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穴をふさいだだけでは片手落ち・・・ダヨネ~あれから、床修理や内装作業を始めてしまったので、月日だけが流れてしまいました。なぜかヒーターコアの内面洗浄について書いていなかったので今更ながらアップします。旧車なんて元々は一般ユーザーに乗り継がれたクルマが大半です。しかも、新車から今に至るまでディーラー並みの整備点検を受け続けたクルマなんて稀有なものです。そのような個体ならまだしも、我が淑女のようなかなりいい加減な管理の元、複数オーナーによって弄ばれたり放置されたりして今に至
シートを降ろしている間を使って、違和感のあった場所の状況をみる。絨毯は綺麗でしたが、フロアは全部剥がした。シートベルトは、おかしな位置に穴があけられて、センタートンネルに通しボルトで取り付けられていた。更に、もう片側はシートの背もたれを留めるボルトに共締めされてた。粘土が貼られた場所をほじくったら、オリジナルのシートベルトボルト用建て込みが出てきた。ネジ山もしっかりしてて一安心。このS30風の内張、アルミプレートの角下辺りにシートベルトボルトの取り付け穴があるはずだが…内張を剥がしたら、
全国1000万のSRファンの皆様、おはこんばんちは。後ろの白いSRが気になる方もいそうな気がしますが、今回も45SRです。スペースの関係があるので、まずは白と赤SRを入れ替え。白にワタナベホイールが入ってたんですが、どうもブレーキパイプに当たってる気配があるので、白に純正ホイールを貸し出して、赤にはワタナベを履かせた状態で表にだす。45SRを奥に入れたら、ボンネットを外して、ラジエターを降ろす。キャブレターは付いたままでも良いとは思うが、セルの配線とかがやりずらいので、キャブも降ろした。
ってタイトルなのですが・・・実は、すべてを終わらせた後でジャンク品をバラしてみたのです。つまり、グリスアップ終了後にです。では本題。ワイパーピボットとは、ワイパーアームを取り付ける部分のことです。モーターで発生した動力をリンクからピボットに通じ、ワイパーアームが作動し窓ふきを行います。軸構造になっているので、グリス切れがあるとよろしくありません。実際、我が淑女のそれもあまり塩梅がよくありませんでした。以前取り付けを行った時には、少々動きが気になるものの軸の隙間
何年越し?まあいいじゃないの!ホントにホント、漸くという言葉はそのためにあった!な~んて言ってないで、さっさとエンジンを車体に載せっちまおう!まずは、おさらいとしてエンジンマウントの確認から。同じように見えて左右で違うエンジンマウント。というより「ブラケット」です。並べてみると長さが違います。長いのが左側用です。パッと見の見分けは、切り欠けがあるかないかです。つまり、長くて切り欠けのあるのが「左用」です。ナットで留められているのが、エンジンマウ
タイヤから空気が漏れて、2〜3日するとペッシャンコになってくるので、取り引き先のタイヤ屋さんに、大きさだけ揃えてハンパになってるタイヤを4本入れ替えてもらう事にした。ちょうど、そのタイミングでクルマも入れ替えようということで、移動用に純正ホイールを履かせた。ならば、せっかくなのでホイールキャップも付けてみる。純正ホイール履かせると、こんな感じ。新車当時のバイアスタイヤ外径は、大体620ミリぐらいのはずで、この履かせてるタイヤセットは概ね同様の外径。入れ替え中の一コマ。この2台は、車高ノ
或る記事に、ほだされて・・・あまり気にしていなかったワイパーモーター。もちろんかつては正常にに稼動していたからである。しかし、或る記事によると、暫く動かしていなかったワイパーが、いざ車検の際に動かなかった・・・当然車検は不合格というものです。すると、途端に気になりだし一度は取り付けたモーターを再び車体から取り外しテストしてみようと相成ったわけでございます。以前ブラケットは再メッキしているし、外観も清掃だけはしているので、とっても良好に見えるのです。ただ、モーターを開けてみる
