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今回は向精神薬と吐き気についての話。本来、吐き気は自律神経症状の1つで精神疾患そのものでも出現しうる所見である。実際、「朝、学校に行く前に吐き気が出る」「車に乗ると吐き気が出る」などの主訴で初診する人がいる。この吐き気は下痢とペアで出現する人もいる。昔の向精神薬は吐き気が出ないか、むしろ抑制するものが多かった。古典的抗精神病薬の薬理作用はD2レセプターの遮断作用が優位なので、吐き気は止まる方に働く。特にコントミン(クロルプロマジン)などはそうである。コントミンの効能効果統合失
今日はコロンバインの悲劇から25年気の弱い方閲覧注意この地獄のような事件が続く状況でウイリアム・ウォルシュ博士は銃乱射事件を起こしてしまった若者たちを刑務所内で患者として診察し葉酸不足のうつ病患者にSSRIを使用してはならないセロトニン過剰のうつ状態でそれを超えて暴走してしまうという真実を見出した25年たった今でも日本の医師や精神科の患者はこの真実を知らない双極性障害は躁うつ症状だけで判定してますよね誤診がありますperson男性-2024/04/01
抗うつ剤は一般的な言葉で言えば「元気を出す」作用がある。それ以外に不安や焦燥感を抑える作用も持ち合わせている。後者は言い換えると「気持ちを穏やかにする」作用である。元気を出し体が動くようになる作用を「動」とすれば、不安感や焦燥感を抑える作用は「静」と言える。抗うつ剤には個性があり、動的な作用が優位なものと静的な作用が優位なものがある。今回の記事では抗うつ剤だけではなく、抗うつ作用ないしそれに準じる作用を持ち合わせる向精神薬も挙げることにする。静的な抗うつ剤として、レクサプロなど
こんばんは。先日の、めまい専門医を受診した結果ですその日は、予約していったものの、院内が満席に近く、混み混みでした。さすが専門医以前もそうでしたが、先生の声が大きくて、診察内容が、丸聞こえに近いですまぁ、知らない人たちばかりなので、いっかと、思えなきゃ、通えないですね。長い時間待って、やっと呼ばれました。本当に長いわ。そして、診察室に入り、全部説明しました。そこで、先生、じゃ、そこの台に仰向けで横になって。やはりめまい専門医は、必ずこれをやるんですが経験者なら、
常に日頃からパニック障害に関して「服薬による治療は反対です」と言っています。理由のひとつは、私自身が抗うつ薬の副作用でかなり苦しんだこと。もうひとつは、あちこちで話を聞く限り、薬で良くなったという話をあまり聞かないからです。もちろん、薬で良くなった人がいることも百も承知しています。それでも、治る確率が悪すぎます。薬がどうしても飲みたいという方がいることも理解していますがそういう方でも、絶対に薬だけに頼って治療することは勧めたくありません。薬はメイン治療で
注)下記に書いている「パニック障害をほぼ完治させた方法」というのは「パニック障害を治したい」と思って取り込んでいたわけではなく抗うつ薬の副作用で悪くなった「心肺機能を改善させたい。期外収縮を止めたい」との思いで取り組んでいたらパニック障害が治ってしまったという経緯です。私がパニック障害になった経緯はこちらです↓『(1)パニック障害になった経緯』私のメインブログは↓こちらですがパニック障害だけでなく病気関連ブログになってきたのでパニック障害に関連した部分を編集してこちらでも書こ
ここしばらく本当に調子良く過ごしていて、めまいの感覚を忘れてかけていた一昨日、久々に大きなめまいに襲われました。寝る時間が近づいた頃から、なんだか頭がフワンフワンするなあ、やな感じだなあと思い、早めに布団に入って横になりました。「横になる」と言っても、良性頭位めまい症予防と、ここ最近は寝てる間の空咳に悩まされていたため、それを防ぐためにすごく枕を高くしていたので、「斜めになる」というのが正しいくらいの傾斜で。でもその途端、グルグルグルーと目が回りはじめました!もう、目を閉
