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NHK交響楽団第2014回定期公演Cプログラム2日目を、NHKホールにて。指揮:沖澤のどかピアノ:デニス・コジュヒン女声合唱:東京混声合唱団*イベール/寄港地ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲(ソリスト・アンコール)シューマン:トロイメライドビュッシー/夜想曲*2019年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝者である沖澤のどか、初のN響定期出演である。私は彼女の指揮を2022年セイジ・オザワ松本フェスティバルにおける「フィガロの結婚」で初めて接したのだが、非常に安
一昨日、N響の今シーズンの定期演奏会が終わりました。今シーズンは、昨年9月7日から日本へ入国する際にPCR検査結果を提出する必要がなくなり、コロナの影響から解放されたシーズンでした(このPCR検査は厄介で、昨年6月に来日したケルン・ギュルツェニヒ管はドイツ出発前に約15人のコロナ陽性者が見つかり、日本人演奏者で補強したこともありました)。N響で「最も心に残ったコンサート」の投票期間となってますが、このアンケート結果は、入場数のAプロが上位になる傾向があり、入場数が少ないCプロは不利な結果になる
一昨日はN響の今シーズンの「心に残ったコンサート」について書きました。当ブログの評価点数で言うと満点(五つ星)はソヒエフ指揮の1公演、次の四つ星は9公演、三つ星が7公演、二つ星が1公演、最低の一つ星が1公演と、今シーズンのN響は海外オケと引けをとらない素晴らしい公演が多かったですが、N響と双璧をなす都響はどうでしょうか。都響の昨シーズン(23年4月から3月)の定期演奏会には比較的よくいきましたが、当ブログの評価点数で言うと満点(五つ星)は該当無し、次の四つ星は4公演、三つ星が6公演、二つ星が2公
今日は雨の中、N響サントリー定期に行きました。チケットは完売のはずなのですが、空席が目立つのは、雨×シューマン×エッシェンバッハだからでしょうか。シューマンは扱いに難しい作曲家で、かつてティーレマン指揮のシューマン・チクルスの来日公演も残席が多かったです。やはり、オール・シューマンはオケのコンサートでは厳しく、ショーマンは前半レベルで良いのかもしれません。エッシェンバッハの指揮は数えきれないくらい聴いてますが、深い印象に残る公演がほとんどありません。レヴァインの代役でMET来日公演「ワルキューレ
6/9原宿駅着日曜日なのですごい人だったこの日は子供と一緒にNHKホールへN響のコンサート🎵時間があったので待ち合わせの前に代々木公園をブラブラ。少しお天気下り坂、帰りちょっと心配な空。ホール横では色んなイベントが。華麗なフラダンス続々と人々がホールに吸い込まれて行きます今回はスクリャービンピアノは反田恭平さん。反田さんのピアノ演奏を生で聞くのは初めてです。席を取るのが遅かったので3階席前の人の頭で反田さんがあまり見えずでも美しい音色に聞き
先週土曜のN響Aプロを鑑賞し、今月のBプロとCプロは期待できませんので、私的なN響の今シーズンの定期演奏会が終わりました。N響が先週から「最も心に残ったコンサート」のファン投票を開始しています↓。最も心に残ったN響コンサート&ソリスト2023-24|NHK交響楽団2022-23シーズン(2022年9月~2023年6月)のN響定期公演の中から最も心に残ったコンサート3つとソリスト1名(団体)を選んで投票してください。11月上旬の結果発表時にコメントやメッセージをN響ホームページや『フィルハー
来週のN響Bプロは、鈴木優人さんのウィーン・プロ。ウェーベルン《パッサカリア》、シェーンベルクVn協(w/ファウスト)、バッハ(ウェーベルン編)《リチェルカータ》、シュベ5。今週ヴァイグレ読響で聴いたウィーン・プロと似ている。ウェーベルン《パッサカリア》は作品番号1(1908)。『ウェーベルン《パッサカリア》』今夜はサントリーで、山田読響を聴きます。曲目は、ウェーベルン(ヴェーベルン)《パッサカリア》、別宮Va協、グラ5。選曲が滅茶好み。グラ5については前に…