パンドラの箱を開けてしまったか!?三度目の正直は落とし穴だった・・・実はこのラジオは3台目なのです。1台目は、実家にあったもの。おそらく商売をしていたのでその営業車に付いていたものだったと思われます。温存した後スワップミートで売却。2台目は、淑女に搭載されていたもの。当時色気を出してしまい、感度良好だったのもかかわらず、310サニーか910ブルのFM付に換装してしまい。後にスワップミートで売却。しかし、近年当時の純正にこだわりたい気持ちがもたげてきて探したところ、入手した3台目
SRL311U20エンジンのオーバーホール兼チューニング依頼頂いておりまして何とか終わりましたので、ご紹介いたします。(オーバーホール・チューニング内容)(腰下)●ボア:φ91.5ストローク:純正83㎜で2183㏄仕様!R型コンロット+流用ピストン仕様!●クランク:錆出てましたので、親・子0.5㎜アンダーサイズメタル組み+一体バランス取り。●フライホイール:弊社フライホイール購入して頂きました。●クランクプーリー:リジット加工。(HEAD)●バルブガイド製作~入れ替え~バ
人生いろいろ、そしてカスタムとなりにけり・・・第一期の再生時(1994年)に、底の抜けた純正のグローブボックスは取り外して捨ててしまいました。その際に、アルミ板でカーステレオを取付けていました。しかし今回の再生では、失われたグローブボックスを再現しようと試行錯誤して作成を試みました。結果としては、他の要因から純正サイズとは異なるもので決着しました。さて、時間は結構巻き戻されます。まだインパネはベースに戻した状態の時です。ひょんなことで入手した日産のサービスダイヤ
要は、”水温計測”するためのセンサーなのです。うちには痛んだ外見のものしかなかったので、新調する事にしました。元来汎用部品なので、今でも日産からは新品を購入することが出来ます。部品番号は「25080-89900」です。ハイフン以下の”899”は汎用部品番号としてに充てられているようです。2000円ちょっとでした。それと、シリンダーヘッドに留めるためのグランドナットも新調しました。ブッシュナットなんて言い方をする場合もあるようです。もちろん、日産純正の新品です。「2525
結構適当にやっています。久々の作業記事です。淑女の路上復帰に当たって、電装面での強化もしなければなりません。単純に点火の為だけではなく、ETCをはじめとした電装機器を増設しているので必要なことなのです。そこで、純正の30Aでは当然心もとないので、新たに入手した「FJ20」に採用された70AのICレギュレター式に換装します。大は小を兼ねるというわけです。軽自動車用の方が小さくて高機能なものはあり、そちらをコンバートする方は多く見受けられますが、フィン付が旧式な雰囲気をそ
平成10年に車検が切れた43SR。オーナー氏は、このクルマを仕上げて路上復帰をするべく突っついてたものの、実働SRを手に入れる事になったため、当方で買い取ることに…。ホーンパットもげてるし、全体的にヤレまくり。メーターもホコリで曇ってる…。しかし、肝心なのはダッシュボードに浮きはあるものの、割れが無い。さらに、メーターが43年のリング付きで揃っているのと、スイッチノブが3つオリジナルのタイプなので、過去に降ろされてないダッシュである可能性が高い。従って、配線はいじくりまわされてないと考
シート背面にあるレバーを引き上げてロックを外せばシートは手前に倒れるわけだが、ローウインドウ車は低い位置にレバーがあるので、屋根があると操作しにくい。レバーは座った時の腰の位置ぐらいだ。そして、後期ではレバー位置が肩の辺りに変わった。ハードトップとヘッドレストの隙間から手を突っ込んでレバーを操作。ロックを解除すれば、シートは手前に倒れる。上の方に写ってる、L型をしたレバーがロック金具。これが、操作レバーとワイヤーで繋がっていて動く仕組み。座面側に見えているのが、前回記事で紹介したローレットボ
小さくてもいいのかも・・・SP311の標準仕様は、カートリッジタイプではなく、中のエレメントだけを交換するタイプなのですが、車両入手時点で既にカートリッジ式にブラケット共々交換されていました。実際に使用する上では、カートリッジの方が扱いやすいので、純正戻しをすることなく使っています。以前、日産パトロール(60型)を乗っていた時は、エレメントのみを交換するタイプでしたので、交換時に漏れ出た残オイルで周囲が汚れて後始末に手間を取りましたが、カートリッジタイプだと汚すことも最小限で便利で
