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著名プログレ系アーティストのアニヴァーサリー・ミックスに関してはスティーヴン・ウイルソンが第一人者であることに異論を唱えるつもりは全くありませんが、ことキング・クリムゾンに関してはもうひとりデヴィッド・シングルトンがいることをどうかお忘れなく、と言うことで『太陽と戦慄50』で好評だったエレメンタル・ミックスがこの『レッド50』でも実現しました。エレメンタル・ミックスはスタジオ・アルバムのレコーディング・セッションで録音されたマテリアルの中でも生々しいテイクを使って、ある時はシングルトンがク
え〜、大変お待たせしました。『レッド50』日本アセンブル盤の内容物全部を入れた展開写真がようやく完成いたしました。ボックス制作プロジェクトとしてはDGM自体昨年より早く立ち上がっていたにも関わらず、終盤になりBD1のエラーによる全量作り直しという、頼むから高い航空運賃払って輸入する前に気がついてくれよ!という不測の事態で一気に大騒ぎになり、延期の打ち合わせやら、作り直しのBD1の再輸入の段取りやらで時間を取られてしまい、発表遅れてすいませんでした。で、これです。一番上の段は海外盤も同じようなもの
◾️REDREVISITED我ながら単純ですが、先週の「レコードの達人」イベントで久しぶりに「FallenAngel」を聴いたら無性に『レッド』が聴きたくなって引っ張り出しました。いまさらと言われたらいまさらなんですけど。しばらく前に「50周年記念盤」が出たばかりですが、手元にあるのはCD+DVDの「40周年記念盤」です。しかしよく見たらリリースは2009年。そうか『レッド』の40周年ではなくクリムゾンの40周年でした。『レッド』の40周年記念盤は、24枚組のボックスセット『The
■キング・クリムゾンは一度限りのラインナップで『アイランズ』をレコーディングした。2021年8月1日BySidSmith(Prog)【長文なので抜粋です】40年近く前の過去であるにもかかわらず、『アイランズ』はいまだにフリップの深い感情的な反応を引き出す。フリップはかつて、1970年から1972年の夏にかけてのあの時期は、二度と経験したくないものだったと語っている。長い間、アイランズ時代のバンドは忘れ去られたキング・クリムゾンであり、1969年の画期的なデビュー作の影に隠れ、その
3月28日発売で告知していたアンディ・サマーズ&ロバート・フリップ『ザ・コンプリート・レコーディングス1981-1984inSHM-CDエディション』ですが諸般の事情で発売延期となりました。詳しく言ってしまえば、これ、コラボ作品なのでDGMだけでハンドリングしているのではなく、アンディ・サマーズ側のマネージメントも関わっている案件なので、双方の合意がなされないと作業が先に進まない、というのが原因となっております。大体において去年の中頃には作業がほとんど終了していたにも関わらず
ASTRA/ASIAAllsongsbyWetton/Downesexceptwherenoted.●Side-A1.Go2.VoiceofAmerica3.HardonMe(Wetton/Downes/Palmer)4.Wishing5.RockandRollDream●Side-B1.CountdowntoZero2.LoveNowTillEternity3.TooLate(Wetton/Downes/Palm
LTIA50と言っても音が公開されていないのではその違いがどんなものか分からない、というご指摘をいただいております。はい、その通り。個人がどんな感想言ってもそれは「これは個人の感想です」ってことですのであんまり役にはたちません。ふと、40thと今度の50thの波形を比べて見たらどうなるんだろうと思い、やってみました。50thはまだSHM-CDの本盤があがっていませんのでDDPマスターから直接.wavに落としたものを。40thの方はDDPマスター・データからCD化したPOCS-1895を
PETERGABRIEL(Scratch)/PETERGABRIEL1.OntheAir2.D.I.Y.3.MotherofViolence4.AWonderfulDayinaOne-WayWorld5.WhiteShadow6.Indigo7.AnimalMagic8.Exposure9.FlotsamandJetsam10.Perspective11.HomeSweetHomePETERGABRIELってGENESISに在籍してい
