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暑い時期に、犬の皮膚病は悪化しやすいです。痒いので、飼い主さんが目を放すと血が出るまで、掻く子がいます。まずは、掻かせないないことです。そのために、私たちは、ゼンレリアと抑肝散や抑肝散陳皮半夏などと組み合わせます。そうすると、翌日から全く掻かなくなっています。【なぜ、この組み合わせがいいか?】結論からいうと、ゼンレリア(ilunocitinib)と抑肝散は作用する経路が異なるため、相補的(シナジー)に働く可能性があります。ただし、現時点では犬でこの組み合わせの
わんちゃんの中ではIBD(炎症性腸疾患)で病院に通い続いけている人もいます。IBDは、消化管に慢性的な炎症が起こり、嘔吐・下痢・食欲低下・体重減少などを繰り返す病態です。犬・猫では、人のIBDと完全に同じ疾患概念ではなく、現在は「慢性腸症(chronicenteropathy)」という枠組みで考えることが多くなっています。1.IBDの定義犬や猫でいうIBDは、一般的には、3週間以上続く慢性の消化器症状消化管粘膜に炎症性細胞の浸潤が認められる寄生虫、感染症、腫瘍、食物反応な
イベルメクチンは本来、寄生虫感染症の治療薬として開発された薬です。近年、実験室レベルの研究で「がん細胞の増殖を抑える可能性」が報告され、一部で抗がん作用が注目されています。しかし、現時点では犬・猫・人いずれにおいても、イベルメクチンはがん治療薬として承認されていません。【研究段階】・がん細胞の増殖を抑えるがん細胞のアポトーシス(細胞死)を誘導するがん幹細胞に作用する免疫反応を調節する抗がん剤への耐性を低下させるただし、これらの多くは培養細胞やマウスを用いた研究
猛暑が続いています。皮膚の弱い子は、皮膚炎になりやすい時期ですね。最近、獣医療で、ゼンレリア(イルノシチニブ)があります。内服していて、以下のような効果がありました。①かゆみが改善して食欲・生活状態が戻るアトピー性皮膚炎の犬は、強いかゆみのために落ち着いて眠れなかったり、活動性が低下したりすることがあります。ゼンレリアでかゆみや皮膚炎が改善すると、睡眠や生活の質が改善し、食欲が戻ることがあります。その結果、治療前より食べる量が増えれば体重も増えます。【ゼンレ
猫さまやワンコさまも長寿になり、皮膚がんなどの腫瘍が見つかる機会が増えてきました。しかし、皮膚がんは早期に発見し、適切な治療や手術を行えば、良好な経過が期待できるケースも少なくありません。そのために大切なのは、飼い主さんが日頃から愛犬・愛猫の皮膚や体をやさしく触り、変化がないかチェックすることです。今日は、皮膚のできものを見つける際の目安となる「ABCDEルール」をご紹介します。A:Asymmetry(左右非対称性)良性腫瘍左右対称で形が整っている皮膚がん左右非対
ワンコさまに、レモンを少しだけ与えてみるのはいかがですか?食事療法をされている人には、おすすめな食材です。レモンには、さまざまな健康成分が含まれています。代表的なものは以下の通りです。🍋ビタミンC強い抗酸化作用があります。コラーゲンの生成を助け、皮膚や血管の健康維持に役立ちます。鉄分の吸収を促進します。🍋クエン酸疲労物質とされる乳酸の代謝を助けます。ミネラルの吸収をサポートします。尿をアルカリ化する働きが期待されています。🍋ポリフェノールエリオシトリンやヘス