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貴方の事を考えたら胸が痛くて時間も気にせずに電話を掛けた「もしもし、綾野君まだ都内に居る?」あまりにも慌てた声に吃驚した彼が心配そうな声で答える「櫻井さん、どうかなさいましたか?」「今直ぐに逢いたい!出来ればカンテラが良い」「お会いするのは構いませんただ、午前中には東京を発ちます夕方までには戻りたいと思っていますから」彼と一緒に帰る方法はないか?どんな理由を付けてでも良い貴方に逢わなきゃ・・・全てを諦めて仕舞わないように「今
いつものように朝早く起き、朝食の準備をする。今日は何にしようかな…ジュンスが好きなホットサンドにしようか…。タンタンタンタン…。キャベツを千切りにする音が響き、卵を焼くといい匂いが店中に充満した。ジェジュンの営んでいる食堂は、以前も食堂だった。しかしジェジュンが引き継ぐことになり、モダンな雰囲気に改装した。大きなガラス窓とガラス戸は、こげ茶色の木枠がレトロな雰囲気で、目隠しにアイボリーのカフェカーテン、テーブルや椅子はクルミの木で、チェストや棚も木の素材。席数は4人掛け
大宮さんのお話です。軽くBL含みますので、ご注意下さい。〜過去の記憶智Ⅰ〜おれは昔から、父には似てなかった。顔も性格も、およそ共通点というものが見つからない。顔だけをとってみれば、母に似ていたのかもしれない。だが、こちらも性格は真逆。外見こそ美しいが、気位の高い…とても我儘な母。家の事など、何もしない。それでも、政治家の妻というポジションは気に入っていたようで、毎日着飾っては、忙しそうに飛び回っていた。おれは、家政婦のキヌさんに育ててもらったと思っている。
「あの~…すみません。聞こえてますか…?」申し訳なさそうな彼の声が聞こえた。彼の顔を見たまま固まった俺に、少し鼻にかかったような柔らかい声が落ちてくる。「あっ…あぁ…平気だ」「良かった…!ほんとすみませんっ!僕、球技ホントにダメで…」彼はそう言って自分の手をペチンと叩いた。可愛い。なにしても可愛い。「本当に大丈夫です。気にしないでください」そうやって大人の余裕の笑みを浮かべてやると、彼はニコッと微笑み返しをしてくれた。目が弓なりになって、良かったぁとホ
夕食後、翔旦那はさとちの部屋で塗り絵の作成(若主人には内緒)翁はリビングのソファーに座り温かいお茶を啜りテレビを見ている何故か時代劇にはまってしまったようだ「爺、それは面白いのかい?」不思議そうな顔をして翁の横に座りテレビ画面を見る若主人「ふふ・・・どうもな・・・お江戸の話らしいんじゃが・・・全てが頓珍漢でな・・・将軍様が江戸の町・・・それも町人が住むところに来るんじゃ・・・そんな話聞いたこともなかろう?」翁の話に若主人も首を傾
弱小芸能事務所からアイドルとしてデビューした、まるで女の子のように可愛い少年元々アイドルになりたかった訳でも無くて、フリーターからの転身だった歌は元々素人としては上手い部類そんな彼は、アイドルとは言っても、ミニスカートや可愛い女性用の衣装を身に纏って歌い踊る…少し、いや、かなり変わったアイドルだ普通ならば色物扱いされてしまって、多くのひとの支持を受ける事は簡単では無いけれども、そのアイドル…つまり、俺がマネージャーとSPを担当するチャンミンは小さな劇場やライブハウスをあっという間に
『お付き合い』をするのなら、きちんと分別をつけなきゃって思っていただから、高校時代に一応彼女が居た時だって彼女の意思を尊重したいし順序立てて進みたくて、彼女の気持ちが固まるまではキス以上はしないって決めていた結局、そのまま彼女の気持ちは固まる事は無く、僕は振られてしまったのだけど彼女には他に好きなひとが出来て、それで僕はお役御免になったそれでも、もしも次に好きなひとが出来ても同じように大事にしたいと思っていたふたりでしっかり気持ちを育んで付き合って、そういう事になっても優しくリードし
