ブログ記事377件
GWも終わりましたが、いかがお過ごしでしょうか。私はGWと言っても、どこに行けるというわけではないので、毎日何かしら仕事をしているという感じでした。在宅ワークになってから、80年代くらいからの流れを洋書や日本の雑誌、当時のカタログやスクラップを整理しながら再検証しています。昨今は様々なスタイルやアイテムがリバイバルしているので、当時を振り返るのも自分にとってはとても有意義なことです。今回は自分が持っているMEN'SCLUBのバックナンバーで一番古い1
秋冬モノも少しずつ入荷して来ていますが、自分はかなり出遅れて今頃春夏ものをせっせっと購入しています(笑)。まあ、自分の買い物はあまり流行に左右されないものばかりで、短い夏が終わっても来年も使えるものなので、この時期でも欲しいものがあれば何も躊躇せずに買います。今回は、そんな最近購入したものをご紹介します。軽く紹介するつもりが、いつものように長文になってしまいました(苦笑)。かなり色々書いていますが、お付き合いください。久しぶりにプルオーバーの
久しぶりに日本製のデニムを購入しました。今回選んだのがヨーロッパのセレクトショップでも多く展開されているRESOLUTE(リゾルト)BEAMSでも数年前に展開していて、BEAMSFのスタッフがはいていることもあり、数あるドメスティックデニムブランドの中から今回はリゾルトを選びました。モデルは710というリーバイス501の66モデルをモチーフにしています。リゾルトのカタログには細身のストレートと書かれていますが、ここ数年はいて
先週末、岡山に出張でした。要件は、BEAMS岡山店で行われたBEAMSTHANKSDAYSでトークショーを行うため。岡山は初めてと言っていましたが、岡山駅から岡山店に向かう道を歩いていたら、なんだか見覚えのある風景・・・店に到着すると、アレ?やっぱり来たことあるぞと・・・岡山の皆様大変失礼しました。岡山店が今のビルの3階から1階に移転した時に来ていました。もの覚えのいい自分が度忘れするなんて、還暦を向かえて本当にボケてしまったのではないかと思っ
2018年春夏のカタログが発行されました。プレス内覧会でもディスプレイに使ったSTILELATINOのストライプのブレザーや、BRILLAのホワイト×ネイビーのウインドウペン、LARDINIのストライプジャケット等など、私が気になっているアイテムもたくさん掲載されています。今年はBEAMSFが誕生して40周年なので、40周年について私が語っているページもあります。40周年の足跡とこだわり、これからの展望、
先月27日に還暦を迎えました。還暦だからといって特別な思いがあるわけでもなく、毎年のように普通に誕生日を迎えたという感じです。誕生日のお祝いは、お洒落で派手な店は嫌なので、リラックスして食事ができる店にしました。そのお店は、初台の路地裏にひっそりと佇むイタリアンのお店”MANGIAFUOCO”2018年にオープンした比較的新しいお店ですが、あるご縁があってコロナ禍に一度伺ったのですが、その後数回予約が取れず、今回は自分にはめずらしく1週間前に予約して
先週末は2024年春夏のプレス内覧会でした。半期に一度メディア関係の方々をご招待して、次シーズンのラインナップを見ていただく大事な会です。今回のBEAMSFとBRILLAコーナーのメインディスプレイは、ホワイトとナチュラルでまとめました。来シーズンは多くのサプライヤーがホワイトやナチュラルカラーを展開しているということもありますが、隣のBEAMSPLUSのコーナーが色柄を使ったコテコテなディスプレイなので、それ
最近インスタライブで80年代や90年代の話をすることが多いですが、色々資料を探していたら1995年秋冬のBEGINの特集ページの冊子が出てきました。内容を改めて見ると、当時のBEAMSのドレスクロージングがどのような感じだったのか、とても分かりやすく掲載されているので、今回はその内容に少し触れてみたいと思います。最初の見開きページはBEAMSFとINTERNATIONALGALLERYのスーツスタイルの紹介。この年の秋冬の
なんとなく言葉ばかりが先行している感のある”パリっぽい”とか”フレンチっぽい”という表現・・・ファッション業界の中でも”パリっぽいとかフレンチっぽいというのはどんな感じですか?”という戸惑いの声が聞かれるのに、一般の方たちはもっと”なんのことだかよくわからない”というのが実情ではないかと思います。このブログでなんども80年代のフレンチアイビーについては触れてきましたが、もう少し幅を広げて、私が実際に経験してきた80年代から90年代のフレンチアイビーやフレンチトラディショナル
MR_BEAMSVOL.09が発行されました。今回のテーマは”この一歩は、春のせいにして”リコメンドアイテムのトップページは、私のおススメのオーベルジュのバルカラーコート無理に押し込んだわけではありません(笑)恒例の中村ノート巻頭でいろいろ語っていますが、特に難しいことは言っていないので、さらっと読んでください。最近難しいことをいろいろ語るのが苦手なので、今シーズンの流れをシンプルにお伝えできればと思っていま
