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HER2乳癌と診断されているものがどのような検査でされているか、お話をしてきました。最後に、生検でも、手術検体でも、HER2検査をするのか、についてのお話です。実際、◯生検でやる◯手術した検体でやる◯術前に薬の治療をしていても手術検体で癌が残ってたらやるが、現場の状況です。薬がよく効いていて、5個くらいしか癌細胞かわ残ってませんが、どうされますか?と聞いても、やってください!と言われます。これは、臨床医のこだわりなのか何なのか、、病理医によっては、やっても意味
HER2陽性乳がんと判断されるパターンは①免疫染色で(3+)になり、それだけで判断される場合②免疫染色では(2+)だけど、追加の検査でHER2遺伝子増幅が確認されて、判断される場合があります。免疫染色での判定には、癌細胞の周りの膜が、免疫染色で、どれくらい染まるか、が重要となります。《強い》&《完全な全周性》の染色→(3+)《弱/中等度》&《全周性》の染色→(2+)となります。で、この時、含まれる癌細胞の、どれくらいの量に、上記のような所見があるかが大事なのです。
化学療法をする決断の後押しになったもの実は自分の【全摘】も【再建】も2人の医師に言われたことで、納得して決定してきた。正式なセカンドオピニオンをした訳ではなく、転院したことで、転院前の医師と、今の病院の医師の2人に結果的にセカンドオピニオンのような形で2つの病院の見解を聞くことが出来た。ただ、病理結果を聞いて【化学療法】を受けるのか受けないのか?については、もちろんのことだが今の主治医の意見しか聞けていない。だからなんとなく不安もあった。主治医を信じてないわけではないんだけど、他
乳癌のサブタイプ分類は乳癌の治療に非常に大切になってきます。その中でも、HER2陽性かどうかは、予後にも関わってくるのでとても大切です。HER2検査は、癌がのっているプレパラートを使い、まずは免疫染色で判定を行います。HER2についての序章はこちらのブログに書いてあります。↓『HER2タイプの癌の、実際の診断お作法、序章』HER2という遺伝子異常によって、HER2タンパク質という物質が沢山出来て、それが癌細胞の細胞の回り(皮の部分)にある癌のことです。乳癌だけじゃなく、胃癌、大…
おはようございます!昨夜ふと気がつきました2月か3月で(忘れた自分が怖い)乳がんになってまる7年8年目に突入です代替療法でなんとかするわ!と初めの何年かはいろんな事やりましたが今思えば頭の中は乳がんに支配され1ミリ単位で癌のサイズが大きくなったなってないに一喜一憂しとりました思いの外HER2の癖に大人しいじゃん!と思っていた幸せあんぽんたん4年後に大暴れするとんでもねー癌とは露知らずでした2019年に花咲乳がんに抗がん剤が嫌で嫌でたまらんかっ
昨日、今日と東京も時々、バケツをひっくりかえしたかのような大雨になったり、晴れているのに、雨が降っていたり、おかしな天気が続いています。私は、会社を辞めているので、あまり台風の影響を実感できていませんが、会社や治療などで、外出される方は、どうか気を付けてくださいね。手術前の話に行く前に、今、乳癌で闘病中の方は、あまり、ネットで検索されないように努めていると思いますが、やはり、有名人の方が、乳癌を公表されたり、乳癌で亡くなったというニュースがあると、動揺しますよね。私も、闘病中、自分
ご訪問ありがとうございます🍀ルミナルHER2乳がんのアレコレです2021.3右乳がん部分切除2021.5抗がん剤・分子標的治療開始ウィークリーパクリタキセル12回ハーセプチン18回3週間毎2021.9放射線治療予定2021.?ホルモン療法10年予定☆私の乳がんタイプ☆ケア帽子レポート☆5月のウイッグランキング☆人毛MIXの本命ウィッグウィークリーパクリタキセルWパクリ❺-3日目頭:痛み痒み共になし髪:あまり抜けない手足痺れ:無し倦怠感:無し今日も副作