当ブログへお越し頂きましてありがとうございます気象系の赤×青さんの妄想小説です※BL・18禁要素を含みます※素人の自己満小説ですこれより先はご理解頂ける方のみお進みくださいsideS入院して6日目となった今日無事に退院することができた「んーーーー!!やっぱ自宅最高♪」「んふふッ…良かったね!翔くん、退院おめでとう!!」「智くんがお見舞いに来てくれたおかげだよ…ありがとう!」「そんな…俺なんか…なんもしてないよ…」「そんなことない…お見舞いもそうだけど
ちょっと気まぐれに色々UPしてすみません。どれも最後まで書きますが、疲れてくると、ちょっと休憩に違うお話をUPします。*色々保管庫なので。前のアカウントでも書いていましたが。今回はCPを変えて掲載します。ここは、翔くんファンが多いので。シーズン2は大宮さんだし、新作のシーズン3を書きたいこともあって。3では相葉君を出したいなあって思ってます。(いつに、なるんだろうかとは思う。間に合うかな)嵐妄想小説BL&ブロマンス小説潤翔&翔潤+ニノちゃん。SFファンタジー。S
自分の足で立って大地を踏みしめるその感触を味わうのが千年ぶりそりゃ、燥ぎたくなる気持ちも分からないでもないそれに・・・悲劇の若き長は年齢もかなり若いおじさんと呼ばれる年代に差し掛かってる二人には山道はかなりきつい(あまり運動してないからな)「剛君、運動部みたいなの立ち上げた方が良いかもな」「運動部ですか?」息を切らしながら目をまん丸くする「いきなりは無理だから朝の朝礼でラジオ体操をするとか?」大概の会社は朝礼中に軽く体操をする
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m<theviewfromChangmin>ジュースを持って部屋に戻ると、ユノはゲーム雑誌を読んでいた僕のことをオタクか何かだと思って引かれていたらどうしようと思ったけれど、その心配はなさそうだったでも、例えそう思われていたとしても事実だから否定はしない「なぁ...チャンミンはこういうの好き?」そう言ってユノが開いて見せたのは、巻頭グラビアのペー
ユノとふたりきりの温泉旅行夕食は海の幸、山の幸をふんだんに使った懐石料理上品な味付けで、見るからに高級食材も多かった「せっかく懐石なのに何で全部…」一品ずつ提供される筈の料理けれどもテーブル中所狭しと並んでいる「やっぱり普通に運んでもらった方が良かったか?チャンミンが恥ずかしいだろうと思ったからお願いしたんだけど…次からはそうしてもらおう、ごめんな?」「…恥ずかしいのはお前のせいだろ」左隣のユノが腰を抱き寄せて来て密着する薄い浴衣姿だから肌の感触までダイレクトに伝わって来る
上毛屋の庭もすっかり春が来て沢山の花が咲き始めた「この庭は梅の里の花が遅れた影響を受けてたのか?」昨日とは全く違う庭に目をやりながら首を傾げて呟く翔旦那「今年は少しばかり寒かったからであの山の影響は受けていないがちびちゃんの歌の影響があるのだろう蒼灯が翁のお茶を飲みながら庭に咲く花を見渡しながら答えを言う「さとち殿の歌がですか?」「ああ、俺が拵えた戸から漏れたな・・・」ちょっとだけ自慢げな顔をしてにやりと笑った「だから、早咲きの花が
誰かと付き合う、好きなひとがいるこんなどきどきした気持ち、何だか久しぶりな気がする大学生活にはそれなりに夢を抱いていたし受験勉強で恋愛どころじゃあ無かったから、こんな気持ちが自分のなかにあった事が何だか新鮮で…「おはよう、チャンミン」「…おはようございます、ユノヒョン」ほぼ毎朝、電車のなかで会えるって分かっているのに、僕を見て嬉しそうに微笑みユノヒョンを見て、それが幸せで胸がぎゅうっと締め付けられるなんて…恋はまるで魔法のようで、不思議だ「奥にどうぞ、姫」「…姫って何ですか
※少し暴力的な表現があります。苦手な方、ご注意願います。Nside今までの失敗を踏まえた、スクリーニングによる候補物質の選定は出来ていた。安全性・有効性等が更に確認出来れば「治験薬」と呼ばれる段階まで漕ぎつけられる。今回こそ・・・、本当にあと一歩なんだ。早く完成させなきゃ。・・・潤君が離れていかないように。潤君をβに戻す新薬の研究の成果に一進一退を繰り返す日々は疲労と共に焦りが着いて回った。潤君の不安を取り除く為下衆な奴らから俺なりの方法で彼を守ってあげるのが本
