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一ヶ月ぶりの更新です。サボっていたわけではありません・・・COLONYCLOTHINGの10周年でシンガポールに行って、帰国後に広島店のトークイベントに行って、さらに2024春夏のNAKAMURANOTEの締め切りに追われ・・・ブログを書く時間が全くありませんでした。と言うことで、久しぶりの更新ですが、今回は最近購入した靴のお話です。夏になると服も軽くなり、色も明るくなるので足元も軽く見
夏はまだまだ先だと思っている方が大半だと思いますが、自分は毎年6月の二週目からイタリア出張に行くので、その頃イタリアはもう30度超えの気温で真夏と変わりません。なので、あと2ヶ月で夏が来るという感覚なのです。そのようなこともあり、一般の方に比べると少し早いですが、すでに夏に向けてアイテムも色々購入し始めています。前回のニットに続き最近購入したものをご紹介します。BLUBREのボーダースキッパーブログやMR_BEAMSCHANNEL
今年は2月がとても暖かく、春が早く来るかと思いきや、3月に入り寒の戻りがあり、ニットも薄手のメリノウールのクルーネックやカーディガンが手放せませんでした。4月に入り気温も安定してきたので、新しい春ニットを購入しました。プレスルームのBEAMSPLUSのコーナーで見つけたストライプのカーディガン。REMIRELIEFのインディゴのストライプカーディガンインディゴ色のマルチストライプがかなり刺さり、入荷した日にBEAMSP
STILELATINO史上初の仮縫い付きのスミズーラが仕上がってきました。二度の仮縫いを行い、採寸から13ヶ月かけて完成しました。この話が持ち上がったのが、コロナ禍後初めて行った2023年1月のイタリア出張で、フィレンツェにある私が大好きなTrattoriadaruggero(トラットリアダルジェーロ)でVINCENZOATTOLINIと会食をした時でした。30年以上バイイングをしてきて、これまで数多くのテーラーや様々なレベルの既製服を見てきた
最近”パンツの丈の長さは長めがトレンドなので、長くしようと思いますがどうでしょうか”という質問をされることがよくあります。答えは正しくもあり、間違ってもいます・・・どういう事かというと、それはパンツのシルエットや裾幅によって変わるものなので、なんでも長くすればいいということではないのです。私がイタリア出張で撮ってきた画像で具体的に検証してみたいと思います。短く感じてきて長くしようと思っている方は、おそらくこのくらいの長さにしているのかなと思
先月からスタートした、80年代から90年代のフレンチアイビーやフレンチトラディショナルを代表するアイテムを紹介する連載”フレンチなアイテム”今回はフィッシュマウスラペルのジャケットとスーツについてです。フィッシュマウスラペルって聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。ラペルの下襟が少し上衿側に上がった襟で、ゴージの刻みが魚の口のように見えるのでフィッシュマウスと言われています。自分が初めてこの襟を見たのは、1989年に初めて出張でパリに行
インスタライブの質問コーナーをやると、必ず質問があるジャケットの襟の汚れ。Tシャツやクルーネックのニットを着た時の、襟の汚れに対する予防策や対処方法を教えてほしいという質問。自分はあまりジャケットのインナーにTシャツやクルーネックを着ないのですが、インスタの画像を探してみたら数枚ありました。あまりに似合っていませんね(苦笑)。自分は仕事柄多くのジャケットを持っているので、同じジャケットを頻繁に着ることがないのと、Tシャツやクルーネックのニットを着ることも少ないので、ジ
