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マティアス・バーメルト指揮、NHK交響楽団のブルックナー《交響曲第5番》を聴いた。これほどまでに神聖で、純粋で、しかも壮大なブルックナーに出会えるとは思わなかった。札幌交響楽団との共演でも名演を重ねてきたバーメルトだが、現在のN響の充実ぶりと、その音楽観が見事に結びついた、まさに歴史的な一夜であった。全楽章を通じて、金管の荘厳な輝き、弦の高貴な響き、各声部の緻密な構築が際立った。とりわけ終楽章の二重フーガから壮大なコーダへ至る過程は圧巻だった。そして演奏終了後、バーメルトがタクトを止
NHK交響楽団第2072回定期公演Aプログラム1日目(NHKホール)指揮:マティアス・バーメルトブルックナー/交響曲第5番変ロ長調本来、巨匠ヘルベルト・ブロムシュテットが指揮する予定であったこのコンサート。ブロムシュテットは5月のサンフランシスコ響公演で体調を崩し、それ以降の予定を全てキャンセルしている。ブロムシュテットに復帰してもらいたいという気持ちはあるが、すでに99歳、もう無理はしないでいただきたい。さてそのブロムシュテットの代役は、2018年から2024年ま
2026年10月18日(日)14:00-NHKホール渋谷□ブルックナー/交響曲第5番変ロ長調指揮:マティアス・バーメルトNHK交響楽団素晴らしいブルックナーであった(特に第4楽章)。ドイツ・オーストリア系の音楽でN響が本気を出すと、他の在京オケとはレベルが異なる凄い演奏になるというのを、またまた認識させられた演奏であった。ブロムシュテットが降板してしまったため、元札幌交響楽団の首席指揮者マティアス・バーメルトが指揮。現在84歳。バーメルトの指揮を聴くのは初めてである。
行くかどうか当日まで大いに迷ったのだが、結局10月18日(日)14時開演のマティアス・バーメルト指揮N響定期を聞いた。本来はヘルベルト・ブロムシュテット(1927.7.11生まれ99歳)の予定だったが医者に来日を止められて(6月末)、代わりに当初からカバー指揮者としてクレジットされていたマティアス・バーメルト〈1942.7.05生まれ84歳)が、前日10月17日土曜日18時の公演とこの日のマチネを指揮することになった。会場はNHKホール、曲目はブルックナー交響曲第5番の1曲だけ。私が来ることにし
公演の感想の前に、N響に関する話題について2点ほどコメントしたいと思います。先週日曜のEテレ「クラシック音楽館」はP.ジョルダン指揮の定期演奏会が取り上げられ、リハ風景は興味深いものでした。ジョルダンには昨年10月のウィーン国立歌劇場来日時に、N響は「神々の黄昏」を長期間演奏していないので、ワーグナーにリハ時間を多く割いた方が良いとアドバイスしました。2月の来日時にも同じことを話しました。放送ではジョルダンがリハ冒頭で「ワーグナーの神々の黄昏は最後にいつ演奏しましたか?」と質問しますが、コンマス
2026年10月18日@NHKホールNHK交響楽団第2072回定期公演Aプログラム指揮∶マティアス・バーメルトNHK交響楽団曲目交響曲第5番変ロ長調(ブルックナー)2022年の秋に、それまで仕事の関係で数年間止めていた演奏会通いを再開した。その再開のきっかけとなったのはブロムシュテット。当時95歳になるブロムシュテットがマーラーの9番を振るというのだ。そしてそのニュースは、時期的にもちょうどその頃仕事が変わり時間に余裕ができ始めた自分の生活とも重なり、再び演奏会に足を運ばせるきっ
第九の疲れでヨレヨレでしたが、最後まで何とか見ました。最初のベト1は軽い編成、速めの軽やかな演奏。ハイドンのようで実はもうしっかりベートーベンというこの曲が大好きなのでうっとり。小澤&水戸のCDに匹敵する名演だと思いました。英雄は若い時はあまり好みませんでした。年を重ねるにつれていいなと。これも隙の無い名演。N響はやはり上手いですね。コンマスは長原さん。チェロの藤森夫人のお姿があり、息子さんと縦に並んで演奏されていました。オーボエは吉村さんが産休に入られたのですね