怪我をしてモノクロの世界になった俺の前に野良君が迷い込んできたポンコツになった俺のダンスを見て『感動した』と言って目を輝かせたダンスの「ダ」の字も知らない野良君それがお世辞ではないことは分かったただ、ダンスの世界を知らない奴だからこそ褒めまくったのだろうと理解したそんな奴が俺の前でぎこちないダンスを踊る『馬鹿げてる』と思いながらも何故か突き放せなかった幼いころ、ダンスを始めたばかりの俺がそこに居た気がしたからだ昨日まで出来なかったことが今日は出来た数々の
数百年後の江戸・・・何処にも自分たちの暮らした町はない上毛屋の大きな家も若智屋の小さな店もそれがなんだか淋しくなってしまった「どうちたのわかちゃん」「いやな・・・何にも残っちゃいないんだなと思ったらちょっと寂しくなっちまった」しみじみ呟く若主人に同意するように頷く翔旦那「でもな、ここまで綺麗さっぱりなくなってると案外すっきりするものだぞ」さっきとは逆で、若主人の背中に触れてにっこり笑う「智、儂らが向こうに帰った世界がこの町になって
いつの間にか日は暮れて、ほの暗い街灯に照らされたまま、ジェジュンはベンチに座っていた。動けなかったと言った方がいいだろう。体は冷え切って、手は氷の様に冷たいのに、震える事すら忘れていた。目の前に、キッと高級車が止まる。中から、焦ったユノが下りてくるのが見えた。「ジェジュン!どうした?大丈夫か?」ジェジュンはぼんやりユノを見上げた。大好きなユノが来たのに、ジェジュンの心に怒りの炎が灯った。「なんで…ここが?…あ~…GPS?なるほどね…」「ジェジュン…?」ジェ
力を抑制する術は今のところ、大ちゃんと妖精君からの助言のみまだ何も進んではいない「みちゃくない!」そう唱えて心の目を瞑る実際それが有効なのか検証が出来ていないから分からない里に帰る際は新幹線のグリーン車1両を貸し切り(やんごとなき方だから当然なんだけど)京都駅からは車で里に戻った京都駅も特別な手配をして人混みを通らないよう配慮したらしいそれでも、寝込んだらしいからまだコツがつかめていないのかもしれない『翔兄、さっき智君から散歩に出るとライン
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m日曜日はそのまま俺の部屋で一緒に映画を観たり、それぞれが好きなように本や雑誌を読んだりして過ごし、夜は俺のベッドで一緒に眠った勿論、チャンミンを抱いてからもはや一緒に過ごす事はイコールそのまま体を重ねる事に繋がっていて、俺もチャンミンもそれが自然な流れになりつつあっただからこそ余計に、同じ屋根の下で別々の部屋を借りている事が非経済的な気がしている”一緒に住む”
「チャンミン、帰らないで?」イケメンで、モテて、人望もあって優しいそんなユノヒョンが僕を抱き締めて囁く「帰るつもりじゃ無かったです僕だって楽しみにしてたし…」だって、新作のゲームを持っているって言うからキュヒョンが言うには、人付き合いは多いけれど周りのひとを部屋に呼ぶ事なんて無いらしいから僕がユノヒョンにとって特別な友人であるようでそれが嬉しかったから「うん、だから…誤解ももう解けたよね?彼女は居ないし、棚のなかのぬいぐるみは俺のもの」少し困ったように僕を見つめて笑う
蒼の隠れ家の開店時間は午後5時お一人様向けのにショットバーだマスターは開店時間の2時間くらい前から料理の仕込みなどを始めるウェイター君の出勤時間は大体30分前が目安ただ、彼がそれを守ることはあまりない開店前の仕事は看板の上のカンテラを点ける事だと勝手に思い込んでいるからだ世間様はゴールデンウイーク彼も連休を満喫しているようだ(知らんけど)連休は残すところ今日を入れて二日「明日は10時に来るように」とマスターに言われたウェイター君思わず「なんでと聞き返した」「明日