先日入荷した、BEAMSFのオリジナルのナイロンバルカラーコート。イタリアのリモンタ社の生地を使い、袖は一枚袖でアンブレラヨークも付けました。カジュアルなナイロンのバルカラーでも、いっさい手を抜かないのがBEAMSのモノづくりです。スプリングコートと考えると薄手のコットン素材もたくさんあるのに、なんでナイロンなの?と思われる方も多いと思います。実はこのコート、今は無きパリのセレクトショップMARCELLASSANCEで90年代に定番として展開されていた英国製
BEAMSのオフィスの3階にあるアーカイブの展示スペース。一般の方には公開していないのですが、創業の1976年から現在までのアーカイブアイテムが展示されています。1978年からスタートしたBEAMSFのコーナーもあります。オープン当時から展開していたブレザーやSALFORD(当時のシャツのオリジナルネーム)のバンドカラーやレギュラーカラーのシャツ、ネルのチェックのボタンダウン、ノベルティーのキーフォル
1985年8月に発行されたPOPEYEの”パリの若者学”という特集号。当時のパリの10代の若者たちのライフスタイルを紹介しています。このブログでも何度か紹介している1984年に発行されたフレンチアイビーの特集に継ぐ号だったので、自分の記憶の中にもかなり色濃く残っていたのですが、この号自体は家で探しても見つからないので、ずっと探していました。先日BEAMSのアーカイブルームのスタッフが八幡山の古本屋で見つけてくれて、38年振りに内容をチェックすることが出来ま
80年代中頃に購入したWALKOVERのホワイトバックス。昨年何回か履いてクローゼットにしまいっぱなしにしていたら、汚れやシミだらけになってこのありさま(苦笑)。普通こんな状態になったら慌ててしまうところですが、私にとっては”汚れちゃったな~”くらいの感じなんです(笑)。何故そんなお気楽な感じかと言えば、ホワイトバックスは汚れてしまっても簡単な手入れで綺麗にすることができるんです。用意するものは白いチョーク。黒板に字を書く普通の
今くらいの季節になると、夏に向けて気軽で気楽に履ける靴が欲しくなります。毎年何かしら購入していますが、今年は数年前から欲しかったローファーを購入しました。そのローファーがSEBAGOのビーフロールローファー。IVY世代の自分にとっては70年代から知っている懐かしいブランドですが、以前からイタリアのセレクトショップで見かけることも多く、なんとなく気になっていました。3年くらい前に急に欲しくなり、ネットで買うこともできたのですが、試着をしたことがなかったのでサイズ
イタリアに行っても街中でフェラーリやランボルギーニを見かけることはあまりありません。ミラノのモンテナポレオーネのような高級店が並ぶエリアは別ですが、東京の方がよほど走っているのを見かるというのが実情。ミラノでもフィレンツェでも大通りから裏道に入ってしまえばかなり道が細いので、小回りが利くコンパクトカーは日常の脚としてはとても重要です。イタリアを代表するコンパクトカーと言えばFIAT500。2007年に発売されて以来イタリアでの人気は全く衰えず、現在も街中で一番見かけるコ
今年は2月がとても暖かく、春が早く来るかと思いきや、3月に入り寒の戻りがあり、ニットも薄手のメリノウールのクルーネックやカーディガンが手放せませんでした。4月に入り気温も安定してきたので、新しい春ニットを購入しました。プレスルームのBEAMSPLUSのコーナーで見つけたストライプのカーディガン。REMIRELIEFのインディゴのストライプカーディガンインディゴ色のマルチストライプがかなり刺さり、入荷した日にBEAMSP
STILELATINO史上初の仮縫い付きのスミズーラが仕上がってきました。二度の仮縫いを行い、採寸から13ヶ月かけて完成しました。この話が持ち上がったのが、コロナ禍後初めて行った2023年1月のイタリア出張で、フィレンツェにある私が大好きなTrattoriadaruggero(トラットリアダルジェーロ)でVINCENZOATTOLINIと会食をした時でした。30年以上バイイングをしてきて、これまで数多くのテーラーや様々なレベルの既製服を見てきた
オールデンについて調べたいことがあり、昨年発行された2ndのバックナンバーのALDEN特集を取り寄せました。調べたいというのは、この表紙の靴のこと。オールデンファンの方なら知らない人はいない、通称V-TIP(正式なモデル名はARGONQUIN)。このモデル、今はアメリカ色の濃いモデルと思っている方が大半だと思いますが、もともとはパリの伝説のセレクトショップ”HEMISPHERES”(エミスフェール)が洋服屋としては初めてオーダーしたもので、我々世代に
例年どおり、お盆休み真っただ中に新潟に帰省しました。一人暮らしの父親も来月で88歳。少ない年金と仕送りでなんとか生活していますが、身の周りの事は全部自分でやっているので、お盆と正月は暮らしぶりと健康状態を確認するためにも必ず帰省しています。帰省した日はいつも外食ですが、これがなかなか大変。「なにが食べたい?」と聞くと「なんでもいい」と言うのですが、なんでもいいわけでもなく・・・(苦笑)11日は祭日だったので、新潟の飲食店はどこも予約でいっぱい。