昨年10月に初めて観覧したうたコン火曜日の夜にNHKで放送しているあの番組です。生放送の収録がとても楽しく、また行きたいなぁと応募し続けていたら再び当選しました。これ凄く楽しいのに観覧は無料なのです観覧希望の申し込みをする時は、出演者は発表されていませんが、どの年代の人でも楽しめるように出演歌手さんの年齢バランスもとれているし…テレビ放送で見るのとは全然違う生の迫力があり、カメラが回っていない状態のステージが見れたり、スタッフさんの動作などから滲み出るプロフェッショナル感が凄かったりと
(9月17日・サントリーホール)ドイツ・ロマン派の名曲を集めた公演。ウェーバー:オペラ『オベロン』序曲は、まとまりのよい演奏。N響は郷古廉率いるヴァイオリン群が美しい。クラリネットの伊藤圭のソロも滑らか。ホルンの今井仁志による冒頭の幻想的なソロが、いまひとつ完璧ではなかった点が残念。ルイージの指揮は、もう少し華やかさを打ち出しても良かったのではとも思えたが、イタリア・オペラではないので、こうした演奏になるのかもしれない。ルイージとハーデリヒは昨年1月にもブラームス「ヴァイオリン協奏
8月30日、大雨の福井を後に名古屋に向かう。7時台の北陸新幹線で敦賀に入ると、大雨が降っていた福井とは違い青空ものぞいていた。敦賀からは名古屋行き特急しらさぎに乗りこむ。琵琶湖沿いに米原へ、米原で進行方向が変わりいつの間にか流れる風景が逆向きになっていた。朝までいた日本海側の天気とあまりに違うのでホッとしている。名古屋には昼前についたので刈谷市に向かう前に名古屋城でも行ってみるかと計画したがコインロッカーの空きが無く、荷物を転がしての観光は断念した。名古屋駅周辺のコインロッカーを探して歩いたの
秋晴れの連休です。皆さまお元気ですか。ステキな演奏会が各地で行われているようですね。心の栄養、音楽からたくさんエネルギーを受けとって欲しいです。サントリーホールでは、N響100周年、サントリーホール40周年の記念のオペラ《トスカ》が1回目の公演を終えました。私は東京オペラシンガーズとして参加させていただいています。この場で心震わせる演奏に幾度と出会ってきましたが、今回の演奏会も心に刻まれる素晴らしい体験の連続です。ゲネプロの日にはお天気良いお外でランチ🍙素晴らしい音楽のなかにいるだけ
2025年日本の交響楽団の記憶に強く残っている演奏ランキングです。97公演の各記事で名演、好演から選びました。1位は6月28日アンドレイ・ボレイコ指揮新日本フィル/ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」です。6月注目のタルモ・ペルトコスキ指揮N響はパリ管とガランチャを聴いたので行けませんでした。◇名演は4公演◎1位6月28日アンドレイ・ボレイコ指揮新日本フィル/ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」◎2位4月6日ジョナサン・ノット
野口五郎_officialonInstagram:"本日昭和女子大学人見記念講堂!!でのコンサート‼️2026年初日!!無事終了しました🙇🏻♂️本日お越し頂いた皆さん!!有り難うございました🙏感謝申し上げます🙇🏻♂️💕本日の歌唱に悔いはありません!!新メンバー!!そして,N響のメンバーの皆さん‼️有り難うございました🙏そしてお疲れ様でした🙇🏻♂️次は3月1日(日)大阪フェスティバルホール‼️宜しくお願いしま〜す🙏🙇🏻♂️❣️#コン…2,045likes,108commen
2026年09月17日(木)19:00-サントリーホール赤坂□ウェーバー:オペラ『オベロン』序曲□ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77□シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120(改訂版)指揮:ファビオ・ルイージヴァイオリン:アウグスティン・ハーデリヒNHK交響楽団ハーデリヒのヴァイオリンを聴くのは初めてである。最初は、ウェーバーオベロン序曲。特に不満は無く、日本のオケによる演奏としてはいい音である。ルイージ/N響ならこのくらいは当然という出来。外
