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第2009回定期公演Bプログラム1日目を、サントリーホールにて。指揮:クリストフ・エッシェンバッハチェロ:キアン・ソルターニシューマン/歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲シューマン/チェロ協奏曲イ短調作品129(アンコール)キアン・ソルターニ:ペルシアの火の踊りシューマン/交響曲第2番ハ長調作品61先日素晴らしいブルックナー7番を聴かせた84歳のマエストロ、クリストフ・エッシェンバッハ。今回は彼が得意とするシューマンである。今回もまた、円熟の巨匠が素晴ら
今日は雨の中、N響サントリー定期に行きました。チケットは完売のはずなのですが、空席が目立つのは、雨×シューマン×エッシェンバッハだからでしょうか。シューマンは扱いに難しい作曲家で、かつてティーレマン指揮のシューマン・チクルスの来日公演も残席が多かったです。やはり、オール・シューマンはオケのコンサートでは厳しく、ショーマンは前半レベルで良いのかもしれません。エッシェンバッハの指揮は数えきれないくらい聴いてますが、深い印象に残る公演がほとんどありません。レヴァインの代役でMET来日公演「ワルキューレ
夜ご飯、フライドチキンを作ったんだけど食べ過ぎました。…Dの足がMAXにパンパンで。今日の血液検査の結果でようやく抗生剤が出たんたんだけど、何でこの間出してくれなかったんだろう~。痛み止めだけでは全然腫れが引かない「出来るだけ歩かないように」と言われたらしいけど無理じゃん慎重な先生だと存じ上げてるけど。抗生剤が効いて少しでも楽になりますように~本当に健康第一だね…!#稲本響/「どうする家康」メインテーマ~暁の空~(2023)🔗https://t.co/2a1p18UeEG指
東京春祭が終わって、本当に聴きたい公演だけ聴くのは幸せなことだと改めて思いました。オケの定期会員は有難い仕組みですけど、本当に聴きたい公演は半分あれば良い方。通路側とか条件の良い席に拘るなら会員一択ですが、周囲の客に恵まれなかったら最悪。コンサートの回数を減らす意味でも、オケの定期会員を減らすのが得策かと。ということで、オケの定期会員を思い切って減らすことにしました。先ずは、9月始まりの日フィルから。現在金&土両日会員ですが、来シーズンはどちらも退会しました。
一昨日、NHK大阪ホールに聴きに行ったNHK交響楽団大阪公演のことを書きます。指揮はトゥガン・ソヒエフ。プログラムは前半がソリストを同楽団ゲストコンマスの郷古廉さんと首席ヴィオラ奏者の村上淳一郎さんが務めたモーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」、メインプロがベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」でした。こちらのほうでは、なかなかN響を聴く機会が少なく、一昨年8月の秋山和慶さん指揮での京都特別公演(★)以来。また、NHK大阪ホールに来るのは、2019年1月の大阪公演(
日本を代表する指揮者・山田和樹さんが来シーズン(25年6月)にベルリン・フィルにデビューすることが決まり、さらにHimariさんがメータ指揮の公演にデビューするようですので、他の公演の概要も含めて、メモ書きしていきます。詳細の曲目は4/23に発表されます。ProgrammkalenderEntdeckenSiedasProgrammderBerlinerPhilharmoniker,sowieGastveranstaltungeninderPhilharmonieBer
今日は「秋の海外オーケストラ来日シリーズ」の3日目で、マケラ指揮・オスロフィルのシベリウス・プログラムです。当ブログではご存知の方も多いと思いますが、従前から天才指揮者と評されているマケラを疑問視しており、日本のガラパゴス音楽評論家が絶賛した昨年の都響、ベルリンの各紙が酷評した今年5月のベルリン・フィルに続いて、3度目の正直の覚悟で今日のコンサートに行くことにしました(5月のベルリンでのコンサートではベルリンの現地紙では評価されてませんし、ベルリン・フィルの一部団員からもマケラについては否定的