先日、SSRIによる治療に入る前に具体的にどんなめまいの症状があったのか、ご質問いただきましたので、思い返して書いてみます。こちらの記事でも少し書いていたのですが↓PPPDと診断されるまで。2〜名医の探し方〜|フワフワめまい日記背もたれのない場所で、突っ立っていたり。(授業参観とか)寝転んでいる時に、子供に揺り動かされたり。スマホでスクロールしたり、テレビでブレる画面を見た時。顕著にめまいを感じていました。それ以外で具体的に、めまいを感じた時の状
めまいが長く続き、原因も治療法もわからないでいると、なかなかにメンタルがやられがち……。実際、私がそうだった時のメンタルについてご質問いただきましたので、思い返して書いてみます。Q1.PPPDと診断される前のメンタルは、どうでしたか?A1.ヘロヘロでしたよ(笑)だって、もう7年以上めまいに悩まされているのに、いっこうに原因がわからない。病院をいくつまわっても合う治療法が見つからないから、自分で手当たり次第に情報を集めてはいろんな治療法を試し、そのたんびに結構な額
こんばんは年度が変わりもうすぐGWに入りますね早い〜〜すぐ歳取るなこりゃ皆様体調にお変わりはないでしょうかこの時期、何となくダルかったりやる気が起きなかったり…不調になる事が多いと思います私はあまり変わりはありませんですが…今日は娘の話毎日毎日お友達にも恵まれ楽しく通っているのですが昨日、珍しく「胃がムカムカする」と言うので胃薬を飲ませ学校を休ませました小学校3年生からず〜〜っと皆勤賞でしたので、本人は登校しようとしてましたが、私が止めました。
強迫性障害は最重度の鉄タンパク不足が原因症例;30代前半、女性。夫と二人暮らし。子供の頃から不安は強かったが、中学生頃までは元気だった。その後、倦怠感が強くなり、運転中誰かを跳ねたのではないかと不安になり、引き返して確認するようになった。家族にも何度も何度も確認してしまう。数年前から、強迫性障害との診断でルボックス75mg(SSRI)の投与を受けている。妊活のため、ルボックスを減量したら、不安、恐怖感が再燃した。症状のため日常生活を送ることが困難となっている。自分のブログを見た
少し前に体重の変化についてお話ししましたが、思い立って…PPPDめまいの治療でジェイゾロフト(SSRI)を1ヶ月飲んでみての、服用初期に感じた副作用の変化をまとめてみました。*吐き気→4〜5日程度で落ち着いた*不眠→当初は本当に眠れなかったけれど、現在では夜中に2回ほど目覚めるも、すぐ眠れる程度まで回復*不安感→2週間程度で落ち着いた。たまに疲れがたまった日や体調が優れない日の夜中、目覚めとともに不安感に襲われることがあった程度*ソワソワ感→10日程度で落ち着い
お久しぶりのブログですみなさんはGWスタートしてますか私は接客業なので普段と変わらずな感じで出勤ですイレギュラーが苦手な私は長期休みなどは体調を崩しやすいので接客業が向いているのかもしれません普段通りが1番落ち着きます高校1年生の長男…。旦那さんと合わない事もあり全く家に寄りつかなくなり夜遅くまで遊び夜ご飯も友達と外食続き。ヤンチャな先輩などと仲良くなったり交友関係も大幅に広がりどうしたら修正できるか模索中です。みなさんは自分が高校生の頃、またお子さんが居る方は
ジェイゾロフト錠25mgを半錠(つまり12.5mg)とナウゼリン10mg(吐き気どめ)を飲んで目覚めた、3日目。不眠は相変わらずだったものの、01:00から04:00くらいまでは眠れ、起きた時の吐き気も今までよりだいぶマシになっていました。お茶碗半分くらいのご飯を食べて、朝一番にめまいクリニックに行き、「1錠は無理〜」とニコニコ先生に泣きつく(笑)「半錠でも構わないよ。時間かかると思うけどね^^;」と、先生から一応許可が出る。副作用がキツければ、リーゼを飲んでもい
誰も救わないむしろわたしが救われたいアラフォー主婦のひとり言かれこれ10年前長女が誕生したあたりからそれはわたしに忍び寄っていたのかもしれない散らかる部屋汚れたキッチン泣き止まない赤ちゃん自由な時間なんてないつらかった娘と家に2人でいるのがつらかった育児から逃げるように生後7ヶ月で仕事復帰毎日必死だった次女が生まれた次女の育児はラクだったでも子ども2人の育児は大変だった次女の育休復帰後はつらい記憶しかない度重なる娘たちの体調不良シフトの半分し