天は見放さなかった…キャブレターのオーバーホールをするにあたり最低限入手したいものはやはり「消耗品のキット」でしょう。SUキャブに至っては、ジェットニードルとノズルは必ず交換したいものです。しかし、随分前から日立製SUキャブの部品は入手困難で、調子の悪いキャブを直すことができずソレックスなどの換装をするケースも珍しくありません。もっとも淑女に関してはパワーアップを目的に換装する人の方が多いかもしれませんね。それでも、SUキャブの悪評はあるのですが、排ガスで車検が取れない等話は随分
いよいよ大詰め・・・かな?やっとこさ、エンジンブロックにシリンダーヘッドを取付ける工程となりました。ですが、ジャンクな部品を再生しつつ組み立てていますので、ここでもひと悶着あったのです。組付けに必要な、ヘッドボルトもプッシュロッドも、すこぶる汚いので、錆取りとクリーニングをします。今回はモノタロウの錆取り液を使いました。何度も回収し使いまわしておりますので、既に汚いですね~(笑)適宜漬け置きして引き上げました。黒ずんだ状態です。これは表面についた汚れみ
大気開放仕様なので車検は取れるんですが・・・ブローバイガスって自分も臭いし周りにも迷惑が掛かりますよね。でも、我が淑女はオリジナルの状態が大気開放の設計なので尚更なのです。後の年式からマイナーチェンジで、ロッカーカバーからエアクリーナーケースにホースが接続された還元式に変更となっています。今回は、オイルキャッチタンクを新たに設定しオリジナルよりも高機能な還元仕様になるようにしようと考えました。一般にオイルキャッチタンクと言えば、本来の目的は競技などのトラブル時にエンジンオイ
全国1000万のオープンカーフェチの皆様、長らくのご無沙汰でございました。絶賛販売中の45SRですが、調整を兼ねて片道100キロの小遠征にて、各部の状態をチェックいたします。都内を出発して60キロと少し、館山道の市原SAに到着。ここまで、渋滞区間等もこなして水温その他、アイドリングも安定。なにより9月下旬になって、一気に気温が下がってくれたおかげで、クルマはともかく人間が安定したのが大きい。ピッタリ100キロ、5速で2600回転をキープして走らせる。気になる異音も無く、絶好調かっ!ト
部品番号が違えばトウゼンです!以前まだ純正のワイヤーハーネスが新品で購入出来たときに入手しました。と言っても人気車種の「SR311」用です。つまり、67年~用です。再販されるのはやはり人気のある方ですね。もちろんプレミア価格ではなく正価での購入です。「SP311」用、というより「65~66年」用が入手できれば全く問題なかったのですが、ないのですから他のもので代用するか、一から引き直すほかないのです。その配線は殆どが同じなのですが、若干の仕様違いがあるので、手直しすれば事足り
意外と種類があったようなのです!ここに旧い書籍があります。昭和52年(1977)暮れに「企画室ネコ」によって発行された「FairladyⅡ」という豪華本である。当時の価格で4600円!当時中学生だった小生には知ることもなく買えるものでは当然ないものですので、後に古本として入手したものです。「Ⅱ」があるということは「Ⅰ」も当然あるのですが、今回はこの「Ⅱ」中にある「車体の移り変り一覧」という項目を見ながら書いています。S30系も記載されていますが、SP310系についての
純正仕様と違うものを付けるということは・・・面倒な工数が増えるということ。とはいえ、性能アップの為わざわざそんなことをしているのですけどね。以前分解掃除した70Aのオルタネータを取付けました。取り付けに当たっては、H20エンジンについていたブラケットを使いました。取り付け部分が短いので、適宜スペーサーをかまして適正位置にベルトがかかるような位置に調整します。また、ボルト太さもM10なのでそのまま使えます。(純正オリジナルはM8)ベルト長さも純正とは変わっ