N響のHrセクションに庄司さんの名前が!庄司さんは藝大フィル首席Hr奏者で、在京オケにも度々客演。良い人を獲ったな。N響Hrセクは2021年3月末に福川さんが退団して、首席奏者は今井さん一人体制が続いてました。庄司さんは首席候補ですかね。にほんブログ村
先週からロンドンに寄ってから、今、ベルリンにいますが、こちらでは観たい公演がないので音楽鑑賞はしておりません。少し気が早いかもしれませんが、今日は2025年の海外オーケストラの主な来日情報を「音楽の友」よりもいち早くお伝えしたいと思いますが、今のところ、こんな感じでしょう(あくまでも現段階での情報を現地から少しまとめてみましたが、今後、情報更新する可能性はあります)。来年は海外オーケストラの来日公演の隔年主義ですと、ベルリン、コンセルトヘボウ、チェコ・フィル、ロッテルダム、バーミンガムは隔年(
今日は訳の分からない強風の中、N響定期Bプロに行きました。指揮のエラス・カサドはコロナ禍で印象的だった2020年12月のN響・第九コンサート以来の来日公演です。N響のBプロは毎回ソリスト付きの公演になってますが、今シーズンで1番注目ソリストのハーデリヒが出演します(5月のBプロで巨匠・ブフビンダーが出演予定ですが、最近はミスが多いらしくて、期待値が低くなりました)。今日のプログラムのテーマはスペインのようで、1曲目は「スペイン狂詩曲」、2曲目はスペインで初演されたプロコフィエフのVn協奏曲です
今日のトン・コープマン指揮のN響Bプロですが、悪天候かつゲスト・コンマスが好みではないので、行かない方針でしたが、急に雨があがりまして、サントリーホールに行きましたが、予想通り、酷いコンサートでした。トン・コープマンは、素晴らしい指揮者だと思いますが、少し嫌な思い出があります。コープマンのせいではないですが、2009年3月の来日公演の際に、日本側の主催の「ムジークレーベン」という会社がリーマンショックの影響か、来日直前の2008年12月に自己破産になり、筆者の購入したチケットが不良債権化しまし
昨夜はサントリーで、エッシェンバッハN響のオール・シュマを聴きました。前半は《ゲノヴェーヴァ》序曲とVc協(w/ソルターニ)、後半は交2。N響は16型(Vc協は14型)対向配置。コンマスは前半が郷古さん(サイドに川崎さん)、後半は入れ替わって川崎さん(サイドに郷古さん)。楽しかった!スキンヘッドの怪人は84歳。年齢相応に足取りは重い。指揮はコンパクトですが、音楽のスケールが大きい。N響の反応も何時になく俊敏。特に良かったのが、後半の交2。
ジャズクラリネット奏者中川武さんを偲ぶ、清岡隆二。★カリフォルニア、パーム・スプリングスのスタディオ録音(Cl中川武と米メンバーでの”スタディオ・ライブ”一発録り)。DavidSilverman&TakeshiNakagawa-IRememberAprilhttps://www.youtube.com/watch?v=1cfRuwuyA3s★ジャズクラリネット奏者中川武さんには、生前・僕は、若い頃から音楽の仕事やプライベートで大変お世話になりました・・・。僕の学生
2024年6月8日午後6時NHKホールNHK交響楽団第2013回的演奏会Aシリ-ズ曲目・スクリャービン/夢想作品24・スクリャービン/ピアノ協奏曲嬰ヘ短調作品20ピアノアンコ-ルグリ-グ作曲抒情小曲集『トロルハウゲンの婚礼の日』・スクリャービン/交響曲第2番ハ短調作品29指揮:原田慶太楼ピアノ:反田恭平スクリャービンは1872年モスクワ生まれ、1915年43歳で虫刺されによる敗血症が元で早逝。モスクワ音楽院では作曲とピアノを履修し
今日はN響定期Aプロのスクリャービンの交響曲第2番を目当てに行きました。この曲はあまり演奏されませんが、シンメトリー構造で、最終楽章の荘厳さにはいつも感動します。昨日も今日もロシア音楽ですが、NHKホールの周りでは「ワールド・ミュージック・フェスティバル」をやっており、筆者が歩いている時はコロンビア🇨🇴の音楽とダンスを強制視聴させられました↓。今月のN響定期の3つのプログラムは日本人指揮者(原田・沖澤・優人)の3人によるもので、沖澤と優人は指揮姿から全く興味がなくパスしますが、今日の原田公演は