皆さまおはこんばんちは!毎度3週間毎のケモデーです!ハーパー中です(バーボンじゃないよ、ハーセプチンとパージェタだよ)これ業界用語らしく、看護師さんが使っていたのでパクリましたHER2の人使って〜つか、みんな知ってんのか?あは本日の看護師さんとの面談で最近の症状を報告!浮腫みと強い筋肉痛がまだまだ残ってると訴えました。そうしたらまだドセやめて1ヶ月半かぁ〜薬は直ぐには身体から抜けないからねードセは悪い子なのよってムッドセ可哀想思わず言った(誰が言ってんのーどの
HER2という遺伝子異常によって、HER2タンパク質という物質が沢山出来て、それが癌細胞の細胞の回り(皮の部分)にある癌のことです。乳癌だけじゃなく、胃癌、大腸癌、唾液腺癌が、分子標的治療薬、つまり、『HER2をターゲットとした薬』を使えるかどうか、を目的として、検査対象になっています。ただし、わたしがみる検査数も、陽性数も、圧倒的に多いのは、乳癌です。HER2遺伝子異常があり、それによってタンパク質が増えすぎていることが証明されれば、HER2陽性乳癌となります。どうやって
もう少しHER2について。HERファミリーは、HER2以外は本来そのままの形では、他のHERファミリータンパクと結合する事(二量体を形成する事)が出来ません。HER2以外は、図の様に折りたたまれていて、そのままだと基本的に他のHERファミリーのタンパクと結合出来ないのです(ただし例外があります)。では、どうすれば結合できる様になるのでしょうか。それは上の図の様に、リガンドと言う別のタンパク(図ではEGF)がくっつく事によって、HERタンパクの形状が変わり、ダイマー結合部位が剥き出しになる
組織型✴浸潤性乳管癌浸潤経2.8cm核異型度•組織学的異型度✴3ER✴陰性PgR✴陰性HER2✴2→FISH陽性ki-67✴60.6%😲2024.03.25乳がん告知サブタイプは【トリプルネガティブ】と告げられるその後病理検査FISH法にて【HER2】に変更2024.04.15〜EC療法×42024.06.24↑完走🙌2024.07.16〜ドセハーパー×4(うち3回はフェスゴ)2024.09.16↑完走🙌2024.10.08乳房部分切除術
ホルモンレセプター陽性の乳癌。ホルモンレセプターは、免疫染色という、特殊な染色で判定を行っています。病院によって若干違いますが、生検で癌と診断されたら判定して、手術したら、手術でとってきた検体でも判定するところが多いです。手術前に、抗がん剤治療をしたか、してないかは関係なく、癌が残っていたらやる、病院が多いです。やらんでいいと言われる病院もあるけど、少ない。エストロゲンレセプターも、プロゲステロンレセプターも、どちらも1%以上あれば、陽性と判断されます。ちなみに
Adjuvantpaclitaxelandtrastuzumabfornode-negative,HER2-positivebreastcancer:final10-yearanalysisoftheopen-label,single-arm,phase2APTtrialLancetOncol2023;24:273–85ショートサマリー腫瘍径が小さくリンパ節転移がないHER2陽性乳癌に対して、術後パクリタキセルとハーセプチンを行った成績と、
今日は、・遺伝カウンセラーとの面談・乳房の造影MRI検査・HER2の再検査結果が判明する日遺伝子検査と造影MRIについてはまた今度診察室に入り、フルネームで名前を言うとドクターがすぐ「陰性でしたよ・・・抗がん剤無しです」と。無しと言うのは、術前の抗がん剤がないと言うこと。少しホッとしました、でも、ステージと言うのは、手術で取り出したものを病理検査にまわしその結果で判断する・・・って事は予習済だったので、私にとって、術後に抗がん剤はゼロではありません。というのも、
ドセタキセル+ハーセプチン+パージェタ療法1クール目5日目副作用に打ちのめされてます台風の準備も片付けもできず「戦力外でごめん」作ってもらった昼食も残す「ご飯残してごめん」謝る私を「いいよいいよ、寝ときな」と、なだめる夫◼️副作用食べ物、飲み物を飲み込む時が苦痛身体が重くて痛い(特に腰)重い生理痛みたいな感じもある関節が痛い(特に下半身)足の痺れ口の中ビリビリ右胸がチリチリと時折痛む一言でまとめると痛い朝は起きれず朝食抜き昼食は食べましたがあまりの飲み
