週「女三人寄ればかしましい?」の4月8日放送で女子トイレ問題が放送されていました。朝ドラ『虎に翼』は女性初の弁護士の物語で女子トイレ問題昭和後半の獣医学部では?(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
私たちの動物病院で、チワワの子が発作を起こしていましたが、有機ゲルマニウムを飲むとほとんど出なくなりました。その子は、毎日、起こしていたのですが、数えるほどしか発作を起こさなくなったことを以前、書きました。それ以外にも、連日、発作を起こしていた子が、有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)を飲むと、ほぼ出なくなったそうです。どちらも、高齢で麻酔をかけるのが嫌なので、画像診断はされていません。なぜ、発作を起こすのか原因はわかっていませんが、有機ゲルマニウムが発作を減らず効果があります。