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あの赤い飲み物を口にすると身体全体が緩んで、ふわふわと世界は回る。内側からくすくす笑いが沸き上がってなんとなく、楽しい。モーリス・ユトリロは幼い頃から、あのふわふわとした世界で生きて、それなしではいられなくなり、10代でアルコール依存症になっていた。その赤い飲み物は、幼い子どもを持て余した酒好きの祖母が、静かにさせておくために彼に与えたもの。ユトリロの画集は家にあって、実家の母が一時期ユトリロのような風景画を描きたいと挑戦していた時期があり、なんとなく画集を眺めて
2025年9月23日火曜日秋分の日SOMPO美術館で始まったばかり(9月20日~12月14日)のモーリス・ユトリロ展に行きました。エコール・ド・パリを代表する画家、モーリス・ユトリロ(1883~1955)は日本でも人気のある画家です。画家のシュザンヌ・ヴァラドンの子として生まれ、生涯アルコール依存症に苦しみつつ、パリのモンマルトルの風景を中心に描いた画家です。SOMPO美術館ではすでに過去三回展覧会を行ったと今回行く前に読んでおいた美術手帖の紹介記事にありま
新宿御苑へ行きました。朝は涼しかったのですが、日中は暑くなりました。日陰を求めて歩きました。新宿御苑はユリノキが日本で初めて植えられたところ。新宿御苑の種から全国へ広まりました。大きなユリノキがいくつもあり、花盛りだったのですが、なんと写真を撮っていませんでした。シナユリノキは撮りました。かなり似た植物です。ユリノキは花がオレンジ色っぽいですが、シナユリノキはちょっと緑っぽい感じが強いかも。それと、葉の先端の2つの頂点の間があまり窪んでいないみたいに感じることも。素人
12月4日(木)曇り寒波到来今日は冷たい日でした冬になりましたね〜日本海側、東北の大雪暖冬かと油断してましたこの辺りはそう雪が降ることもないのですが〜昨日、絵画鑑賞でお出かけしてきました。SOMPO美術館のモーリスユトリロと、上野の国立西洋美術館の印象派(オルセー美術館)の展覧会へ近頃の展覧会は写真🆗の作品が多数あったりいつから写真🆗になったのでしょうね画家さんに関しても大した知識はありませんが、バラの名前に覚えがあって、どんな絵だろうと興味がありました、、確認すると、
9月20日に開幕したSOMPO美術館で開催中のモーリス・ユトリロ展(12/14まで)。開幕からまだ日が浅い頃にいったのに、混雑していて、ユトリロ人気を実感しました。私の手元には頂き物ながら、様々な美術館から逸品を集めて大々的に行われた回顧展のカタログがあります。このカタログを何度も見返したりしてきたもので、なんとなくユトリロ作品は包括的に見た気になっていました。が、今回足を運んでみて、目からうろこ、認識が変わった点があります。それは、、、思っていたよりユトリロが長生きだったこと
先日、新宿西口にあるSOMPO美術館に行って、ユトリロの展覧会をみてきました。🔳展覧会看板モーリス・ユトリロ(1883−1955)は、20世紀の初頭から前半にかけてフランスのパリを中心として、主に風景画を描いた画家です。彼には、母の女流画家、シュザンヌ・ヴァランドン(1865ー1938)との複雑な親子関係がありました。そして幼少期からのアルコール中毒の治療の一つとして始めた絵画制作は、独学でありながら、初期から評価をされていたそうです。この展覧会は、彼の人生を幼少期