今日の夜はサントリーで、エッシェンバッハN響。オール・シュマで、《ゲノヴェーヴァ》序曲、Vc協(w/ソルターニ)、交2。どれも演奏機会が少ない曲ばかり。エッシェンバッハN響を聴くのは、2022年5月のマラ5以来。その前は2020年1月にマラ2《復活》。彼の根暗な音楽はシュマに合いそう。《ゲノヴェーヴァ》序曲はレア。ジークフリート伯爵の新妻ゲノヴェーヴァ(ゲノフェーファ)。ゲノヴェーヴァに横恋慕した執事ゴーロが言い寄るも拒絶される。ゴーロに
今日は2ヶ月ぶりのN響定期で、NHKホールでした。代々木公園のイベント広場は「アースデイ」で混んでましたが、5月のN響Aプロの時は「タイ・フェスティバル」で大混雑が予想されるので、↓のように、原宿方面からの来場の場合の臨時の迂回ルートと北側ゲートの案内がありました。こんな特別措置があるのは知りませんでしたが、相当混みそうですね。該当する方は是非、お気をつけください。今日のコンマスは、昨シーズンまでヤノフスキが首席だったドレスデン・フィルの第1コンマスのヘントリヒで、ヤノフスキとの関係が良好だっ
今日のフルシャ指揮ウィーン・フィルの公演(楽友協会主催)は、2022/2023シーズンのウィーン・フィル公演で最も期待していたコンサートです。フルシャは明日と明後日は同じプログラムで定期演奏会を行い、その後、欧州ツアーになります。今年の夏にもフルシャとウィーンフィルはザルツブルグ音楽祭の後に欧州ツアーに出るので、この両者の関係はとても良さそうです。また、今シーズンの10のプログラムのうち、2つはフルシャ指揮によるものです。ソリストは、マツーエフの演奏が聴けないご時世で、プロコフィエフの3番を聴く
今日のソヒエフ・N響はとにかく凄かったです!本題の前に、昨日、元ウィーン・フィルのキュッヒルさんに都内の某ホテルで偶然お会いしたので「今年の春祭のトリスタンに出ますか?」と聞いたら、「今年は乗らない」とのことでした。これは残念な話ですが、トリスタンは大作ですし、指揮者のヤノフスキさんは難しい方ですので、コンマスの仕事は一筋縄ではいかないと思うのですが、誰がコンマスやるのでしょうか。関係者からの噂話によると、今年のN響コンマスは日本人ゲストコンマスが多いようです。今日は昨日の悪天候から一転して、
NHK交響楽団演奏会大阪公演日時:2024年1月27日(土)16:00会場:NHK大阪ホール指揮:トゥガン・ソヒエフ出演:ヴァイオリン郷古廉(N響ゲスト・コンサートマスター)ヴィオラ村上淳一郎(N響首席ヴィオラ奏者)管弦楽NHK交響楽団プログラム:♪モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲♪ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」アンコールN響ゲスト・コンサートマスターでもある郷古廉さんとN響首席ヴィオラ奏者の村上淳一郎さんふたりのソ
コロナが5類になってはじめての花見シーズンのためか、昨日の上野周辺が花見客で大変混んでいて、さらに文化会館の1階のトイレが花見客で大行列で混乱気味でした。そのため、今日の「ワーグナー・指環・ガラ・コンサート」に行くのをやめて、家内のパソコンを借りてネット配信で見ることにしました。この公演は今回の春祭の中でもかなり人気の公演で完売に近かったそうです。しかし、春祭の「20周年記念」と書いている割には、曲数も少なく、歌手も地味だと思っておりました。指環の各幕のフィナーレ部分を4曲セレクトされていますが
一昨日と昨日のソヒエフ・N響は超名演で、2日連続行って良かったです。当ブログの読者の方から「N響定期でどの公演がおすすめですか?」と言うご質問を個別に頂きましたので、勝手ながら、筆者の来シーズンのN響定期のおすすめ公演を書きたいと思います。カテゴリーとして、Sは「2日連続行く価値あり」、Aは「絶対行くべき公演」、Bは「行ったほうが良い」、C「行く価値なし」と個人的に分けておりまして、BとCは列挙すると多すぎるので、SとAのみ書きます。*下記に示す公演は、スケジュールの都合上、必ずしも筆者が全部
NHK交響楽団第2008回定期公演Cプログラム2日目を、NHKホールにて。指揮:クリストフ・エッシェンバッハブルックナー/交響曲第7番ホ長調現在84歳になるドイツの巨匠、クリストフ・エッシェンバッハのブルックナー7番。正直言うと全然期待していなかったのだけれど、これは記憶に残る名演奏である!私はN響定期ABC全ての会員であるが、ごくたまにこういう演奏に当たるから会員をやめられないのだ。正直、年に1回あるかないか。意外なことに、自分がエッシェンバッハのブルックナーの実演を