当初は純正仕様の予定だったのだけど・・・最近の進捗がないので、過去の作業を記事としてアップします。淑女の購入時にはモモのインディが付いていましたが、好みではなかったのでモトリタ(実はJPC)に換えていました。或る時知人が、”割れのないきれいなもの”に交換したので、”あげる!“と言われたので、純正ハンドルを素直に頂きました。ただし、ホーンボタンはありません。すごく嬉しかったものの、中々のジャンクコンディションで、これを再生するのは至難の業です。それでも、再生するつも
ヒーターコックともいうたまたまであるが、ここには3つの「ヒーターコントロールバルブ」があります。例によって新品はひとつもありません。ひとつは、我が淑女に装着されていたもの。あとの2つは某ショップで捨てられたものをもらってきたものです。当時は日産から新品が出たので簡単に交換されていたのです。研究用としては、もってこいといった感じの逸材です。さて、3つの内、一番古いと思われるものが我が淑女のもので、ここでは「A」とします。そして、「B」は「A」に準じる異形態のものです。67
これは43年車のカタログに掲載されているU20の写真。これを見て、いまやってる43SRに、何か足りないモノがあると気づいた。やはり、コレを投入せねばならないか…しかし、最後の1個。断腸の思いである。シールの柄が違うだけなんだけど、エンジンルームの演出には欠かせないアイテム。あっ!乗り降りする際に、なんだか肩ベルトが面倒だなあ〜と、思ったら、肩ベルトホルダー付けるの忘れてた。肩ベルトホルダーは、一度ヘッドレストを外して取り付ける。そして、取り付けた状態でホックを外して肩ベルトを通してや
あるはずのものがない!どこにあるのか?母を訪ねて三千里。探し物はちょっと置いておいて、オリジナル形態のサーマルトランスミッターの新品を入手したので、取り付けようとよく見ると、ちょっとおかしい。右がSR用として売られていたものであるが、ベークライトの色が「黒色」なのです。元々SPについていたものは「茶色」です。SPも1500(SP310)までは、ラジエーター圧力が0.3kg/㎠で、「黒色」が指定品。1600(SP311)、2000(SR311)は圧力が0.9kg/㎠
今SP311用R16エンジンをチューニングしています。クライアント様が持ち込まれたインマニがとても良い!のでちと紹介!こんな感じのマニです。上側!HEAD側!私今まで見たR16用のインマニでは一番良さげです!!これ、当時のオプションインマニなのか?リプロなのか?ちと判りませんが、クライアント様はローズオートさんで買ったと言っていました。これ今でも買えるなら、私のR16もこれ売って貰もらってそのまま使いたいくらいっす!!いいインマニっすね~~~。と言う事で、今回のリクエストは
整備要領書には、なるべく分解しない・・・と、書いてありますが、元があてにならない中古品なので、再確認は必須です。結局は、汚いので清掃して組み直しをすることになりました。組み込みにあたっては、2点の要点があります。①心出しを確実にすること。②アイドルアジャストナットの目印を、正面に合わせること。以上です。①は、ジェットニードルとノズルの干渉による異常摩耗と燃料計量の不備につながります。②は、目印のあるものに限りますが、調整時の原点位置がわかることで、正確な回
ちょいと、知恵の輪状態・・・かな~前回のサクションピストン等の組付け以前の作業です。というのも、バタフライ(スロットルバルブ)の組付けも繊細なところがあります。はめ込んでネジ留めすればそれでよいというものではなく、バタフライの全閉状態で、ボディとの隙間がないようにきれいに外周が接触している状態にしなければならないからです。そのための確認に、光源に向けて透かして見ることで隙間のない位置を探る必要があり、隙間があれば、その先の光源からの光が漏れて確認できるのです。こちらは
紆余曲折って・・・そうなんだよね~前回までに腰下の組みなおしを完了しました。そうすれば、シリンダーヘッドを載せるだけ!なんだけど、過去からのお土産がたくさん詰まった帰国子女のヘッドにはまだ問題は潜んでいました。シリンダーヘッドの再生のブログは随分とご無沙汰しておりましたが、この年月の間にも作業は進捗していました。時間も経ってしまったので、今回のテーマに組み入れてしまいます。なので、シリンダーヘッド再生のテーマは尻切れトンボみたいになってしまいますが、ダブルテーマでエントリ