MR_BEAMSVOL.09が発行されました。今回のテーマは”この一歩は、春のせいにして”リコメンドアイテムのトップページは、私のおススメのオーベルジュのバルカラーコート無理に押し込んだわけではありません(笑)恒例の中村ノート巻頭でいろいろ語っていますが、特に難しいことは言っていないので、さらっと読んでください。最近難しいことをいろいろ語るのが苦手なので、今シーズンの流れをシンプルにお伝えできればと思っていま
なんとなく言葉ばかりが先行している感のある”パリっぽい”とか”フレンチっぽい”という表現・・・ファッション業界の中でも”パリっぽいとかフレンチっぽいというのはどんな感じですか?”という戸惑いの声が聞かれるのに、一般の方たちはもっと”なんのことだかよくわからない”というのが実情ではないかと思います。このブログでなんども80年代のフレンチアイビーについては触れてきましたが、もう少し幅を広げて、私が実際に経験してきた80年代から90年代のフレンチアイビーやフレンチトラディショナル
このところ急に暖かくなってきてきました。いきなり気温20度って、何を着ていいか困りますよね。この時期は厚手のニットを薄手にしたり、ジャケットも軽いものにしたり、オーバーコートをコットンのコートに変えたりと、色々工夫をしながら春に向かうという感じです。秋冬モノであっても、春っぽい色づかいをするというのも大事ですね。なんとなく春めいてきましたが、今回も1月のヨーロッパ出張のレポートです。今回はアイテム&トピックス編です。<OVERCOAT>カジュアル傾向なのでショ
1月末から2月末までは国内の展示会のシーズンなので、このところ毎日展示会周りで忙しくしています。さらに店舗のイベントや動画の収録や取材などもあり、バタバタしていて自分のSNSは後回し・・・なので、ブログも書く時間がなく、ちょっと間が空いてしまいましたが、今回も1月のヨーロッパ出張レポートです。前回に続きカラー編です。<GREEN>グリーンは明るめのトーンがメインになっていました。ダークグリーンも英国的な深みのある
先週末にヨーロッパ出張から帰りました。今回はフィレンツェ、ミラノ、ロンドンの3都市を12日間で回りました。正月の北陸の地震で帰省先の新潟市も震度5強の揺れ。幸い被害はなかったのですが、新幹線が止まり東京へ戻れない可能性もありました。なんとか一日半で復旧し東京へ戻り、一日だけ出社し出張の準備をして8日の朝の便でフィレンツェに向かいました。今回のフライトはパリで6時間待ちの乗り継ぎでしたが、さらに2時間遅れてホテルに着いたのは翌日の深夜1時近く。フィレ
暖冬と言われてきましたが、例年通りクリスマス近くになると寒波がやってきます。私の生家のある新潟市でも先週はかなり雪が降ったようです。自分はあまりダウンは着ないのですが、そのかわりオーバーコートはよく着ます。なので、暖冬であろうが寒波であろうが、毎年何かしら新しいコートを新調しています。最近古いコートを何着か断捨離して新しいコートを購入したので、今日は新しくクローゼットに仲間入りしたコートをご紹介します。MACKINTOSHのBALFIEL
先週末は2024年春夏のプレス内覧会でした。半期に一度メディア関係の方々をご招待して、次シーズンのラインナップを見ていただく大事な会です。今回のBEAMSFとBRILLAコーナーのメインディスプレイは、ホワイトとナチュラルでまとめました。来シーズンは多くのサプライヤーがホワイトやナチュラルカラーを展開しているということもありますが、隣のBEAMSPLUSのコーナーが色柄を使ったコテコテなディスプレイなので、それ
2024年春夏のプレスサンプルもかなり集まり、自分のリコメンドアイテムも揃ってきたので、今回は今の時点でお見せできるリコメンドアイテムをご紹介します。まずは軽いものから。BLUBREのボーダースキッパー。昨年大人気だったスキッパーに細いボーダーを乗せたBEAMSの別注モデルです。BLUBREのスキッパーは個人的にも好きで夏場の休日にかなり着ていたので、ボーダーのスキッパーは個人的にも着たくて別注しました。子供っぽくならないようにボーダーの幅にはこだ