第2000回定期公演Aプログラム1日目を、NHKホールにて。マーラー/交響曲第8番変ホ長調「一千人の交響曲」(ファン投票選出曲)指揮:ファビオ・ルイージソプラノ:ジャクリン・ワーグナーソプラノ:ヴァレンティーナ・ファルカシュソプラノ:三宅理恵アルト:オレシア・ペトロヴァアルト:カトリオーナ・モリソンテノール:ミヒャエル・シャーデバリトン:ルーク・ストリフバス:ダーヴィッド・シュテフェンス合唱:新国立劇場合唱団児童合唱
東京の花粉飛散は例年より酷いので、薬を2倍以上にしていますが、今日から沖縄におりまして、こちらでは薬は要りません。先程、N響のコンマス体制が発表されまして、現在のゲスト・コンマスの郷古さんが第1コンマスに、川崎さんがゲスト・コンマスで、昨年からの流れ通りの結果です。今年2月の定期演奏会のコンマスは全て郷古さんだったことを当ブログでは異例であると指摘していましたが↓、この時点で第1コンマスは決まっていたのでしょう。『2/3井上指揮NHK交響楽団』世間では「二八(ニッパチ)」と言われる時期で
世間では「二八(ニッパチ)」と言われる時期で、六本木や赤坂などの夜の街は先週くらいから人が減ってますが、今月のクラシックのコンサートは明日のフローレスとイェンデをはじめ、N響と都響の定期などかなり充実しています。しかも、2月のN響定期のA,B,Cプロのコンマスはすべて郷古さんで、Cプロは「英雄の生涯」のソロもありますから、大忙しです。堀さん時代はひと月に全てのプログラムをコンマスとして出られていた記憶はありますが、ゲスト・コンマスの郷古さんが今月すべてのコンマスを務めるのは異例です。さらに、
今日、娘が真剣な眼差しで食い入るように観ていた日本の番組🇯🇵それがこちら💁🏻♀️NHKの【クラシック音楽館〜次世代の挑戦者たち〜】でした。「次世代の挑戦者たち」-クラシック音楽館いま注目の次代の演奏家、バイオリンのHIMARIとピアノの亀井聖矢がNHK交響楽団と協奏曲を共演。躍動する熱演をたっぷりと。後半はチェロアンサンブルXTCの演奏【曲目】1.バイオリン協奏曲ホ短調(メンデルスゾーン)2.ピアノ協奏曲第3番ニ短調(ラフマニノフ)【演奏】1.HIMARI(バイオリン)2.亀井聖矢(
今日は大野和士指揮・東京都交響楽団(ソリスト:藤田真央)に行きました。都響の企画センスは、日本のオケでは1番優れていると思っており、今日の曲目や人気のソリストを組み合わせたおかげで、満席近い人の入りでした。特に人気絶頂の藤田真央によるブラームスが目玉ですが、個人的にはドヴォルザークの7番も好みでもあります。今日から2ヶ月の間に20公演以上のコンサートに行く予定ですが、曲目被りがあり、ソリストとオーケストラの対決が楽しめる期間です。《ソリスト》編ですと、・ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(10
今日はN響の第2000回記念の定期演奏会で、「一千人の交響曲」を聴きにNHKホールへ行きました。この時期のNHKホールの周りはイルミネーション、代々木体育館のコンサートなどで、タクシーでホールにアクセスするのが大変でした。一千人の交響曲はマーラーが「宇宙が震え鳴り響くように」「もはや人間の声ではなく、惑星や太陽のそれなのです」と異次元の作品であることを表現しましたが、定期演奏会の第2000回に相応しい、交響曲としては最大規模の圧巻の編成です。オーケストラメンバーだけでも120名で、今週月曜日から
2023年のニューイヤーコンサートでの新年のスピーチ新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。2024年も素晴らしいコンサート・オペラ公演に恵まれてますので、とても楽しみです。2023年に国内外で鑑賞したコンサート・オペラ公演のベスト10は、以下の通りになりました。昨日もブログで書きましたが、東京が国際音楽都市にあって欲しいと思っているため、世界中で鑑賞した公演全てが対象となってます。上位8位までは最高評価の五つ星の中からで、どれも最高の公演だったので、ランキング化
