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大気開放仕様なので車検は取れるんですが・・・ブローバイガスって自分も臭いし周りにも迷惑が掛かりますよね。でも、我が淑女はオリジナルの状態が大気開放の設計なので尚更なのです。後の年式からマイナーチェンジで、ロッカーカバーからエアクリーナーケースにホースが接続された還元式に変更となっています。今回は、オイルキャッチタンクを新たに設定しオリジナルよりも高機能な還元仕様になるようにしようと考えました。一般にオイルキャッチタンクと言えば、本来の目的は競技などのトラブル時にエンジンオイ
クラッチ周りを見極めていこう!・・・前回、クラッチカバーを指定とは違うものを取付けてみたので、それに合わせてベアリングとスリーブを取り寄せました。プレスで圧入し、比べてみると・・・高さは、殆ど一緒。抜き替えてベアリング交換だけで良かったかも(汗;;ベアリングは当たり面の半径の大きい左のものが、今回の調達品。右が通常品。クラッチカバーのダイヤフラムバネの内径が違います。上が今回の採用品、下が通常品です。この大きさで、ベアリングが決まってきます。
いよいよ大詰め・・・かな?やっとこさ、エンジンブロックにシリンダーヘッドを取付ける工程となりました。ですが、ジャンクな部品を再生しつつ組み立てていますので、ここでもひと悶着あったのです。組付けに必要な、ヘッドボルトもプッシュロッドも、すこぶる汚いので、錆取りとクリーニングをします。今回はモノタロウの錆取り液を使いました。何度も回収し使いまわしておりますので、既に汚いですね~(笑)適宜漬け置きして引き上げました。黒ずんだ状態です。これは表面についた汚れみ
部品番号が違えばトウゼンです!以前まだ純正のワイヤーハーネスが新品で購入出来たときに入手しました。と言っても人気車種の「SR311」用です。つまり、67年~用です。再販されるのはやはり人気のある方ですね。もちろんプレミア価格ではなく正価での購入です。「SP311」用、というより「65~66年」用が入手できれば全く問題なかったのですが、ないのですから他のもので代用するか、一から引き直すほかないのです。その配線は殆どが同じなのですが、若干の仕様違いがあるので、手直しすれば事足り
天は見放さなかった…キャブレターのオーバーホールをするにあたり最低限入手したいものはやはり「消耗品のキット」でしょう。SUキャブに至っては、ジェットニードルとノズルは必ず交換したいものです。しかし、随分前から日立製SUキャブの部品は入手困難で、調子の悪いキャブを直すことができずソレックスなどの換装をするケースも珍しくありません。もっとも淑女に関してはパワーアップを目的に換装する人の方が多いかもしれませんね。それでも、SUキャブの悪評はあるのですが、排ガスで車検が取れない等話は随分
ちょいと、知恵の輪状態・・・かな~前回のサクションピストン等の組付け以前の作業です。というのも、バタフライ(スロットルバルブ)の組付けも繊細なところがあります。はめ込んでネジ留めすればそれでよいというものではなく、バタフライの全閉状態で、ボディとの隙間がないようにきれいに外周が接触している状態にしなければならないからです。そのための確認に、光源に向けて透かして見ることで隙間のない位置を探る必要があり、隙間があれば、その先の光源からの光が漏れて確認できるのです。こちらは
ステムシールが悩ましい⁉紆余曲折、試行錯誤を繰り返していたシリンダーヘッドの組立も、漸くバルブの組付けまで漕ぎつけました。以前の記事「日産R型エンジンヘッドの考察」でも解説したのですが、シリンダーヘッドのバルブスプリング取り付け部の形状が2種類あり、ステムシールもそれぞれの方式で賄われていますが、前者は後者は「ステムシール」を採用しています。ところが、前者では確実なオイルシール機能ではないため、オイル下がりの懸念があります。今回再生しているヘッドは、初期のアルミヘッドなので
紆余曲折って・・・そうなんだよね~前回までに腰下の組みなおしを完了しました。そうすれば、シリンダーヘッドを載せるだけ!なんだけど、過去からのお土産がたくさん詰まった帰国子女のヘッドにはまだ問題は潜んでいました。シリンダーヘッドの再生のブログは随分とご無沙汰しておりましたが、この年月の間にも作業は進捗していました。時間も経ってしまったので、今回のテーマに組み入れてしまいます。なので、シリンダーヘッド再生のテーマは尻切れトンボみたいになってしまいますが、ダブルテーマでエントリ
適当精神である!まあ適当といっても、適度に当然にというアバウトな感覚なのであります。さて、タイミングギアカバーを取り付けることにしましょう。ところが、この部分のガスケットは製廃部品とのことで入手できませんでした。ただ、ガスケットですから「ガスケット紙」から切り出せば事足りるのです。純正品はコルク製ですが、用が足りればよいのです。カバーをあてがい縁取りをして切るだけです。あと、穴はポンチで打ち抜きます。出来上がったらブロックに取り付けます。カバーを取付
結構適当にやっています。久々の作業記事です。淑女の路上復帰に当たって、電装面での強化もしなければなりません。単純に点火の為だけではなく、ETCをはじめとした電装機器を増設しているので必要なことなのです。そこで、純正の30Aでは当然心もとないので、新たに入手した「FJ20」に採用された70AのICレギュレター式に換装します。大は小を兼ねるというわけです。軽自動車用の方が小さくて高機能なものはあり、そちらをコンバートする方は多く見受けられますが、フィン付が旧式な雰囲気をそ