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その驚異の高音質を再発見させてくれたCD3300.2002年発売,定価は40,000円(税抜)でした.5mm厚のアルミ製フロントパネルを奢るなど,価格の割りには高級感があると思います.CD3300は当時CECに開発エンジニアとして在籍していたベルリン出身のカルロス・カンダイアス氏が設計したもので,CD3300にも搭載されている電圧増幅ドライバー段と駆動電流段を分離して無帰還としたLEF(LoadEffectFree)回路は同氏が開発したものです.しかし,エンジニアという人種は自分
福岡のとある新装オープンしたハードオフで発見したプリメインアンプ.音は出るようではあるが,「ボタンがつぶれています.」との不可解なコメントがあるジャンク品でしたが,CECの製品があるのは珍しいのと〝怖いもの見たさ"で保護したもの.2005年発売,定価は55,000円(税抜き)でした.CECについてはあまり詳しくはないのですが,もともとはアナログプレーヤーのOEMメーカーらしく,80年代以降はCDプレーヤーのOEM供給もやっていたようです.それが2000年代に入ってからは設計者としてカルロス
壱号機と弐号機とで若干の違いもあるので、比較のため壱号機を2ndシステムに移動。ついでに、中身もチェックすることに。本機のスピーカー端子はバネ式です。ミニコンポなんかでは板バネ式のスピーカー端子を採用している例は良くありますが、単品コンポでは80年代の半ば以降のモデルでは見たことないですね。ご開帳〜。トロイダルトランスが結構デカい。パワーアンプ部基盤端っこに"designedbycandeiasengineering"とプリントされています。氏と契約して設計してもらったってこと
C.E.C.製プリメインアンプ蒐集の始まりとなったアンプ。AMP3300をRenewalしたもの。外観上の相違点は、ボリュームノブが涙滴型からオーソドックスな円型となったこと、これに伴いミューテングスイッチがセレクタースイッチの横に移動したこと、更にはスピーカー端子がWBT製の(これまたオーソドックスな)被膜付きねじ込み式端子になったことです。前の剥き出しのスピーカー端子はショートや感電、最悪火災の恐れがありましたから、歓迎すべき変更です。中身は見た目あまり変わりませんが、ゲインを可変する
さて、弐号機です。壱号機との違いは、見た目はそっくりですが、スピーカー端子がバネ式ではなくねじ込み式になっていることです。これが最初からなのか、それとも改造されているのか、確かめるために開腹します。謎の二階建てプリ部基板がありますが、コンセント端子のコンデンサーは無いですね。スピーカー端子近影。いくら中華製でもこれはないでしょう。以前のオーナーが自作したのだと思います。基板番号の末尾が.2。壱号機は.3で、うにさんのAMP3300のも.3でコンセント端子にコンデンサーが付いて
Kenzoさんのブログの中で,CDプレーヤー・ベスト5にC.E.C.のCD3300が選出されていました.自分も新品で購入し使用していましたが当時のシステムとの組み合わせでは音がソフト過ぎるように感じ,長らく押し入れに眠っていましたが,さきのブログ記事からあらためて聴いてみることに.組み合わせる相手は,KA-1100D+MentorMenuetです.これならかなり「速い」音にも対応できます.で,試聴した感想は,メチャクチャ速いっ!!です.聴き慣れたCDでもかくやと云うくらい
さて、いよいよ試聴です。機器は以下の通り。CDプレーヤー:CECCD5プリメインアンプ:soulnotesa1.0+sa2.0FTスピーカー:DYNAUDIOFOCUS110RCAケーブル:sapl001さんがヤフオクに出品されているイケ綿ケーブル(1m)スピーカーケーブル:吉田苑さんからの頂き物(1.5m)先ず感じたのは、今どきのハイスピード系サウンドでも昔ながらの芸術的な濃厚サウンドでもない、ごくありふれた普通の音だということ。しかし暫くすると「何
BrightSignのBrightControl(HDMICEC)でモニタの電源制御を行う方法です。BrightSignにはBrightControlと呼ばれるHDMICEC制御コマンドが備わっています。テレビのリモコンでHDMI接続された機器の制御が可能なように、民生器でHDMICECは複雑な信号がやりとりされています。今回取り上げる制御はモニタの電源制御のみです。※赤外線リモコン→テレビの受光部→HDMIケーブル→HDMI機器、の順で制御信号が通る。※BrightContr
C.E.C.が2023年現在、唯一発売しているCDプレーヤー。CD3300のその音質の良さに魅了されて以降、様々なC.E.C.製のCDプレーヤーを保護して聴いてきましたが、やはりC.E.C.製のCDプレーヤーと言えばベルトドライブ方式なのでいつかはと狙っていたもの。2014年発売、定価は170,000円、今現在は187,000円となっています(ともに税抜き)。なんと日本製。発売時に高らかに日本製と謳っておきながら、のちにコソッとマレーシア製に置き換えたP社とはエラい違い。C.E.C.は
C.E.C.のベルトドライブ方式のCDプレーヤー。パッと聴いた限りでは何の変哲もないごく普通の音としか感じなんだけど、聴いてくうちにだんだんとこのプレーヤーの凄さが分かって来た。こりゃあ絶対、店頭販売では売れんわ( ̄∇ ̄)
AMP3300Rを入手して以来、カルロス・カンダイアス氏設計の製品群の蒐集に取り憑かれたうしお。特にこのCD3300Rは玉数も多く、しかもジャンクだらけなのでまさにうしお好みな訳です。2005年発売、定価は45,00047,250円(税込)でした。なんやかんやで、いま手元には製造年の異なる3台の3300Rがありますが、どれもオーディオ回路の仕様が微妙に異なります。壱号機2005年製オーディオ回路が別基板。コンデンサーも大容量です。弍号機2006年製一体基盤になって配線がシンプル
昔から同じモデルでも前期型と後期型、あるいはCD-34のように中期型というのもあったけど、これほど違うモデルも珍しいのではないでしょうか!?前期型後期型電源部/コントロール回路は同じだけど、肝心のオーディオ回路がほとんど別物‼️前期型後期型前期型の方はオーディオ回路が別基板で大容量コンデンサーも搭載しているのに対して、後期型では電源/デジタルコントロール回路/オーディオ回路が一体の基盤上にありコンデンサーも数は増えてるけど小容量になっているのでコストダウンされてると思われる方も多い
昨年末、ヤフオクでノイズが混じるジャンク品を落としたものの、そのまま放置していたもの。SOULNOTEのsa1.0などをFundamentalにチューニングに出すかどうか迷ってたら、そう言えばと思い出したので引っ張り出して来た。症状を確認したら左チャンネルからの音がゴソゴソガサガサとノイズまみれなものの、音は出てる。「これはボリュームかなぁ」と思い調べて見ると、AMP5300Rのボリュームコントロール回路はDIGM(DigitalIntelligentGainManagement)を採用