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目の前にあったのは、線路でも、風景でもなく――「時間の入口」。昼と夜の狭間。光と闇の境界。過去と未来を繋ぐ一本の線。その境界へ向かって、汽車はゆっくりと近づいていきました。灯りは、迷わないために揺れる小さな灯火。照らされたレールだけが、行き先を静かに示していました。トンネルは、空間としての通路であり、同時に時間を超える扉のようにも見えました。今を運び、過去を引き連れ、未来へ向かう。汽車は、人々の思いと。受け継がれてきた技術を次へ繋ぐために走り続けて
SLばんえつ物語の撮影記録、9月の撮影です。里の下りてきてから次に向かいます。最近お気に入りのアングル、この日は先客1名だけでしたのでご挨拶してこちらで撮影することにしました。いつものようにカーブを抜けてきて。おぉ、いい煙です!さらにローアングルで。これを待っていました♪さらにワイドで。やはりこのヘッドマーク、いいですね!撮影日:2025年9月磐越西線8226列車SLばんえつ物語C57180+12系x7両
旧電化区間で柿の木を見つけました。撮りにくい構図でしたが何とか貴婦人とコラボ。右奥には会津磐梯山が見えていました。2025年11月8日磐越西線SLばんえつ物語蒸機の思い出今日の1枚は、幌内線の三笠駅を発車したギースルエジェクタ装着機のD51328号機です。1973年の春休みに撮影しました。
12月7日、いよいよSLばんえつ物語の今年最後の運行日になってしまいました。煙のぼせは今日も北五泉の白鳥からスタートです。しかし今日は天気が不安定です。朝8時に現着しましたが誰も居なくて一番乗りです。白鳥さんは昨日より多いように思えます。すぐに同業者さんが続々とお見えになりますが、同業者さんは昨日より少ないかな。しばらくすると雨が。一時はかなり強くなりました。それでもSLばんえつ物語がやって来る少し前には止んでくれました。今日は昨日より線路に近い立ち位置です。サブ機は白鳥の動きに対応でき
力行前の徐行区間です。貴婦人は焚き込みながら目の前をゆっくりとした速度で通過していきました。2025年11月8日磐越西線SLばんえつ物語蒸機の思い出今日の1枚は、1975年3月に幌内線の三笠で撮影した29622号機です。給水塔の下は職員の休憩所になっていて、ここで温かいお茶をご馳走になったことを今でも忘れられません。
日程2日目。SLばんえつ物語最終運行日。前日の天気とは打って変わって悪天候の中撮影しました。鹿瀬-日出谷生憎の雨空に背後の山は雲に隠れてしまいました。集落の特徴的な赤い屋根をアクセントに、雪景色の中を行くSLばんえつ物語。山都-喜多方続いては会津盆地へ向けての最後のスパート地点。川吉地区を行く直線区間。申し分ない煙を巻き上げ峠道を駆け抜けて行きました。山都-荻野最後に山都駅先のS字区間。冬らしい蒸気噴き上げ今年最後の運行にふさわしい力強い走り。来年の運
今年も早いものでもう12月。先週はニュースを見ていると会津地方はドカ雪が降ったようで雪景色を期待し先週末の今年最後のSLばんえつ物語を狙いに磐西へと出撃しました。↑鹿瀬-日出谷こんなに雪が積もった風景でのSLばんえつ物語は初めてですね。ちょうど1か月前に訪れたときは紅葉シーズンでしたが一気に季節が進んだようです。土曜日はGWに来たときと同じルートで撮影しました。山都-喜多方11月初旬の空転トラブルにより補機が付いて運転しているとのことで、今回も補機が付いての運転となりました。S
12月に入ったばかりですが、SLばんえつ物語は早くもこの土日が今年のラストランとのこと。煙のぼせは2年ぶりにかの地を訪れることにしました。金曜日に前入り。何をしていたかは後日に譲ることにしてまずは初日12月6日の詳細編を往路と復路一気に紹介させていただきます。今回は是が非でも撮りたいターゲットがいくつかあります。まずは北五泉の白鳥です。今年の白鳥さんはえらく臆病のようでSLばんえつ物語がまだ遠くにもかかわらず飛びだってしまうとか。今日は少し落ち着いてほしいものです。しかしまだC57180の汽
【1】ばんえつ物語に乗車SLばんえつ物語号に乗ってきました。「ばんえつ物語」は、新潟県の新津駅と福島県の会津若松の間の磐越西線を走る観光列車です。蒸気機関車C57-180が、客車をけん引する人気列車です。私は4回目か5回目の乗車になると思います。【2】新津駅で指定券の購入実は、1区間だけ乗ろうか、見送るだけにしようか、迷っていました。次の予定、万代バスセンターのカレーを食べるミッションが、少しあわただしくなりますが、やはり乗ることにしました。今回は、新津から1駅だけの
明日の快速ありがとうELのために、新潟入りしたのですが、せっかくの3連休、前日入りして普段できないことをやろうと思いました。そんな中で、一度も乗ったことがなかったSLばんえつ物語のグリーン車が23日の復路で取れてしまいました。落葉による空転の防止のため、11月15日の運転から、往路会津若松行きの8226レに後補機としてDE10形が付くようになりました。短縮運転になり、転車台がない駅で折返すという時にDE10形を後補機に使用したことはありましたが、通常のSLばんえつ物語で後補機を使用し
ファーストアタック、風に味方された一枚橋の向こうから、汽車が迫る。その瞬間、風が味方してくれた。煙は、僕が構えたフレームの中で美しく広がり、景色は一気に、特別な瞬間へと変わっていった。あの感動は、時間が過ぎても色あせない。けれど今はーー木々が伸び、この場所からの同じ景色を見ることはもうできない。残っている記憶と、この写真。それでも充分なのかもしれない。この1枚には、あの日の風の冷たさも、汽笛の余韻も、そして心に響いた匂いまでもうつりこんでい