イタリアに行っても街中でフェラーリやランボルギーニを見かけることはあまりありません。ミラノのモンテナポレオーネのような高級店が並ぶエリアは別ですが、東京の方がよほど走っているのを見かるというのが実情。ミラノでもフィレンツェでも大通りから裏道に入ってしまえばかなり道が細いので、小回りが利くコンパクトカーは日常の脚としてはとても重要です。イタリアを代表するコンパクトカーと言えばFIAT500。2007年に発売されて以来イタリアでの人気は全く衰えず、現在も街中で一番見かけるコ
以前このブログでも少し触れましたが、1月と6月のPITTIUOMOの会場を見てもドレスのカジュアル化が進んでいるように感じました。日本と違いネイビーやブラックの化繊系セットアップスーツを着ている人はそれほどいませんが、テーラードジャケットやスーツにTシャツやスニーカーを合わせてドレスダウンするようなスタイリングはかなり見られました。特にスニーカーを合わせるコーディネートは本当に多かったです。自分が撮ってきたスナップは自分なりに理解できるスタイリング
YVESSAINTLAURENTRIVEGAUCHEの1989年秋冬のカタログのスタイリング。タータンチェックのジャケットにタータンチェックのシャツを重ね、ドットのネクタイを合わすと言う、かなりコッテリとしたコーディネート。ちなみに、当時のパリでは綺麗な色のダッフルコートが流行っていたので、サンローランのようなブランドでもこのような綺麗な色のダッフルコートを展開していました。今シーズンBEAMSで展開しているINVERTEREのロイヤルブルーがコレに近い
BEAMSのオフィスの3階にあるアーカイブの展示スペース。一般の方には公開していないのですが、創業の1976年から現在までのアーカイブアイテムが展示されています。1978年からスタートしたBEAMSFのコーナーもあります。オープン当時から展開していたブレザーやSALFORD(当時のシャツのオリジナルネーム)のバンドカラーやレギュラーカラーのシャツ、ネルのチェックのボタンダウン、ノベルティーのキーフォル
先週末、岡山に出張でした。要件は、BEAMS岡山店で行われたBEAMSTHANKSDAYSでトークショーを行うため。岡山は初めてと言っていましたが、岡山駅から岡山店に向かう道を歩いていたら、なんだか見覚えのある風景・・・店に到着すると、アレ?やっぱり来たことあるぞと・・・岡山の皆様大変失礼しました。岡山店が今のビルの3階から1階に移転した時に来ていました。もの覚えのいい自分が度忘れするなんて、還暦を向かえて本当にボケてしまったのではないかと思っ
先日ウエスタンシャツを2枚新調しました。一枚はGUYROVERのシャンブレーウエスタンシャツ。持っているシャンブレーのウエスタンシャツがかなり色落ちしてきたので、綺麗目なシャンブレーのウエスタンが欲しくなり購入しました。今までGUYROVERのウエスタンシャツはXSを着ていましたが、最近はもう少しゆとりがあった方が気分なので、今回はワンサイズ上げてSサイズを購入しました。もともとこのモデルはスリムなシルエットなので、ワンサイズ上げてもゆったりと
MR_BEAMSCHANNELで今シーズンおススメのスーツとして紹介した、BEAMSF45周年スペシャルのスーツ。動画を見ていない方は、”普通の無地のスーツ”と思われるかもしれませんが、それが違うんです。生地は80年代後半から90年代中頃まで、BEAMSFの定番として長く使われていたCANONICOのSUPER100’Sの生地を復活させました。この生地は私がBEAMSFのバイヤーになってから現在まで、BEAMSFの歴史の中
先週末は台湾出張でした。用件は台北の新しい商業施設DIAMONDTOWERSにオープンするショップのオープニンングイベントであるトークショーを行うため。今まで何度もオープンが延期になり、今回は間違いなくオープンするということで、羽田から早朝のフライトで台北入りしました。ホテルに着きチェックインするもアーリーチェックインはできず、荷物を預けロビーで台湾のスタッフを待つこと10分。台湾のスタッフが来るや否や第一声が「明後日のオープンは延期になりました」という衝撃の一言
