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先日インスタにアップしたミリタリーウオッチ。5年前にBEAMSで展開していたMARATHONのミリタリーウオッチです。展開していた頃はとても人気があったので、何度も追加オーダーしていたのですが、売れ方が落ち着いた頃に展開をやめてしまい、結局買いそびれてしまいました。定番として継続展開したかったのですが、BEAMSは時計に関してはレザーグッズのように定番として継続展開することがほとんどないので、ある一定の期間展開するとやめてしまうんです・・・10年くらい前は筆記具や
前から探していたベーシックなトートバッグ。BEAMSの全セクションで展開しているものを探せばかなりのバリエーションがあるのですが、自分が求めている基準を満たすものがなかなか見つからず、何かしら妥協しないと難しいのかなと思っていました。そんな時、知人からフランス製のウィメンズのトートバッグがあるので展示会に見に来て欲しいと連絡があり、実際にサンプルを見てみるとこれがなかなかいい雰囲気。そこで、サイズをメンズ用に変えて展開した方が面白いと思い別注したのが、このトートバッグです。
最近お買い物の相談で買おうと思っているものが、どれだけ長く着られるかと言う質問が結構あります。どのくらい長く着られるかは人によって年数も違うと思いますが、20年後も着られるかと言えば難しいと言うしかありません。難しいというのは勘違いしてほしくないのですが、20年間ずっと買った時と同じ気分で着続けることが難しいということで、着られなくなるということではありません。これは私の個人的な感覚ではなく、お客様の動向を何十年も見続けた経験から導いた自分なりの答えです。今日
コロナ禍になってから会食も減り、ローカルな店ばかり行くようになったので、すっかり街中の店が遠のいてしまった私。久しぶりに都会の空気を吸いながら食事がしたくなり、数年ぶりに白金のROZZOSICILIAに行ってきました。昨年末に久しぶりに連絡したら満席で予約が取れず、その前に行ったのはコロナ禍前だったので、3年ぶりくらいでしょうか。今年ミシュランのビブグルマンをとって、大繁盛で予約が取れないと聞いていたので、ダメもとで連絡したら前日に予約が取れました。とても久
梅雨入り間近でジメジメした日が多くなってきました。今まで快適だったジャケットやスーツスタイルも、展示会で歩き回ると汗をかいて上着を脱ぎたくなることが多くなってきました。そろそろ真夏に向けてアイテムを新調したいと思い、最近色々買い足しています。今回は最近購入した真夏に向けてのアイテムをご紹介します。BLUBREの別注スキッパーポロ毎シーズン別注のニットを展開しているBLUBRE。今シーズンの別注はニットのスキッパーです。
以前このブログでも何度かご紹介した、義父が営んでいた時計店に眠っていたSEIKOのアンティークの時計。手に入れてから色々調べてみると、50年代や60年代のセイコーはなかなか奥が深く、そのストーリーを知れば知るほど愛着がわき、最近よくつけています。今日はその中で特に気に入っている4本と、今欲しいと思っている特別なセイコーの時計をご紹介します。GRANDSEIKODIASHOCK5722-99911967年に発売されたグランドセイコーのセ
夏はまだまだ先だと思っている方が大半だと思いますが、自分は毎年6月の二週目からイタリア出張に行くので、その頃イタリアはもう30度超えの気温で真夏と変わりません。なので、あと2ヶ月で夏が来るという感覚なのです。そのようなこともあり、一般の方に比べると少し早いですが、すでに夏に向けてアイテムも色々購入し始めています。前回のニットに続き最近購入したものをご紹介します。BLUBREのボーダースキッパーブログやMR_BEAMSCHANNEL
先日ウエスタンシャツを2枚新調しました。一枚はGUYROVERのシャンブレーウエスタンシャツ。持っているシャンブレーのウエスタンシャツがかなり色落ちしてきたので、綺麗目なシャンブレーのウエスタンが欲しくなり購入しました。今までGUYROVERのウエスタンシャツはXSを着ていましたが、最近はもう少しゆとりがあった方が気分なので、今回はワンサイズ上げてSサイズを購入しました。もともとこのモデルはスリムなシルエットなので、ワンサイズ上げてもゆったりと
フレンチアイビーについての社内勉強会の資料を家で探していたら、こんな本が出てきました。1999年に発行されたESQUIRE別冊の”クラシコイタリア読本”クラシコイタリアってなに?と言う方も多いと思いますが、90年代後半にイタリアのクラシックのブームが来た時に、そのスタイルを当時のPITTIUOMOの代名詞であったCLASSICOITARIA協会にちなんで、日本ではイタリアのクラシックのことをクラシコイタリアと呼んでいました。ちなみ
昨年の5月のブログで紹介したTITOALEGRETTOのシアサッカーのスーツ。私も購入しましたが、絶妙なブラウンが好評であっという間に完売してしまいました。オーダーの着数が少なすぎたというのもありますね・・・(苦笑)店舗から来年もブラウンのシアサッカーのスーツを展開してほしいという声が多かったので、オリジナルの生地を選ぶ時にしっかりチェックしていました。そして、イメージ通りの生地が見つかり今シーズン展開したのがこのスーツ。
