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この記事は、「TENETテネットネタバレ解説1」「TENETテネットネタバレ解説2」「TENETテネットネタバレ解説3」「TENETテネットネタバレ解説4」の続きです。ネタバレしています。ご注意ください。なんども書きますが、独自解釈です!公式なものとは違っている場合があります。ご了承ください。いよいよ中盤の山場、逆行カーチェイスです。ここは、本作における最大の難関。非常に分かりにくい部分だと思います。たぶん、クライマックスの戦場バトルより複雑です。
当ブログはオカルトと怖い話の内容なんですが、それとは別に管理人はたくさんのSF映画や小説を鑑賞しております。そこで、AIにSF短編小説を書かせ、その内容について少し論評してみたいと思います。1,時空の歪みをテーマにしたSFを書いてみてください。歪む螺旋の中で高浜博士は、異常な数値が次第に増えていくモニターを睨みつけていた。その数値は、彼女が人生を捧げた研究——時空間の安定性を計測するための数式によって導き出されたものだった。しかし、これほどまでの「ゆがみ」は、これまで理論
先輩……敬意を込めて、先輩とお慕い申し上げております。素朴なテイストのクラフト・アートを展開中の先輩のブログに、僕ぁ〜夢中です。よくも、吸血ゴケミドロ(1968年松竹映画)なんて、メガ超級のマイナーSF映画をミニチュアジオラマで再現して下さったものです。しかも、まぁ、良くぞ作品のツボを押さえてらっしゃる。先輩のスチルカメラマン的な被写体肉迫と、決めのアングルに魅了されます。怪獣映画、ミリタリー、鉄道、スポーツカー、アイドル(?)……対象も個人的趣味の枠内に平和に収まりきり、無理がない
TheThing(1982アメリカ)監督:ジョン・カーペンター脚本:ビル・ランカスター原作:ジョン・W・キャンベル「影が行く」製作:デイヴィッド・フォスター、ローレンス・ターマン、スチュアート・コーエン製作総指揮:ウィルバー・スターク音楽:エンニオ・モリコーネ撮影:ディーン・カンディ編集:トッド・ラムジー出演:カート・ラッセル、ウィルフォード・ブリムリー、ドナルド・モファット、キース・デイヴィッド<デジタルリマスター版>が劇場公開されている、「遊星からの物体X」
2023年5月12日より『劇場版サイコパスPROVIDENCE』が公開される。劇場版3部作『サイコパスSS3恩讐の彼方に』と『サイコパステレビシリーズ3期』の間の話だと聞くので、2020年5月に掲載した「テレビシリーズ第3期全8話」の「ネタバレの詳しいあらすじ』を再掲載する。第1話『ライラプスの召命』新東京国際空港で、巨大輸送ドローンが墜落する。監視官として刑事課一係に着任した灼と炯に、統括監視官の霜月は、事故の情報の収集を執行官に指示するように命じ、入国者の暴動があった際にはドミ
Possessor(2020イギリス、カナダ)監督/脚本:ブランドン・クローネンバーグ製作:フレイジャー・アッシュ、ニヴ・フィッチマン、ケヴィン・クリクスト、アンドリュー・スターク撮影:カリム・ハッセン編集:マシュー・ハンナム音楽:ジム・ウィリアムズ出演:アンドレア・ライズボロー、クリストファー・アボット、ジェニファー・ジェイソン・リー、ロッシフ・サザーランド、タペンス・ミドルトン、ショーン・ビーン①人間性の変質と、鮮血の猟奇性タシャ(アンドレア・ライズボロー)は遠隔殺人という
「TENETテネット」のネタバレ解説記事です。自己解釈なので、公式な解釈とは異なっている場合があります。最後まで完全にネタバレになります。ご了承ください。この記事は「TENETテネットネタバレ解説1」の続きです。バーバラの研究所港についたら車が待ってて、流れるような連携プレーで名もなき男は街の中の建物に導かれていきます。そこで待っていたのは、女性科学者のバーバラ(クレマンス・ポエジー)。名もなき男とバーバラの対面シーンでは、合言葉「テネット」と、指を組み合わせるサインがさり
HighLife(2018ドイツ・フランス・イギリス・ポーランド・アメリカ)監督/脚本:クレール・ドゥニ共同脚本:ジャン=ポール・ファルジョー製作:アンドリュー・ローレン、D・J・グーゲンハイム撮影:ヨリック・ル・ソー美術:フランソワ=ルノー・ラバルト編集:ギ・ルコルヌ音楽:スチュアート・A・ステイプルズ出演:ロバート・パティンソン、ジュリエット・ビノシュ、ミア・ゴス、アンドレ・ベンジャミン、ラース・アイディンガー、アガタ・ブゼク、クレア・トラン、ユアン・ミッチェル、グロリア
