ブログ記事233件
久しぶりの更新です。出張中もブログをアップしたのは一回だけ・・・サボっていたわけではありません(苦笑)。コロナ前は深夜でも寝ずにブログを書いていましたが、体調管理を優先させるために少しやり方を変えました。具体的にはブログを書けない分インスタライブでリアルな情報を動画配信する手法を1月の出張から始め、今回もPITTIUOMOではSTILELATINOとBELVEST、ミラノではTAGLIATOREとLARDINI、DRUMOHRのショールームでライブを配信しました。
以前このブログでも少し触れましたが、1月と6月のPITTIUOMOの会場を見てもドレスのカジュアル化が進んでいるように感じました。日本と違いネイビーやブラックの化繊系セットアップスーツを着ている人はそれほどいませんが、テーラードジャケットやスーツにTシャツやスニーカーを合わせてドレスダウンするようなスタイリングはかなり見られました。特にスニーカーを合わせるコーディネートは本当に多かったです。自分が撮ってきたスナップは自分なりに理解できるスタイリング
紺ブレ。もしかしたら今は死語になっているでしょうか・・・紺ブレとは金ボタンのネイビーのブレザーのこと。我々世代は、80年代後半から90年代前半に空前のブレザーブームを経験しているので、とても馴染みのあるアイテムです。当時ビームスでもフランスのOLDENGLANDのブレザーやBEAMSFのオリジナルのブレザーが大ヒット。いくら追加オーダーをしても追いつかないくらい大ヒットしたアイテムでした。因みに、所謂ブランドモノではRALPHLAURENのブレザーが特に人気で、当
すっかりPITTIUOMOの風物詩?となった感のある、メイン会場前の”スナップを撮られたい人たち”の人だかり。今年の1月のPITTIUOMOは数年ぶりの大寒波で、さすがに例年に比べると少なかった印象ですが、それでも陽がさして少しでも暖かくなれば、どこからともなく人が集まり大混雑になります。通り抜けるのが困難なくらいの大混雑。寒波といえば・・・・一年中素足履きを通していたバイヤーのTも1月のイタリア出張では寒波に勝
6月の出張ではドレスアップした人だけでなく、ドレスダウンからカジュアルスタイルの人まで、様々なスタイルの人のスナップを撮ってきました。ドレスダウンと言っても、クラシックなジャケットやスーツを着崩したスタイルと言うことではなく、昨今日本でも多く見られるセットアップスーツも含めた様々なジャケットやスーツの着こなしです。今回は先回のドレス編に続き、ドレスダウンした人のスナップを紹介します。自分が気に入ったコーディネートということではなく、客観的に見た今のドレススタイルの様々な
PITTIスナップ、ドレス編、ドレスダウン編に続き、今回はカジュアル編です。私がカジュアルを語るのもどうかと思ったのですが、現状のPITTIで見かけるカジュアルスタイルにも色々思うことがあり・・・コーディネートの評論のようになっている部分もありますが、客観的に見た今のPITTIのカジュアルスタイルについて書きました。今や良くも悪くもなんでも有り状態のカジュアルスタイルなので、難しく考えず見ていただければと思います。サファリ風ジャケットに白Tシャツ、ベージュ
久しぶりに日本製のデニムを購入しました。今回選んだのがヨーロッパのセレクトショップでも多く展開されているRESOLUTE(リゾルト)BEAMSでも数年前に展開していて、BEAMSFのスタッフがはいていることもあり、数あるドメスティックデニムブランドの中から今回はリゾルトを選びました。モデルは710というリーバイス501の66モデルをモチーフにしています。リゾルトのカタログには細身のストレートと書かれていますが、ここ数年はいて