『ジェネリック医薬品が更に品薄になっていること』上は関西テレビのニュース動画。2021年9月にジェネリック医薬品が不足している話を紹介している。以下のリンク参照。『ジェネリック医薬品の供給が滞っている…ameblo.jp昨年から、ジェネックメーカーの不祥事を契機に色々な薬が供給逼迫している記事をアップしている。上記は昨年12月15日の記事だが、あれから1か月経ち、遂に一部の向精神薬が処方できない状況に至った。現在、うちの県では、たぶん全国的にもそうだと思うが、デプロメール、
ジェイゾロフトを無事卒業し、新たにアデホスコーワの減薬を始めた記事からの、続き。とある水曜日から、お昼だけアデホスコーワを飲まないようにしてみたら、だんだんとフワフワめまいを感じるようになってしまいました。きっと、気のせいだ。飲まなくても、大丈夫。そのうち、飲まなくても体が慣れるはず。何度そう言い聞かせたことでしょう。でも実際には、どんどんPPPDの治療を始める前のフワフワめまいが復活してきてしまったのです。もうずっとなくなっていた、あの感じ。
ジェイゾロフト14日目。ジェイゾロフト25mg、おそるおそる(笑)1錠とナウゼリン10mgを一緒に飲んで寝てみました。昼寝を結構とっちゃってたせいか、はたまた増量したせいかは分からないけれど、なんだか、ずーーーーっと寝が浅くて。ちゃんと寝た気がしないまま、夜があけたのだけれど、吐き気もなく元気。めまい感もない感じ。初めてジェイゾロフトを1錠飲んだ日は、かなりの吐き気と不安感と不眠にさいなまれて最悪な体調だったので、ほっとしました。今まで半錠飲み続けてきた分、
このブログには「希死念慮」がテーマとして挙がっている(希死念慮のテーマ)『希死念慮の謎』これは僕の臨床経験から来る「希死念慮」の1つの考え方であり、真の意味で根拠はない。僕の発想のようなものだ。ひょっとしたら妄想かもしれないが。(笑)実はこの記事…ameblo.jp一般に「自殺願望」という言葉があるが、精神科では希死念慮が使われることが多い。意味はあまり差がないと思うが、自殺願望に比べ希死念慮と言う方が疾患由来(つまりうつ病、うつ状態など)のニュアンスが高くなると思う。本来、希
今回、令和5年2月からアモキサンは順次自主回収になり処方できなくなる。『アモキサン自主回収の話』ファイザーは2022年8月、アモキサンカプセル及び細粒に発癌リスクのあるノトロソアミン化合物が検出されたことを受け、他の抗うつ剤への切り替えを要請している。こ…ameblo.jp今回はアモキサン中止の感想などをアップしたい。アモキサン自主回収にあたり半年ほど猶予期間が設けられたため、最初頃はあまり処方は変更しなかったが、11月頃から順次、漸減中止していった。アモキサンを処方している患
症状の一覧はこちらから↓『(5)パニック障害で経験した症状とパニック障害を治した方法』注)ここに書いているパニック障害をほぼ完治させた方法というのは「パニック障害を治したい」と思って取り込んでいたわけではなく抗うつ薬の副作用で悪くなった「心肺機…ameblo.jpパニック障害になってすぐの頃は「なんとなく体がおかしいな」というぐらいの感覚でした。だんだんと体がおかしくなってくると、えずくことが多くなり胃が締め付けられるような感覚になっていきました。吐いた時に「吐く物がな
今回は、SSRI、SNRIの減量や中止の過程で見られる離脱症候群について簡単に説明し、その減量や中止に対して、私の考えをお話します。うつ病や不安障害の治療において、使われる抗うつ薬の代表格が、SSRIとSNRIです。SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)には①フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)②パロキセチン(パキシル)③セルトラリン(ジェイゾロフト)④エスシタロプラム(レクサプロ)SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