『乳癌』と言っても、乳管癌、小葉癌、粘液癌、管状癌、化生癌etc、本当にいろんなパターンがあります。さらに、乳癌で一番多いとされている乳管癌は、実は、日本では、『3つの型』に細分化されてるんです。ルミナールやHER2とはまた違う分類方法で。私が予後が良いとした、粘液癌や、Solidpapillarycarcinomaは、『珍しい』と言われてますが、ほぼ毎日みてる身としては、そんなことはない。月に数例は見ます。『乳がん患者さん』と言っても、みんな、ステージが違うだけ
本当に久しぶりの乳がんに関するコラムです---がんは人によって違う---一概に「がん」と言っても、その部位、広がり方や性質は人によって違うらしい。これは自分ががんにならなければわからなかったことだ。乳がんも然りである。乳がんの場合はサブタイプに分けることができて、それによって治療も標準化されているだけわかりやすいかもしれない。しかし乳がんにサブタイプがあることや、そのサブタイプそのものが何なのかわからない告知されたばかりの乳がん患者は、サブタイプの呼称を聞いて告知後すぐに
Dr.Tからも治療室の看護師さん•薬剤師さんからもどの様な副作用があるか十分説明は受けていましたが不安でしたそれぞれの副作用がどれくらいのレベルなのか…レベル1なのか…レベルMAXなのか…未経験なのでサッパリ分かりませんなので又最悪を想定吐き気は長女妊娠初期が1番キツかったのでそれを想定…脱毛もググった時に目にするシッカリめに抜けられた方々(失礼な事を書いているかもですごめんなさい🙇)を参考にイメージしました他にも口内炎は口中に出来るのであろうお腹
サブタイプか変わるかも…とは?それは良い事なのか良くない事なのか…知識のない私には分からないけどDr.Tから電話があるかも…と薬剤師さんがおっしゃってたので(ニュアンス的に良い感じに捉えてたかも)何故か期待してしまう次の日お仕事中✂に病院から着信が!接客中だったので出られず💦手が空いてから急いで折り返しました総合病院なので先ずは受付に呼び出し音に切り替わり…(わくわく)(わくわく)わくわくしていたのに電話口から聞こえる声はDr.Tではない!しかし聞き覚え
昨日はドセタキセル+ハーセプチン+パージェタ療法1クール目初日、副作用全くなしAC療法1クール目は気持ち悪さで夜はほとんど眠れなかったのに今回は気持ち悪さもなくいつも通りの睡眠朝、顔を見にきてくれた主治医も「なんちゃなかったやろ?」と一言wこの後も副作用なくずっとこんなだったらいいのになぁ(切実)さて!告知から約3ヶ月改めて私の乳癌について記録として簡単に残しておきます(暇だったので)授乳中、乳腺炎だと思い母乳外来へ3回通うしかし改善せず乳腺外科へ乳腺外科にか
再発、転移が発覚し、長く治療を続けていると、ルミナルなのに、HER2なのにトリプルネガティブに変異した。というのを、SNSやブログ記事でたまに目にします。プラザの先生によると変異ではなく、ホルモン療法や抗HER2療法で、それらに反応する癌細胞だけが治療により消失した結果ER.PGR.HER2が全て陰性になる=トリプルネガティブになる。という回答でした。なるほど!とすごく納得いったのですが、主治医に違う説明をされている方もいたり、珍しいけどたまにある事とお茶を濁されていたり…何が正解
今日は初めての【術前化学療法】先ずは【EC療法】から始まりますエピルビシンとエンドキサン3週間毎4クールトラブルなくクリア出来ますように…🙏私の身体はどんな反応するのでしょう?不安もあるけれどそれよりも早く治療したい!という気持ちの方が大きかったです何せ私のがん細胞は勢いがある…転移しないかと心配で心配でせっかちなんですかね😅今日は先ず【治療室】でルートをとり血液検査用の血液を採取採ってもらった血液を自分で【採血室】に持って行きます次に【診察】Dr