先月27日に還暦を迎えました。還暦だからといって特別な思いがあるわけでもなく、毎年のように普通に誕生日を迎えたという感じです。誕生日のお祝いは、お洒落で派手な店は嫌なので、リラックスして食事ができる店にしました。そのお店は、初台の路地裏にひっそりと佇むイタリアンのお店”MANGIAFUOCO”2018年にオープンした比較的新しいお店ですが、あるご縁があってコロナ禍に一度伺ったのですが、その後数回予約が取れず、今回は自分にはめずらしく1週間前に予約して
例年どおり、お盆休み真っただ中に新潟に帰省しました。一人暮らしの父親も来月で88歳。少ない年金と仕送りでなんとか生活していますが、身の周りの事は全部自分でやっているので、お盆と正月は暮らしぶりと健康状態を確認するためにも必ず帰省しています。帰省した日はいつも外食ですが、これがなかなか大変。「なにが食べたい?」と聞くと「なんでもいい」と言うのですが、なんでもいいわけでもなく・・・(苦笑)11日は祭日だったので、新潟の飲食店はどこも予約でいっぱい。
PITTIスナップ、ドレス編、ドレスダウン編に続き、今回はカジュアル編です。私がカジュアルを語るのもどうかと思ったのですが、現状のPITTIで見かけるカジュアルスタイルにも色々思うことがあり・・・コーディネートの評論のようになっている部分もありますが、客観的に見た今のPITTIのカジュアルスタイルについて書きました。今や良くも悪くもなんでも有り状態のカジュアルスタイルなので、難しく考えず見ていただければと思います。サファリ風ジャケットに白Tシャツ、ベージュ
6月の出張ではドレスアップした人だけでなく、ドレスダウンからカジュアルスタイルの人まで、様々なスタイルの人のスナップを撮ってきました。ドレスダウンと言っても、クラシックなジャケットやスーツを着崩したスタイルと言うことではなく、昨今日本でも多く見られるセットアップスーツも含めた様々なジャケットやスーツの着こなしです。今回は先回のドレス編に続き、ドレスダウンした人のスナップを紹介します。自分が気に入ったコーディネートということではなく、客観的に見た今のドレススタイルの様々な
秋冬モノも少しずつ入荷して来ていますが、自分はかなり出遅れて今頃春夏ものをせっせっと購入しています(笑)。まあ、自分の買い物はあまり流行に左右されないものばかりで、短い夏が終わっても来年も使えるものなので、この時期でも欲しいものがあれば何も躊躇せずに買います。今回は、そんな最近購入したものをご紹介します。軽く紹介するつもりが、いつものように長文になってしまいました(苦笑)。かなり色々書いていますが、お付き合いください。久しぶりにプルオーバーの
バイイングを初めて30年以上経ちますが、出張の画像は人任せにせず自分でずっと撮り続けて来ました。スナップが流行り始めてからは、スナップはプレスのスタッフが撮っていましたが、最近はプレススタッフの同行もないので、前回からは私が自らスナップを撮るようになりました。空いている短い時間に撮影しているので、それほど多くの画像はありませんが、今回は先月のPITTIUOMOで撮ってきた画像の中からドレススタイルに絞ってお見せします。白いジャケットにネイビーパンツの二人。
久しぶりの更新です。出張中もブログをアップしたのは一回だけ・・・サボっていたわけではありません(苦笑)。コロナ前は深夜でも寝ずにブログを書いていましたが、体調管理を優先させるために少しやり方を変えました。具体的にはブログを書けない分インスタライブでリアルな情報を動画配信する手法を1月の出張から始め、今回もPITTIUOMOではSTILELATINOとBELVEST、ミラノではTAGLIATOREとLARDINI、DRUMOHRのショールームでライブを配信しました。