誰も救わないむしろわたしが救われたいアラフォー主婦のひとり言わたしは歯医者が嫌いです大嫌いですなぜならあの椅子から逃げられないからえ?あの拘束感無理定期検診のお知らせがきていたのに予約出来ずにいました前回発作が起きてしまいトラウマとは言えこのままずるずる行かないわけにもいかないってことで‼︎どうしようか悩み…「歯医者が嫌いです」と予約時に伝えてみた正確には苦手です‼︎と診察の時間を短くしてほしいとお願いしてみましたそしたら「はーい、大
抗うつ薬中断症候群とは、抗うつ薬を急に減らしたり止めたりすると起こる症状のこと。めまい(ふわふわ感やひっぱられる感)やしびれ(びりびり感)が、2〜3日後に起こる。一般的に・1~2ヵ月以上服用すると起こりやすい・半減期が短い薬のほうが起こりやすい(臨床実感としては、半減期が短いデュロキセチン(サインバルタ)のほうが、半減期が長いセルトラリン(ジェイゾロフト)やエスシタロプラム(レクサプロ)より、起こりやすい)・SSRIやSNRIで起こりやすい―と言われ
バルプロ酸ナトリウム製剤とは(デパケン・セレニカ)脳内のGABA(γ-アミノ酪酸)の神経伝達物質促進作用などにより、脳内の神経興奮の抑制作用などをあらわし、てんかん、片頭痛、躁病などの改善作用をあらわす薬です私は当初、パニック治療の第一選択薬とされているSSRIもSNRIも合わなかったので、デパケン(セレニカ)を気分安定剤として処方されました。(現在も内服中)そのとき、先生から「気をつけないと副作用で太ると思うよ」と言われていましたでもそのときはパニックで激痩せしていたので、副作用で
大きな教訓のひとつがこれだ1度目のうつは、良くも悪くも薬と精神科に頼りすぎていたし、その反動で治療後半は薬を抜くことだけが人生の生きがいのようだったちがうのだ、原疾患が良くなったら自然と薬を飲み忘れるようになるので、じゃあそろそろ維持療法も終わりですねーとなって漸減・中止していくのだ精神科薬を頑張ってやめようとしている、というのがそもそもの間違いだったまた、薬については添付文書やら製薬企業のサイトやらはたまた精神科医向けの医学書や論文を読んで、・半減期・薬理作用・作用と副作用・漸
1年も放置していたブログの閲覧、いいねを頂きありがとうございます。前回の続きSSRIを断薬した1年後の3月下旬に突然再発しためまい。症状としては、、・パソコン仕事中に揺れて酔って気持ち悪い・頭がぼーっとする・頭が後ろに引っ張られる感じ・目が回っているような感じ(回転めまいほどではない)・歩くとふわふわする・寝返りは平気だけど頭を動かすとめまいが悪化する・立っているとグラグラと身体が揺れるなどなどまず病院にいけば良いのですが、家に大量の薬が余っているのでとりあえずそれ
4月の終わりにNHKでPPPDの番組をみて、そこでPPPDは脳が過敏になってしまった事で起きると言う事を知りました。それから私はPPPDは耳ではなく脳の病気と考えるようになり脳過敏で検索すると→脳過敏症候群がヒット!頭痛からめまいや耳鳴りに―脳過敏症候群片頭痛への誤った対処法が原因慢性的な片頭痛があるにもかかわらず、医療機関を受診せずに市販の鎮痛薬で痛みを紛らわせたり、我慢を続けたりしている人は多いようだ。この誤った対処法が原因で、
5年も服薬するのを、ためらっていましたが、PPPDによる、視覚刺激は自力ではこれ以上、治すのは難しい、治す前に生活や楽しみが犠牲になる。視覚刺激耐える生活が、もう嫌だと、服薬での治療を始めることにしました。私も、服薬治療のブログを、たくさん拝見し、勉強させてもらったり、とても参考になったので、私の服薬治療の経過も残したいと思いますこんにちは。けっきょく、もう飲んでしまえ!!と、飲みました。1日目。4/1920:00エスシタロプラム1/4錠とドンペリドン1錠
2021年の秋頃に体調を壊し翌年1月に「パニック障害」と診断されました。元々暴飲暴食をするタイプではなかったのでそこまで食事に拘っていましせんでしたが、同年3月頃から飲み出した抗うつ薬でひどい副作用を経験し、明らかに心肺機能がおかしくなってからは食事に気をつけるようになりました。この心肺機能の改善を図ろうとしていたら、パニック障害が治ってしまった。という経緯があります。その時に「積極的に食べていた物」、逆に「食べるのを止めた物」をご紹介したいと思います。(注)ここ