MEN'SCLUB1978年12月増刊号。トラッドルック特集号AMERICANTRADITIONAL。自分が高校一年生の時に発行された本です。メンズクラブを読み始めたのは中学一年生(1975年)からで、毎月購読していたので、この号も当然持っていました。記憶力が良いので表紙を覚えていて、中の内容も見たらすぐに思い出します。その記憶力を学問に活かせればもっと優秀な頭脳になっていたかもしれませんが、興味があることと無いことに対しての記憶
このところ急に暖かくなってきてきました。いきなり気温20度って、何を着ていいか困りますよね。この時期は厚手のニットを薄手にしたり、ジャケットも軽いものにしたり、オーバーコートをコットンのコートに変えたりと、色々工夫をしながら春に向かうという感じです。秋冬モノであっても、春っぽい色づかいをするというのも大事ですね。なんとなく春めいてきましたが、今回も1月のヨーロッパ出張のレポートです。今回はアイテム&トピックス編です。<OVERCOAT>カジュアル傾向なのでショ
最近お客様とお話しすると「スーツは仕事で着なくなったので必要ないんだよね」という声をよく聞きます。確かにコロナ前から春夏はクールビズもあって、ゴールデンウイーク以降はスーツを着なくていいという会社がとても多くなっていました。コロナ禍以降はリモートが普通になって、更にスーツは必要ないという人が増えました。確かに、いわゆるビジネススーツは会社に着ていく必要がないというのが世間一般の流れではあるようですが、スーツと言ってもビジネススーツだけでなく色々なテイストのスーツがあるの
夏は一年中で一番時計が目立つ季節です。同時に汗をかくのでレザーのストラップをするのが厳しい季節。メタルブレスの時計をするのが一番いいですが、シルバーのブレスの時計をずっとしているのもなんとなく単調で味気ない。そんな時に役に立つのがNATOSTRAP。以前このブログでもご紹介しましたが、今やスポーツウォッチに着けるカジュアルなストラップとして一般的にもかなり広まった感じがします。私も無地とストライプを含めて既に20本近く所有していますが、
愛車のAUDITTQUATTROが車検をむかえました。スクーバーブルーメタリック、かなり気に入っています。乗り換えるつもりもないので、今回はきっちりディーラーさんで車検お願いしました。しばらく洗車していなかったので埃だらけ(苦笑)。ディーラーさんで洗車してもらえますが、汚いまま車検に出すのも気が引けるので前日に洗車してピカピカの状態で車検に出しました。代車は小回りのきくコンパクトな車をリクエストしました。家の周りの道路事情が悪く
コロナ禍でスーツもネクタイもしなくなったという声をよく聞きます。競合他社もドレスアイテムを減らしてカジュアルアイテムを増やすショップが増えていますが、BEAMSは変わらずドレスアイテムをしっかり展開しています。と言いますか、BEAMSは世の中で言われているほどドレスが売れなくなったいうこともないんでです。それは何十年も軸をぶらすことなくしっかりドレスアイテムを扱ってきた強みなのかもしれません。と言うことで、今回は毎シーズン恒例のおススメのネクタイについてです。お
以前紹介した調布のイタリアンの名店DONBRAV0が、新しいお店を神楽坂にオープンしました。店の名前はCRAZYPIZZA。CRAZYPIZZAはDONBRAVOと同じ調布の国領ですでに一号店をオープンしていましたが、神楽坂のお店はトラットリア形態での出店。なので、神楽坂の正しい店名はCRAZYPIZZASQUARE。料理人の間でも少し話題になっているようで、先日早速行ってみました。一皿目は軽めにポテトチップスライムピンクペッパ
暖冬と言われてきましたが、例年通りクリスマス近くになると寒波がやってきます。私の生家のある新潟市でも先週はかなり雪が降ったようです。自分はあまりダウンは着ないのですが、そのかわりオーバーコートはよく着ます。なので、暖冬であろうが寒波であろうが、毎年何かしら新しいコートを新調しています。最近古いコートを何着か断捨離して新しいコートを購入したので、今日は新しくクローゼットに仲間入りしたコートをご紹介します。MACKINTOSHのBALFIEL
先週末は台湾出張でした。用件は台北の新しい商業施設DIAMONDTOWERSにオープンするショップのオープニンングイベントであるトークショーを行うため。今まで何度もオープンが延期になり、今回は間違いなくオープンするということで、羽田から早朝のフライトで台北入りしました。ホテルに着きチェックインするもアーリーチェックインはできず、荷物を預けロビーで台湾のスタッフを待つこと10分。台湾のスタッフが来るや否や第一声が「明後日のオープンは延期になりました」という衝撃の一言
今週は2023秋冬のプレス内覧会が行われました。プレス内覧会は、次シーズンの展開アイテムと方向性をメディア関係者にお伝えする半年に一度の大事な会です。今回はそのプレス内覧会の様子を少しお見せしたいと思います。今回のメインディスプレイはこんな感じでした。ラギッドなテイストと都会的なテイストの二つの流れがあるので、偏りなくコーディネートしました。ラギッドなテイストも少し綺麗な方向に振れてきているので、色を挿したりホワイトのパンツを合わ