今日は久しぶりのN響Bプロに行きました。10月から12月は海外オケの来日公演が多かったですし、Bプロはイマイチな選曲が続いていたので、スキップしていました。今日のソヒエフによるモーツァルトとベートーヴェンの古典派音楽はあまり期待していませんでしたが、とても良い意味で裏切られました。昨年から不調だったBプロは今日のコンサートで完全に復活しました。ソヒエフはロシアやフランス音楽を得意とし、マーラー2番あたりは良かったのですが、その他のレパートリーが少ない、またはパッとしないイメージがあります。昨年1
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の7日目で遥々、横浜みなとみらいホールまで来ました(今日チケットを追加して、このシリーズは15から16回まである予定です)。みなとみらいホールには2016年1月のソヒエフ指揮・N響(白鳥の湖)と2019年1月のソヒエフ指揮・N響(シェエラザード)以来で、要するにソヒエフの追っかけで今日は横浜に来たわけです。当初、今回のウィーン・フィル来日公演はウェルザー=メストでしたが、癌治療のため、ソヒエフにまさかの交代となりましたが、サン=サーンスのコンチェルト
東京春祭ワーグナー・シリーズvol.15《トリスタンとイゾルデ》(演奏会形式/字幕付)を、東京文化会館大ホールにて(30日)。指揮:マレク・ヤノフスキトリスタン(テノール):スチュアート・スケルトンマルケ王(バス):フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒイゾルデ(ソプラノ):ビルギッテ・クリステンセンクルヴェナール(バリトン):マルクス・アイヒェメロート(バリトン):甲斐栄次郎ブランゲーネ(メゾ・ソプラノ):ルクサンドラ・ドノーセ牧童(テノール):大槻孝志舵取り(バリトン):高橋洋介
これは、一昨日ですね文化の日のこどもうたまつり!今回はワンワンとサボさんあれ?今回は仲良いかな?笑そして今回はNHK交響楽団のピックアップ・メンバーの皆さんが大集合!!ものすごい楽器の数!全部の伴奏これなのかな?だとしたら凄すぎるよ!!今回のセトリ:出演者伴奏「NHK交響楽団ピックアップメンバー」こどもうたまつりだわっしょい🏮フニクリ・フニクラ出演:NHK交響楽団ピックアップメンバーかぜさんふわり🍃出演:ワンワンはるちゃん(ワンワンワンダーランド)こどもうたまつりセ
今日は東文で、春祭《トリイゾ》(演奏会形式)を聴きました。トリスタン役はスケルトン、イゾルデ役はクリステンセン。ブランゲーネ役はドノーセ、マルケ王役はゼーリヒ、クルヴェナル役はアイヒェ、メロート役は甲斐さん。オケはヤノフスキN響、コンマスはMET管のボウマン。最高に楽しかった!今年のベストコンサート候補。冒頭の金山さんの若い水夫の声はイマイチ。第1幕第1場のクリステンセンとドノーセは譜面を置いて歌います。歌は普通で演技も無し。これなら新国の
今日から個人的には「秋の海外オーケストラ来日シリーズ」の始まりで、これから1ヶ月半の間で合計15公演の海外オケを東京で鑑賞する予定です(イスラエル・フィルが来日できると良いですが、かなり厳しそうです)。昨日の東響定期とは異なり、どの公演も有名曲ばかり取り上げていて、例外はベルリン・フィルのレーガーとベルクくらいでしょうか。その初日がパーヴォ指揮・トーンハレ管で、スタートに相応しく、先週までの韓国ツアーではスタンディング・オベーションだったそうで、かなり期待できます。1曲目のベートーヴェンから「
東京・春・音楽祭The20thAnniversaryワーグナー『ニーベルングの指環』ガラ・コンサートを、東京文化会館大ホールにて。舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』より序夜《ラインの黄金》より第4場「城へと歩む橋は……」〜フィナーレヴォータン:マルクス・アイヒェ(バリトン)フロー:岸浪愛学(テノール)ローゲ:ヴィンセント・ヴォルフシュタイナー(テノール)フリッカ:杉山由紀(メゾ・ソプラノ)ヴォークリンデ:冨平安希子(ソプラノ)ヴェルグンデ:秋
今日は本当はソヒエフ指揮のN響に行きたかったのですが、筆者のツレが清塚さんのコンサートに行きたいと言うので、サントリーホールへ行きました。清塚さんはEテレ「クラシックTV」での軽快なトークと演奏で、毎回観ております。しかも、勉強になるようになっていて、良くできている番組です。清塚さんは桐朋高校を出た後、モスクワ音楽院に留学しますが、筆者の1番好きな天才ピアニストのマツーエフが同じクラスで、清塚さんの弾いたピアノをマツーエフらから笑われたことで、世捨て人のようになり、学校(大学)を卒業しないまま、