東京二期会が2027/2028シーズンのラインアップを発表した。中でも最大の話題は、モーツァルト《フィガロの結婚》でNHK交響楽団がピットに入ることであろう。N響がオペラのピットに入るのは、2004年、新国立劇場のワーグナー《神々の黄昏》以来23年ぶり。東京二期会との共演となると、1981年、ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮によるベートーヴェン《フィデリオ》以来、実に46年ぶりという。指揮はミカエル・シェーンヴァント。デンマーク王立歌劇場の音楽監督を長く務め、ウィーン国立歌劇場、パリ・オ
先日発売された「音楽の友」10月号は「来日演奏家速報2027」と「ザルツブルク音楽祭」レビューが特集されたので一部の特集を読んでみたら、間違いやツッコミどころ満載でした。「来日演奏家速報」では2027年11月にガッティ指揮「シュターツカペレ・ベルリン」と2度にわたって書かれていますが、「シュターツカペレ・ドレスデン」が正しいです(今秋来日するシュターツカペレ・ベルリンは歌劇場で忙しいので、4年に1回ペースの来日です)。この来日公演は24年にドレスデンの首席指揮者になったガッティとのコンビでの初
ブロムシュテット指揮のN響10月定期ラスト公演に行きました。今月のブロムシュテット指揮の定期公演は毎回満席で、会場の熱気が先月とは異次元です。98歳のブロムシュテットは昨年より元気になっており、自律的に歩こうとするシーンも見られ、このマエストロの音楽も異次元です。今日のブラームスを聴いていると神がかった音楽としか言いようがなく、全く非の打ち所がない演奏でした。今回のCプロのカバー指揮者は下野さんでした。前半のブラームス「ピアノ協奏曲第2番」のソロはアンスネスで、高貴な演奏スタイルがブロムシュテ
NHK交響楽団第2071回定期公演Cプログラム1日目(NHKホール)指揮:ファビオ・ルイージ―N響100年特別企画ベートーヴェン交響曲全曲演奏1―ベートーヴェン/交響曲第1番ハ長調作品21ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」N響100年特別企画、5人の指揮者によるベートーヴェン交響曲全曲演奏が開始。その最初は、首席指揮者ファビオ・ルイージによる1番と3番である。主として独墺系のオーケストラやオペラハウスでキャリアを積んできたルイ
10月17日(土)指揮マティアス・バーメルトNHK交響楽団ブルックナー交響曲第5番とても素晴らしいブルックナーに感動しました。開演前に音出しをされていた村上さんのお姿と美しい音色に既に感動しました。舞台裏でも金管がコラールの音合わせをしていて期待度MAXです。【第1楽章】登場したバーメルトは指揮台に立ってからかなりの時間をかけて、オケのメンバーを見渡し、緊張感を高めた上で振り始めていました。そうした進め方からもこの演奏に対する期待感が更に高まりました。バーメルトの指揮はアウ
N響100年記念特別演奏会マーラー「復活」(1日目)指揮:ファビオ・ルイージソプラノ:イン・ファンメゾ・ソプラノ:タマラ・マムフォード合唱:新国立劇場合唱団合唱指揮:冨平恭平マーラー/交響曲第2番ハ短調「復活」今年はマーラー「復活」の演奏がやたらに多い年だ。この公演の5日前に、パッパーノ指揮ロンドン響による圧倒的に素晴らしい「復活」を聴いたばかりであるため、N響の演奏がかすんでしまうのではないかと危惧したのだが…ふたを開けてみれば、こちらも素晴らしい演奏であった
外山雄三/管弦楽のためのディヴェルティメント1963年、岩城宏之指揮NHK交響楽団による日比谷公会堂ライヴ(YouTube)と聴き比べると、弦の密度、管の精度、打楽器の技量など、オーケストラの水準向上は明らかである。一方で当時のN響には、勢いと熱気が濃密に刻まれていた。日本民謡に基づく本作において、今日のN響は曲と自然に一体化した演奏を聴かせた。第2楽章《ひえつき節》ではフルート独奏と、それに続くチェロ合奏が印象的。下野竜也の指揮は切れ味と大胆さを備える一方、強奏では時に音の濁りが残る。