「ゴジラ(54)」以降、「空の大怪獣ラドン(56)」「地球防衛軍(57)」「宇宙大戦争)59)」「モスラ(61)」「妖星ゴラス(62)」「キングコング対ゴジラ(62」「マタンゴ(63)」」「三大怪獣地球最大の決戦(64)」「フランケンシュタイン対地底怪獣(65)」と毎年のように傑作特撮映画を連発していた本多猪四郎監督と円谷英二特撮監督のコンビ。個人的には、この「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」が東宝特撮映画の頂点だと思う。この作品以降は日本映画界の衰退と
「TENETテネット」、2回目観ると1回目とはまた全然違った面白さがありますね。意味がわかる!今なにやってるかがわかる!順行で意味不明だったことが、逆行でもう一度辿り直すところで種明かしされる爽快感。おお、これ「カメラを止めるな!」だったのか。それでも難しいけど。いろんなことがまだついていけてないけど。3回目はまた2回目とは違う面白さがあるはず。これ本当、何回でも繰り返し楽しめる別種の映画ですね…。…という楽しみ方自体も、見方を変えて同じ時間を繰り返す「テネット」的と言えるかもしれ
監督:ジョシュ・クーリー2024年主な登場人物/別名(声優/日本語吹替版声優)役柄オライオンパックス/オプティマスプライム(クリス・ヘムズワース/中村悠一)惑星サイバトロンの鉱山労働ロボット。D-16/メガトロン(ブライアン・タイリー・ヘンリー/木村昴)オライオンパックスの親友の鉱山労働ロボット。エリータ-1(スカーレット・ヨハンソン/吉岡里帆)オライオンパックスの上司で気が強い性格の女性鉱山労働ロボット。B-127/バンブルビー(キーガン=マイケル・キー/木村良平)地下深くに暮らす
監督:大林宣彦1983年原作:筒井康隆【和子の高校の関係者】芳山和子(原田知世)高校2年生。明朗活発な女の子でロマンチスト。弓道部に所属。深町一夫(高柳良一)和子のクラスメイト。物静かで落ち着いた性格。堀川吾朗(尾美としのり)和子のクラスメイト。現実的な考え方を持つ。神谷真理子(津田ゆかり)和子のクラスメイト。学級委員。福島利男(岸部一徳)和子の高校の国語教師。立花尚子(根岸季衣)和子のクラス担任。【和子の家族】芳山哲夫(内藤誠)和子の父親。芳山紀子(入江若葉)和子
1970年代の後半から邦画界を席巻した角川映画。大量のテレビCMと物量作戦で大ヒット作品を量産していたが、作品的には第1作の「犬神家の一族」はまあまあの評価だったが、1作ごとに作品の評価は低迷していった。その後、薬師丸ひろ子や原田知世の登場でアイドル映画や低予算の作品の制作にシフトしていき、遂に「蒲田行進曲」では映画賞を独占するほどの評価を得るようになった。この作品は角川映画の大作路線の集大成で、南極ロケや実物の潜水艦を使っての撮影、海外スターの大量動員が当時、話題にな
リバー、流れないでよ(2023日本)監督:山口淳太脚本/原案:上田誠製作:大槻貴宏撮影:川越一成編集:山口淳太音楽:滝本晃司主題歌:くるり「Smile」出演:藤谷理子、永野宗典、角田貴志、酒井善史、諏訪雅、石田剛太、中川晴樹、土佐和成、鳥越裕貴、早織、久保史緒里、本上まなみ、近藤芳正①絶対面白い映画!冬の京都、貴船にある老舗料理旅館「ふじや」。仲居のミコト(藤谷理子)が川辺でたたずんでいます。いつもの仕事をこなしていると、突然川辺に戻っている自分に気づくミコト。なぜか2分間
EverythingEverywhereAllatOnce(2022アメリカ)監督/脚本:ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート製作:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ、マイク・ラロッカ、ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート、ジョナサン・ワン撮影:ラーキン・サイプル編集:ポール・ロジャーズ音楽:サン・ラックス出演:ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェニー・スレイト、ハリー・シャム・ジュニア、ジェームズ・ホン、ジェイミー・リー・カーティス①現代