昨年12月に表参道のISHIDA時計店で行われた新作発表のトークイベントで一目ぼれして予約した、EBERAHARDのSCIENTIGRAF(サイエンティグラフ)が先日やっと入荷し購入しました。当初1月末の入荷予定と聞いていましたが、コロナ過とウクライナ情勢でデリバリーが遅れたという感じでしょうか。洋服を含めて様々なものが納期通りにデリバリーされない状況になっています。サイエンティグラフは1961年に発売されたモデルで、当時家電製品が一般家庭にも普及し始め
バイイングを初めて30年以上経ちますが、出張の画像は人任せにせず自分でずっと撮り続けて来ました。スナップが流行り始めてからは、スナップはプレスのスタッフが撮っていましたが、最近はプレススタッフの同行もないので、前回からは私が自らスナップを撮るようになりました。空いている短い時間に撮影しているので、それほど多くの画像はありませんが、今回は先月のPITTIUOMOで撮ってきた画像の中からドレススタイルに絞ってお見せします。白いジャケットにネイビーパンツの二人。
2週間ぶりの更新です。久しぶりに少し期間があいてしまいました。先週は来春夏のトレンドノートの作成に集中していたので、ブログをアップする余裕がまったくありませんでした。そして、3連休最終日の月曜日は、我が家の大きなイベントがありました。ひとり娘の結婚式が行われ、新婦の父親としての大事な役割をしっかり果たしました。私のスーツは、この日のためにオーダーしたCUSTOMTAILOR
昨年から一本欲しいと思っていたカーゴパンツ。色々試してみましたが、シルエットが太かったり細かったり、股上が深すぎたり、ディティールや色がラギッドすぎたり・・・なかなか自分の体型とテイストにフィットするものがなく、何本も穿き比べた結果このパンツが一番シルエットと色が気に入り先日購入しました。先シーズンから展開しているNUMBERMのカーゴパンツです。太くも細くもなく適度に余裕があり、ヒップから裾にかけてのラインが綺麗なカーゴパンツです。数年前なら美脚
6月のPITTIUOMO後の週末は数年ぶりにコモに行ってきました。コモはヨーロッパ屈指のリゾートで有名ですが、近年はジョージクルーニーが別荘を建てたことでアメリカでも有名になり、アメリカ人観光客も急増しているようです。我々ファッション業界の人間にとっては、コモはシルクの一大産地として有名で、ある意味シルクファブリックの聖地とも言える場所です。今回、数年ぶりにコモを訪れたのは、私がコモのシルクファブリックのメーカーの中で最もリスペクトして
以前このブログでも少し触れましたが、1月と6月のPITTIUOMOの会場を見てもドレスのカジュアル化が進んでいるように感じました。日本と違いネイビーやブラックの化繊系セットアップスーツを着ている人はそれほどいませんが、テーラードジャケットやスーツにTシャツやスニーカーを合わせてドレスダウンするようなスタイリングはかなり見られました。特にスニーカーを合わせるコーディネートは本当に多かったです。自分が撮ってきたスナップは自分なりに理解できるスタイリング
1980年代、ロレックスは現在のように手に入れにくい時計ではありませんでした。私が初めてロレックスを買ったのは1988年。会社のあるキャンペーンで良い成績を上げ10万円の報奨金を得て、それを元手にサブマリーナのデート無しのモデル(5513)を新宿のキムラヤというディスカウントストアで¥168,000-で購入しました。今では信じられないような話ですが、当時は正規品に比べると並行輸入品がかなり安く買え、中古であればサブマリーナ(5513)でも12、3万円で買えるような時代でした
先月からスタートした、80年代から90年代のフレンチアイビーやフレンチトラディショナルを代表するアイテムを紹介する連載”フレンチなアイテム”今回はフィッシュマウスラペルのジャケットとスーツについてです。フィッシュマウスラペルって聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。ラペルの下襟が少し上衿側に上がった襟で、ゴージの刻みが魚の口のように見えるのでフィッシュマウスと言われています。自分が初めてこの襟を見たのは、1989年に初めて出張でパリに行
MR_BEAMSCHANNELで今シーズンおススメのスーツとして紹介した、BEAMSF45周年スペシャルのスーツ。動画を見ていない方は、”普通の無地のスーツ”と思われるかもしれませんが、それが違うんです。生地は80年代後半から90年代中頃まで、BEAMSFの定番として長く使われていたCANONICOのSUPER100’Sの生地を復活させました。この生地は私がBEAMSFのバイヤーになってから現在まで、BEAMSFの歴史の中
2024年春夏のプレスサンプルもかなり集まり、自分のリコメンドアイテムも揃ってきたので、今回は今の時点でお見せできるリコメンドアイテムをご紹介します。まずは軽いものから。BLUBREのボーダースキッパー。昨年大人気だったスキッパーに細いボーダーを乗せたBEAMSの別注モデルです。BLUBREのスキッパーは個人的にも好きで夏場の休日にかなり着ていたので、ボーダーのスキッパーは個人的にも着たくて別注しました。子供っぽくならないようにボーダーの幅にはこだ