クリムゾンにとって初のライヴ・アルバムとなった『アースバウンド』が発売されてから去る6月9日で50年。それを記念してシド・スミスのエッセイがDGMLiveで公開されていますが、そこそこ長い文章なので日本のホームページの方に訳を掲載しております。アースバウンド50周年–DGMDistributionJapandgmdj.jpここでは、『アースバウンド』のリマスター/エクスパンド・エディションが発売になった『セイラーズ・テールズ・ボックス』発表時に作成した「Sailor
STEVEVAI,ADRIANBELEW,TONYLEVIN,&DANNYCAREYFormKINGCRIMSONCoverBandBEATエイドリアン・ブリュー+トニー・レヴィン+スティーヴ・ヴァイ+ダニー・ケアリーが80'sキング・クリムゾンを演奏する新バンド日本公演は25年4月&5月か?BEATエイドリアン・ブリュー(AdrianBelew)、トニー・レヴィン(TonyLevin)、スティーヴ・ヴァイ(SteveVai)、トゥール(To
オフスプリング来日中!2019.1.9&10の2日間が豊洲PIT今回の会場Tシャツですが微妙ですよね…オフスプ。唯一日にちが入っているのが①のVersion。つまりは刷りなおし的な…こんな感じみたいですオフスプ2019会場物販。なんで日付有が1種だけなの?れれも焼き直し。とにかく最近の来日会場のTシャツのデザインが悪すぎる。せめて両面プリントにしてほしいですよね。そう考えると…こないだんのKINGCRIMSONの物販は良かったですよね。そうそう
「音楽からその人のことをもっと知ることができる」2017年2月9日BySidSmith(Prog)【抜粋】2016年3月24日、わずか13日前に自ら命を絶ったキース・エマーソンの死について、グレッグ・レイクと電話で話をした。「キースが僕のことを恨むようになったことのひとつは、彼が書いたものがあまり良くないと思ったら、僕が彼に言うことだったと思う。音楽について口論になったとしても、それは僕たち2人が情熱的だったからだ。人と人がぶつかるのはそういうときだけど、そこで素晴らしい音楽に出会
sundowndazzlingdayGoldthroughmyeyesButmyeyesturnedwithinOnlyseeStarlessandbibleblackIcebluesilverskyFadesintogreyToagreyhopethatohyearstobeStarlessandbibleblackOldfriendcharityCrueltwistedsmileAndthe
◾️シングルトンの『新作レッド』写真が違うのに気がつきましたか?キング・クリムゾン『レッド』の50周年記念エディションがようやく※リリースされました。(日本アセンブル盤は11月6日発売)※ブルーレイ・ディスクの製造エラーのため海外、国内ともにリリースが2週間ほど延期されました。その中でちょっと聴いてみたいと思っていたのが、スティーヴン・ウィルソンの「また出た最新リミックス」ではなく、デヴィッド・シングルトンによる「エレメンタル・ミックス」(初公開)です。この「エレメンタル・ミックス」
猛暑が続きますね。暑い日には暑苦しい音楽(?)を聴こうと思って「宮殿」を引っ張り出しました。ジャケットの見た目だけでも十分暑苦しいです(笑)古いアルバムを久しぶりに聴くとサウンドが古臭く聞こえたり、チープで薄っぺらいサウンドの録音に聞こえたりすることもありますが、このアルバムはそんなことは全然ありませんね。50年以上前の作品なのに驚異です。現在はもうプログレの古典(クラシック)アルバムを聴くことは殆どありませんが、たまに聴くと脳内記憶と違った音が聞こえる発見があります。今回新鮮な印象を
■シド・スミスが選んだ70年代キング・クリムゾンの10曲プログレの壮大な10年間に、キング・クリムゾンは史上最高の楽曲で大躍進を遂げた。1970年代は、キング・クリムゾンにとって激動の時代であり、レコードごとに何度もメンバーが入れ替わった。しかし、1974年に退位するまでの間に生み出された音楽は、大胆で妥協のない、先見性のあるもので、断固として境界線を押し広げようとするものだった。この時期の彼らのベスト10を選んでみた。■第10位InTheWakeOfPoseidon(1