アンドリュー・パターソン監督によるアメリカのSF映画。出演はシャイアン・バートン、グレゴリー・ペイトン、ゲイル・クロナウアー。<あらすじ>録音機を買ったばかりのフェイは使い方を人気DJエベレットに教えてもらいながら帰宅した。電話交換手のフェイはそのまま仕事に出た。職場では何度が不審な電話があり、彼女は奇妙なノイズをキャッチする。それが何かわからず困っていると、円盤に襲撃されているという内容の電話が掛かってきた。奇妙な出来事に戸惑った彼女は友人らに電話を掛けるが、どこに繋げても途中で切れてし
【ネタバレあり】ハリウッド実写版劇場版GHOSTINTHESHELL/攻殻機動隊の感想日本のマンガ、アニメのハリウッド映画化は全く期待できないんですが、これも期待を裏切らない駄作ぶりでした。ストーリーも全然違うので、当然テーマ的なものも全く異なる。最後の締めのモノローグだけで全く異なる作品だと観てない人にも分かってもらえると思う。「私の心は人間。体は人工組織。私は第一号だけど、仲間は増える。人は記憶に自分の証を求めるけど、何をするかが人を決める。私の中で生き残ったゴ
今回は、「ザ・プレデター」を観て参りました(^_^)↓作品詳細はこちら↓https://eiga.com/amp/movie/88482/うん、面白い!というわけで、粗筋です。1987年の1作目公開以来、世界中に多くのファンを生み出した「プレデター」シリーズの正統続編として製作されたSFアクション。驚異的な格闘センスや戦闘能力、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせる戦闘種族プレデターと人類の戦いを描く。元特殊部隊員の傭兵クイン・マッケナは、メキシコのジャングルに墜落した宇宙船と、そ
第23弾はジョン・カーペンター監督の「ゼイリブ」です。私の大好きな監督の1人で、その作品の中でも特にお気に入りなのがこの「ゼイリブ」です。この作品、現在を風刺した作品として監督が批難を受けたこともあるいわくつきの作品でもあるようですが、今日カルト化して絶大な人気を誇る作品でもあります。まるでパンデミックの現世の本質をそのまま映画にしたような作品で、平和ボケしている世の中の裏の現実に監督も気がついていたのでしょう!笑文明を破壊するほどの資産を持った者がすることは彼らの理想でもあり、天命だと
触手があれやこれや…。触手に依存してメロメロなお嬢ちゃん。姑はうるさいし、旦那は勝手気ままやし…と内心怒れる妻。妻の弟の看護師くんは、ゲイで…。そんな人間関係を散りばめた、ホ…ホラー?エロ?起伏は?起伏って言葉しっとるけ?そういう作品。触手[DVD]2,989円Amazon===登場人物===●アレハンドラ…勝手気ままな夫と姑がキライなワーママ●ヴェロニカ…触手にズッポリ嵌った娘さん●アンヘル…アレハンドラの夫、実家金持ち、我儘自己中●ファビア
「TENETテネット」のネタバレ解説記事です。自己解釈なので、公式な解釈とは異なっている場合があります。最後まで完全にネタバレになります。ご了承ください。この記事は「TENETテネットネタバレ解説1」ならびに「TENETテネットネタバレ解説2」、「TENETテネットネタバレ解説3」の続きです。プリヤとの会話名もなき男はムンバイに戻り、プリヤと話します。プリヤは、オスロに現れた黒服の男が「同一人物」だったと言い、「回転ドア」について説明します。それはまだ発明されていな
恋する寄生虫(2021日本)監督:柿本ケンサク脚本:山室有紀子原案:三秋縋製作:岩上貴則、橋口一成、東島真一郎撮影:KatebHabib編集:本田吉孝出演:林遣都、小松菜奈、井浦新、石橋凌①「分からなかった」です!うーん…なんかね。「分からない」と思いました。何というか、別にストーリーが分かりにくいというわけではないのだけど。何でそうなるのかが、分からない。何のためにそうなるのかが、分からない。総じて言うと、このストーリーを通して、何を言いたいのかが分からなかった