1月末から2月末までは国内の展示会のシーズンなので、このところ毎日展示会周りで忙しくしています。さらに店舗のイベントや動画の収録や取材などもあり、バタバタしていて自分のSNSは後回し・・・なので、ブログも書く時間がなく、ちょっと間が空いてしまいましたが、今回も1月のヨーロッパ出張レポートです。前回に続きカラー編です。<GREEN>グリーンは明るめのトーンがメインになっていました。ダークグリーンも英国的な深みのある
少し前からマイブームでミリタリーウオッチやクロノグラフに着けているヴィンテージストラップ。ヴィンテージ加工を施したトスカーナレザーなどを使い、根元と剣先部分にハンドステッチを施してあるのが特徴で、2~3年くらい前からイタリアで大流行し、現地のファッション業界人達の間でもちょっとしたブームになっています。私も数本所有していますが、使っているうちにひらめいて、クロコダイルを使ったヴィンテージストラップが欲しいなと思いネットで調べましたがヒットするものはなく、知り合いの
一ヶ月ぶりの更新です。サボっていたわけではありません・・・COLONYCLOTHINGの10周年でシンガポールに行って、帰国後に広島店のトークイベントに行って、さらに2024春夏のNAKAMURANOTEの締め切りに追われ・・・ブログを書く時間が全くありませんでした。と言うことで、久しぶりの更新ですが、今回は最近購入した靴のお話です。夏になると服も軽くなり、色も明るくなるので足元も軽く見
ここ数年、毎年買おうと思いつつ買いそびれているシアサッカーのスーツ。買いそびれているいる理由は、オーダーで作ろうか既成を買おうか迷っているうちにシーズンが終わってしまうから…そんなこともあり、春夏の展示会に行った時に刺さったシアサッカーのスーツ(セットアップ)をバイイングしたので、春夏はこれを購入しようと思っています。そのセットアップスーツがコレです。以前4ボタンのダブルのブレザーをご紹介した、DOPPIAAのジャケットとパンツのセットアップ。刺さったポイン
先週末にヨーロッパ出張から帰りました。今回はフィレンツェ、ミラノ、ロンドンの3都市を12日間で回りました。正月の北陸の地震で帰省先の新潟市も震度5強の揺れ。幸い被害はなかったのですが、新幹線が止まり東京へ戻れない可能性もありました。なんとか一日半で復旧し東京へ戻り、一日だけ出社し出張の準備をして8日の朝の便でフィレンツェに向かいました。今回のフライトはパリで6時間待ちの乗り継ぎでしたが、さらに2時間遅れてホテルに着いたのは翌日の深夜1時近く。フィレ
暫く着ていないのですが断舎利しない服が結構あります。それでも5年くらい経つとさすがに古く感じてしまい、処分するものが多くなるのですが、ずっと持ち続けているものもあります。最近はクラシックな傾向が戻ってきているので、一巡して10年以上前に着ていた服をまたクローゼットから引っ張り出して着ることが多いです。今回はそんな10年以上前に買って今また新鮮に感じている服をご紹介します。10年以上前に購入したBOGLIOLI
最近”パンツの丈の長さは長めがトレンドなので、長くしようと思いますがどうでしょうか”という質問をされることがよくあります。答えは正しくもあり、間違ってもいます・・・どういう事かというと、それはパンツのシルエットや裾幅によって変わるものなので、なんでも長くすればいいということではないのです。私がイタリア出張で撮ってきた画像で具体的に検証してみたいと思います。短く感じてきて長くしようと思っている方は、おそらくこのくらいの長さにしているのかなと思
先日インスタにアップしたミリタリーウオッチ。5年前にBEAMSで展開していたMARATHONのミリタリーウオッチです。展開していた頃はとても人気があったので、何度も追加オーダーしていたのですが、売れ方が落ち着いた頃に展開をやめてしまい、結局買いそびれてしまいました。定番として継続展開したかったのですが、BEAMSは時計に関してはレザーグッズのように定番として継続展開することがほとんどないので、ある一定の期間展開するとやめてしまうんです・・・10年くらい前は筆記具や
前から探していたベーシックなトートバッグ。BEAMSの全セクションで展開しているものを探せばかなりのバリエーションがあるのですが、自分が求めている基準を満たすものがなかなか見つからず、何かしら妥協しないと難しいのかなと思っていました。そんな時、知人からフランス製のウィメンズのトートバッグがあるので展示会に見に来て欲しいと連絡があり、実際にサンプルを見てみるとこれがなかなかいい雰囲気。そこで、サイズをメンズ用に変えて展開した方が面白いと思い別注したのが、このトートバッグです。
最近お買い物の相談で買おうと思っているものが、どれだけ長く着られるかと言う質問が結構あります。どのくらい長く着られるかは人によって年数も違うと思いますが、20年後も着られるかと言えば難しいと言うしかありません。難しいというのは勘違いしてほしくないのですが、20年間ずっと買った時と同じ気分で着続けることが難しいということで、着られなくなるということではありません。これは私の個人的な感覚ではなく、お客様の動向を何十年も見続けた経験から導いた自分なりの答えです。今日