先週末にヨーロッパ出張から帰りました。今回はフィレンツェ、ミラノ、ロンドンの3都市を12日間で回りました。正月の北陸の地震で帰省先の新潟市も震度5強の揺れ。幸い被害はなかったのですが、新幹線が止まり東京へ戻れない可能性もありました。なんとか一日半で復旧し東京へ戻り、一日だけ出社し出張の準備をして8日の朝の便でフィレンツェに向かいました。今回のフライトはパリで6時間待ちの乗り継ぎでしたが、さらに2時間遅れてホテルに着いたのは翌日の深夜1時近く。フィレ
真夏に向けて、休日に気楽にできる時計を探していました。気楽にできる時計と言えばSWATCHあたりになるのですが、あまりピンとくるモデルもなく、自社で何かないかなとBEAMSのオンラインショップで時計を検索してみると、メンズだけで300点近いバリエーションがあり、すべてをチェックするのがなかなか大変。自分が言うのもおかしいですが、洋服屋で扱う時計のバリエーションをはるかに超えています。BEAMSで展開している時計を全部集めたら時計のセレクトショップができそうです。
例年は6月にPITTIUOMOが行われますが、今年はコロナ禍でPITTI史上初の開催中止。ファッション業界の人たちはPITTIに向けて気合を入れてコーディネートの準備をする人たちが多いので、そういった人たちにとっては物足りない夏になっているのではないかと思います。この10年くらいはスナップが流行り過ぎたこともあり、リアリティーのないスタイルの人たちが増え過ぎたので、少しクールダウンするいい機会なのかなと個人的には思っています。そんなこともあり、今回はここ3年く
1月末から2月末までは国内の展示会のシーズンなので、このところ毎日展示会周りで忙しくしています。さらに店舗のイベントや動画の収録や取材などもあり、バタバタしていて自分のSNSは後回し・・・なので、ブログも書く時間がなく、ちょっと間が空いてしまいましたが、今回も1月のヨーロッパ出張レポートです。前回に続きカラー編です。<GREEN>グリーンは明るめのトーンがメインになっていました。ダークグリーンも英国的な深みのある
火曜日からPITTIUOMOが始まりました。毎日夕食を終えてホテルに帰るのが遅く、二日目が終わった今やっとブログを書いています。春夏という事もあり、前回の1月に比べてもドレス系のサプライヤーの出展が少なく、カジュアルなアイテムばかりが目に付き、なんとなく物足りなさを感じると言うのが正直なところです。そんな中でも気になった傾向やアイテムをお伝えします。前回の1月のPITTIでも綺麗なカラーパンツを打ち出していたBERWICH。今回も引き続きカラーパン
このところ急に暖かくなってきてきました。いきなり気温20度って、何を着ていいか困りますよね。この時期は厚手のニットを薄手にしたり、ジャケットも軽いものにしたり、オーバーコートをコットンのコートに変えたりと、色々工夫をしながら春に向かうという感じです。秋冬モノであっても、春っぽい色づかいをするというのも大事ですね。なんとなく春めいてきましたが、今回も1月のヨーロッパ出張のレポートです。今回はアイテム&トピックス編です。<OVERCOAT>カジュアル傾向なのでショ
昨年の春に知人から紹介されたアウターブランド。ミラノのセレクトショップのBRIAN&BARRY(ブライアン&バリー)で数年前から展開されていたので、ブランド自体は知っていたのですが、コレクションを見たのは初めて。展示会を見てささったモデルがあったので自腹買いして秋口から着ていました。いわゆるファティーグシャツとかファティーグジャケットと言われる類のものですが、デザインのベースはアメリカの陸軍士官学校で支給されるミリタリーシャツ(アカデミーシャ
暫く着ていないのですが断舎利しない服が結構あります。それでも5年くらい経つとさすがに古く感じてしまい、処分するものが多くなるのですが、ずっと持ち続けているものもあります。最近はクラシックな傾向が戻ってきているので、一巡して10年以上前に着ていた服をまたクローゼットから引っ張り出して着ることが多いです。今回はそんな10年以上前に買って今また新鮮に感じている服をご紹介します。10年以上前に購入したBOGLIOLI