これ以上、人類の自殺行為を見ていられない。密輸船の乗組員が宇宙船へやってきた。彼らが運んできた荷物とは?エイリアンと人間のハーフとして創り出されたリプリー8号。彼女は人類にとって敵か味方か。リプリーとコールの女子バトルのゆくえは?エイリアン4ジャン・ピエール・ジュネ監督1997年シガニー・ウィーバーウィノナ・ライダーウィノナ・ライダーの澄んだ真っ直ぐな瞳が素敵。彼女が演じるコールの役割が判ると物語に深みが増してドラマティックになります(^-^)
映画『ミッキー17』2025.3.28日本公開映画『ミッキー17』2025年3月28日(金)劇場公開。『パラサイト半地下の家族』ポン・ジュノ監督×『THEBATMAN-ザ・バットマン』ロバート・パティンソン!半地下を超えた《どん底》からの怒涛の反撃サスペンス・エンターテイメント!wwws.warnerbros.co.jp●関連記事ポン・ジュノ監督の新作『ミッキー17』1位発進も製作費回収は厳しいかポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』監督コメント
■あらすじ●ジェマ…彼氏と新居に住みたい●トム…ジェマの彼氏●マーティン…不動産屋●子供…送り付けられた「それ」小学校教師のジェマは恋人のトムと一緒に不動産屋へ。そこでにこやかで社交的で押しの強いマーティンに、「ええ物件があるんですわ」と案内されてしまう。同じような家がズラーーーーーーっと立ち並ぶ、『ヨンダー』。ここで一軒の家を内覧してたらマーティン消えよった。待ってても現れず。業を煮やした二人が「帰ろ、帰ろ」言うて出て行
★★★★★★★★☆☆1985年116min.ネタバレバレてるんでしょうね、きっと。敬称略監督トビー・フーパー製作メナヘム・ゴーラン、ヨーラム・グローバス脚本ダン・オバノン、ドン・ジャコビー音楽ヘンリー・マンシーニ、マイケル・ケイメントム・カールセン大佐:スティーヴ・レイルズバックコリン・ケイン大佐:ピーター・ファースハンス・ファラーダ:フランク・フィンレーブコフスキー所長:マイケル・ゴザードパーシー・ヘーゼルタイン卿:オーブリー・
1978年にジョージ・ルーカスの壮大なスペースオペラ「スター・ウォーズ」と、スティーヴン・スピルバーグの善良な宇宙人のシリアスなファンタジー「未知との遭遇」が公開されて、特撮技術の急激な進化とともにSF映画は新たな時代に突入する。どちらの作品も老若男女万人に受けて大ヒットした。翌1979年、SF映画として封切られた本作を当時、高校生だった自分は友人たちと期待に胸を膨らませて見に行った。今では“エイリアン”という言葉は普通に使われているが、当時は言葉の意味がわからず“「エイ
「TENETテネット」のネタバレ解説記事です。自己解釈なので、公式な解釈とは異なっている場合があります。最後まで完全にネタバレになります。ご了承ください。この記事は「TENETテネットネタバレ解説1」ならびに「TENETテネットネタバレ解説2」の続きです。プリヤとは何者か警備の厳しいサンジェイ・シンの邸宅ビルに、名もなき男とニールは「バンジー飛び」で侵入します。この侵入方法も斬新でスピーディ、面白いシーンです。ものすごい見つかりやすそうですが。絵的に面白いので、そんなの気
日本沈没2020劇場編集版シズマヌキボウ(2020日本)監督:湯浅政明原作:小松左京脚本:吉高寿男キャラクターデザイン:和田直也音楽:牛尾憲輔主題歌:大貫妙子、坂本龍一出演:上田麗奈、村中知、佐々木優子、てらそままさき、吉野裕行、森なな子、小野賢章、佐々木梅治①賛も否もある感想湯浅政明監督による、Netflixで全10話で配信されたアニメ作品の劇場用編集版。短期間限定で、なぜか特別料金で公開です。なぜ特別料金?というのはやや不可解。Netflix版は未見です。
Brazil(1985イギリス)監督:テリー・ギリアム脚本:テリー・ギリアム、チャールズ・マッケオン、トム・ストッパード製作:アーノン・ミルチャン撮影:ロジャー・プラット編集:ジュリアン・ドイル音楽:マイケル・ケイメン出演:ジョナサン・プライス、ロバート・デ・ニーロ、マイケル・ペイリン、キム・グライスト、キャサリン・ヘルモンド、ボブ・ホスキンス、イアン・ホルム①記憶に刻印される映画!テリー・ギリアムの名前を我々の脳裏に刻み込んだ、記念碑的カルト作。午前十時の映画祭にて。