日本を代表する指揮者・山田和樹さんが来シーズン(25年6月)にベルリン・フィルにデビューすることが決まり、さらにHimariさんがメータ指揮の公演にデビューするようですので、他の公演の概要も含めて、メモ書きしていきます。詳細の曲目は4/23に発表されます。ProgrammkalenderEntdeckenSiedasProgrammderBerlinerPhilharmoniker,sowieGastveranstaltungeninderPhilharmonieBer
昨日はサントリーホールでマラ9を聴いた後、自宅で休憩し、NHKホールへ向かいましたが、代々木公園の「タイ・フェスティバル」は物凄い盛り上がりで、NHKホールにアクセスできないほどの混雑ぶりです。そのため、代々木公園側からはNHKホールへの専用ルートが設けられているので、こちらを利用した方が良いでしょう↓。(↑代々木公園側からのアクセス)渋谷駅側からのアクセスはどうなっているのか分かりませんが、今日の午後のコンサートもかなりの混雑が予想されます。このイベントは新聞で見開きの告知広告などをやって
昨日はMMで読響を聴いた後、横浜を少し散歩しました。横浜はサンフランシスコっぽくて好き。港の見える丘公園~外国人墓地を歩きました。ちょっとした旅行気分。日曜でも人が多くないのも良い。さて、今朝はN響ガイドに電話をして、Bプロ2日目を初日に振替えました。Bプロの振替えは公演がある週の月火の2日間、電話で受付け。5分過ぎた頃に繋がり、振替え手続きは完了。あとは当日チケットを受け取るだけ。今週は以下の3公演を聴く予定です。5/21(火)ヴァ
コロナが5類になってはじめての花見シーズンのためか、昨日の上野周辺が花見客で大変混んでいて、さらに文化会館の1階のトイレが花見客で大行列で混乱気味でした。そのため、今日の「ワーグナー・指環・ガラ・コンサート」に行くのをやめて、家内のパソコンを借りてネット配信で見ることにしました。この公演は今回の春祭の中でもかなり人気の公演で完売に近かったそうです。しかし、春祭の「20周年記念」と書いている割には、曲数も少なく、歌手も地味だと思っておりました。指環の各幕のフィナーレ部分を4曲セレクトされていますが
日時;2024年4月19日(金)19:30~会場:NHKホール指揮:クリストフ・エッシェンバッハ演奏:NHK交響楽団曲目ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)感想:アップを忘れていたが、先日の久々に聴いたNHK定期の感想。エッシェンバッハ氏がブル7を振ると聞いて、急遽訪れた。かのマエストロは上海で、南西ドイツ響を聴いて新世界で心酔させられたのでN響とのブルックナーはどんなものかと気になった。本番前にプレコンサートがあり、出番がないいわゆる下り番の
代々木公園で、ジョージア、スリランカ、タイフェスをやってました!NHK交響楽団を見終わった後に少しだけ行ってきました美味しそうなものがいっぱいあって楽しかったね〜
東京の花粉飛散は例年より酷いので、薬を2倍以上にしていますが、今日から沖縄におりまして、こちらでは薬は要りません。先程、N響のコンマス体制が発表されまして、現在のゲスト・コンマスの郷古さんが第1コンマスに、川崎さんがゲスト・コンマスで、昨年からの流れ通りの結果です。今年2月の定期演奏会のコンマスは全て郷古さんだったことを当ブログでは異例であると指摘していましたが↓、この時点で第1コンマスは決まっていたのでしょう。『2/3井上指揮NHK交響楽団』世間では「二八(ニッパチ)」と言われる時期で
指揮:沖澤のどかピアノ:デニス・コジュヒン女声合唱:東京混声合唱団*NHK交響楽団イベール/寄港地ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲ドビュッシー/夜想曲*フランスものでも実演ではあまり取り上げられないイベールとドビュッシーが演奏されるということで出かけました。フランスものは弦のトレモロやグリッサンドなど繊細な音が楽しみなのですが、NHKホールの悪条件では全然聴こえないのは残念。ただこれは今年1月のソヒエフでも同じ。サントリー定期もあるのだから曲目とホールの組み合わせは選んで