電車で隣に女の子が座っていても、部屋のなかにどう見ても隠すように可愛いぬいぐるみを幾つも隠し持っていても、それでも彼女は居ない、だなんて言われた「俺は何回も言ったけと、チャンミンが好きだよだから、もしチャンミンに彼女が居たらショックだでもチャンミンは俺に恋愛感情なんて無い筈だよな?だからゆっくり行こうと思ってたでも、もしそうなら…どうして俺に彼女が居ると、そんなに…」「そんなの知らない、何も分からないよ…」ユノヒョンが何を言っているのか分からない分かるのは、掴まれた肩が熱くて
*BL妄想(ジョングク×ジミン)です苦手な方は閲覧ご注意ください*画像お借りしています*第1話はこちらSideJM「はぁ…」僕は今夜何回めかのため息をついた。それが部屋に響いて、ホテルの部屋は1人で使うには広いことを実感させる。最近ステージの後、ジョングクがすぐに自分の部屋に引きこもってしまう。誘っても、「作業するから…」とすげなく言われてなしのつぶてだ。最初は、アメリカ最後の夜の後、僕の体の調子が悪くなったのを自分のせいだと思っているのかと思った。それでジョングクにそう聞
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m夕飯を食べながら、数日前に故郷の古い友人から連絡が来たという話をしたその友人は地元の企業に就職し、週明けに出張でこちらに来るので会わないかと誘われている事もチャンミンは、「良かったですね」とか、「楽しみですね」とか言うでもなく、俺が話すのをただ黙ってじっと聞いて、話が途切れたタイミングで口を開いた「二人だけで会うんですか?」「え?うん、そうだよだって、そい
榎本径として宝物殿に出入りするようになり綾野君が最初に作ったのは応接室応接室は表向きで、実際は長の部屋先日、3人を呼んで話した部屋だそこに俺と画伯、和也と相葉君で向かい合って座る「改めて紹介する大野画伯は本家からお見えになった見極める者今回の儀式で大役をお願いする」「正式には元本家の人間で今は絵描きなのでそう畏まらないでいいよ今回の儀式で帝の介添えと言う大役を任されたのでちょっと緊張してます見極める者も外出は禁止のようなのでそこをどうしよ
カンテラへ続く階段をゆっくり上がっていく翔兄はもう来てるかな?カンテラ名物の独特の音を鳴らせてドアを開けるカランカラン・・・(ほんと眠そうな音)カウンターに翔兄の姿はないまだ来てないみたいだ「こんばんは・・・」「いらっしゃい」直人さんが厨房から顔をだして笑顔を向ける「サクちゃん、閉店の札出して丁度お客が途切れたから」「了!」眠そうな音を鳴らしながらドアを開けて階段をおりて看板に「close」の札をかけ戻ろうとした時、声
『チョンユンホとその彼女に居合わせた』そんな、僕の勘違いで電車を降りて、そうしたらチョンユンホが追い掛けて来て誤解は解けて…何故かステーキを一緒に食べた日から僕達の距離は何だか少し縮まった気がする結局あの日、彼は『襲っても良い?』なんて言っていたけれど僕に何をする訳でも無くて、お腹いっぱいになって楽しい気分で帰路についた途中まで一緒だったけれど、ユノヒョンは触れて来たりだとか、変な事を言って来たり、だとかも無くて、出会ったばかりなのに気の置けない友人のような…そんな心地良さす
年末年始を一緒に過ごして二人の距離は縮まったはずなのに・・・依然と全く変わりのない態度いや、前よりも冷たい同じ家で生活しているのに視線すら合うことなく会話も通り一遍の挨拶正直、避けられてるんじゃないかと勘ぐりたくなるほど距離が開いた気がする理由が分からないから余計辛い学業に専念すると言った以上そこは筋を通さないといけない毎日、大学に行き(当然なことなのだが)貴方が留学する時一緒に渡仏するための準備を始めた先の戦争で大打撃を受けた仏蘭西向こうで始めて
当ブログへお越し頂きましてありがとうございます気象系の赤×青さんの妄想小説です※BL・18禁要素を含みます※素人の自己満小説ですこれより先はご理解頂ける方のみお進みくださいsideO車の窓から見る外の景色は……雨まだまだ止みそうもなくて翔くんのことを想う俺には…余計に不安を掻き立てられる「…それで…この手、なのか…」隣の席の潤が、俺の手を触って苦しげな口調で言った「ハァァ…翔さんはリーダーの事になると滅茶苦茶ですね……最近、暴走し過ぎなんですよ