NHK交響楽団第2066回定期公演Bプログラム1日目(サントリーホール)指揮:ステファヌ・ドゥネーヴメゾ・ソプラノ:ガエル・アルケーズオネゲル/交響詩「夏の牧歌」ベルリオーズ/歌曲集「夏の夜」作品7イベール/寄港地ドビュッシー/交響詩「海」初夏を感じさせる、なんとも素晴らしいプログラムである。夏の山岳地帯を思わせるオネゲル、夏の海を感じさせるベルリオーズ、イベール、そしてドビュッシー。指揮はフランスのステファヌ・ドゥネーヴ、ショルティやプレートルのアシスタント
先日のNHK「クラシックTV」で紹介された我が発明による「自動譜めくりマシーン」は、色々な方々から、面白かった!とのご感想を頂いたので、猿は嬉しさのあまり、木の高い所まで登ってウキョーと鳴いているところでございます。そして調子付いた猿は、更なる進化を目指して、まだまだ登りますよ。テレビや現場で皆様が目にされた「自動譜めくりマシーン」は木製のため素人感満載。それも味わいがあって良かったのですが、製作者は常にモダンにしたがるものです。本日の進化は、木製からモダンで安定した金属製へのステップアッ
7月30~8月2日大牟田マロさんとの講習会。8月12日東京芸術劇場。日本医科学生オーケストラコンサート20日、横浜新しく出来るコンサート・スペースでリサイタル。NoteTrail音楽サロン横浜市南区東蒔田町2-5問い合わせcontact@notetrail.jp赤石直哉作曲、新作無伴奏チェロ作品「楽園と道化」とドビュッシー&ブラームス1番のチェロ・ソナタ。ピアノ赤石直哉8月21日東京芸術劇場N響22日京都コンサートホール23日ザ・シンフォニーホール
NHKEテレのクラシック音楽館で6月19日のN響第2068回定期演奏会(指揮:尾高忠明。NHKホール)を録画(放映日7月19日日曜日)していたが、これをTV鑑賞。2日連続のN響の演奏会の初日である。シベリウスの「アンダンテ・フェスティーヴォ」「ヴァイオリン協奏曲」が前半。後半はラフマニノフ交響曲第3番というプログラム。目玉はHIMARI(2011年6月24日東京生まれ15歳。本名吉村妃鞠)が弾くシベリウスのヴァイオリン協奏曲だ。いつものように殆どノーミスで弾き進めているのだが、あれ
ルイージのブルックナー9番創立100周年を迎えたNHK交響楽団に主席指揮者ファビオ・ルイージが帰ってきました。先日、ルイージが主席指揮者退任後に桂冠名誉指揮者の称号を授与することがNHK交響楽団によって発表されました。これまでN響と長期に渡り関係を築いてきたサヴァリッシュやブロムシュテットに並ぶこととなります。今回の演奏会では、ハイドンのチェロ協奏曲1番とブルックナーの9番が演奏されます。ルイージがブルックナーを演奏するのは、昨シーズンのブルックナー8番以降でしょうか。金字塔に続き、
ウィーン国立歌劇場で来日中のウィーン・フィル(WPh)のメンバーは来年のWPhのアジアツアーに参加するメンバーが多いそうで、来年のアジアツアーと日本公演についての追加情報を聞きました。来年11月のWPhの来日公演の指揮者はムーティであることは先月のブログで書きました↓。『ウィーン・フィル日本公演2026の指揮者』ヨーロッパから帰国して、やっと時差ボケと疲れが取れました。今年の夏のザルツブルク音楽祭には約2週間滞在しましたが、その間、ウィーン・フィルのメンバーと多くの時…ameblo.jp例
9月になってから雨ばかりですね。雨の日って、しんみりとして心が落ち着くという赴きもあるかと思いますが、ここまで降ると、やはり鬱屈してきます。8月末の、まだ晴れていた頃って、どんな感じでしたっけ?あの頃は、まだ夏休みだったし、みんなニコニコして明るかったよなあ・・なんて、子供の頃を語るみたいな遠い目になってしまいます。という書き出しを数日前に書いていたのですが、今日、10月1日から晴れてしまいました!こうなると、今度は1ヶ月も雨だった日々の事が雲散霧消、記憶って薄れるものですね。おそろしや。