今日は2ヶ月ぶりのN響定期で、NHKホールでした。代々木公園のイベント広場は「アースデイ」で混んでましたが、5月のN響Aプロの時は「タイ・フェスティバル」で大混雑が予想されるので、↓のように、原宿方面からの来場の場合の臨時の迂回ルートと北側ゲートの案内がありました。こんな特別措置があるのは知りませんでしたが、相当混みそうですね。該当する方は是非、お気をつけください。今日のコンマスは、昨シーズンまでヤノフスキが首席だったドレスデン・フィルの第1コンマスのヘントリヒで、ヤノフスキとの関係が良好だっ
NHK交響楽団第2012回定期公演Bプログラム2日目を、サントリーホールにて。指揮:ファビオ・ルイージピアノ:ルドルフ・ブッフビンダーブラームス/ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15ニールセン/交響曲第2番ロ短調作品16「4つの気質」今年3月の東京・春・音楽祭で全7回にわたりベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を敢行したばかりのルドルフ・ブッフビンダーがまたしても来日。今回はブラームスの協奏曲である。3月のベートーヴェンのときもそうだったが、すでに77歳と
今日のソヒエフ・N響はとにかく凄かったです!本題の前に、昨日、元ウィーン・フィルのキュッヒルさんに都内の某ホテルで偶然お会いしたので「今年の春祭のトリスタンに出ますか?」と聞いたら、「今年は乗らない」とのことでした。これは残念な話ですが、トリスタンは大作ですし、指揮者のヤノフスキさんは難しい方ですので、コンマスの仕事は一筋縄ではいかないと思うのですが、誰がコンマスやるのでしょうか。関係者からの噂話によると、今年のN響コンマスは日本人ゲストコンマスが多いようです。今日は昨日の悪天候から一転して、
NHK交響楽団定期演奏会(Aプロ)指揮:原田慶太楼ピアノ:反田恭平スクリャービン/夢想作品24スクリャービン/ピアノ協奏曲嬰ヘ短調作品20(アンコール)・グリーグ/抒情小品集から「トロルハウゲンの婚礼の日」スクリャービン/交響曲第2番ハ短調作品29N響2023-2024シーズン最終月は、とくに何らメモリアルでもないけどオール、スクリャービン。しかも若い時のロマンチックな作風のものが並べられました。最初の「夢想」は4分ほどの小品。金銭的な支援を得ていた
NHK交響楽団第1997回定期公演Aプログラム1日目を、NHKホールにて。指揮:平石章人〇湯川紘惠●スヴィリドフ/小三部作〇プロコフィエフ/歌劇「戦争と平和」-「ワルツ」(第2場)〇A.ルビンシテイン/歌劇「悪魔」のバレエ音楽-「少女たちの踊り」〇グリンカ/歌劇「イワン・スサーニン」-「クラコーヴィアク」〇リムスキー・コルサコフ/歌劇「雪娘」組曲〇チャイコフスキー(フェドセーエフ編)/バレエ組曲「眠りの森の美女」●91歳のロシアの巨匠、ウラディミール・フェドセ
NHK交響楽団第2003回定期公演Bプログラム1日目を、サントリーホールにて。指揮:トゥガン・ソヒエフヴァイオリン:郷古廉(N響ゲスト・コンサートマスター)※ヴィオラ:村上淳一郎(N響首席ヴィオラ奏者)モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364(ソリストアンコール)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ短調K.424から第3楽章「主題と変奏」ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄
来月のN定期は3プロ共、日本人指揮者が登壇。Aプロは原田さん、Bプロは鈴木優人さん、Cプロは沖澤さん。N響のサイトに3人の鼎談が掲載されてます。3人が互いに褒め合うのが、ちょっと気持ち悪い。内容も微妙。[SPOTLIGHT]2024年6月定期公演に登場する日本人指揮者達が語らう原田慶太楼、鈴木優人、沖澤のどか|NHK交響楽団6月の定期公演では、原田慶太楼(Aプログラム)、鈴木優人(Bプログラム)、沖澤のどか(Cプログラム)と、将来を期待される日本人指揮者たち