腎細胞癌の話をしようと思ってたんですが、乳癌の組織型について、語る機会なんて、なかなかないと思うので、書かせていただきます。乳癌の多くは、乳管癌です。今回話題になっているのは、小葉癌。この2つの区別は何でつけるかというと、細胞の見た目もそうですが、免疫染色といって、特殊な染色方法を使います。Eカドへリンという、細胞の周りの接着因子の発現が『あり』か『なし』で区別されます。なので、小葉癌の場合、病理診断書には、ほぼ確実に、『腫瘍細胞は、免疫染色の結果、Eカドへリンは陰
もう読まれた方もいらっしゃると思いますがこの記事の内容、凄くないですか!?↓↓↓↓↓↓↓↓↓この時もエンハーツで気持ちが上がってましたが↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓『”HER2陽性再発乳がんの治療ラインが変わる?”』リブログしようと思ってだいぶ日が過ぎてしまいました分かりやすく書いてくださってますエンハーツ、すごい薬なのかな〜カドサイラよりもよさげな感じとは!私は今カドサ…ameblo.jp今回はHER2低発現という新ジャンルで素晴らしい結果が出たみたいです!エンハーツってつくづく凄い
パクリタキセルの副作用嫌だなランキング1位脱毛ダントツです!2位しびれ3位爪障害浮いたり剥がれたり私は抗がん剤開始まで時間を作った心だけでなく、物理的にも後悔しない様に準備をしたいまずは脱毛スカルプローションをゲットした!!(一つ前の記事だよ)続いては手足のしびれ&爪障害予防だ残念ながら私の病院では手足の冷却をしてくれない持込は可能お手製も考えたけど、抗がん剤経験者よりおすすめされたフローズングローブをゲットする事にした経験に勝るものは無し
先日【治療室】でEC療法の説明を受けた時【脱毛】を覚悟しました職業柄特に…いや…誰でも出来れば抜けないで欲しいでもどうやら無理っぽいいや…これは無理だわほぼ確定だわ私は諦めが良いならば楽しもう!抜け始めてからでは遅い!今直ぐ欲しい!ウイッグ勤め先サロンでも医療用ウイッグは取り扱ってる凄く上質だし種類も多いパーマやカラーが可能な商品もあるつやんつやんでサランサラン✨でもコスパが…そこで私は質より量を選ぶ事に年齢的に最近は何でも量より質なんだけど…ウ
初めまして。44歳で乳がんと診断されました。私の乳がんタイプと経緯浸潤性乳管癌、左胸全摘、センチネルリンパ生検ステージⅡa、ルミナルA、HER2陰性、ホルモン受容体陽性、ki6711.5%、腫瘍の大きさ38㎜、オンコタイプスコア1620224月12日乳がん告知6月2日左胸全摘6月27日HER2偽陽性FISH検査に出す7月11日HER2陰性オンコタイプDXに出す8月8日オンコタイプDXスコア168月10日タモキシフェン服用開始私について45歳
右胸の病理結果HER23+Ki-6710〜15%浸潤性乳管癌グレード3(予後不良)治療効果はグレード1リンパ13個中、12個転移を認めるあまり良くない結果だけど生きる気しかなくて凹まなかった
ご訪問ありがとうございます。現在わかっていること。2018年11月29日乳がん検診の触診でしこりを発見2018年12月17日左胸浸透潤性乳癌ステージ1※今のところ2018年12月28日がんセンターへセカンドオピニオンをしてきました。2019年1月7日に最初の病院へ行き、がんセンターへ紹介状を書いて貰う。2019年1月16日がんセンター初診予定日--------------------------------昨日、元の病院へ行き今後の治療を「がんセン
前回からの続き。HER2(2+)の場合、追加で検査をします。この追加の検査で代表的なのが、FISH(フィッシュ)やDISH(ディッシュ)と言われるもの。これは、癌細胞の中でHER2遺伝子が増えているかどうかを見る検査になります。この検査の衝撃なところは、検査の基準として、カウントする癌細胞の数が、たったの20個でいいんです。判定基準の方法が書いてある本に癌細胞の《最低》20個をカウントするとなっています。FISHなどの検査は慣れた技師さんがカウントして医師が最終確認